5/7-8 全ての安曇野を走れ

Ariake土曜、新宿発あずさに乗り込む。先日のプチキャンプツーリングの疲れが抜けておらず車内でぐったりしてしまうが、松本に着く頃には概ね動けるようになった。小径車カラクルSで安曇野へ出発。あまり荷物を積める自転車じゃないので、登山用ザックが20年ぶりくらいに役に立っている。「うしこしのおやき」を買っておき、かじかの里キャンプ場に到着。心配していた大混雑はなく一安心、テントを張っておやきを食べつつ一休み。

Amano軽荷の自転車で、有明山神社付近をちょっと探索した後さらに北へ。鼠穴から桜沢遺跡までは来たことがあるが、その先の林道は初めてとなる。祖父(じい)ヶ塚古墳を経て、馬羅尾(ばろお・ばろう)高原まで来るとアバウトな案内地図がある。まず南寄りの「天の岩戸」を拝み、さらに北寄りの「天狗岩」を目指すが・・・。それらしき岩が見つからないまま遊歩道を抜けてしまった。キャンプ場から樹間に見える岩がそうなのだろうか? 後で調べてみても松川村観光公式ほか、殆どのサイトで天の岩戸を天狗岩としている。

Kajika釈然としないまま里に下りて、馬羅尾天狗岩温泉「すずむし荘」に入浴。スーパーで買い出しをしてベースキャンプに戻る。夕食はストーブで米を炊き、その上で温めたレトルトカレーと惣菜唐揚げというもの。星空はあまり見えないし、さっさと寝よう。

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Kensei日曜、朝食後さっさと撤収して穂高駅近くの碌山公園へ。「信州サイクルロゲイニング2022_安曇野Stage」というイベントに、昨秋に引き続きコースプランナーとしてスタッフ参加している。GW最終日という普通なら家でゆっくり休みたい日であるが、上級者は「ハッスル3時間」、初級者は表彰のない「エンジョイ5時間」という奇抜なクラス分けが奏功してか、前回の倍近い38名に参加頂けたのは嬉しい限り。プランナーによる競技説明の際に「ロゲのルールを説明して」と急な無茶振りをされてしどろもどろになってしまう。その後は社長による安全走行講習で、競技の公平性アップが図られた。交差点での右左折は原付かそれ以上に信号をきちっと守って頂く。

JonenAM9時に5時間の部、AM10時に3時間の部のスタートを見届け、私も自転車で出発。競技写真の撮影、安全パトロール、新たなるコントロール候補の調査を兼ねているが、まぁガキの使いみたいなもんで買い食いしつつ。雨が多いイメージのGWなのに、こんなに良い天気に恵まれるなんてラッキーだなぁ。前回は南西の旧三郷村からコントロール選出が出来なかったのが心残りだったので、今回はそっち方面重点の地図。かつ北東の旧明科町も捨てなかったので、ランでは実現し難いサイクルロゲならではの「オール安曇野市」とも言うべき広大なフィールドとなっている。

まもなく3時間の表彰。配点など「前回優勝者をいかに勝たせないか」を裏テーマにしたプランだったが、Nさんには見事にその上を行かれ、連覇を許した。5時間の部も大幅な遅刻はなく皆無事に帰ってきて何より。東京から来た乗鞍仲間のKさんも「迷う」というロゲ最大の楽しみを感じられただろうか。概ね和やかにイベントは終了する。

Mapcontただ、今回は「難しすぎる」「地図が細かすぎる」という指摘もいくつか頂いた。嗚呼わかってくれとは言わないがそんなに俺が悪いのか♪と気分が凹んでしまうが、イベント会社の方々などはそれがチャメシ・インシデントなのだろう。自分の理想を追求し過ぎたのは事実。「過ぎたるはなお及ばざるが如し」だよむらよしくん…。せっかくだから穂高神社の壮大な人形奉納などを見て、また新たなるコントロール探しをしながらとぼとぼ松本に戻る。そしたら時間ぎりぎりになってしまい、カラクルSを急いで折り畳んで駅売店の「雷鳥の里」を掴み、あずさに飛び乗る。

リザルトを拝見すると、そこから様々なドラマが目に浮かぶ。やっぱり記憶を消して自分が参加したかったものだ。松本・安曇野地区での次回サイクルロゲでプランナーは私か他の人か、いずれにせよ協力は惜しまない。だって、こんなに楽しいことは他に無いのだから。

→Facebookアルバム: 信州サイクルロゲイニング2022_安曇野Stage(全コントロール解説など)

5/3-4 筑波嶺の 肩より落つる ランドナー 恋のシグナル リンリンリンがべー

Gsiまだ有休を頂ける立場でないので、連休が飛び飛びだ。憲法記念日に葛飾区の自宅から出撃、江戸川左岸サイクリングロードを北上する。交差する常磐自動車道は酷い渋滞だが、ランドナーはがんがん進む。野田市街を西に抜け、芽吹大橋で利根川を渡り茨城県に入ると、筑波山がぐっと近づいてくる。昼前には豊里ゆかりの森に到着、キャンプの窓口に行くが…「予約で一杯なんでお断りしてるんです」。その言葉を待っていた。ゲリラキャンプをする口実が出来たのだ。

