先月末の塩嶺マラソンの時ほど体調のピーキングはうまくいかず、まぁ走れなくもないくらい。朝五時過ぎにnorikura1059さんが来て、代理受付で預かっていたゼッケン一式を渡し、ゆっくりと支度をしてから出撃する。
やってきましたツールド美ヶ原大会会場。雨は止んでいるけどどんよりした曇り空だ。ゴール行きのトラックに下山用の荷物を預けると間もなく開会式、始めに震災の犠牲者に対し全員起立で黙祷が捧げられる。今でも時々夢に見るあの出来事。少し涙が出る。式が終わるとしばらく暇なので、ウォーミングアップとして野球場の周りをジョギングで2周しておく。自分のスタートは8時ちょうどだ。
チャリには新型の自作マウントでカメラを搭載し、30秒前から動画撮影を開始・・・ところがよく画面を見たら残り時間1:20程となっている。やべぇ、メモリカードの空きを作っておくのを忘れた! 一旦止めて何とかしようとするが時すでに遅し。とにかく再録画を開始して、大焦りで号砲を迎える。仕方ない、そのタイムでゴールするしか・・・って無理だー。
経験上だとスタート時の混乱は好タイムのフラグ、と思い直して気を落ち着かせつつ、浅間温泉街を駆け上がり激坂へ。もう少し進んだところで早くも2分後スタートグループの先頭に追い付かれ、norikura1059さんにも抜かれる。美鈴湖まで持たなかったか。
第1チェックポイント20分25秒、第2チェックポイント38分10秒。さすがにレースとなると練習では出ないタイムで通過できるが、もう腰が痛い。中だるみしないよう注意しつつ中盤の難所ストップ坂に掛かり、ライバル達に離されて「おいおいお前らここで脚を使いすぎだろう」と思いつつ呼吸を上げて追うが一向に追い付かない。どうやら脚が終わりかけている。やはり最近低下しているスタミナという問題は克服できていなかった。
4分後スタートグループのハスタさんにも抜かれ、第3チェックポイント1:11'44"。個人的に「腰痛坂」と呼んでいる坂を登り切ると平坦や下りもある区間に入る。レース中いっときは晴れかけた天候もここでは霧。前後のクラスが入り交じってハイスピードバトルを繰り広げる、この豪快さが楽しい。
だが脚を使い切っていた私にラストスパートの余力はなく、1時間25分56秒でゴールラインを越えた。これまで9回出場して5番目のタイムで、まさに凡走中の凡走。しかし何だろう、この走り切った感の気持ち良さは。完走のご褒美バナナを頂き、預けておいた荷物を受け取って着込む。結構寒い。
動画はやはり最後の5分間を撮ることが出来なかった。悔しいけど、どうせ視界が悪くて去年と大差なかったし、また来年に挑戦だ。あと一年は松本に居座るぞ。
長野マラソンとツールド美ヶ原を最重要レースとしている自分にとって、今年はツールド美ヶ原が唯一の存在。最高のイベントを名残り惜しみつつ、慎重に下山を済ます。ランドナーに乗っていると懐かしがって声を掛けてくれる人がいるのは嬉しい。会場では豚汁だけでなく温泉まんじゅうのサービスも加わった。これは良いアイデアだね。気に入った人はお土産に買っていくだろう。
帰宅してシャワーと昼食を済ませ、また会場に戻ってkinottyさんとだべりつつ閉会式や抽選会に参加する。今日は千円高速政策の終焉に重なって猛烈な渋滞が予想されるため、遠くから車で来ている人は早々と帰途についた。よって抽選に当たる確率は高いのではと期待したが、賞品はゲット出来ず。解散。
練習状況なりの結果だったレース。来月以降に繋げていきたいが、とりあえず体を休めよう。