9/12 勝手に志賀高原ユルクライム

21009/12から渋峠ホテルにて「日本国道最高地点到達証明書ろんぐらいだぁすとーりーず!Ver.」が発行されるという。それに、毎年一回は毛無峠参りをしているので今年もそろそろ行きたい。という訳で輪行で長野方面へ。さらに長野電鉄終点の湯田中駅まで電車を利用する。チャリを組み立て9時40分スタート、他のサイクリストと抜きつ抜かれつしながら国道292号「志賀草津道路」を登っていく。

晴れの予報だったが薄曇りが続く。おかげで脚の調子は良く「一度抜いた人に抜き返されたくない」という悪い意地が張って、途中休憩することもなく志賀高原を抜けていく。補給も走りながらパンをかじるかたち。だが標高差1,550mのボリュームは甘くない。腰や膝に相当キているし、熊の湯を過ぎるといよいよ脚にも力が入らなくなる。これはレースじゃなし、所々停まって写真を撮っても良いだろう。はるか北アルプスまではっきり見通せる空気だ。

Shibu正午前に渋峠ホテル到着。7年ぶりだな。カワイイ証明書300円と、ホットチョコレート500円も頼んで一息入れる。限定2000部に対しシリアル187番と、なかなかの勢いで売れている。本来は今日が志賀高原ヒルクライム大会で、はるかに大盛況だった筈だが2年連続で中止とのこと。最高地点2,172mの碑は撮影の順番待ちなので、僕はいいや。居合わせた人は上田から自走で来て、脚が余れば菅平経由で帰ると言う。頑張れ。

草津方面の展望も絶好で、名残惜しく国道を右折する。万座温泉のダウンアップを経て、毛無峠に到着。クルマが多すぎて、名物の群馬県標識の前まで駐車場と化しているのが残念。トイレもないのにすっかりドライブ観光地じゃねーか。ごく少数の旧小串鉱山慰霊関係者を除けば酔狂な人しか来ないのに、ピストンの県道が改良工事されてるし。ともかく、かつて遭難しかけたあの谷に向かって手を合わせる。

Kenashi高山、須坂へ下りてからもうひと登り、「湯っ蔵んど」という温泉施設で入浴していく。目当てのオンセン牛乳パン…はやっぱ売り切れか。ジェラートでいいや。長野駅まで走ってラン終了、輪行で松本へ帰る。明日は例のお注射なのにこんな運動してて大丈夫か?

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むらよしギムナシオンWebページに信州長和ロゲイニング参戦記をアップ。ようやく2020年の分を書き始めたという遅筆。大敗の反省は生きているか?

8/28-29 犯罪扱いのヒルクライム

Kotobuki例年の八月最終土曜と同様に、チャリで松本市街地から乗鞍高原へ向かう。トンネル街道に入って国道158号から県道84号に分かれると、交通量がえらい少なくなる。今年もまた、乗鞍ヒルクライムという自転車イベントは中止になってしまった。私は予約のキャンセルが出来ないという弱気で融通の効かない性格ゆえ毎度世話になっている寿家さんに泊まるが、かつて30人以上で賑わった同宿のメンバーは3人に激減している。この末法の世にあって他の2人は隠密行動ということで、私も松本市内のポタリングを独りでやっているという建前だ。

夜は、期待通りの澄んだ星空となる。少し目が慣れれば、いて座の南斗六星から夏の大三角を経てカシオペア座まで続く天の川もはっきり見える。月の出が21時半なので、撮影はそれまでが勝負。大口径レンズのカメラが欲しいなぁ。無数の星々を眺めながら様々な空想をする時間ももっと欲しい。地球がどれだけ多くの奇蹟と薄いバリアで護られていて、それを一瞬でぶっ壊そうとする人類。そんなこと。

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Sekkei日曜も朝から絶好の晴天。大会は中止になったけれどもスタッフさんがアミノバイタルなどを配布して、サイクリストをもてなしている。ありがたく頂きスタート。レースじゃないので始めちょろちょろ、やがてエンジンが掛かってきてペースが合う人とデッドヒート。位ヶ原からはまたゆっくりと、絶景を写真に収めながら登る。1:45'ほどで標高2,716mにフィニッシュ。少し休憩してから富士見岳も歩いて登る。素晴らしい突き抜け感。山頂は観光客が多くてちょっと「密」かなと思うのだけど、強風が吹いているのでリスクは無い。

Fujimiスタート地点に戻り、わずかばかりの支援として大会記念Tシャツを購入。というか各地のマラソン参加賞Tシャツが近年の中止続きで、軒並み寿命を迎えつつあるから仕方ないね。神経がすり減るトンネル街道を復路も無事通り抜け、道の駅風穴の里でソフトクリームを頂きつつ、まだ暑い松本市街地に帰宅。ああ、今度こそ夏が終わるのか。

8/7-8 夏汗に 嬉しからずや 高烏谷山

Utou土曜の午後にチャリで、松本から善知鳥峠を越え伊那市へ。高遠城下に入ると少し雨が降り、暑さが和らぐ。ヒルクライムに対応するためランドナーのフロントキャリアを外して来たが、荷物をザックに背負ったので腰が痛い。到着してから外せば良かったな。

みすゞ食堂でカツカレーを食い、さくらの湯でサッパリ。友人H邸に、彼の愉快な仲間たちと共に泊めさせてもらう。

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台風が危ぶまれた日曜だが、天気は回復傾向。霧雨もほぼ上がり、チャリで伊那ヒルクライムレースの会場へ。まずスタート地点に寄ると「自走で来たの!?クルマじゃないと賞品持って帰れないよ!」とスタッフに怒られる。私は自転車に乗るために自転車に乗っているんだし、クルマなんて面倒臭いわ(半年前に捨てた)。一方で「高校を卒業したらチャリなんか乗らない」という長野県民の常識も知ってはいる。

まぁ仮に米10kgくらい当たっても何とかなるでしょ、と思いつつ少し離れた受付会場へ。うわぁ確かにケース入りビールなど凄そうな賞品が盛りだくさん、極め付けは子供の背丈ほどもある鉢植えとか。一般参加賞だけでもTシャツ、1リットルりんごジュース瓶、煮豆瓶などエントリーフィー2000円を軽く超えそうな内容。何でそこまで頑張るのか。あらゆるイベントが中止になる世情にあって、恐らく地元のお祭りの代替として開催されているのだと思う。初開催で運営は見るからにグダグダだが、それを克服し改善していく過程がコミュニティの維持に不可欠なのだ。

