11/9-10 東海道四十三コントロール

元々この土曜は響けユーフォニアム定期演奏会のチケットを申し込んでいた。合わせて参加できるイベントが京都か名古屋あたりにないか?と探して、日曜の知多半島ロゲイニングにエントリー。ユーフォはあえなく落選したので予定変更を余儀なくする。土曜は一年ぶりに沼津を聖地巡礼しよう。

Enoo松本からJR身延線を経由し、東海道線の吉原へ。ずっと憧れていた岳南電車に、硬券を買って乗り込む。車窓に工場群や住宅街そして富士山を映しながら、またゴング式の踏切音を聞きながら終点の岳南江尾(えのお)駅で下車。

おもむろにジョギングを開始し、愛鷹山麓の美味しそうな茶畑の坂をがんがん登っていくと、新東名高速道路の駿河湾沼津サービスエリアに登頂する。まず上り線に侵入し、ラブライブプレミアムショップへ。知人に頼まれていた分も含めン千円のお布施をする。下り線にも侵入し、モッフル店を発見したので抹茶味を頂く。家庭用は昔よく食ったが、店舗のは初めて。懐かしい食感。

NeopasaJR原駅に下山してジョギング終了、12kmくらい。電車で沼津駅に移動する。帰ってきたー!って感じがする。もう脚は使いたくないので近くを散策する程度にし、大黒屋では映画にも出てきた今川焼を頂く。気分はすっかり海道一の弓取り、さあ桶狭間に攻め込むでおじゃる。

やば珈琲店で一休みし、ヌーマーズでCD、駅ビル水口園で静岡茶を買って電車で三島へ。新幹線こだまで一気に三河安城までワープし、大府連合首長国で武豊線に乗り換える。今日の目的地は半田駅から少し歩いた町外れにある、サンポートという安ホテル。途中でシキシマという食堂を見つけ、とんかつを注文。旨いなぁ、ソースが旨い。これは思い出の味になる。

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Gate日曜も天気晴朗なれど風が冷たい朝。セルフ管理メントがなっておらず喉が痛いが、走れなくもないだろう。知多半田から名鉄で太田川に移動する。京急蒲田めいた要塞駅で、3階ホームから今日の戦場となるテレインを一望する。地名は大田町で、大会プログラムの地名表記は誤っているが太と大の間違いは良くあること。駅前の大屋根広場が「知多半島ロゲイニングin鉄とランのまち東海市」の会場。大規模な鉄鋼工場群が市の安定財源であり、洋らんの栽培も盛んらしい。私の母の旧姓(百合草)は知多半島由来だが、東海市を訪れるのは全くの初めて(韓国の東海市ならやたら歩いたことがある)。ロゲの長野県外遠征は草津温泉以来2度目で、ソロだと初めてだ。不安と期待で胸いっぱい。

3時間の部と5時間の部、合わせて204名が一斉にスタート。ソロは5時間のみとなる。予想通り縦長のマップで、縮尺1:25000で手の平ふたつ分なら全部回れるのでは?...仮に捨てるなら西のエリアなので最後に残し、まず北に向かって走る。プランニング的には絶妙に(参加者としてはイヤらしい具合に)コントロールポイントが散らばっていて、取りこぼしが無いように進むのは難しい。正直ベストかどうか自信は無いが、加家公園を南北に分断する独自ルートで行こう。

Buddha通過証明となる写真はデジカメでも良いが、「愛ちた!ナビ」というスマホアプリ使用が推奨されているので使ってみる。フィニッシュ後の得点計算が不要になる反面、撮影時には画面を良く見て何度もタップする必要がある。僅か10秒でも積算すれば5分以上のロスになる訳で、勝負に徹するならデジカメの方が良かったかも。

聚楽園(しゅうらくえん)の大仏を見て、最北エリアへ。最高点のガスエネルギー館は工場敷地に囲まれ、人が通れる道は限られている。航空写真で事前サーチ済みなので不安なくクリア。問題は氷上姉子神社本宮で、トレイルが迷路のよう。コンパスと嗅覚めいたカンでどうにか発見する。他の参加者も苦労していた。この辺は名古屋市の辺境で、桶狭間が実際近い。