とりあえずスーパーで昼食を買い食いし、国土地理院「地図と測量の科学館」へ。入館無料だが、地図好きにとってはワンダーランドと言える展示の数々。地学アニメ「恋する小惑星」のパネルが残っているのも良い。思わぬ長居で予定時刻をだいぶ過ぎちゃった。地形図を一部購入し退館する。

Gemini続けて「つくばエキスポセンター」へ。つくば市に住んでいた頃はプラネタリウムなんて興味無かったし、初めての入館となる。目当てだった回を過ぎて子供向け番組「宇宙兄弟」となるが、ガチ小児向けではなく、宇宙への興味を刺激する好内容だった。オート番組のあとはお待ちかね、光学式投影機を使った生解説。ドーム径25.6mの大きさとジェミニスターIIIの描写は素晴らしいが、子供向け回でもボソボソ声なのは、退屈させてしまうのではとひやひやする。

さて夕食をどうしよう、出来れば「クラレット」で食べたいなと思いつつぐるぐるしていると、3周目でようやく開店している。実に23年ぶりとなる重食喫茶。店の人の話も聞けたし、クラレソースの味とかも昔のままだ。ゴールデンウィークはン十年ぶりというOBがよく来店するそうな。店があるうちに、また何度でも通いたい。

Odaすっかり暗くなり、もう少し北上して小田城跡公園の隅にテントを設営。期待したほどすっきりした星空じゃないけど、うしかい座やしし座など春の星座がいくつか見えるだけでも、東京より遥かに良い。

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みどりの日早朝、さっさとテントを畳んでから小田城跡公園をゆっくり散策する。意外に広くて楽しいが、トイレは昼しか使えない。ぼちぼち出撃しよう。

北条大池の隣りには古代の役所「平沢官衙遺跡」が一部復元されている。こんなのあったんだ。結局使わなかった米やストーブを含むキャンプ装備のまま、いよいよ不動峠タイムアタック開始。こまめに距離標識が設置されてて有り難い。だんだんキツさを感じつつ、19分06秒でフィニッシュ。頭がくらくらする。

Nyotaiさらに表筑波スカイラインを北上し、西の肩にあたるロープウェイつつじヶ丘駅へ。ここまで自転車で来ること自体に余り意味はなく、あくまで登山のアプローチだ。実はちゃんと自力だけで筑波山って登ったことないのだ。ビギナー向けコースだけあって、朝の8時からファミリー層が実際多い。登山者渋滞に時おり脚を休めつつ、40分ほどで女体山877mに登頂。空気は霞んでせいぜい霞ヶ浦の手前くらいまでしか見通せないが、素晴らしい高度感のある眺望に達成感は十分だ。

Saka

東側の男体山や親鸞ゆかりの立身石を回り、まだ余裕はあるのでケーブルカー沿いに筑波山神社まで降りる。だいぶ脚ががくがくになってるが、ここからつつじヶ丘へ戻る迎場コースはようやく喧騒から離れ、存分に深呼吸をしながら進める。「マスクを外して森林浴をしないと免疫力が下がり、別の病気が流行る」って一部医学者の予言が現実になりつつある昨今、大切にしたいことだ。

手持ちのカロリーメイトの他、つつじヶ丘駅で幸福だんごを買い食いしてから自転車で下山。風返峠から筑波山神社方面に降りると、登り側が凄惨な自動車渋滞となっている。GWに関東近郊の行楽地におクルマで行く、って発想は異星人の思考回路だと思う。だって、巻き込まれているバスの乗客が可哀想に!

Rinrin筑波山口の駅跡まで降りて、さてどっちへ進もうか。南風に乗って岩瀬まで北上するのが楽そうだが、後の輪行がちょっと面倒。東の下妻方面など色々考え、けっきょく南の土浦まで「りんりんロード」を走ることにした。ちいさなシグナルリンリンリンガベー♪ 筑波鉄道の廃線跡が実際快適な自転車道になっているが、鉄路が復活したら素敵だな。土浦駅で輪行し、駅ビルで食事をしてから普通列車で帰る。明日はゆっくりして、週末の安曇野行きに備えよう。

→補足: Facebook日記の写真38枚

4/23-24 いい雨だな 水が空から ぽたりと眼鏡に

Nire土曜、特急あずさで長野県の松本へ。小径車カラクルSの輪行を解き、安曇野へ走る。きたる5/8に開催する信州サイクルロゲイニング2022_安曇野Stageのプランニングはほぼ完了しているのだが、一部写真の撮り直しなど再確認を要した。これで大丈夫。記憶を消して自分が参加したいくらい、憎ったらしい地図が出来上がる。

美ヶ原林道の冬期通行止が解除されたので、美鈴湖までヒルクライム。カラクルでの激坂はさすがにキツく、腰と膝が破壊される寸前だった。カフェピラータでゆっくり休み、駅前に降りて飯田屋ホテルに泊まる。

