奏楽堂

2022 FDG東海ツアーSTAGE 03

フィールドディスカバリーゲーム in 鶴舞 (5時間ソロ) 参戦記

2022.9.10[]-11[]

日記

9月10日() 中秋トレイン
満天NAGOYA

「ぷらっとこだま」を利用して、万かつサンドをかじりつつ未来の首都名古屋に到着。やっとかめ〜、ハイ! デジタルサイネージの八十亀ちゃんがお出迎えだ。さっそく名古屋市科学館に行きたいところだが、プラネタリウムのチケットは取れるか微妙なところ。それなら則武ジャスコの満天NAGOYAでいいや。Space Voyageという番組は、上映中にスマホでの写真撮影が許可されている。普通のプラネタリウムはスマホのバックライト光だけで星像が台無しになるくらい繊細なものだが、LEDドームの無駄に明るいという利点を最大限に活かした試みと言えよう。ただ、私の低級スマホではなかなか映える写真は撮りづらい。設定を変えながら四苦八苦…これも楽しさのうちか。

地下鉄で大須に移動し、夕食を求めて商店街をさんざん歩き回ったがスガキヤというド安牌で済ます。ビルの隙間に昇る中秋の名月を眺めつつ、宿泊はルートイン東別院へ。さっさと寝る。

9月11日() つるみゃあ公園に集まってよ いきなりやったろみゃーかFDG
鶴舞公園入口

バイキング朝食をがっつり摂ってのんびりとチェックアウト、歩いて鶴舞(つるま)公園へ。あ、時間ぎりぎりになっちゃった。慌てて受付、身支度を。公園中央の奏楽堂、英語で言えばBand Standが「フィールドディスカバリーゲーム in 鶴舞」の会場となっている。昨年度シリーズ戦二位の実績で今年九月まで招待選手の権利があり、ようやくの行使だ。恥ずかしい戦いはできないが、体重は高止まりしたまま…。

Y本さんI神さんと健闘を誓い合いつつ、すでにかなり気温が上がっている9時半に熱戦がスタート。FDGシリーズ初の市街戦であり、スポット一覧が紙の表裏にびっしり79ヶ所! 安手をことごとくカットしないと5時間なんてあっという間に過ぎてしまうぞ。とりあえず御器所の3ヶ所をカットして南の高得点地帯へ一目散だが、信号の読みが下手で3時間クラスのチームにどんどん先行を許す有り様。なるほど、大通りの一本裏を行けば信号が少ないのね。

熱田神宮

競技前の戦略では、現状の走力と信号の多さを考慮して2万5千図で手のひら2個半ほどを走り回ること。終盤の時間調整として名古屋城周辺で安手を稼ぐ計画だった。待てよ、序盤に熱田神宮周辺で中得点を稼いだ方が効率が良さそうじゃね? と走りながら作戦変更。これは手遅れになる前に気付いて良かった。神宮前駅付近の線路は歩道橋で渡れる、ってのは何年か前の旅ジョグで知ってた。広い境内は走行禁止だが、脚休めと割り切ろう。FDGは競技中に使う専用アプリが特徴の一つで、目標スポットの近くでスマホを開くとワンタップで撮影モードに入れるという、嬉しい改良がいつの間にか施されていた。

それにしても中秋の翌日だと言うのにこの暑さ…予報で最高気温34℃だったっけ。所持している塩水2×500mlでは全然足りなくて、度々公園で給水したり自販機でスポドリを買い足しながらの北上となる。三時間の部にしとけば良かった、なんてことが頭をよぎる。暑さは自分に有利だが、格上の2人(組)も暑さにめっぽう強いんだよなあ。もしも東京が直下型大地震で壊滅したとしたら国立競技場になると云われる瑞穂グラウンドを経て、喫茶マウンテン付近はさすがに坂もキツい。

晴明神社

66番スポット「揚輝荘」に南東側からアプローチできると思った道がマンション敷地内で行き止まりとなり、終盤に痛い300m(2分間)のロス。アニメ「シキザクラ」の聖地なのだから予め巡礼しとけば良かった。まぁスポット捜索はむしろここまで上手く行き過ぎていたとも言える。ナゴド付近でいよいよ時間がなくなり、攣りそうな脚を騙し騙し会場へ急ぐ。信号運は良かったが、結局2分弱の遅刻となった。五時間余で41.6km走行、精一杯のことはできたから、下位に沈んだとしても後悔はないよ。

もう暑さと疲れでぶっ倒れそうになりながら、ドリンクや水被りでどうにか集計に復活する。今回は男女混合の強豪チームが不在で、高スコアは男子に集中。と言うか三位から下が真空地帯のため、遅刻による減点がありながら入賞を確保できた。また三位…すっかりブロンズコレクターである。上位はやはりS山さん擁するイヌイチームとY越さん。3人(組)ともルートは似通っていて、どれだけカットしたかの差になっていた。良くできた地図とシステムだが、強豪のルートを予測してもう一捻り欲しい。

走行ルート

現金で買おうと思ってたTシャツが副賞に付いてラッキーだし、Y越さんや女子二位のN村さんと談義出来たのも幸い。主催T内さんに挨拶しつつ、鶴舞(つるまい)駅へリーブ。銭湯に入る時間は確保できず、トイレで着替える程度。地下鉄でいりなか駅に移動し、我らが霊峰に「登山」、また喫茶マウンテンに来ちゃった。本日の罰ゲーム。暑さで食欲は無いが、甘口キウイスパ…酸味があるのに濃厚な激甘という奇峰を何とか登頂。

名古屋駅で土産にういろうを買い、帰りは新幹線のぞみの指定席を確保…B席か、まぁいい。クッタクッタのクワンクワンで東京に下る。後日、新幹線で隣の席だった人が疫病に罹ったとCOCOAアラートが来る。自分は無問題ラ。

喫茶マウンテン付近の坂 ナゴヤドーム 甘口キウイスパ

結果

ロング5時間の部 公式リザルトより
獲得得点 2553-100(遅刻2分)=2453/4000 (最高点2797, 最少点435)
獲得スポット数 37/79 (最多45, 最少13)
フィニッシュタイム 5時間01分45秒 (遅刻2分扱い)
男子順位
(チーム・ソロ同カテゴリー)
3位 (/出場21組25名中)
総合順位
(女子、混合、ファミリー、シニア含む)
3位 (/出場42組64名中)
※他にスタンダード3時間の部121名参加

リンク

表彰式(公式FBより拝借)
中村良大Facebookアルバム: フィールドディスカバリーゲーム in 鶴舞 2022
通過した全スポット証明などの写真アルバム。
フィールドディスカバリー公式
愛知、東海からやがては全国へ?

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