Canal長野県を水源とする愛知用水に沿って南へ戻る頃、時間が半分経過する。マップ全体をもう一度見渡すが、パーフェクトを達成できるかまだ微妙だ。美味しそうなみかん畑のアップダウンが続き、意外に景色が良い所も。整備された公園も多く、長野県と違って凍結の恐れが無いため飲料水道がたいていあるので助かる。

Suzuka製菓店でふるまいのわらび餅を頂き、終盤は南エリアへ。だいぶ走行ペースが落ちているし、コントロールをすんなりまっすぐ繋げず時間が掛かる。25番の一望スポット、ちょっと地図間違ってるよ。参加者としては疑心暗鬼に陥る恐れがある。街中は信号待ちも多くなり、結局数分不足する見通しとなった。最西端は諦めよう。通過証明とは関係ない風景写真をばかばか撮っていたり、細かいミスもいくつかあったし、もうほんの僅か走力があれば・・・とタレレバを言ってもしょうがない。何を捨てるか?がロゲの醍醐味だ。

Mapfin全44コントロール中43箇所を回り、5分余り残してフィニッシュ。走行距離は45.5kmで、やはり春季に比べると走力がガタ落ちしている。やがて表彰式が始まる。男女混合チームのトップも43箇所回っていて、経路やタイムを考えると私よりハイペースだったのでは? さて男子ソロは…愛知県の強豪が集まっていればパーフェクト当たり前でタイム勝負になっていただろうが、OMMという大会と日程が被ったらしく無事優勝、表彰台の一番上に登頂する。中村リョウタと呼ばれるが、正しくは良大(よしひろ)だ。まぁ太と大の間違いには慣れっこなので放っておく。

ぶっちゃけロゲイニングって麻雀並に運の要素があると思う。おまけに全カテゴリ総合で最高得点(1173点)の副賞も頂いた。インタビューがあり緊張するわ。全体を通して長野県内の大会とはまた違ったホスピタリティがあり、良い大会だった。知多ロゲ再挑戦もあるだろう。ツイッター相互フォローの方にも声を掛けて頂いた。

Mountain東海市で一銭も使わないのも悪いし、駅前の本屋で知多娘。グッズを買い漁る。カワイイヤッター! さよなら東海市、また来るよ。金山で地下鉄に乗り換え、負けたら罰ゲームとして訪れるつもりだった名古屋の軽食喫茶マウンテンへ。異常な甘口メニューが、実際好きなんだ。ローリング☆ガールズの聖地だし。甘口りんごスパにストロングコーヒーを付けて、ここでも無事「登頂」。

三角形を書くような鉄道ルートを終え、松本駅前に降り立つ。「ああ楽しかった!」旅とはこうあるべきなんだ。おっと、自宅玄関に帰るまでが旅だったね。これで今年のレーススケジュールは全て終了。来年は長野マラソンに申し込んでいないし白紙の状態だが、ぼちぼち考えよう。

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通過証明のCP写真などはこちら→Facebookアルバム: 知多半島ロゲイニングin鉄とランのまち東海市

10/27 ノクタンといっしょ

Pirata今年もピラータ音楽会の日がやってきた。月に一度のサークル練習日に、ギターを担いでジョギングで登ることが多い美鈴湖畔へ、今日はクルマで行く。昼前から始まり前半は屋外で賑やかなバンド演奏、後半は店内で器楽や声楽がメインとなる。プロ級の方から初心者まで、飛び入りOKの自由さが良い。

Yさんのニキータ・コシュキンに続き、自分のソロはショパンのノクターン(9-2)タレガ編。この難曲を新たに暗譜できるほどもう頭は柔らかくないのだが、23年前に一度演奏したものをある程度、指が覚えていてくれた。技術的には自分でできることの醜態…集大成。本番となると緊張などでデバフが掛かり、どうしても下手の横好き感が丸出しになる。弾く側も聴く側も一度きり、つまり一期一会であることを意識しつつ、何とか終えた。

Trioギターサークルと言っても現状3人。アンサンブルはトリオで佐藤弘和の「光の街」。タイトル通り明るい曲で、開放弦を大胆に使う。佐藤弘和と聞いても知らなかったが、「四大元素」の音源は聴いたことがあったかも知れない。最後にギターデュオ+Gさんのカホンでいわゆるコーヒールンバ。これも学生時代に弾いたことがあるが、パートを変更したので実質初演。サイクルカフェの雰囲気に合う、楽しい演奏になった。これが音楽だ。