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Kobo日曜、イベントは昼前からなので案外ヒマ。チャリで弘法山に登り、今までにないくらいゆっくり、薄曇りの松本市を見渡す。3ヶ月前まで、本当によく駆けずり回っていたフィールドだ…。

ここを我が街だと思うのは、今日限りにしよう。

やって来ました「松本いい湯だなロゲイニング」、時節柄何度も延期を重ね、ようやくの開催となっている。かつてのピザ配達仕事やその後のジョギング趣味で、市街地のあらゆる小路を知り尽くしているつもり。地の利は一番有るし、走力減衰カーブが気になる年齢、最後の勝てるチャンスかも知れない。

Start正午に松本城をスタートし、3時間の旅が始まる。全32コントロールで、パーフェクト者が出るような糞ロゲにならないよう配慮されている。しかし自分でも9割がた取れるであろう狭い地図の場合、戦略より戦術の要素が大きい。高度な柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処する(要するに行き当たりばったり)。敢えて奇策を言えば、雨は降らないだろうから久々に地図を袋から出して裸で持つ事にしたくらい。美しいオリエンテーリングマップ仕様なので、ビニール越しなんて勿体ない、よりダイレクトに読んでやろうと思ったんだ。しかし、予報に反してぽつぽつと降り出す。どうやら顔料で印刷してあるので、まぁいいや。

Tosenjiつい旧住所のアパート前を通ったりしつつ浅間温泉へ向かうが、速い人にあっという間に抜かれたりする。先週マラソンの疲れが抜けておらず、開始1時間でもう脚がぱんぱん。後が怖いので、御殿山展望台への山道はカットする。雨はいつか止むとの希望虚しく本降りになり、地図の印刷は大丈夫でも紙がぼろぼろになってきた。まぁ無くても頭に入ってるから、写真例一覧さえ無事なら無問題ラ。いや、せっかくの美しい地図を申し訳ない。

終盤はいい湯だなロゲらしく銭湯巡りの様相。だが時間不足で、もう2ヵ所カットを余儀なくする。かつての走力さえあれば…と思うが今の力は出し尽くし、3分ちょっと余して大手公民館にフィニッシュ。コントロール数29/32、得点2199/2400で結果を待つ。走行距離30km余。

Route勝手にライバル視させてもらってるFチームさんやBさんには勝ってるっぽかったから、入賞してるのではと期待した。しかし男子ソロの部でトップ3が異様に強く、4位に終る。ここで勝てないってのは悔しい。もうずっとむらよしは倒れたままだ。

副賞も無いので、アルピコプラザで新ばし飴を土産に買いつつ輪行。駅で同じあずさに乗る優勝者Tさんに会ったので聞いてみたら、戦略面では今回やはり私と同様にフォークめいたもの。そして年15回はロゲに参加されているとか。経験は大事。

一方の私は、今日を以て予定イベントを全て消化。サイクルロゲ安曇野のプランナーとして多分顔を出すだろう以外は、何もないゼロベース。転職して半年経ち有休を貰えるまでは面かぶりクロール…と思ったけど、今しか出来ない事もあるからな。とりあえず乗鞍ヒルクライムくらいはエントリーしようか。

→Facebookアルバム: 松本いい湯だなロゲイニング2022(得点証明となる全通過コントロールの写真ほか)

4/17 かすみがうらか 朝日に匂う

Stadium♪上野発の普通列車降りた時から、土浦駅は・・・爽やかに晴れている。どうせ中止ずら?と高を括っていた「かすみがうらマラソン」が本当に開催されるようだ。一昨年、去年と申し込んでいて、ようやく出走が叶う。昨秋やった信大マラソンのスイーパー係を除けば二年半ぶりのフルマラソン、もう走り方なんて忘れたわ。とりあえず送付された参加賞で美味しかった「れんこんめん」を先に買っておこう。

早めにトイレに並んだつもりが意外と混んでいて、整列は第1ウェーブ後方となった。今の走力だと妥当なところ。9:45に号砲を受け、1分後にスタートラインを越える。「俺が一番、このイベントを楽しむんだ!」という基本を思い出しつつ、序盤の混雑を縫って行く。体脂肪率が20%を超えている時点で練習状況はお察し。少し暑いし、前半は向かい風なので姑息に他人を風よけに使いつつ、慎重にペースを組み立てて行く。大勢ではないが地元民の応援が嬉しい。脳内をリピートするのは「椰子の実」三線バージョン。エイエイオーのTシャツを見掛けてからは「コットンキャンディーえいえいおー」が混ざる。

Kasumi中間地点で1:37'。後半は追い風かつド平坦だし、ネガティブラップなら3:10'が狙える。30kmで脚が終わらないよう、慎重さを残しつつペースを上げていく。左手には霞ヶ浦や牛久大仏も遠望。やがて正面に筑波の双峰も見えてくる。レンコン畑にカエルの声、沿道の茨城弁川柳がずっと濃ゆい。33km付近では友人Hが応援しに来てくれていた。ペースは漸減しているものの、まだまだ元気。

