mr.dcnblog.jp > 2010/08栗駒鳥海サイクリング&登山

撮影日:2010年8月6〜8日
くりはら田園鉄道跡〜栗駒山須川口〜川原毛地獄〜鳥海山矢島口の自転車キャンプツーリング中にパナFT1で撮った約700枚の写真から、厳選36枚を紹介します。
むらよしギムナシオン旅行記「細倉〜栗駒山〜鳥海山」編の補完ページでもあります。

くりはら田園鉄道若柳駅跡

くりはら田園鉄道若柳駅跡

宮城県栗原市  2010年8月 6日 (金)

青春18きっぷで宮城県の石越まで来て自転車を組み立て、若柳の河川敷でテント泊しツーリングスタートです。まずは2007年に廃止されたくりはら田園鉄道の遺構。線路は寸断されてしまいましたが、ここ若柳駅は動態車両を含めいろいろ保存されています。


くりはら田園鉄道尾松駅跡

くりはら田園鉄道尾松駅跡

宮城県栗原市  2010年8月 6日 (金)

駅舎やホームが取り払われ、墓標のようなものだけが残された駅も多いです。


細倉マインパーク前駅跡

細倉マインパーク前駅跡

宮城県栗原市  2010年8月 6日 (金)

くりはら田園鉄道の終着駅。近くには炭鉱住宅跡を利用した『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』という映画のロケセットが残されています。


細倉マインパークの坑夫人形

細倉マインパークの坑夫人形

宮城県栗原市  2010年8月 6日 (金)

廃坑を利用した学習施設(?)。ボタンを押すと、こいつら動くぞ。


カンテラ通り

カンテラ通り

宮城県栗原市  2010年8月 6日 (金)

マインパークの途中に、子供達が作ったというカンテラがぶら下がっています。写真は30秒露出したもので、実際はもっと暗いです。


ホソキュリアンの受胎空間

ホソキュリアンの受胎空間

宮城県栗原市  2010年8月 6日 (金)

細倉マインパーク後半のパラダイスっぷりにニヤニヤが止まりません。出たところのアンケートに「気味の悪い展示物はありましたか?」といった設問があり、これのことを指していると思われます。しかしアンケートの結果如何に関わらず残して欲しいです。


マイン坊や

マイン坊や

宮城県栗原市  2010年8月 6日 (金)

猛暑の季節でも細倉マインパーク坑内はとても寒く、出たところで眼鏡やデジカメのレンズが曇ってしまいます。


霜後の滝(そうごのたき)

霜後の滝(そうごのたき)

岩手県一関市  2010年8月 6日 (金)

厳美渓より3kmほど南にあります。写真の見た目は涼しいのですが、水はあまり綺麗ではありませんでした。猛暑でフラフラになりながら見物。


厳美渓上流側

厳美渓上流側

岩手県一関市  2010年8月 6日 (金)

観光地厳美渓のなかでは人気のない上流部。地元の少年が泳いでいます。


ポラーノのジェラート

ポラーノのジェラート

岩手県一関市  2010年8月 6日 (金)

道中で見付けたミーハーっぽいジェラート屋さん。トマトとブルーベリーのダブルを頂きました。生き返る〜。


国道342号で向かう栗駒山

国道342号で向かう栗駒山

岩手県一関市  2010年8月 6日 (金)

微妙な天気ながら雨に降られることはありませんでした。2年前の地震でしばらく道路が寸断されていたようです。


須川高原温泉大日湯

須川高原温泉大日湯

岩手県一関市  2010年8月 6日 (金)

夏の星座とライトアップされた奇岩を独り占めして入った、白い強酸性の露天風呂です。この近くでテント泊。


栗駒山へ登山

栗駒山へ登山

岩手県一関市  2010年8月 7日 (土)

登山道にある木道です。早朝の見晴らしが気持ち良いです。


地獄沢で振り返る

地獄沢で振り返る

岩手県一関市  2010年8月 7日 (土)

中腹の地獄沢で振り返ります。なかなかの眺望です。


栗駒山山頂より

栗駒山山頂より

宮城県栗原市  2010年8月 7日 (土)

標高1627.4mの山頂より、南の宮城県側を見下ろします。東北地方のど真ん中にいる気分です。


栗駒山から、上の岱地熱発電所?

栗駒山から、上の岱地熱発電所?