特別メニューの牛丼と、いつものコーヒーを頂く。同時開催のガラクタ市で自転車パーツを確保しつつ帰宅。来年も参加したい。できるだろうか。

ジョギングトレーニングは土曜に田溝池ハイペース、日曜に薄川スローペースで合計30kmほど。5時間ロゲイニングで戦うにはスタミナ練習が不足しているが、まだ慌てる時期じゃない。って2週間後じゃん。

10/5-7 長野の中信でランを支えたくだもの

土曜、新しいシューズ(アディゼロ匠練3)のシェイクダウンを兼ねて松本マラソンスタート会場の総合体育館まで軽く走る。前日受付とかエキスポとか無いのでまったりとした雰囲気。仮設トイレ群に謎動線が作られているが、これ機能するのか?

Saxギターの弦を買う用事があってチャリで街へ下りる。松本マラソン垂れ幕を見ておこうと駅前に行くと、チェッカーズのメドレーが聴こえてくる。サックスアンサンブルの演奏だ。Song for U.S.A.を吹かれたらその場に泣き崩れてしまいそうだが、別の曲で安心? 最後まで聴いてから帰宅。

先月のジョギング量は215km、これでも例年より多い。食事コントロールとか特にせず、陣馬形山ヒルクライムやコモロケを捨てて集中しているという建前のマラソン本番を迎える。

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Start日曜朝、7時半になってもまだ自宅でまったりしてたり。小走りで会場に向かい、ランナーとして参加のM島さんに偶然会えたのは幸い。荷物預けは制限1分前。トイレの動線はやはり機能してなかった。更衣室2階のトイレ空いてるよ…。Aブロックの後方でスタート時刻を待っていると、雨が降ってきて寒い。8時半に号砲、37秒でラインを跨ぐ。沿道で会社の先輩がボランティアをしてる。1km地点でイッチロー'っていう芸人がパフォーマンスしているのは笑えるが、ラップ欠測したがな。

今年が第3回となる大会。定員一万人に対し募集は難航し、八千人程度のエントリー。やはり計画段階で運営委員会が言ってた通り定員五千人にして、様子を見て年々増やしていくべきだった。地元政治家が「長野と同じ一万人規模にしろ」と言ったのではないかと憶測している。序盤から道が狭く、後方ブロックはかなりのストレスになってしまうだろう。下り坂なのでAブロック走者ならペースを組み易いのは利点だが。

松本城前を過ぎ、沿道の応援が多い中心街。いつもはマイカー気違いで大渋滞している道路を、今日はマラソン気違いが埋め尽くしている、この気分の良さ。南へ向かい、しばらくはゆる~い登りとなる。北風が背中を押してくれるので、思ったより楽。一昨年は後半で大撃沈したので慎重に走るが、まだ不安でいっぱい。田川高校前のブラスバンド、まさかの津軽海峡・冬景色。折り返して向かい風区間は少し速い人に食らいついて楽をする。曲の演奏はYMCAに変わっていた。思わずYMCAしながら通り過ぎる。

塩尻エイドでは黄華という品種の、皮ごと食べられるぶどうが旨い。エナジージェルとか持参してないので、給食が命綱となる。国道19号・篠ノ井線・奈良井川を西に渡り、中間地点で1:37'31"。3:15'ペースランナーと愉快な仲間たちはまだ2分くらい先を走っている。エイドでミニまんじゅうを4つ食い、空港東の激坂をハイピッチ走法で攻略。消防ラッパに両手を振り上げつつ信州スカイパークの園路に入る。エイドのりんごがまた旨い。デシコって人のライブにも元気を貰う。

フィニッシュ会場を右に見てまだ27km地点なので精神的に辛いという意見が多いらしいが、なに甘ったれたこと言ってんだフルマラソンなんだから42km走って当たり前だろと思う。スライド区間が多ければ交通規制を低減できるし、ランナーとしても大勢とすれ違えるメリットがある。(中心市街地をゴールにしろだのという意見もあるが、長時間の交通規制が運営にとってどれだけ胃に穴が開くような仕事なのか、考えて欲しい。)

後半撃沈の不安をよそに、今日の脚はむしろぐんぐん加速を始めた。絶対無理と諦めかけていた3:15'ペースランナーと(略)に、33km地点でついに追いつく。空はすっかり晴れて、集団内だと暑いので追い越してしまえ。