だが、またしても呼吸器系が先にダウンしてしまった。36kmからはキロ5分ペースすら維持できない。「何が何でも長野マラソン三年連続サブスリー賞を達成するんだ」という義務感があった三年前も呼吸困難になって、気絶すれすれの終盤戦だった。今回そこまで無理をする必要はないが、あまりペースを落とすと3:20'さえオーバーしてしまうから楽はできない。とにかく胸が痛い。

Finいつしか陽は陰り涼しくなっているものの、前半の暑さが響いてか脚を攣って道端でもがいている人が多い。私もすっかり失速ランナーとなって、悔しさを残しつつのフィニッシュとなった。グロス3時間19分39秒。脚も限界に近かったし、これが今の実力。受け止めてこれからどうしようかね。

初参加となった「かすみがうらマラソン」、動線やプログラムなどに洗練されていない部分があるものの、不快と言うことはなく、ポジティブに言えば手作り感のある暖かい大会だった。このご時世によくボランティアも確保できたと思う。折り返しのないコースは旅情満点で、歩崎あたりはサイクリングでゆっくり再訪したい。

友人Hと昼食など摂り、クルマでつくば駅まで送ってもらいTXで東京に帰る。マラソン翌日は有休を取りたいが、まだ雇用されたばっかりでそうも行かない。体調に気をつけつつ、次週の松本探訪ロゲイニングに備えたい。

3/19-21 三国の四方を走るべし

Station生活や職場の変化と、昨夜の急な冷え込みに身体が反応しているのか、土曜の朝からちょっと熱っぽい。とはいえ怠さは無いしすこぶる元気だ、大丈夫。東京から新幹線ひかり号で豊橋下車、名鉄を乗り継いで愛知県豊田市に降り立つ。パークサイドホテルにチェックインし、小径自転車カラクルSを輪行状態のまま持ち込む。ここに泊まるのはこの一年で4度目、夕食も毎度台湾ケンさんのニラレバ定食な気がする。

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Oiden日曜は体調良好、バイキング朝食が旨い。カラクルなら路線バス輪行もこっそり問題なく、北へ30分余、終点の藤岡支所で下車する。あれしまった、乗り継ぎのコミュニティバスも存在したのか。私が情弱だったのだが、欲を言えば大会プログラム等で交通案内があると良い。いくらマイカー信仰の総本山たる愛知県とは言え、現地に至る公共交通機関が無いからと参加を諦めた人もいるんじゃないかな。場合によっては(去年の朝日村ロゲにあったような)参加者用シャトルバスがあれば…というのは贅沢を言い過ぎだろうか。

そのちっちゃいバスにはイベント参加者らしきが2人乗ってる。まあいいやチャリで追いかけよう…って距離4km、標高差150mの結構なヒルクライム! 汗だくになりつつ、受付にギリギリ間に合った。他の145人はクルマで来ていると思われる。

Fureaiフィールドディスカバリーゲームの最終戦はチャンピオンシップと銘打って、ここ藤岡地区でいつもより1時間長い6時間ロゲイニング形式で行われる。初戦こそ総合優勝したものの、最近は辛うじて表彰台にすがり付くような不甲斐ない結果が続いている。今度こそ過程ではなく結果を求めたい。ごちゃごちゃ言い訳無用!

配布された地図は予想通りの範囲で、小原地区も少し入る。まるで平地のない山間部だがルートのバリエーションは豊富で、面白いテレインだ。やはり三国山(三河・尾張・美濃の境)は行きたいし、登るなら道不明瞭な南側からと決めていた。その前に折平山エリアを攻めるとして、右回りで手のひら三つぶんの行動範囲で戦略を立てる。

Mikuni9時30分スタート、始まりの刹那から天狗像がなかなか見つからずタイムロスが発生する。高い所で風を受けると少し寒いが、マスク無しで森を走れる喜びが大きい。ヒトはこうして免疫力を維持する生物。都市部に居るとなかなか出来ないことだ。

次はいよいよ三国山。地図にある道はやっばり無いし、代わりの尾根筋もやがて踏み跡がなくなる。それでも急斜面をハイハイしていれば頂上まで着いてしまうのが、登り坂の利点だ。展望台から四方の絶景もそこそこに下山、有利なショートカット小路を発見しつつ人里へ。時間の読めない山岳を前半のうちに終わらせるという、自分にしてはスタンダードな作戦だった。

Routeただ、想定より時間が掛かっている事に対して、当然なすべき戦略変更が柔軟でなかった。元の作戦に固執して中途半端にカットし「👺判断が遅い!」と後悔を繰り返す。まるで得点が伸びないのだ。また前半のうちに脚が終わっており、競技というよりジョギングペースに落ちている。脳内にはずっと「時間が止まれば〜いいのになって思うよ♪」なんて歌がふにゃふにゃ流れている。時間は止まらない。終盤、藤岡支所からの登り坂は身に覚えがあるのでしっかり走り、制限6分前にフィニッシュ。走行距離ざっと47km、標高差1500m。