Start荷物預けは頂上行きとか無く、受付会場のスタッフ車に入れておく形となる。利用者は私だけ? さてスタート会場に戻ろうとすると、数年使っていたトゥストラップがブッちぎれる。しまった、引き足が使えなくなる。ゼッケン留め安全ピンの下二つを使って応急手当てするが、嫌な予感しかしない。参加者が縦一列に並ぶ。長野県民限定で100名の枠は募集開始2時間40分で埋まったという。ほぼロードバイクだが、私の前後に限ってそれ以外の小径車、クロスバイク、ママチャリが並ぶ。

参加者は二週間前からレース五日後まで体温報告義務あり。また密を避けるため15秒毎の時間差スタートとなる。ニコ動ジャージでお揃いだったかも知れない?某氏がDNSとのことで、ゼッケン17番の私は16番目にスタートを切る。さぁ待ちに待った2年ぶりの自転車ヒルクライムレース、全力で駆け抜けよう! 半年間チャリ通勤をしてないので脚力は落ちていたが、ここ二週間の特訓でだいぶ持ち直したんだ。余裕があるうちは新山地区民の応援になるべく手を振り返す。

序盤平坦のあと、中盤からはなかなかの急坂。道もだいぶ狭くなり、ディレイラー操作が多くなる。慎重にやってるつもりだが、とうとうフロントでチェーンが内側に落ちてしまう。迂闊! すぐに直してリスタートするが、また落ちて今度はチェーンが食い込んでしまう。あたふたあたふた。正常に走れるようになるまで、1分以上のロスとなった。致命的…。

Finishだが上位を争う立場でもなし、残りの距離を最大限頑張るしかない。先にスタートしたライバルを一人ずつ捉え直しながら新山峠に至る。コースは最終盤、右の尾根道に入る。互いのスパートでなかなか追い付けなかった小径車を何とかパスし、呼吸をマックスの二倍にして精一杯もがく。そこにだいぶ後のスタートから追い付いて来たロードバイクが並びかける。「よっしゃゴールスプリント受けて立つぜ」そのときふしぎなことがおこった! 限界だったはずなのにさらにグンと加速したのだ。そのまま形だけは先行してフィニッシュ。もちろん大敗だけど。

6.5km540mUPのコースを、手元の時計でタイム33'06"。脱チェントラブルが悔やまれるが、それも含めての実力なのだろう。いやあ楽しかった! 呼吸を整えながら、止まることなく狭い林道で下山していく。が、せっかく高烏谷山(たかずやさん)に来たんだから高烏谷山に行こうぜ。左に分岐する砂利ダート0.8km50mUPへ寄り道する。最後は担ぎも入り、高烏谷神社奥宮に手を合わせる。

Takazuya「わー!」思わず声が出る。標高1331mの展望所から西一面に、伊那谷と中央アルプスの大パノラマ。あの陣馬形山に準じる絶景である。木曽駒ヶ岳の山頂などは夏らしい雲に隠れているが、それも丁度良いと感じる。晴れて良かった。やはりヒルクライムで一番のご褒美は高所からの景色だと思うのだ。他の参加者も何人か来るだろうと思っていたが、来たのはハイカー1組だけ。何で? ぼくさみしいよ。

無数に洗い越しのある下山路を慎重に通行し、受付会場に帰還。かき氷などを頂きつつやがて閉会式、優勝者は23分台とのこと。また、30分を切って当たり前のH君たちに敵うはずもないわ。無事、妙な賞品が当たることもなくイベントは終了。(現時点の暫定リザルトにスタート時刻のズレが計算されておらず、私の場合15秒速いタイムになっているのが気になる。)

高遠で食事のあと帰途に就く。いちおう輪行袋を積んで来たが、その作業もだるそう。のんびり自走で、矢彦・小野神社をお参りしつつ善知鳥峠を越える。こうして、今年はもう夏が終わったような気分だ。

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ICレコーダーが作動してないなど一部問題はあったが、映像は概ね撮影に成功していたので、いつもの5倍速編集。それにいつものゆっくり独白スタイルでニコニコ動画にアップした。

→ニコニコ動画: 【5倍速】伊那ヒルクライムレース #イナヒル

7/23-25 灼熱のレヴュー “ワイ(ル)ドテレイーーーンバトル” 走って迷って奪い合いましょう。

金曜祝日、チャリを駆って信州スカイパーク南端へ。朝7時集合、もう汗だくに暑い。「信州空の道サイクルロゲイニング」…ここらで地形図を使う本格的なサイクルロゲイニングは初めてではないだろうか。そのプランナーとしてスタッフ参加できることは光栄である。イベント名も私の発案で、信州スカイロードを単に和訳しただけ。

Sky株式会社未来図さんが運営するサイクルロゲとしても初めてとのことで、今回は試行として30名のこっそり募集。結局20名ちょっとのエントリーとなったが、猛暑の時期、表彰もないのによくこれだけ興味を持ってくれたと思う。神奈川県などの遠方からの参加もあり、エントリー者は全員集合。なかなかない事だ。私はサイクリング用のウェアにヘルメットとグローブも付けた「正装」でプランナーとしての挨拶を行う。ランナーがサイクルロゲも作っちゃいましたではなく、自転車乗りの自転車乗りによる自転車乗りの為のロゲであることをアピールしている、つもり。

9時にスタートすると、残されたスタッフは暇。私はちょっとテレインの見回りに出掛ける。現時点で「ぼくがかんがえた さいきょうのサイクルロゲイニング」…皆楽しんでくれているだろうか。暑いけど、自転車は風を受けるぶんランニングより快適だ。にしても曇り予報だったのに何という夏晴れか。もし雨だったら相当数のDNSが見込まれ試行大会どころじゃなくなってたので、本当に幸運だ。

Park12時までにフィニッシュ、のはずが半数近く帰ってこない。サイクルロゲ自体珍しいので、距離感覚が難しいだろうか。途中棄権の連絡があった方を除き、まもなく全員帰還。事故や熱中症による救急車沙汰が無かったのが何より助かる。「楽しかった〜」との声が多く聞こえ、報われる思い。

