次はオマエダ

荒川扇状地の要

第8回 フォトロゲイニング寄居2022 (5時間ソロ) 参戦記

2022.12.10[]

日記

12月10日() ぼっち・ざ・ろっげ!
寄居町民ホール

東武東上線という路線は確か、生まれて初めて乗る。最果ての小川町からさらに奥地へ単線が伸び、自宅から2時間半で埼玉県寄居町に到着する。3社の鉄道が集まる要衝だが、駅前は居酒屋が点在する程度。松本〜東京を結ぶ国道254号に沿ってサイクリングをした時、映画「鬼畜」の聖地として男衾駅は訪れたことがあるけど、土地カンはほぼ無い。

駅からすぐの町民ホールがフォトロゲイニング寄居のメイン会場。「ぼっち参加は表彰対象外だし正直知名度の低い町だから、トップスコアのチャンスかも?」という下心を打ち砕くような、関東の強豪が集結する大会となった。ただし“帝王”さんはチームの部に異動したようだ。受付を済ませると同時に地図は見て良い。電車(気動車も?)利用OKルールなので時刻を調べておいたが、予想より西寄りのフィールドで山岳が多く、結局自分の脚だけで進むことになりそう。5時間制限のうちざっくり北部山岳で2h、南部山岳で2h、残り1hで市街地かな。2万分の1という慣れない縮尺なので予測がアテにならないが、現状フルマラソン3:29'という身の丈に合った戦略・戦術を心掛けたい。

スタート

午前10時に、5時間の部と3時間の部合わせて100名余が一斉にスタート。最初に真北に向かうルート…あれ、誰も付いてこない。ともかく鐘撞堂山トレイルに入り、トリッキーなCP配置に右往左往しつつ攻略。シューズがハンゾーRでは落ち葉で滑りやすいのが難だが、ダム湖の紅葉や山頂付近からの眺望が素晴らしい。風もなく爽やかなハイキング日和、大勢のハイカーたちに混ざって私も風景写真を撮りまくっている。エナジージェルを1h毎に補給する。32番CPの円良田湖は堤体を下から撮る遠回りを嫌気して、外周部CPでは唯一のカットとした。

細かなミスがいくつかある。波久礼駅に下りる道も間違えて、無駄に藪こぎしてしまった。盗人萩や栴檀草(いわゆるひっつき虫)まみれになってしまい、信号待ちの際になるべく毟り取るがキリがない。この先ずっとチクチクするのか…。荒川を渡る寄居橋で丁度2h、一応は予定通りの旅路となっている。ここから先の釜伏山エリア2時間くらいは選択の余地が無いオリエンテーリングめいた一本ルートとなるので、ここを軸にして戦略を立て易かった。長い長い登り坂、背後から次々と強豪が私を抜いていく。帝王チームさんやT山さんにも抜かれ、もう一人に何とか食らいつく。

両神山や浅間山など

55番CPの日本水(やまとみず)で給水できるなら、所持水は半分で良かったかな。私は相変わらず風景写真を撮りすぎだが、読図の決断力では勝っている。T山さんに追いつき塞神峠、釜伏峠を経て長い下り坂でもデッドヒートが続く。みかん畑の小径を下りて良いかどうかは判断が分かれる。公道が私的利用されているのは田舎あるあるだと思って私は突っ切るが、彼は遠慮したようだ。関東平野の眺望が良い中間平を経て、里に下りた19番CPの庚申塔まで1時間以上続いたデッドヒートだった。2つの山岳エリアを経て脚へのダメージが蓄積し、さすがにここからは突き放されてしまう。

さて残り1hで街中をどう回るか。脳内でいろいろ再構築するが、結局は当初の作戦通りに進む。FDG宿命のライバルだったあのFチームさんにもぶち抜かれるヘタレっぷり。走力が違いすぎる…。「河原に降りて玉淀大橋を下から撮影せよ」という42番CPは深追いせず諦める。時計を見ながらぎりぎりまで粘る最終盤のヨセ。信号運には恵まれ、最後の力を振り絞るように4時間58分59秒でフィニッシュ。推定走行距離41.3km、標高差積算1,230m。

表彰式

順位云々の栄誉より、今の力を出し切り、時間も目一杯使った。つまりベストオブベストの最善を尽くせたこの満足感こそが、ロゲイニングで得られる最高のものではないか。結局、得意の5時間競技では自己ワーストとなるソロ5位、総合6位に終わった。帝王チームさんは別格として、ソロの強豪たちに得点で肉薄する激闘は上出来と言えよう(あのFチームさんには僅差で上回った)。もう歩くのも辛いよ。

誰と話す元気もなく、土産を買おうにも店はない。式が終わったらさっさと電車に乗ろう。帰りは、これも人生初乗車の秩父鉄道。つい最近PASMOに対応したのね。小前田駅手前で車内に表示される「次はオマエダ」を見てみたい、というのがフォトロゲ寄居に興味を持ったきっかけだった。鉄道の旅も存分に味わい、スマホいじりは東武伊勢崎線に乗り換えてから。入賞相当だったら特急券をポンしようと考えていたけど、今回そこまでの贅沢は出来ず普通と急行を乗り継ぐ。今の生活では坂道練習の環境がないのが悩みだが、次の機会はもっと強豪を追い詰めるんだ。

末野大橋と玉淀ダム

翌週末、自転車を持ってきて取り逃したCPを全て回り、心残りを無くす。それにしてもこのイベント、リザルトのWeb公開が一ヶ月後というのは遅すぎる。他チームはどのように回ったか?などを研究するのも楽しみのうちなのだが…。時節柄疫病に罹っただけかも知れないが、それならそう釈明して欲しいもの。プランニングが凄く良い主催者だけに、アフター軽視は勿体ない。

結果

5時間クラス リザルト
総合点 1395/1656 (最多点1600, 最少点306)
チェックポイント数 37/48 (最多44, 最少9)
男子ソロの部 順位 5位 (/出場24名中)
総合順位
(一般チーム,ファミリー含)
6位 (/出場40組中)
(人数は出場63名)
他に3時間クラス38名出場。
※詳細は公式ページ(成績一覧pdf)にて。

リンク

今回のルート(左回り)
中村良大Facebook: 第8回フォトロゲイニング寄居 2022
通過した全チェックポイント証明などの写真アルバム。
running support
公式による大会情報、お知らせ等。
日本フォトロゲイニング協会
フォトロゲの情報、品質管理等。

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