結果は男子3位、男女混合2チームにも敗れ総合5位に終わった。例年より3kg太っている重身で良く踏み止まったとも言えるが、目方で男が売れるならこんな苦労もしない。年間全7戦中6戦に出場してシリーズ男子二位にも、顔で笑って腹で泣く。確かに思うのは、ポイントランキングに一喜一憂の一年間が最高に楽しかったってこと。

毎度お馴染みのY本さんや、去年のウルトラオリエンテーリングで序盤だけ競ったY越さんと話せたのは幸い。運営さんから次シリーズの優待券を頂いたけど当面は生活がばたばたしそうだし、スポット参戦の形になると思う。その時、上位陣を脅かす存在になれるよう成長して帰って来たい。

Gifuさてここからも本番。松本に向かうとして、豊田市街地まで戻ったら交通費がバカにならない。チャリで三国山近くの峠を越えるヒルクライム250mUPを敢行する。疲労困憊、なかなかしんどい。奮闘努力の甲斐もなく、今日も涙の日が落ちる。笠原鉄道の廃線跡サイクリングロードを見付けつつ、岐阜県の多治見駅で輪行。特急しなの号に乗り長野県の松本駅で下車、駅前の飯田屋ホテルに輪行自転車ごとチェックインする。松本在住時代はイイダヤ軒のかき揚げそばをよく食べに来ていたが、併設のホテル利用は初めてだ。

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Alps月曜は春分の日。ホテルに荷物をあらかた預け、チャリで安曇野を回る。GW最終日に行われる信州サイクルロゲイニング2022_安曇野Stageの地図は、プランナーの脳内ではほぼ完成している。だが一部写真が用意できていない場所等があり、今日は最終調査に来た。道の駅堀金で常念天丼を食べ、ホテルに戻って輪行、特急あずさ号で東京に下る。良い地図が出来上がりそうである。

とりあえず、正直疲れた。ブログ等の更新は次の週末にゆっくりやろう。

→Facebookアルバム: フィールドディスカバリーゲーム in 藤岡 2022(得点証明となる全通過スポットの写真ほか)

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また、去年5月のウルトラオリエンテーリング・元善光寺-善光寺(176kmソロ)参戦記をむらよしギムナシオン臨時サイトにアップ。長くて御免。

2/25-27 どんなことが起こるのかな 期待のカラクルS

Ara金曜、葛飾区の北端から江戸川区の中ほどまで10kmちょっとのジョギング。そこに自転車店サイクルステーションハヤシさんがある。「カラクルSを下さい!」。テック・ワン社の猛虎参號さんが営業していて乗鞍仲間にも広まっており、ずっと気になっていたモデルである。どちらかと言えばやや軽量なスポーツ仕様が欲しかったが、在庫切れなので標準仕様(税込145,200円)でいいや。生産が追いついてないと聞いていたし、あるだけラッキー。店頭に赤と白の完成車があり、赤を選択。Cf気候の国に住んでいるからにはまずしっかりした泥除け装備が最優先事項なので、その場で取り付けて貰う。加えて専用の輪行袋と適当なボトルケージを購入し、リアキャリアは取り寄せとなった。折り畳みのコツなどを親切に教えて頂いたし、ジョギングで来たので乗って帰れる!

FoldさてこのカラクルSは、小径車とかミニベロとかフォールディングバイクとか言われるものであり、つまりタイヤ径が小さくて折り畳みが可能な自転車である。普段乗っているランドナーに比べるとやはり直進安定性は欠けるので最初は戸惑うが、すぐに慣れた。意外にスポーティな走りをするもので、電動ママチャリなんかよりよっぽど速い。それでいて、ロードバイクだと遠慮してしまう歩道通行も許されてしまうような可愛さがある(あくまで例外です)。都内自転車乗りの鬼門である環七総武陸橋も、簡単に歩道階段を…いや期待したほど持ち易くはない。

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Tannhau土曜、さっそく輪行だ。「慣れれば10秒」という謳い文句のようには行かないが、30秒もあれば折り畳みが完了する。この畳んだ姿が非常にコンパクトで無駄がないという機能美こそが、カラクルSを選んだ最大の理由である。一緒にクラシックギターも担いでいるが、このギターケースとサイズ感は大差ない。ランドナーだとギターと一緒に列車旅ってのは、かなり無理に近いだろう。常磐線、山手線を経て中央本線の特急あずさで松本へ。ああ、懐かしい…。

Alpsもちろん組み立ても工具要らずですぐ完了。ランドナーだと何だかんだ30分掛かることもあるが、カラクルSだと3分でもう走り出せる。東横インにギターだけ預けてから安曇野へ、5/8に開催するサイクルロゲイニングの地図作成に必要な調査を詰めていく。つまり1分でも惜しい訳だ。走行性能的にも、小径車としては大きめの20インチタイヤが頼もしい。つーかこれより小さいとやってられない。

ホテルに戻って、また折り畳んで部屋に持ち込むのも良いが、そこまではしなかった。

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Jinniku日曜はギターを持って出撃。まだキャリアが無いので、バックパックに重ねてギターケースを背負う形なのがちょっとキツい。浅間温泉から神宮寺の坂を美鈴湖へ登っていく。この「輪行してギター背負って走る」というのが、カラクルSで一番やりたかったことなのだ。ギアはフロント50の1段、リア11-32の9段で、過不足は感じない。