優勝候補のWさんが少し遅刻し、トップスコアは私のギター仲間であるYさんに決定。前の美鈴湖サイクルオリエンで愛知県からお越し頂いたFDG代表の超人Tさんに次ぐ成績だった強豪で、今回も決戦用タイヤやオリジナルマップホルダーを用意するなど、真剣に勝ちを狙っていただけはある。私からロゲイニングのコツなど一般論を話すことはあったが、もちろんプランナーとしての情報は一切伝えていない。お互い気を使った所だ。

つつがなくイベントは終了。おもてなしの心に足りない部分があったなど反省点も多々。今日の経験が次に繋がるだろうか。この日、松本は最高気温34.3℃を記録。

その他、プランナーとして思いの丈はフェイスブックのアルバム形式でまとめた。

→Facebookアルバム: 信州空の道サイクルロゲイニング2021

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土曜、18きっぷで愛知県の高蔵寺へ。列車内のクーラーがキツいぞ、人類ホビロン。愛知環状鉄道に乗り換え、(万博)八草〜新豊田間は初乗車となる。こういうのが一番嬉しい。

Planetという訳で再びやってきたトヨタの地。とよた科学体験館の入口体温計で38.9℃と出てビビる。炎天下を歩いたからな。ほどなく冷めて、プラネタリウムのチケットを確保しておく。番組によっては満席になる人気館だからね。昼食後、時間潰しに名鉄三河線豊田市〜猿投間を電車で往復する。2両編成はS字カーブを描いて猿投駅へ。跨線橋からは猿投山の眺望。この暑さで登るのは無謀と思うが、明日のテレインに含まれるだろうか。

豊田市駅に戻ってもまだ時間はあるので、ジャスコシネマのあるKiTARAへ。大小のフィギュアが並ぶガチャコーナーが凄い。ラブライブスーパースターのガチャだけ引いておく。松坂屋はあと69日と表示されている。これだけ立派なデパートが閉店…残念である。とよた科学体験館に戻って一休みし、いよいよプラネタリウムの時間。さすが広いドーム、コニカミノルタのインフィニウムさんもなかなかの表現力で美しいスタァライトを描く。配信番組はヒーリングアース。響けユーフォニアムの滝先生などを演じる櫻井孝宏ボイスが、眠らせに来る。危なかったー。

パークサイドホテルにチェックイン。部屋の窓からプラネタリウムのドームが見下ろせるのは素晴らしい。

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日曜、ホテルの朝食をしっかり採って、おいでんバスに乗り込む。スマホ弄りはせず、このあたりの地形に目を慣らしておく。私たちはもう舞台の上。戦いは始まっているってことだ。棒の手広場前のひとつ手前、猿投神社前で下車し、朝のうちに落ち着いて参拝しておく。

Gateやって来ました「フィールドディスカバリーゲーム in さなげ」。専用アプリを用いたロゲイニング形式のイベントに、3時間の部と5時間の部合わせて300名以上が集まっている。私はFDGシリーズ第1戦に勝利しポイントトップであるだけに、ライバルをがっかりさせるような恥ずかしい戦いは出来ない。もちろん5時間でのエントリーだ。

で現状はというと、176kmウルトラオリエンで燃え尽き&足底の怪我で長期休養し走力リセット→トレーニング再開するも膝が痛くて走れない→30分、1時間、2時間と少しずつ走れるようになりかけたところ派手に転んで肋骨にヒビ→やっと深呼吸が出来るくらいに回復するも体重は例年夏の2kg増し←イマココ。

ろくに走れる脚ではないが、持ち前の暑さ耐性と読図力でどこまで上位を狙えるだろうか。既にかなり暑い9時30分、一斉にスタートを切る。テレインに猿投山はなく予想より南寄り。手のひら2つ分では収まらないワイドなテレイン、今回も半分くらいはカットする必要がある。ヨセで回収しづらい北東側から入るのがセオリーで、強そうな人はみんなこっち。現状唯一のライバルであるFチームさんがどんどん先を行き、とうとう視界から消えてしまった。もうだめだ。脳内はずっとワイルドスクリーンバロックという曲が流れている。戦う覚悟を鼓舞する歌だ。「歌って踊って奪い合いましょう♪」

Showa昭和の森に向かって、ある尾根から下りる道を行こうとしたら激ヤブ。プランナーが調査をした時は通れても、夏場はあっという間にこうなるのはロゲあるある。何というワイルドなテレイン。蜘蛛の巣だらけになりながら強引に下りるが、大幅なタイムロス。脚と腕が切り傷だらけで痛い。うろたえるな! 展望台からの風景は今日一番の絶景となった。南東に向かう道が立入禁止で、そっちはごっそり諦めて西へ向かう。後にして思えば幸運だった。

三河御船駅跡など、鉄道好きには嬉しいスポットも盛りだくさん。「みふね」と聞くとラブライバー的には三船栞子さまを連想する。歌って踊って奪い合いましょう〜(ちょっと違う)。トヨタ紡織工場前では相互フォローなIさんYさんのチームとスライド。実力近い者同士で組めるのは羨ましい。

それにしても暑い。自分に限って熱中症の心配は無いが、湿度が高いのか愛知式の暑さは正気を保つのが難しい。あの多治見に近いのだからそりゃ暑いわな。ランパック専用のフラスクを持ってくるのを忘れて、給水は背中に積んだペットボトルをいちいち取り出して行っている。ぼちぼち尽きたので購入しよう。自販機から生まれたてのドリンクは冷たくて美味いなあ。この日、豊田市は最高気温33.6℃を記録。

Mifune最西端エリアであのFチームが追いついて来て物凄い勢いでまた引き離していく。走力の差は如何ともし難い。欲張って大遅刻でもしない限りダントツで優勝するだろう。前回遅刻されているだけに、そこは抜かりないはずだ。私も中央の高得点は諦めてそろそろフィニッシュに直進しないといけない。ずっと登り勾配になることも計算に入れて、ギリギリか。

道沿いのスポットだけ回収しよう。19番、なんか写真例と撮った写真違くないか。でもまに、まに、まに、まにまにまに間に合わない!と焦っているので再確認を怠ってしまう。こうして3分弱残してフィニッシュ、すぐ日陰で休みたいところ、集計作業が辛い。一ヶ所写真送信エラーで加算されてない所は申し立てで認めてもらったが、19番がNGになっている。ああやっぱりね。こういうヒッカケが多いのが今回のプランナーの特色らしい。それでも何とか男子1位の座は確保したが…。