岩手県一関市  2010年8月 7日 (土)

秋田側に見えるあの煙は何だろう? たぶん泥湯の近くにある地熱発電所のものです。下山後、あっちへ向かいます。


小安峡の川原湯橋より

小安峡の川原湯橋より

秋田県湯沢市  2010年8月 7日 (土)

真下に大噴湯が吹き出しています。降りて浴びに行くほどの元気はありませんでした…。


泥湯の有毒ガス

泥湯の有毒ガス

秋田県湯沢市  2010年8月 7日 (土)

非常に山深い場所にある秘湯。この先に小さな温泉街があり、さらに続く急坂には「危険 有毒ガス発生 立ち止まらないでください。」と自転車には酷な看板も。5年前には4人の方が亡くなったとか。


川原毛地獄(上側)

川原毛地獄(上側)

秋田県湯沢市  2010年8月 7日 (土)

ちょっとした峠を越えて、日本三大地獄といわれる川原毛地獄にやって来ました。


川原毛地獄の遊歩道を下りる

川原毛地獄の遊歩道を下りる

秋田県湯沢市  2010年8月 7日 (土)

観光客は少なく、より荒涼とした地獄です。上側の車道と下からの車道が繋がっておらず、遊歩道を1kmほど、自転車は押して歩きます。


川原毛大湯滝

川原毛大湯滝

秋田県湯沢市  2010年8月 7日 (土)

まさに野趣満点。本州のカムイワッカと言いたいところですが、カムイワッカは近年入山が厳しく制限されているので、普通に体験できる滝壷温泉としてはここが日本一豪快でしょう。湯は酸性が強く「修行じゃー」とか言いながら滝に打たれるととてもしょっぱいです。


秋田名物ババヘラ

秋田名物ババヘラ

秋田県湯沢市  2010年8月 7日 (土)

川原毛の駐車場でゲット。ババにしてはとても若い方でした。補給箇所のない山中なので昼食代わりに助かりました。


在りし日の院内銀山

在りし日の院内銀山

秋田県湯沢市  2010年8月 7日 (土)

かつては人口1万人を越えたようですが、今は住民どころか観光案内所すらなく、人っ子ひとりいません。


院内銀山御幸坑

院内銀山御幸坑

秋田県湯沢市  2010年8月 7日 (土)

明治天皇が坑内を巡覧されたと伝わります。人の生き血が久々とばかりに大量の虻に襲われ、何とか写真を取って逃げ帰るしかありませんでした。後日、東北有数の心霊スポットであることを知りました。


鳥海バイシクルクラシックのコースを辿って

鳥海バイシクルクラシックのコースを辿って

秋田県由利本荘市  2010年8月 8日 (日)

道の駅鳥海郷でテント泊し、翌朝矢島駅まで下りてきました。いつかは出てみたい自転車ヒルクライムレースのコースで、鳥海山五合目の祓川を目指します。


鳥海高原駒の王子付近

鳥海高原駒の王子付近

秋田県由利本荘市  2010年8月 8日 (日)

ブナの原生林をゆく、なかなかキツいコースです。さっきすれ違ったクルマの人に、この辺りで小熊を目撃したと言われましたが、どうしようもありません。


六合目賽の河原

六合目賽の河原

秋田県由利本荘市  2010年8月 8日 (日)

自転車で矢島口五合目の祓川まで登ったら、さらに歩いて鳥海山の頂を目指します。何ヶ所か雪渓歩きもあり、冷気が漂っています。


八合目七ツ釜滝

八合目七ツ釜滝

秋田県由利本荘市  2010年8月 8日 (日)

七合目より上は雲を抜けて晴れてくれました。この滝を過ぎると、山頂一帯は山形県側に入ります。それには深い歴史があるようです。


九合目の三列石畳

九合目の三列石畳

山形県飽海郡遊佐町  2010年8月 8日 (日)

だいぶ山頂も近付いてきました。九合目付近は芸術的な三列石畳が敷いてあります。大変な作業だったのでは。


鳥海山七高山(しちこうさん)

鳥海山七高山(しちこうさん)

山形県飽海郡遊佐町  2010年8月 8日 (日)

最後の舎利坂というクサリ場をよじ登り、矢島口の山頂、七高山2229.2mに着きました。外輪山の絶壁が続いているのが圧巻です。


七高山から新山

七高山から新山

山形県飽海郡遊佐町  2010年8月 8日 (日)

内側には200年前の噴火でできた新山があり、向こうのほうが7mほど高いのです。行かなきゃ…。


外輪山を下りる

外輪山を下りる

山形県飽海郡遊佐町  2010年8月 8日 (日)

新山に登るためには、こんな所を一旦下りなくてはなりません。


鳥海山新山

鳥海山新山

山形県飽海郡遊佐町  2010年8月 8日 (日)

2m級の岩が積み重なって出来たような新山、標高2236m。真下には胎内くぐりという空洞もあって通り抜けられたりします。下界は雲に隠れ、眺望効きませんでした。


竜ヶ島湿原に帰還

竜ヶ島湿原に帰還

秋田県由利本荘市  2010年8月 8日 (日)

自転車を置いたところまで下りてきて、ホッとします。奥に見える祓川ヒュッテで、登山者カードに無事下山のチェックをします。


鳥海山を振り返って

鳥海山を振り返って

秋田県にかほ市  2010年8月 8日 (日)

にかほ市側に下りてきました。振り返ると、七高山と新山が割れて見えます。


象潟海水浴場の夕日

象潟海水浴場の夕日

秋田県にかほ市  2010年8月 8日 (日)

写真では分かりにくいですが左に飛島が浮いています。ここで旅の行程はおしまい。近くのキャンプ場でテント泊し、翌朝18きっぷで新潟経由、長野県へ帰りました。