サイクルカフェピラータで、室内楽サロンに参加する。と言ってもあまり練習をしてきておらず、ここで今まで弾かせて頂いた曲のやり直しばかりになってしまう。ショパンの雨だれ、宵待草、城ヶ島の雨…。今後も時々行われそうだし、次は新曲を用意したい。東京への帰りも特急あずさを利用。あ、輪行袋の中にヘルメットも一緒に収まるのね。

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Pirataという訳で、私のやりたいことを叶えてくれているカラクルS。何かしらダメ出しをしようにも、四世代目にあたり製造技術も十分に枯れている為か、全体的にしっかりした作りで悪いところが見当たらない。もちろん小径車に過度の期待はしないのが前提であるが。敢えて言えばヘッドマークのシールが弱くてすぐ外れること(もう別のシール貼ったわ)、取扱説明書が誤字やレイアウト崩れなど雑であること(従業員の家族とかにDTPに強い人いないかな?)、ネット上の噂ではキャリアを付けると専用輪行袋に入らない?可能性があること、そもそも輪行袋が華奢なことか(転がして移動する用に底が抜ける機能付きだが、泥除けがあると無理だし無駄)。つまり本体設計と金属加工技術だけ優れた、典型的な日本の工場らしさを感じる。トータルでの顧客満足を目指すならまだまだ伸び代はあるはずだ。

などと、つい偉そうなことを書いてしまった。かく言う私も次の職場が決まったので、いろいろ叩かれながらやっていきたいと思う。通勤には引き続きランドナーを使うが、カラクルSも貴重なバックアップとなるのだ。

2/19-20 岡崎の 岡の先には 藪の道

Kaitoku実家転居に伴う混乱が落ち着き、ようやくトレーニングを再開したところで右足首を痛めてしまった。体重も高止まりしているなど、やや情けない状態でレースの週末がやってくる。

土曜。お金をじゃぶじゃぶ使えるはずもなく、往路は東京から普通列車での東海道線。三島駅でのっぽパンを食べて、ここからも長いがスマホゲームをする時間が確保できれば良い。豊橋から名鉄本線の快特で1駅、東岡崎駅に到着。岡崎の中心市街地に一番近い駅である。岡崎…巨人軍背番号5の体躯か、冬季オリンピックの朋美スマイルを連想するが、全然関係ない。

Castle小雨が降り始めている。乙川河川敷でイベントの準備作業を眺めつつ、岡崎城へ。昨年ベストアニメの一つ「シキザクラ」の聖地なのでテンション上がるわ。もたもたして資料館などは閉館してしまったけれど。

せっかく岡崎に来たので、釜春本店で八丁味噌煮込みうどんを頂く。コシのある切れない麺と濃厚な味噌。塩分補給はバッチリだ。ビジネスホテルながらアンティーク感のあるオーワホテルに泊まる。

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15f日曜、朝食会場15階からの景色が良い。太陽も顔を出してきたし、気持ちの良いランニングができそうだ。軽い頭痛はいつもの事、もういちど岡崎城をぶらぶらしつつ、フィールドディスカバリーゲームin岡崎乙川の会場入りする。前回蒲郡よりは暖かいが、風が強いのが気掛かり。

優勝争いを(多分)期待されている私であるが、今日はそこまでのテンションは無い。今使える力を出し切って、この街を誰よりも楽しめれば良い。9時30分一斉スタート、南のスポットから西に大外を回っていくスタンダードな作戦。地図読みの調子は良く、他の参加者と差がついていく。矢作川の橋は強風で帽子が飛ばされないように外して渡る。帽子は良いけど地図が飛ばされたら大変だろう。

Wander徳川家康を扱った小説で登場した大樹寺は是非来てみたかった。競技中なので門を撮るだけだけど。「ここまでは普通のロゲイニングじゃん」と思いつつ、5時間制限の半分が過ぎて東側の山岳地帯へ突入する。のっけから道が不明瞭になり、ロストしかけた。コンパスを頼りに藪を漕ぎ漕ぎどうにか抜けたが、タイムロスが大きい。

さらに、不明瞭どころかぬかるみの谷に嵌まり込む。「シューズを泥だらけにしちゃったら帰りの新幹線に乗れないじゃないの」なんて意識が余計敗色を濃くする。山を巻こうにも藪で進めないし、引き返すべきと思いつつ、もうちょっと進むと広い沼地に出た。かつて山で遭難しかけた悪夢が脳をよぎるが、向こうから三人組がやって来た。抜けられるんだ! さっそく情報交換…進むも地獄、戻るも地獄か。結局彼らは諦めて引き返すらしい。

Route全然普通のロゲイニングじゃなかった。こんなに廃道探索をご用意して頂けたなんて、面白すぎる。けれど予定時間を大幅にオーバーし、平松山ピストンで最高点を稼いだ後は撤退戦に移行する。もう一つ無理に近道をしようとしてまた藪に嵌まるが…。