やはりFチームさんがダントツのトップスコアで、表彰式の順番が先になった男子勢の何と不甲斐ないことか。だが男子2位のKさんは富士登山競走の持ちタイムで言えば私より1時間近く速いスーパー超人。ロゲ慣れしたら怖い存在になるだろう。

Map_2シリーズ戦ポイントもFチームさんに逆点を許した。今日はあまり読図に問題は無く、走力というキラめきが足りなかった。差はまだ僅か。次は取り返してやるぞと、彼らが登壇する感想戦を見上げながら闘志に火を付けるのだった。FDG代表のTさんに挨拶して会場を離れる。帰りのバスは時刻の都合上、1kmほど小走りした上中山バス停から。やたら重い副賞を抱えつつ乗り継ぎがタイトで、ゆっくり食事もできぬまま猿投・豊田を離れる。また来るよ。

という訳でこのままフェードアウトという訳にはいかず、今年度はFDG愛知シリーズがイベント参加の軸になりそうである。元々そんなにたくさんやるつもりはないので、長野県内は既にエントリーした伊那ヒルクライムレースと乗鞍ヒルクライムを除き難しいかも。あと一とつくらい何とかしたい。

→Facebookアルバム: フィールドディスカバリーゲーム in さなげ2021(イベントの様子や通過証明写真など)

7/17-18 初オリエンに熱中しよう

Alcp一番暑い時間帯に走ることこそ暑熱順化の効果がある、と言ったら過激だろうか。土曜の正午ごろ自宅をジョギングで出発し、アルプス公園へ。ネイチャリングフェスタというファミリー向けのお祭りが開催中で、私の目的は一つ「地図読み探検ゲーム、オリエンテーリングをやってみよう!」。見知ったスタッフさんに上級コース(1900m)の地図を渡され「中村君なら説明要らないね、15分くらいで帰ってこれるね」と。いやロゲはともかく、こういうタイムトライアル形式のオリエンなんてやったことないんだけど…。

たぶん地図の下にある空欄に改札パンチみたいなのを順番に入れていくのだろう。タイム計測はセルフなので、時計を撮っておもむろにスタート。先週転倒して痛めた肋骨がひびくので、激しい運動は出来ない状態だ。それにしてものっけから別の尾根に登ってしまう大ミス。勝手知ったるアルプス公園で何で!?…やはり暑さで頭ぼーっとしている。まずコンパスを読みなさい。3つめの藪尾根でも蜘蛛の巣だらけになりながら右往左往の大迷い。後半はやれやれ走りで、結局24分19秒も掛かっちった。初オリエン、ほろ苦デビューであるが楽しかった。

その後は浅間温泉から美鈴湖に向かい、カフェピラータで遅い昼食。下山はもりの国から桜ヶ丘へ向かうトレイルを走る。しまった今日は熊鈴を忘れちゃった。でもいつも通ってる道だからヘーキヘーキ。そう思いつつ中間の謎祠手前、右手でガサゴソ!あっ動物!? 20mほど先、藪でもない所で背中を向けて逃げる物体は猿でもカモシカでもない、紛れもなく熊の成獣だ。もしかして俺、九死に一生を得た? 熊が居て当たり前の山域だけど、ここ数日は学生の大会で騒がしい自転車競技場と野球場に挟まれたこの場所にまさか出没するとは。油断せず備えなくてはいけない。とりあえず今日は口笛を吹きながら下りよう…。

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Kiyo日曜は木曽方面に出掛ける予定だったが、暑さにやられちゃったか昨夜から胃が動かず、立ち歩くこともままならない。昼まで体力回復を待ち、また暑い正午ごろ出撃。36℃予報のもと、チャリで山形村を目指す程度にする。大池地区の清水古道入口から、林道堂ヶ入線をアタック。距離4.3kmで460mアップする平均11%、筑摩野でも指折りの「長い激坂」だ。やはりこの体調ではバテバテで、清水寺前まで31分41秒の凡タイム。来月の伊那ヒルクライムレースに向けてもうちょっと脚力を付けたい。

さて直近の予定は、7/23(金)に信州空の道サイクルロゲイニング。これはプランナーとしての参加で既に入稿したのでもう頑張ることはないが、爽やかな晴天を願う。翌日は豊田市にチェックイン、日曜にFDGin猿投というロゲイニングがある。FDG第1戦は勝利したがフロック? 今回は惨敗してフェードアウトするか、次戦以降もヒールとして君臨できるのか、これは頑張り次第。攻めの姿勢が大事、願わくば猛暑になれ!

むらよしギムナシオン(参戦記)ページには2年前の知多半島ロゲイニングin東海市をアップ。これでやっと2019年の分を書き終えた。2020年は大半のイベントが中止だったので書くことは少ないはず。一気に今年分に追い付きたい。

6/26-27 勝手にツールド美ヶ原2021

Mochiウルトラオリエンテーリングによる足の痛みが引いて、トレーニングを再開。しかし長期のサボりがたたって今度は膝がすぐに痛む。ランニングも自転車も中途半端なまま、ツールド美ヶ原の週末を迎えた。もっとも大会そのものは中止、それでも集まる人々のために会場でアミノバイタル等の配布を行なっている。

土曜、乗鞍仲間6人が集結してスタート。去年はだべりながらゆっくり走ったが、今回は2年ぶりのタイムアタックとする。キャリアを外した軽量装備でなるべく本気で漕ぐ。・・・ペース配分は悪くないが、チェックポイント毎に脚力の弱体化が如実に現れる。最近換装したクランク(シマノバイオペースという逆楕円かつ175mm長の珍品)が合ってない可能性もあるが、それ以前の問題だろう。

Takeshiフィニッシュタイムは1:34'19"、全盛期より10分以上遅い結果となった。これがレースだったら唖然としてしまうところだが、走り自体はとても気持ち良いもので、やっぱり僕は自転車が、ヒルクライムが好きなんだと思う。今日はやたら電動アシストの高級機材を見かけるが、あれどうなんだろうね。

全員無事にフィニッシュし、無事に下山。ピラータに案内できたら良いのだけど、「千石」のデカ盛りにチャレンジするのが恒例となっているから仕方ない。山賊焼定食、去年よりは余裕で完食できた。その胃袋が問題なのだ。

