起床時体温(35.9℃)を一応測っておき、葛飾区から京成🚃GO!で船橋へ。JR特急「しおさい」に乗り換えて総武本線の旅が始まる。特に成東〜松岸間は初乗車なのでワクワク…だったが車窓は単調。しおさいは聞こえないし海も見えないのだ。かつては古東京湾沖の孤島だったと云う関東地方の東端、銚子市に到着。市役所併設の勤労コミュニティセンターが会場。
やって来ました第1回銚子ジオパークロゲイニング大会。千葉県オリエンテーリング協会が主催していて、きちんとしていると言うかお硬いと言うか…、大会プログラムなんかだいぶ前に流し読みした程度の自分には、受付で「チームIDは?」とか「体調管理入力は?」とか言われてもどうしたら良いか分からず詰みかけた。IDは名前から見付けてもらい、体調管理はスマホで大会プログラムPDFをダウンロードし、その中のリンクを踏んでようやく解決。ただ、募集要項に公共交通機関の案内があった点は親切で、同日開催のFDG稲武ではなく銚子ロゲを選んだ決定的な理由となっている。タイムスケジュールも特急列車の時刻を考慮して組み直されている。
長野県からK村さん達も来ている。曰くオリエンティアの強豪が集っているそうだが、彼らの大半はスプリンターで3時間クラスに居る。自分は5時間クラスで、男子ソロはエントリー8名だから入賞できそうかな…。配布された地図はガルパンばりの特殊なカーボンで、ビニール袋不要で折っても大丈夫。かつオリエンティアが作成したらしい超美麗なもの。反面、裏に印刷されたチェックポイント一覧は写真が今ひとつ不鮮明なくせに文字は細かくて見辛い。与えられた作戦タイムは10分と短めだが、その方が自分の性に合っている。10時30分に、5時間クラス68名が一斉に散る。そのまま散れお。
フィールドは予想よりやや西に広いくらいで、西側のまばらな高得点地帯を回るためには東側の密な低得点地帯で大胆なカットが必要となる。それなら先に西へ行けば良いのだけど「せっかく海に来たんだから海に行こうぜ!」が元信州人の性だから仕方ない、東から行こう。それに今日は暑くなりそうだから、意識が遠のく後半に密な市街地は走り辛いだろう。今月100kmしか走ってない練習量に見合った超スローペースで先に東から、銚子電鉄沿線のチェックポイントを拾っていく。そのうちペースも上がって行くだろう・・・上がらないわ。ともかく見えてきた、海だー!
国木田独歩詩碑へのアプローチを間違えて2分のロス。すんなり通過できれば花マルだったのに。開始1時間かけて犬吠埼、ふう。いつきても風光明媚な名所だが、灯台ではなく地層を撮らせるのがジオロゲらしい。恋アスのイノ先輩ばりに、ミルフィーユみたいな地層を頬張りながらココロアトラス気分。キャベツ畑が広がる愛宕山(標高73.6m)周辺の難解なCP配置は、長崎鼻をカットして西へ急ぐ。優勝候補のTさんが後ろから迫ってきて、つい意地を張り一時デッドヒートになるが、判断が分かれて長くは続かなかった。
ペースは下がる一方で、やはり5月にしては暑い日(最高27.2℃)だし無理をすれば脚を攣りそう。「暑さはトモダチ」だとポジティブに思っていても、キツいものはキツい。あるはずの道がヤブで通れないなど若干の不運あり。水分は手持ちの塩水2×500mlでは足りず自販機のジュースを買って飲む。西側中央の元飛行場あたりは泣く泣くカットして、ラスト1時間はずっとMチームと抜きつ抜かれつしながらゴールへ一目散。終盤意外と信号が少なく、7分も余してしまった。走行44kmは想定より短く、ぶざまだお。うなだれて自棄コーラを呷る。
閉会式中に震度3の地震が発生するが、すぐに津波の恐れはないとアナウンスされ落ち着く。入賞者に課せられる写真チェックを経て、TさんYさんに次ぐ男子ソロ3位、年間王者たるCチームにも敗れて総合4位に終わった。まーたブロンズコレクターか。上位の「真の強豪」からは掛け離れたスコアになってしまい、反省点が多々ある。私好みのフィールドとマップでずっと脳内ぐるぐる楽しかったし、賞品を持ち帰れるのも嬉しいけれど。
ジオガイドさんによる講習会が始まったけど、列車の時刻が迫っているので途中退席、ごめんなさい。優勝のTさんを捕まえてロゲ談義しつつ銚子駅へ歩き戻り、土産を買い増して特急で東京に帰る。これだけへろへろなら明日だらだら過ごしたいが、今の私にはまだ有休が無い。ブログを書くのは次の週末な。
総合点 | 1469/2000 | (最多点1600, 最少点-60) |
コントロール数 | 28/46 | (最多32, 最少10) |
男子ソロの部 順位 | 3位 | (/出場8名中) |
総合順位 (各種チーム,女子含) |
4位 | (/出場39組中) (人数は出場68名) |