「走る、滑る、見事に転ぶ」の繰り返しでぼろぼろだし、いよいよ脚が言うことを聞かなくなってきた。それでも、我々市井の一般人が冬季オリンピック等を観戦して得られるものって、例えば「最後まで諦めない姿勢」なんだよね。時間ぎりぎりまで街中のスポットを稼ぎ回り、制限2分前にフィニッシュ。ああ、楽しかった。

FinishIさんYさんと奮戦を労い合いつつ、シューズの泥を歯ブラシで落とすなど身支度を急ぐ。結果は男子3位(総合4位)で、副賞を持ち帰れるし御の字。足が治ったらまた走力を付け直して、山でロストしないスキルを磨きつつ上を目指したい。優勝者のインタビューによればやはり同じ場所で嵌まったらしくシューズも泥だらけだが、私よりは上手く抜けたんだろうな。東岡崎駅の土産屋が閉まっているので豊橋駅で買いつつ、ひかりの速さで東京へ帰る。岡崎市、またゆっくり訪れたい。

→Facebookアルバム: フィールドディスカバリーゲーム in 岡崎乙川 2022(得点証明となる全通過スポットの写真ほか)

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また、去年4月のFDG初戦みよしステージ参戦記(詳細版)をむらよしギムナシオン臨時サイトにアップ。あれ以来、勝ってないな…。

2022/1/23 長かった長野県

Salon日曜、「カフェピラータ第1回室内楽サロン」に参加すべく、いつものようにギターを担いでジョギングで美鈴湖畔ピラータへ。サロンが何なのかはよく知らないが、毎年秋の音楽祭よりはリラックスしてやりましょうということらしい。始めるタイミングや演奏順、曲目も自由に進行していく。と言っても現状弾き手はYさんの奥さん(ピアノ)、N店長さん(以下クラシックギター)、Yさん、私の四人だけ。聴き手も見知った常連さんたちだし、確かに過度に緊張することはない。私はここでは初披露のタルレガゆりかごの他は、過去にやった日本の曲(宵待草、城ヶ島の雨、雪の降る町を、早春賦)をソロで演奏。Yさんとのデュオでバッハのゴルトベルク(一部)、平均律プレリュードとフーガ、そして難関曲だったBWV1006aプレリュードを何とか弾ききった。松本時代最期の思い出に、素晴らしい機会を頂けたことに感謝したい。

Pirjanという訳で、この街で一旗揚げるという夢が叶うこともなく、情けなく東京の実家に出戻りする。23年間の愛着に感傷に浸ったのもつかの間、今はろくすっぽ掃除をしていなかった汚部屋の片付けにばたばたする日々が続いている。ゴミ収集日の度に何袋も出しているのにちっとも追いつかないし、台所部屋の掃除はひたすら重曹まみれだ。一休みしつつブログを書いたら、また作業の続きをせねばなるまい。果たして期日までに間に合うのか。

今後も当面はギターサークルを続けたいし、サイクルロゲイニングのプランニングがあるので、出来れば毎月松本に訪れたい。そんなに上手くいったとしても、もう自分の街ではなくて単なる訪問者なんだ。未練たらたらだけど、どこかで気持ちを切り替えて、新しい環境で前に進まなくちゃいけない。まぁとにかく引っ越し作業の続きを急ごう。

実家にはネット環境が無いため、とりあえず5Gホームルーターなるものをソフトバンク(の怪しい代理店)で契約し試用中。しかし利用しているプロバイダDCNへは外部接続となるため、FTPが出来ないという問題がある。Webページ「むらよしのホーム」は当面、ブログ用のサーバに臨時開設しアップしていくことにした。このブログやメールは継続利用していく。

→むらよしのホーム臨時(http://mr.dcnblog.jp/home/)※まだ何もありません

東京に移ってからはこれまでのような活動が制限されるかも知れないし、そうでもないかも知れないが、今後とも、時々よろしくお願いします。

12/30 デブ性の出不精

今月はアタマの蒲郡以外は出不精が続いていて、月間300kmちょっとのジョギングはしているのだけどブログに書くほどのトピックがない。参戦記ページ「むらよしギムナシオン」は二つ更新したので、それだけここに貼っておく。最近正直太り気味。来年はどうなるだろうね。

→信州松代ロゲイニング(3時間ソロ)参戦記:部門別3位

→信州朝日村ロゲイニング(3時間ソロ)参戦記:惨敗

12/4-5 旅ゆけば三河の道に胡麻油の香り

Fujikawa土曜、身延線の特急ふじかわで静岡県の富士駅下車。近くの新幹線新富士駅まで小走りし、無料のレンタサイクルを利用する。ずいぶん久しぶりのママチャリはとても漕ぎづらい。有料の電チャリもアリだったかしら。SA併設の道の駅「富士川楽座」に到着し、小規模館では日本一の集客を誇るプラネタリウムへ。20分の番組を流してるだけだが、光学式投影機メガスターさんの描写が卓越している。番組「星降る場所へ」ではスタプリのプルンス役などで馴染み深い吉野裕行さんのイケボで、四季の代表的な星座から星の固有運動による10万年後の星空まで案内する。