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Hokora日曜、コンビニで市民タイムスという新聞を買ってくる。昨日いろいろ取材を受けていて、ばっちり写真が載っていた。これは嬉しい!(→WEB版

今日はジョギングで桜ヶ丘トレイル経由、カフェピラータへ。昨日のツールドフランスの話題でもちきりである。長居して、下山は雨につき舗装路で。

急激に増加している体重を止める術はあるのか。来月から頑張ろう。

5/23 プランナーズハイ

Mapcp先週痛めた右足底も自転車を漕げるくらいには回復したので、浅間温泉の激坂を登る。標高1000m、今日はカフェピラータで行う「美鈴湖サイクルオリエン」の主催者として、受付から集計まで業務をこなすのだ。

ロゲイニングに何度も参加していると、自分でもプランニングしてみたくなる。またピラータには以前「”美鈴湖”がぴーくす」という、周囲の坂を全部登ろうというイベントがあった。それらをベースに素案を持ち込んで話し合い、改良して誕生したのがこれである。参加者は主に「松ぽた」方面から募って頂くとして、いきなりスコアオリエンテーリング(ロゲイニング)とか言われても何をしてよいか分からないだろうから、地図・写真例一覧は事前公開とした。いちおう色覚特性にも配慮して作製したつもり。印刷以外にもデジタル時計を買うなど若干コストは掛かっているが、参加は無料とした(松ぽたのカレンダーを無料で貰ってるし…)。

Info一週間前のウルトラオリエンテーリングよりよっぽど今日の天気予報に気を揉んでいたが、爽やかな晴天に恵まれた。ワクチン業務等で仕方なくキャンセルもあったが、最小催行人数3を大きく上回る方が集まり、松ぽた様様である。車種はロード、MTB、Eバイク、そしてランニングと様々。サプライズとして愛知県からTさんが急遽駆けつけてくれた。また通りすがりの人を強引に?誘って計10名が出走。個人的には十分だが、お店への貢献を考えるともう少し集めたかったかも。そして、受付で待っているのは案外ヒマである。

自転車イベントで一番怖いのが、誰かが事故るんじゃないかということ。特に疲れてくるとリスクは飛躍的に高まるので、制限時間は中途半端ながら2時間30分とした。遅刻やメカトラがありつつも無事みんな帰ってきてくれた。「順位付けはしない」とは言ったがやはり上位戦線は気になるもの。何と愛知県のTさんがトップスコアを叩き出した。土地カンがないのに凄い読図力である。彼の主催する知多ロゲイニングin東海市、FDGinみよしで私が優勝しているので、その意趣返しを果たしたという訳だ。

Marker余った地図に各々のルートをマーキングして頂き、これで感想戦にも花が咲いたようだ。イベントはアフター重点な。地図が事前公開だったのでそうなると予想していたが、高得点者は似たルートになりがち。誰も激坂ルートを通ってないのはプランナーとして敗北ポイントである。北のほう、小日向集落の湧水を穴場として紹介できたのは勝利。意外に多くの方から「面白かった、またやろう!」と言って頂いたのは嬉しい限り。地図読みスポーツはきっとまだまだ面白くなる。

「ウルトラオリエンテーリング・元善光寺-善光寺」176km完走、「美鈴湖サイクルオリエン」企画成功と、二週連続で人生最大級の経験を得た。この高揚感が過ぎれば元のしがない求職者に戻る訳で、落差がありすぎる。旅に出たいわ。

今回のイベントの様子を、短い動画にまとめてみる。先週の自分褒美でMac miniを6年ぶりに買い替え、Apple M1チップのパワーで編集作業はすこぶる快適になった。しかしゆっくりボイスを細かく調整できるアプリが動かず、そこだけ旧機を使っている。→ニコニコ動画: 美鈴湖サイクルオリエン2021

また、今更ながらむらよしギムナシオンページに「サイクリングin乗鞍2019」「松本マラソン2019」の参戦記(詳細版)をアップ。今年も参加予定、走れるといいな。

5/14-16 距離的にありえんオリエン

Mazda金曜、JR飯田駅に降り立ちキラヤスーパーで買い出し。夕食は満津田で牛焼肉丼を頂く。飯田に来るといつもここ。今場所は三段目スモトリ・満津田の調子も良さそうだ。

シルクホテルアネックスにチェックインすると、ロビーで大会運営のKさんMさんYさんに遭遇。このご時勢で多くの方が出場を辞退され、あと戦友のGさんも辞退されたとのこと。明日は誰を追ってレースをすれば良いのか。

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土曜、朝食とFDGみよしの賞品にあったUTAサプリの試供品を摂取し、電車で元善光寺へ。ざっと60名が乗り込んでいて、つまり参加者の大半である。まずは寺の階段を登り本堂に手を合わせる。アイサツは大事。古事記にもそう書かれている。

Startウルトラオリエンテーリング・元善光寺-善光寺』コースプロフィール176km、累積標高3,020m・・・「そんなの絶対無理!」と思って当初はエントリーを見合わせていた。だがこれに出ておけば長野県のマラソンイベントに思い残す事は無いだろうと、だいぶ遅れてエントリー。以来、出来る限りの準備はしたつもり(ツーリングを楽しんでただけ)。カフェイン断ちによる頭痛も解消して頭は冴えている。受付で地図セットと専用GPS端末を受け取る。このGPS情報はWeb公開され、誰でも観戦できる仕組みだ。

午前6時、辞退された方々に申し訳ない気持ちを残しつつ、でも待ち焦がれたスタートの刻を迎える。地図上で指定されたコントロールと呼ばれる特徴物を、制限36時間で順番に写真撮影していくルール。とりあえず自分の順位が分かる位置でレースを進めたい。ところが二万五千分の一スケールにまだ慣れていない先頭2名が次々と、最初のコントロールを500m〜1kmオーバーランして引き返しを余儀なくする。その次の選手も分岐を見逃して、あらぬ方向へ走り去る。

…俺がトップじゃん。まぁちょっとだけ良い気でいさせてくれや。河岸段丘登りに入り、私も分岐を100mほど間違え、やはり追い付かれるのだが。コントロール「延命地蔵尊」は写真見本とだいぶ草木の生え方が異なり、しばらく走ったあと不安なって引き返して再確認、ヨシ! 176km走っといてDSQ(失格)は避けたい。