Lastしかしいつもの通勤ルートなのに「こんなに長かったっけ」と思ってしまう、ゆるい登りが体力ゲージを一気にすり減らす。知人の応援にサムズアップを返すが、とうとうキロ5分をオーバー。3:15'ペースランナーに追い付かれる。愉快な仲間たちは殆ど振り落とされてるが、まだ数人がしぶとく付けている。向かい風区間なので1kmだけ乗せて貰う。おかげでゴールの見通しが立った。

ペース配分は悪くなかったが、後半の加速をもうちょっと後にすれば良かったかな。力を使い果たしてラスト2kmはもがくように、フィニッシュ。タイム的にもスリリングで楽しかった。アプリで確認すると記録3時間14分46秒で、ネットは3:14'09"。惜しくもネガティブスプリットならずだが、ほぼイーブンペース。そりゃサブスリー云々の春マラソン(長野)に比べると情けない数字だが、今の実力は十二分に出せたと思う。全出走7134名中262位なら、Aブロックランナーの面目も保ったのでは。

Track消耗が激しくて、そばのふるまいを喉に通すのはちょっと苦しかった。でもりんごのシャーベットジュースを頂いて、一気に食欲回復。これ、松本マラソンのやべーやつな。出店でチーズハッドグなるものを初めて食い、もう大丈夫。写真を撮り回っていると競技場から茅原実里の曲が聴こえる。あっちのダンスパフォーマンスも見に行こう。

充分に休み、フィニッシュ会場をリーブ。市街地の大外を回るシャトルバスで、すやぴー。祭りのあとという雰囲気のスタート会場に戻る。近くのジェラート屋さんが移転してしまったので、コンビニでアイスを買って帰る。

Medal去年は台風の影響でJR東日本が史上初の計画運休を発表し、準備を進めていたものの万事休す、中止を余儀なくした。その時のエントリー者は、今年フィニッシュすれば二年分の完走メダルが貰える。この二つがぴたっカチッと嵌合するデザインで、凄く感心する。事情を理解しない人からさんざん悪評された去年の無念を晴らす、物語性を感じずにいられない。スタート前後のストレスを除けば運営もコースも水準以上だと思うし、もっと評価されて良いだろこの大会。

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月曜は有休を取ってでっかいジャスコの串家物語で暴食するパターン。あとは引き篭もってパソコンに向かい、去年10月の第1回伊豆スカイライン国際ヒルクライムの参戦記をアップ。今年も参加を考えていたほど楽しい自転車レースだったが、土曜開催への変更と、コースボリュームのわりに料金が高いせいか人が集まらず中止になってしまった。諸行無常というにも早過ぎる。

次戦は来月の知多半島ロゲイニング。上位を目指すのに今回の松本マラソンの結果は・・・ぎりぎりってとこか。明日から頑張ろう。そして、次のフルマラソンはついに長野から離れて霞ヶ浦か? 自転車のツールド八ヶ岳も気になり、迷い中。

9/14-16 ほんまもんのばったもん

Onodachi秋晴れの三連休。まずジョギングで向かう先は諏訪。自宅からいつもの五千石街道を通り、高速の側道を登って行くと畜産試験場が何だか物々しい。豚コレラで全頭処分って後で知った。道の駅小坂田公園に寄ってから、旧中山道で旧塩尻峠へ。展望台からは富士山も見え隠れする。岡谷側は激坂下りが苦しいが、下りた所に水場があって助かる。

Katakura

下諏訪の富士アイスでじまん焼きを買い食いしつつ、上諏訪の諏訪観光汽船前まで34km弱で終了。よっしゃ今日はバッタおやきに在庫がある。まぁ想像通りの佃煮味だけど、トレーニング後の重要なたんぱく質だ。片倉館温泉に入り、電車で松本に帰る。

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二日目、うぅ…体調が悪い。昨日脱水状態のまま長湯したせいだな。引き篭もって去年のコモロゲイニング参戦記をアップする。ディフェンディングチャンピオン()として今年もイベントを盛り上げたかったが、松本マラソンの前日なのでやめとく。前週にあたる陣馬形山ヒルクライムも興味津々だったがエントリーしなかった。マラソン、もう一ヶ月くらい後にして欲しいなぁ。なんてワガママを考えるが、参加イベント数を絞るのも悪いことじゃない。

