国際ブラインドマラソン兼催

第33回 かすみがうらマラソン2023 (フル) 参戦記

2023.4.16[日]

日記

4月16日(日) パンツァーサブフォー

かすみがうらマラソンのくせに天気予報は極めて穏やか。体調は万全。土浦行きの常磐線普通列車は運よく座れた・・・妙だな。先月の練習量は220km程度と落ちてきているけど、レースでは初めて搭乗するカーボンプレート入り厚底シューズ（ニューバランスFuelCell RC ELITE v2）の力をもってすれば、この絶好条件でサブスリーを狙わないはずもなく。ガルパン黒森峰のサイクリングシャツを着て、ブリッツクリークなるか。

という訳で土浦駅から徒歩数分、やって来ました会場の川口運動公園J:COMフィールド土浦。農協出店のれんこんめんだけ買って、早め早めにトイレや荷物預けを済ます。先にスタートする10マイルの部が出て行ってわりとすぐ並びに行ったけど、思ったほどスタート整列の前方に並べなかったな。後から来たのに自分の前に割り込んできて、あまつさえベラベラ喋ってるランナーにイラつくのもマラソンあるあるか。楽しみに来ているんだけど。間もなく第一ウェーブのS&Aブロックが号砲を受ける。スタートライン通過まで32秒。

おまえら本当にAブロックか？というほど序盤スローペースなのもマラソンあるある。自由に動けるようになるのは2km付近から。なるべく力を使わずにサブスリーペースに対するビハインドを詰めて行きたいが、なかなかペースが上がず90秒遅れまで拡大。前半は力を使っては駄目だと分かっちゃいるけど、少し無理をして突撃しないと行けないようだ。吶喊！

沿道の応援は暖かいし、特に子供らは元気だ。これがかすみがうら路。笑顔になるが、手を振り返したりする余裕はない。1km毎に数秒ずつの回復運転をして、中間地点が1:30'10"。そこからの下り坂で一気にアドバンテージに転じた。コースはここまで東に走って、ここから西に戻る。若干の向かい風となるので、つい力を開放した。20〜25km区間20'43"と、5km毎ラップのファステストを刻んで、絶好調！・・・？

だが26km過ぎ、やはり今回もやって来た、呼吸器が急に苦しくなる現象が。これ以上肺がぶっ壊れないよう、ペースを充分に落とすしかなくなる。それだけ苦しくなるってことは、脚にもダメージが蓄積していたってことだろう。ピッチ走法を至高としていた自分が、ストライド走法を要するカーボンシューズに乗り換えたところで、急に脚質が変わる訳ないのだ。その意味で練習不足だった。さて残りの距離をどう楽しむかな。

左手には霞ヶ浦や牛久大仏。正面に筑波山が見えてくる終盤は晴れて暑くなる。暑さはあまり気にしないが、一時耳鳴りがするほど苦しくなり、35〜40kmラップが25'03"まで落ちてしまった。沿道に友人H瀬の姿あり、最後はもがくようにラストスパートをしてフィニッシュ。深く呼吸できないので酸欠で倒れかけた。タイム3時間08分34秒。体脂肪率18%の重戦車、かく戦えり。

精一杯の粘りで、去年より10分ちょっとタイムを縮めたのは良い。足裏にマメなどの損傷が無いのはさすがニューバランスだと思うが、ナイキ等に比べ圧倒的少数派なのが心配だ。猛烈に喉が渇いたのでドリンクバーのあるファミレスを所望し、2km歩いた先のココスで会食。駅に戻る刻には雷雨になってしまった、スマン。そして常磐線で帰宅。明日は筋肉痛と日焼けで絶叫マシーンになれそうだ。

結果

リザルト

オフィシャルタイム	3時間08分34秒	(最速者2:14'56",最終完走者6:40'56")
プライベートタイム	3時間08分02秒	※スタートラインからの計測参考記録
フル男子40歳代順位（陸連登録除く）	73位	(/完走1975名中)
男子順位	416位	(/完走6858名/申込8713名中)
総合順位（女子,ブラインド含む）	439位	(/完走7750名/申込9840名中)

※人数は公式/2023記録証ページなどから。
※他に10マイルの部、5kmの部で計3549名完走。
総エントリー14056名とのこと。

リンク

かすみがうらマラソン兼国際ブラインドマラソン公式ページ

大会要項やコース紹介、エントリー案内、ボランティア受付など。

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