20km地点の飯島エイドはルールブック上は通過不要だが、貰えるものは貰っておこう。ところが現場では通過必須の判断で、その混乱で私がトップ到着になってしまった。・・・ここまで上位争いを演じてしまって、「La victoire est à moi(調子に乗んな!)」って方が無理じゃんね。かかり気味になって、駒ケ岳SAからはとうとう単独トップに躍り出る。ちょっとしたトレイルを経て善光寺…ならぬ光前寺、こまくさ橋を渡り北へ北へ。

Ina追い風は助かるが、いよいよ晴れて暑くなってきた。これは相当数のリタイアが見込まれる。伊那地方の国道や県道は狭くランニングには不適なので、配布地図には交通量の少ない推奨ルートを示すピンクのラインが引かれている。またその道を通らせるためのコントロール配置になっている。これが案外複雑で、ロゲイニング慣れしてないと心が折れるだろう。あまり頭が疲れないよう、ずっと真っ直ぐで良い道はあえて地図を見ないで心を休める。おっと、なるべく全ての通過市町村でマンホールを写真に撮るという遊び心は忘れない。

田切地形によるアップダウン、羽広観音へのアップダウン、暑さと給水不足にダメージを負いつつ63km地点の箕輪エイドにトップ到着。ヘッドライトの点灯チェックを受けて、ここからの地図セットを受け取る。エイド食はハッピーターンやカントリーマアムといった喉を通りそうにないものばかりだが、なるべく食べる。せめてバナナでもあれば…。配布スポドリもカロリーオフタイプだし。小さい羊羹2個を補給用に持ち出しリスタートする頃、Y選手が到着。強豪は私みたいにエイドでだらだらしないから、すぐに追い付かれるだろう。

案の定じわじわと追い付かれ、一気に追い抜かれる。ここまで本当に良い夢を見させて貰った。ツインターボばりの「大逃げからの逆噴射」が始まる。徳本(トクホン)水がコントロールになっていて水分不足は解消するが、今度は圧倒的カロリー不足に悩まされる。エナジージェルをちょびちょび摂っているだけでは足りるはずもなかった。事前にちゃんと計算をしていなかった私が悪い。

ルートは初期中山道・牛首峠へ大きく西に迂回する。とうとう歩き混じりになり、喉を通らないカロリーメイトを少しずつかじりながら峠越え。去年近くの蛇石キャンプ場で熊を見たから熊鈴必須な。ここからはほぼ知っている道で、ハッピードリンクショップがどこにあるのかも把握している。桜沢に下りて早速、弾けるレモンの香り、ポッカレモネード!…ってこれカロリーオフタイプじゃん。人工甘味料は滅びろ。コンビニでパルムアイスとタピオカミルクティーを摂り、やっと走れるようになるが3位転落。

Castleこの大会を知っていると言うジョガーに声を掛けられ、嬉しいけど心に余裕が無い。もうだいぶ暗くなってきたなか、村井から出川までピンクラインがえらい複雑。ツルヤスーパーに行くとき良く使う抜け道だが、踏切の使用は避けたい。とうとう反逆して国道・県道を進むことにする。カフェインドリンク解禁としてコーラを呷りつつ午後8時、114km地点の松本エイド(松本神社)に到着。いつの間にか2位に返り咲いているが、これも風前の灯火だろう。

ヘッドライトの他にスマホのバッテリーチェックも受けて、新しい地図を貰う。デポジット荷物の食糧少なすぎたかなー。半袖Tの下に長袖Tを着こみ、仮眠は取らずに出撃。このへんは自宅から500mの位置だし帰ろかな、帰りたい、おふとん夢の中…。四日目の月が沈み真っ暗な林道の防獣柵を越え、刈谷原峠は完全に歩き。下り坂もとうとう走れなくなり、眠気で目の焦点が合わずふらふら歩き。やはり私はここまでの男だった。挫折感に打ちひしがれながら順位も落ちていくが、自販機前でコーヒーナップ(小仮眠)をとり、歩けるようにはしておく。そうすればいずれゴールに着く。さすがの星空もあまり観察する余裕は無い。

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Tachi日曜、地獄の立峠に入った。山の中は松の花粉だろうか、ヘッドライトの光にずっと大量の粉が照らされている。喉がいがいがするわ。「山に体を立てちゃいけない、体を沿わせるんだ」という格言?を思い出しつつ、ふくらはぎが死ぬのではと懸念していたトレイルの急登は案外大丈夫。だが大腿四頭筋?の踏ん張りが効かず、坂を下るほうが困難になった。もう一つ中ノ峠を越え、命からがら137km地点、最終の西条エイドへ。メンタルもすっかりやられているのか、私にしてはスタッフとべらべらしゃべる。

自己最長距離は24時間ロゲイニングの時の132kmなので、もう完全に未知の領域に入った。2km区間だけ走れたが、歩きに戻る。もう一度数分の仮眠を取り、麻績へはまた推奨ルートと違う道を通る。草木も眠るウシミツ・アワー、国道もほとんどクルマ来ないしね。ガッタリを経て最後の山場、猿ヶ馬場峠へ。ロスト気味の他選手と少し協調しつつ、聖湖に登り着く頃には朝になった。ヘッドライトをしまう。

Kuwabara下り坂がますます無理になって、ここでリタイアすることもできず、気の遠くなるような長い時間を掛けて桑原集落へ。本降りの雨になりウインドブレーカーを着込むが、低体温症の心配も出てきた。稲荷山のコンビニに寄りコッペパンを購入すると、なんだ、ちゃんと喉を通るじゃん。これで走れ・・・ない。右足裏に激痛が走る。雨による靴濡れでアイシングされていなかったら、気絶もんだ。

「とうとう地図に長野駅が見えてきましたよ!」と嬉しそうな他選手。彼なりにここまで至ったドラマを感じ、私も少し前向きな気持ちになる。女性トップらしき(後日注:混合チームの方)にも抜かれつつ、丹波島橋で最後のインゼリーを投入。駅前からの参道はマスクを着用。トイレを探しているうちにまた順位を落とすも、善光寺信号直前で1人抜き返す。ここからは走行禁止でほどなく駒返橋、176kmフィニッシュ地点に午前11時23分37秒、つまりタイム29時間23分37秒、全体12番目での到着となった。記念撮影には笑顔を返すが、無心に近い。