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三日目もほぼ引き篭もり。夕暮れにようやく全身の痛みが引いて、近所の12kmジョギング。慌てず少しずつ、走り慣れていく時期でありたい。

9/7-8 宇治の高嶺に涙降りつつ

Kashi青春18きっぷが2回分残っている。という訳で土曜の始発で大阪へ向かう。輪行袋を担いでいるが、自転車ではなくテレビ、サウンドバー、BDレコーダーを運んでいるだけ。最近開通した おおさか東線の新大阪~放出間を初めて利用しつつ、古市の親戚宅に泊まる。姪たちが元&現役の吹奏楽部員ということもあり、『響け!ユーフォニアム』の劇場版ブルーレイ2作も置いていく。

Suikan日曜朝、古市付近を軽くジョギング。さらに近鉄を乗り継ぎ、昼ごろ小倉駅で下車、ここからまたジョギングとする。JR宇治駅前からいよいよ『響け!ユーフォニアム』の聖地巡礼。気温36℃という厳しい残暑で滝先生もとい滝汗が、何ですか、これ。

「(楽器が)上手くなりたい!」と叫びながら走りたい宇治橋、あすか先輩練習場所の水管橋、ますだ茶舗では濃厚な抹茶ソフトクリームを、観光センターではささやかながら支援金を、宇治神社と宇治上神社をお参りし、大吉山はちょっとした登山、北宇治高校のモデル莵道高校、黄檗駅、京アニ本社、京阪六地蔵駅と来た。

UjiDaikichiTodou

1st

駅のすぐ近くに、京都アニメーション第1スタジオがある。もう手を合わせるしかない。改めて見ると、言葉にしがたい事件の生々しさが残る。やはり受け止められない、こればかりは時を巻き戻して欲しい。献花台はもう無く、ここで支援金を募っている訳でもない。ぽつぽつ訪れるファンは居るが、何らかの追悼施設が出来るまで人には勧められない。

KyotoJR六地蔵駅から今夏18きっぷ最後の旅。京都駅も響けユーフォニアムの聖地なので大階段などざっと巡っておく。中津川→塩尻のみ特急を利用し、台風の影響なく松本に帰宅。これから体力トレーニングはそこそこに、楽器が上手くなりたいな。

8/24-25 リズムに乗り鞍

Dinner土曜の午後、松本市街地の自宅をランドナーで出撃。波田町のスーパーで遅い昼食を取りつつ、トンネル街道を西へ西へ。渋滞はなく、また自分が渋滞の原因になることもなく、二年ぶりに乗鞍高原にやって来た。受付と買物を済ませ、坂の下の方の民宿に到着。同宿のメンバー達がもう酒盛りをしていて、勧められるがままに缶ビールを飲む。その後に鮎や馬刺し等の美味しい夕食。しかし数カ月ぶりにアルコールを飲んだのが効き、食後は温泉に入るのが精一杯。本番の宴会に参加すること叶わず、部屋に戻ってバタンキュー。

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Start結果的にかなりの長時間睡眠になった日曜の朝。良い天気になりそうだ。朝食後、支度を済ませて会場へ登っていく。これが良いウォーミングアップになる。さすが乗鞍というごった返しっぷりのなか、荷物預けを済ませて待機。涼しいがひなたなら暖かい、絶好のコンディションだ。痛ウェアの人は少なくなったと感じるが、ゾンビランドサガなど比較的新しいものも。あと艦これ加賀のコスプレさんがすっごい目立つ。自分は機材がクロモリ重戦車なので黒森峰女学園、まぁいつもの。

チャンピオンクラスのスタートから一時間余、自分らも号砲を受ける。チャンピオンエントリー基準の1:20'以内は頭の片隅に置くが、惨敗だったツールド美ヶ原以来全く練習してないし、お盆休みツーリングはエブリデイがチートデイだったので、体脂肪率18.9%と良い感じに太っている。ゆえに目標タイムは設けないことにした。それなら序盤思い切って脚力を温存してみては。スタートラインまで25秒、その後も無理に前を追わないようにして緩い坂を登っていく。

第1チェックポイント22'19"(グロス)、やはりちょっと遅い。次スタート組の先頭集団にも抜かれ始めるが、自分もそろそろエンジンが掛かってきて人車一体、リズムに乗ってくる。こうなるともう楽しくてしょうがない。松本山雅ユニフォームの方(K原さん)を抜いてから、脳内はアルプス一万尺が流れ続ける。勝利を信じてガンガン行こうぜ、おいらの勢いは止められない。つづら折り地帯はインベタ戦法、ただしギアをこまめにインナーローと行き来させて、力を使い過ぎないように注意する。

