二度寝をしてしまい、慌てて松本駅まで走って大糸線に乗り込む。1時間ほどで信濃大町に到着。さあ秋冬シーズンの幕開けとなる大町アルプスマラソン。去年はこのタフなコースをフルマラソンで好走したけれど、今年はハーフマラソンでの参戦だ。あと2週間くらいスピード練習をやっておきたかったなぁと思うが時の流ればかりは仕方がない。膝や足首の痛みはどうか、筋肉の疲れは残ってないか。それぞれ若干の不安を抱えつつフル&ハーフ同時スタートの号砲を迎える。Yes! 目指せ完走!マラソン大会。
前半の下り坂から自重せず呼吸いっぱい4'00/kmを切るペースで、余裕で雑談中のフル招待選手早田俊幸とその取り巻き集団をも抜く。8km過ぎからは登り返しで標高差140mを攻略しなければならない。ここで困った問題が発生した。呼吸のリズムがスースーハーハーでは酸素が足りず、スーハースーハーでは逆に過剰となる。かといって三拍子にしてみてもリズムが合わない。どうしたらいいものかと乱れまくっているうちに、ハヤタ隊員と愉快な仲間たちにあっさり抜かれる。やつら本当にスゴい連中だ…、でもいずれは張り合う時が来るのだろうか。
それでも意外とペースは落ちておらず、概ね4'15/kmをキープして登り区間を終えた。木崎湖に向かうフルのランナーと別れて折り返し、残り5kmを競技場へ下る。この調子なら自己記録大幅更新だろう。かと言ってもう楽をして良いわけじゃない。後ろからヒタヒタと別のランナーが付いてくる。一旦抜かせてスパート勝負に持ち込むか、今のうちに逃げられるだけ逃げておくか。落ちてきたランナーを一人かわすついでに少々ペースアップしてゆさぶってみる。それでも足音はなかなか遠くならない。
もう少しであと1kmというところで異変発生。咳をした拍子に、肺がおかしくなった。ここまで呼吸の乱れを整えられなかったツケで肺がつって(?)、半分しか空気が入らなくなったのだ。脚は余っているから比較的恵まれた肺活を利用して前走者に追い付くつもりが、みるみる離されていく。後ろのランナーはもっと辛いらしくペースダウンしているのが救いか。しかし思うようにスパートが出来ぬまま、競技場に入ってゴールインした。
記録1時間25分43秒。せっかくの自己ベストなのに、課題が残る結果に喜びは半分である。ああでも男子49歳以下の部で11位/参加登録190名中というのは、このポジションでフルも走れたら面白いタイムが出せるんじゃないかと期待出来る。そのために今後スタミナ練習をしっかりせねば。
ともかく無事完走したのだからしばらくうだうだしていたいところだが、レース前に目星をつけておいたブース出店の商品をひょいひょいと買い上げ、フル選手どものゴールを待たずにそそくさと帰宅する。シャワーを浴びて礼装に着替えて、友人の披露宴が行われるホテルブエナビスタの14階へ。招待されたわけじゃなくて、カメラマンとしてどちらかといえばスタッフ側?
そうして良いと言われたから顰蹙おかまいなしで何百枚も写真を撮りまくる。食事は頂けることになったが、中座のスキに良く分からん高級食をもの凄い勢いでかっ込まなくてはならない。うっかり酒を入れてしまってからは撮影が手振れしまくったような…。こうして約4時間、汗だくになって精力的に役目をこなした。マラソンで脚を使い切らなくて本当に良かった!?
あとは二次会に参加して必死になって自分の嫁さん探しをしたいところだが、もう体力の限界だ。私は帰宅する。お二人さん、おめでとう!