Zenko徳寿院という宿坊に移動。全58コントロールの写真確認を経て、元善光寺&善光寺の御朱印を完走証として受け取る。DSQにならなくて良かった。シャワーを浴び、眠くならないうちにリーブ。改めて善光寺本堂にお参りすると、ようやく涙が滲んでくる。ここ数ヶ月は甲斐善光寺・関善光寺・元善光寺・善光寺東海別院・岐阜善光寺・善光寺大勧進・善光寺大本願そして長野善光寺(ようするに元善光寺サイトのリンク先すべて)を巡り「完走できますように」と手を合わせてきた。完走というか完歩になってしまったが、ついに成就できたんだ。「ありがとうございました!」。

大会カメラマンという激務をこなすHさんにも別れのアイサツをし、もうほぼ歩けないのでバスで長野駅へ。駅のエレベーターを使うなんざ、9年前の群馬遭難時以来だ。電車で松本に戻り、モスバーガーで1,400円の豪食。バスで帰宅…ここのバス路線を使うのも9年ぶり。

Prize敗因をまとめると、大逃げからの逆噴射、圧倒的カロリー不足、大腿四頭筋の力不足、右足裏の謎故障。勝因をまとめると、前半の地図読み(自分が一番短距離ではないか?)、暑さ耐性くらいか。まぁとにかく経験不足。かといってこれから経験を積もうとか、今はそんな気分じゃない。足が治ったところを、このレースのゴールとしたい。

→Facebookアルバム: ウルトラオリエンテーリング・元善光寺-善光寺2021

4/30-5/1 全身渋イェー

Kiri朝6時、松本の自宅から北へ、いつもの善光寺街道ジョギングをスタート。すぐに刈谷原峠の未舗装路に入り、熊鈴を鳴らす。走り始めの脚でも歩きが入るほどキツい坂。ウルトラオリエンテーリング本番ではおよそ120km地点にあたるが、どうなることやら。

次の立峠トレイルはほぼ登山道で、ふくらはぎを殺しに来る。今から強化できるかなあ。下りの石畳も走りづらい。麻績村セブンで昼食をとり、猿ヶ馬場峠へ。天気はまだ良好だが、下りトレイルはぬかるんでいるのが難儀だな。桑原宿まで下り座って靴の汚れを落としていたら、鳥の爆撃を食らう。帽子があああ。

Zenずっと似たような右カーブの道で考えるのを止めるころ、丹波嶋宿へ。犀川を渡って参道を登れば長野善光寺到着、60km余りの道のりだった。最近隣県の善光寺巡りをしていたが、やはりここはデカい。昔の善男善女が感動の涙を流した気持ちがよく分かる。大本願、大勧進、善光寺本堂をお参りし、御守も授かっておく。

今回のジョギングはあとちっとだけ続くんじゃ。東へ村山橋を渡り、須坂駅前へ。以前に群馬県境の毛無峠までジョギングした道と繋げた。ここでいよいよ雨が降りだし、もう電車に乗ってしまおうか五分五分で迷う。雨よけの帽子が使えないのも悩ましいが、やっぱり予定通り走ろうよ。北へ向かい、道の駅小布施へ。走路がジグザグしているのは距離稼ぎもある。

Yuda中野市街へ向かう頃ようやく小康状態になって、大きな虹が現れたのはサプライズ。登山列車の様相となる長野電鉄線と何度も交差しながら、終点の湯田中駅に到着。ローソンで最後の補給をとり、もうひと頑張りで渋温泉。ちょうど100kmで今日のジョギングを終えた。夜8時、チェックインの都合を考えるとこれくらいが精一杯だろう。途中で諦めた別世界線の自分に「ざまーみろ」。

宿は養田屋旅館。内湯は熱くて入れないが、屋上の露天風呂はいい感じ。無粋な電灯を(勝手に)消して空を眺めると、春の星座たちや流れ星。こんな贅沢なかなか無い。だが本来、ゴールデンウィークなら賑わってないといけない。今夜の客は私ともう一組のみ。時節柄とは言えなんてことだ。会食を伴わない一人旅ならがんがんすれば良いのだ。普通はそんなことしないか?

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Shibu朝起きたらマスターキーを持ち、浴衣に下駄で外湯巡り。渋温泉宿泊者の特権である(今は大湯のみ日帰り可能になったらしい)。さすが良い雰囲気の街で、モンスターハンター「ユクモ村」に模したイベントがあったり「千と千尋の神隠し」のモデル館があったりするだけのことはある。とは言えやたら熱い湯が多く、かぶるのがやっとの所も。九ヶ所のうち五ヶ所を巡って宿に戻ると朝食タイム。ボリューム十分、味は満点、山菜も嬉しい。

地獄谷野猿公苑でもまた散歩して湯田中から電車で帰る予定だったが、体調良好で今日も走れそう。渋峠を越えて草津温泉なんて夢だが、昨日の今日では無理ぽ。路面凍結との情報もあるし…。ジョギングで夜間瀬から北へ、無名の峠を越えて須賀川地区へ。さらに下りて木島平村を経由し、飯山市「菜の花公園」に到着。凄い香り。花の名所としても県内有数で、一度は見てみたかったんだ。だが斜面いっぱいではなく段々畑状だったりで、映える写真を撮るには工夫がいる印象。

Nano

千曲川を見おろす景色は絶好で、その河川敷にも広い菜の花畑が見える。あっちも行ってみよう。という訳で「道の駅花の駅千曲川」前へ。すっかり黄色に包まれるし、将来もっと畑を広げそうな気配もある。相当ゆっくりだったけど、飯山駅まで33km走ってトレーニング終了。鈍行で松本に帰る。

相変わらずウルトラオリエン176kmを完走できるイメージは湧かないが、必要な装備や、今からでも強化すべき点など見えてきた。これが最後の長距離練習というのも寂しいが、万全の体調と準備で本番を迎えたい。

4/17-18 DREAM SOLORUNNER

Okosama土曜に普通列車で、やっとかめ…でもなく6日ぶりに名古屋へ。喫茶マウンテンの激甘スパ登頂スタンプカードが満了していたのでそれを使いクリームソーダと、「大人のお子様ランチ」を頂く。予想以上のボリュームでお腹いっぱい。