Ken第2チェックポイント56'41"、おっ!? 1:20'をぎりぎり切れそうな位まで盛り返してきた。自分にもまだこんな力が残っていたんだ、嬉しいなー。と浮かれたのも束の間、フロントディレーラーの操作でチェーンが内側に脱落する。「しまった!」左端にチャリを停めて降り、復旧を試みる。チェーンが深い所に嵌って5分ロスした車坂峠ヒルクライムの悪夢が頭をよぎるが、幸い20秒ほどのロスでコースの流れに復帰出来た。ただしリズムを取り戻すのにもうちょっと時間が掛かる。

おいおい冗談じゃない。脱チェンのせいで1:20'を切れませんでしたなんて言い訳できねえぞ。一気に戦闘モードになり、ハイマツ帯の景色を楽しむ余裕は無くなった。坂はあくまでキツく、1kmあたり4'30"を切るのも難しい、つまりフルマラソンより遅い。同クラス内での順位は上げ続けているのでペース配分は間違っていないはず。また昔のレーシングゲームのように他クラスの選手をゴボウ抜きする感覚を味わえるのは、年齢別スタート制の利点だと感じる。右車線は集団下山が始まっているので、薄い空気と意識のなかで気を付けなければならないが。

Tatami残り2km、1km、とうとう脚も呼吸も売り切れたか、見えているゴールが遠い。もう流れに身を任せていいよねと弱気にもなるが、道の右側が開く。後ろから抜いてくる人もいないし、私が行かずに誰が行く。もがいてもがいて、最後は突風に押し戻されそうになりつつ標高2,716mの県境ゴールを跨ぐ。手元の時計で1:20'を数秒過ぎたか・・・。でも公式記録はネットタイム制なので、大丈夫なはず。少し微妙な心境ながら、やれることはやったと自分に言い聞かせるウイニングラン。

早々にゴールしているH多さんH行さんへの報告もそこそこに、やっぱり登っておきたい富士見岳。駐車場から片道10分ちょっと歩いて標高2,818mの山頂へ。周囲の山は雲を被りがちながら、道路上からよりワンレベル上の畳平を堪能できる。これぞ非日常の絶景。風が強くて長居はできず、すぐに駐車場に戻るが。他の仲間達も集まっている。

Fujimiここでもゆっくりできず、スタッフジャンパーを身にまとって下山誘導協力員のお仕事へ。と言っても役割分担はなく、なし崩し的に集団下山に混ざる感じ。一応、困っている人がいたら顔を、じゃなくてエネルギーゼリーを分けてあげようとか考えているのだけど。今年も下りで転んで救急車沙汰があったみたい。この大会はゴールエリアでのエイドが一切無い。昔はそれが当たり前で、水と食料を自分で用意するものだった。今時の自転車イベントはサービス合戦なので、その感覚で参加すると非常に危険な状態での下山を余儀なくする。下りだって相当な体力を消耗するのだから、競技後無補給はノーヘルよりずっと危険だ。下山後に配布しているアミノバイタルGOLDゼリードリンクをゴールエリアで配布すれば、宣伝効果3倍増しじゃね?

Result路上にペンタックスのごついデジカメが落ちていて、危険除去も兼ねて拾っておく。落とし主はもう下山した頃だから、そこら辺の係員よりは大会本部に届けた方が良いだろう。やっとスタッフらしい仕事ができたかな。自分も無事に会場に戻り、水PETやらリンゴやらバームクーヘンやら受け取って、緊張の完走証発行。1時間19分38秒305、ホッと一安心。脱チェンで闘争心に火が付いたのが、かえって良かったかも知れない。自己ベストには遠く及ばないけれど。

宿に下りて温泉、そしてチャリはキャリアを付け直すなど通勤仕様に戻す。昼食にカレー3杯。同宿チームメンバーで記念撮影をしてからお別れ。日焼け止めを塗って、乗鞍を離脱する。たまにアレなクルマに出くわすトンネル街道だけど、波田高速(農道)まで降りればもう何も怖くない。沿道は田んぼやリンゴ畑。信州に実りの秋がやって来る。