折しも同館で「ゆるキャン△」のパネル展を開催中。喫茶コーナーではキャラのコースターも付けられる。好みの娘を告げなきゃいけないのがこっぱずかしい。安易に化石燃料に頼らない各務原さんも良いが「お、大垣千明さんで」。…新富士駅に戻ってチャリを返却し、こだま号に乗って豊橋乗り換え、愛知県の蒲郡駅に初めて降り立つ。蒲郡と言えば競艇場。入り浸って打ちたかったが、今日は開催日じゃなかった。

Aquaもうひとつ有名なのが蒲郡市竹島水族館で、入館待ちの列がその人気を物語る。料金はがまがま水族館と同じ500円。なるほど手作り感満載の工夫を凝らした展示・パネルが盛りだくさんで、魚たちのパーティ楽しもうか。蟹やグソクムシに触れるコーナーも。グソクムシ~♪

虹が架かる夕暮れ、竹島にも渡って八百富神社などを回っておく。おそらく明日はゆっくり参拝できないから。橋がビュービュー唸るほどの強い風で、体が冷え切ってしまう。アピタであんかけスパを食い、蒲郡みかんなど買い出しをしてOYOホテル海岸荘にチェックイン。自宅ではまだストーブ無しで耐えてるけど、ここはエアコンを付けさせて貰うわ。

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Start日曜、まだ風が残るけど昨日よりは穏やかな朝。宿から少し歩けばフィールドディスカバリーゲーム in 蒲郡の会場、海に面した竹島園地だ。3時間の部と5時間の部あわせて244人の盛況、手堅く入賞できれば御の字だが、あわよくば総合トップに返り咲きたい。トレーニング状況はジョギング距離10月220km、11月320kmと上向き。数日間のカフェイン断ちによる頭痛も乗り切った。やや奇策ながら山岳は中盤以降に回し、序盤は西端のエリアからにしよう。9時30分に5時間制限の競技がスタートする。繰り返すが大切なのは「勝たなきゃいけないんだ…」という悲愴感ではなく、蒲郡の“旅”を全力で楽しむこと。

だが序盤、点数に対して遠回り過ぎる50番を取りに行ったのが悪手。走りながら「これマズいか?」と気付いてはいたが、竹本油脂の工場から胡麻油の香りがするのもまた旅情、まあいいや。中盤に北エリアのキツい登山道で聖山・遠望峰山(とぼねやま)443mを経て、何とか見付けたガレ下りは足首が痛む。最近は体脂肪率が20%以上で高止まりしているからなぁ。時間半分が経過、想定より遅れている。

Goisan平地に降りてから東エリアへ、また登山かと一考するが、行ける脚があるなら行く。カフェイン入りジェルを投入して身体がカーッと熱くなるのはカフェイン断ちの成果。果てしない道でも一歩一歩、諦めなければ五井山(454m)に登頂。これを見ないと蒲郡を去れない大眺望だけど、欲張り過ぎたかも知れない。さらに息を切らせながら登山道を下り登りし御堂山(364m)も登るが、いよいよ時間が足りなくなり撤退戦に移行する。もったいないけど付近の高得点群をことごとくカットしてフィニッシュに一目散。竹島に渡ろうにも微妙に足りず、4分半を余して戦いを終える。まずは遅刻せず帰還できて良かった。途中何回もスッ転んで、地図がぼろぼろだ。

男子カテゴリで、鞍ヶ池ステージ覇者を擁する二人組チームに敗れ2位。得意の5時間ロゲでカテゴリ別1位になれないのは初めてで、まずこれが重い。暫定リザルトでは宿敵Fチーム(男女混合)を上回っていてぬか喜びしたが、確定ではやはり彼らが総合トップ。しかもわりと大差であった。序盤の悪手が最後まで尾を引いたことや、平地でたらたら走ってたじゃねーか?等々反省点は多い。勝つことの難しさをますます痛感している。

Route蒲郡の外輪山を攻めた距離40km、積算標高差1200mの激闘を経て手堅く入賞出来たのは嬉しいし、前日の「ぼんちのふち(安曇野・松本)ウルトラオリエンテーリング」から連闘というIさんYさんとロゲイニング談義が出来たのも救い。ワイワイ喧嘩しながら競技するの憧れるなぁ。私も存分に蒲郡の“旅”を楽しめたのは確かだ。土産にアカザエビせんべいを買って電車に乗り、また来るよ。三河安城~名古屋はこだま号(N700S)、新幹線ホームのきしめんを食ってから特急しなので松本駅到着。自宅へ歩きながら空を見上げれば秋と冬の星座よ、私に力を下さい。

次のFDGは2月の岡崎乙川。パワーアップして一矢報いたいが、そのころ私は松本を離れて生活が激変しているはずだ。

→Facebookアルバム: フィールドディスカバリーゲーム in 蒲郡 2021(得点証明となる全通過スポットの写真ほか)

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