多度神社や蟹江西に行こうという計画もあったが、土砂降りの雨予報に負けて断念した。代わりに地下鉄西高蔵から東側に歩き、熱田ジャスコの屋外駐車場で開催されているサイクルスポーツデイズというイベントを訪ねる。目玉のロードバイク試乗が中止となっており、今日は物販がメイン…確かにお買い得かもね。乗鞍王者の筧選手・中村選手・森本選手、さやパカさん・MIHOさん・なななさんらによるトークショーを見るが、スピーカーが遠くてあまり聞き取れず。ラッキーバーガー(ピエロではない)のローストビーフバーガーは予想以上のボリュームでお腹いっぱい。

Talk前売1000円の入場料を払った価値があるかは微妙で、雨でも、雨だからこそ楽しめる工夫が欲しかった(東京スカイツリーみたいな)。おかげで空いてるのは良かったし、時間を潰す目的は果たせた。もうズボンの裾はびしょびしょだが、トレッキングシューズを履いて来たので靴の中は乾燥している。さすがスポルティバ。

西高蔵の西側にある名古屋国際会議場センチュリーホールに向かうと、昼の部の参戦者たちがぼちぼち帰り道。いったいどんなだったのか? わくわくしながらやって来ました「響け!ユーフォニアム」定期演奏会、夜の部。アニメ劇中の曲を実際に洗足学園音楽大学が演奏する人気の吹奏楽コンサートだ。去年東京で初参戦するはずだったものの、公演4日前に急遽中止が決定…。ただ座って拍手する程度の集まりでそんなに警戒する必要があったのか、その世情に対し今でも少し根に持っている。今回もまた数字上では疫病の波が来ていて、サイクルスポーツデイズではいくつかのブースが参加を取り止めていたほど。この定演も数日のズレがあれば中止の判断だったかも知れない。

Ticket間引き席で客数が半分になるし、ファンが殺到するような物販もない。そのぶん謎ジオラマが付いたチケット代は12500円と高かった。それだけ払って2時間、何も感じなかったらどうしよう…。一階席のやや後ろで、少し不安になる。緊張するブザー音の後、開演。

スクリーンにアニメ1期1話冒頭のシーンが流れ、「地獄のオルフェ」の演奏から始まる。そう来るか…。今回はこの演出で、時系列に沿って作品を振り返る構成になる。TRUEさんのボーカル曲もすんごい伸びやかで、マイクいらねーだろってほど。ホールの響きも極楽浄土で、聴いてて涙がどんどん溢れそう。ある意味お目当てだった黒沢ともよさん、朝井彩加さん、安済知佳さん、豊田萌絵さんの声優トークコーナーが箸休めになっている。

Century劇中で名古屋国際会議場センチュリーホールは全国大会の舞台となっているが、実際ここでユーフォ定演が開催されるのは初めてとのこと。そう、2期クライマックスの課題曲・自由曲シーンを初めて完璧に再現している! さらに「リズと青い鳥」も圧巻で、スクリーン上の演奏とリアルの演奏が完璧にシンクロしている。実質ラブライブ!?

他にも手拍子楽しい「宝島」や、しっとり聴かせる二重奏、先月リリースされたばかりのドラマCDからの選曲など、感動と驚きは書き切れない。京都アニメーションの件や自身の罹患をも内包したと思われる声優トークに、結局は泣かされるし。こうして2時間とちょっとが、新たなる希望を胸に終わるのだった。これだけ心が動くってことは、俺はまだ生きてるってことだ。

雨はほぼ止んだし、栄まで5km歩こう。失われた水分をファミレスのドリンクバーで補充しつつ、グレイスインホテルにチェックイン。

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Sobue日曜、小倉も乗せられるパンのバイキングをガッツリ頂いてからジョギング旅スタート。名古屋城ビルを堀の向こうにチラ見してから西へ、県道67号を進む。晴れ予報だったが、時折黒い雲が上空を通過し雨を降らせる。清州城ビルは電車から度々見えるけど、こうして間近で見上げるのは初めてだ。

大都会を離れ、田園風景の稲沢市へ。最後はちょっと迷いつつ祖父江の善光寺東海別院に到着。本殿がまさにミニ善光寺の構え。「かいだんめぐり」は途中真っ暗なものの、錠前のある中心部は謎ジオラマが輝く! これはこれで極楽浄土かもね。少し戻る形で森上(もりうえ)駅まで走り25km。トレッキングシューズだとこれくらいが限度だろう。

Inaba名鉄尾西線は素晴らしいローカル旅情。電車を一宮で乗り換え、岐阜まで移動する。手段を徒歩に切り替え、新緑まぶしい金華山へ。麓にある伊奈波善光寺にお参りして、これで飯田元善光寺に縁深い所はだいたいコンプしたんじゃないだろうか(長野・甲斐・関は既訪)。また美濃国三宮にあたる伊奈波神社にもお参り。凄く良い所だが、ここで土砂降りの雨になってしまった。軒下で待てどなかなか止まない。

登山は諦めて、福丸という店の薄皮たい焼きを注文。焼き上がりを待っているうちに、ようやく晴れた。しかし一度折れてしまった心を再び奮い立たせるのは難しい・・・なんて事を言ってたら響けユーフォニアムだって次の曲が始まらない訳で。また泣きたければ、さあ歩け。それにしてもこのたい焼き、今川焼並みの激安にしては旨いな。リピート決定。

Kinka岐阜公園から百曲り登山道をガンガンズンズングイグイ上昇していく。硬い堆積岩が斜めに露出している様は悠久の時を感じる。いずれこの山もプレートテクトニクスに沈むだろう。人間の何と刹那なことか。急坂も標高差300m程度だしあっという間にロープウェー山頂駅に到着。もう少し歩けば展望台がある。この景色が見たかった! 濃尾平野を一望するパノラマが素晴らしい。

岐阜城ビルはスルーして、めい想の小径を下山。他にも登山道はいくつかあるので、また来たい。帰りの時刻が迫り、急ぎ岐阜駅へ向かう。御鮨街道を歩いていると空穂屋(うつぼや)という歴史めいた建物があり、焼きドーナツを売っている。食べ歩きに丁度良く、油で揚げていない優しい味が沁みる。これもリピート決定。

柳ヶ瀬アーケードを通りつつJR岐阜へ。でも乗るのは名鉄の方。ちょっと高いが名古屋の名鉄バスセンターに直結だし。あとは高速バスで松本に帰る。登山に始まり登山に終わる、全部思い返すのも大変な夢の二日間だった。

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