8/16-17 日向向日

Kiri最後のゲリラキャンプ地からも無事逃走して、宮崎へ向かう。普通に都城経由でと考えていたが、地図をよく読むと霧島バードライン経由の方が山岳気分が味わえて面白そう。錦江湾と別れて北へ向かい、神社のような霧島神宮駅を経て標高450mの霧島神宮に登り着く。立体的に構える朱塗りの社殿がカッコいい。

妙に暗くなったと思ったら土砂降りに。雨装備に換装しているうちに小降りとなり、国道223号のアップダウンを東へ進む。鹿児島県から宮崎県に入り、日が差してきて水蒸気が上がる森の道。こんな美しい光景の中をツーリングしているんだ。

Miike火口湖の御池(みいけ)湖畔に下り一休み。店は潰れてるし観光客の姿も無いが、晴天に高千穂峰など霧島連山の素晴らしい風景。これで山も走ってきたよと胸を張って言える。天の逆鉾までは・・・見えないか。使われていないボート群や捨て猫たち、さようなら。

下り基調で高原(たかばる)を経由し、台風を追うような風も味方して早々に国道268号に合流。交通量が多いトラック街道で、強引に抜いていく車、よく事故らないものだ。国道10号に合流するとますます増える。蜂兵衛館のはちみつソフトクリームで一休み。いよいよ大都会宮崎の市街地に突入し、本日の走行97kmのうちほとんどを午前中に終えた。

Apolo昨夜は炊事をしなかったので、米が余っている。公園で釜飯の素を混ぜて炊き、半分を昼食に、もう半分をコッヘル弁当にする。百百の湯(もものゆ)という福祉施設がやっている温泉に入ってサッパリし、宮崎科学技術館へ。以前鉄道旅行で通りかかった際に車窓から見えて気になっていたんだ。展示はよくある科学館だがアポロ月着陸船の実物大模型は凄い。1時間ほど潰し、プラネタリウム15時30分の回が始まる。

完成当時はギネス記録だったという直径27mドームは今でも最大級といえる広さで、投影機スーパーヘリオス君の描写力も負けていない。生解説も聞きやすく、客のノリも良い。ただ後半の配信番組「宇宙への第一歩」はクソつまんなくて途中から寝てしまった。

港には宮崎カーフェリー「こうべエキスプレス」が付けている。わぁ、大きなお船。お盆期間は台風接近に伴う航路変更、そして昨日までの3日間は運休と散々だったようだが、今日から通常通りの運航を再開する。ラッキー。輪行して乗り込む。雑魚寝は苦手なので二ヶ月前に寝台を予約しておいた。

Chimneyもう何も怖くない。大船に乗った気分で、船内散歩をしたりバイキングレストランで爆食したり。やがて出航、夕景の街から離れていく。さよなら九州。予定していた椎葉村や西米良村などは走れず残念だが、そのぶん佐賀県が濃厚になったのと、日当山温泉〜霧島神宮〜御池ルートも一つの旅と言えるボリュームがあった。夜になりデッキに出ると、船明かり等で観測条件は今ひとつだが流れ星がひとつふたつ。

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もう紀伊水道に入ったか、雲があって日の出は遅れそうだ。コッヘル弁当を食って6時過ぎ、太陽が顔を出す。風景は去年乗った志布志→大阪航路とだいたい同じだが、この船は兵庫県の神戸三宮港に到着する。定刻より数分早く下船できて嬉しい。船内ガチャガチャで10円引となるシャトルバスに乗りJR三ノ宮駅へ。ここから青春18きっぷでの帰路となる。

Muko時間があるので大阪府の高槻駅で途中下車。旅疲れと船揺れで全然食欲が湧かないが、ここまで来たからには「やよい軒」でもやし定…は無いので目玉焼き定食を頂く。また列車に乗り、今度は京都府の向日町(むこうまち)駅で途中下車。向日神社までふらふら歩き、去年同様に向日市天文館プラネタリウムでplanetarianを鑑賞。今回はショートバージョンにつき、前半は星空解説が付く。けどオートなので味気ない。planetarianは人生化しているので、また来るよ。

あとはひたすら新快速や普通列車で松本へ向かう。宮沢賢治詩集、2/3くらいは読み進んだだろうか。暗くなるころ帰宅。旅行中のスマホ使用は原則として台風情報の取得に限っていたため、ニュースやSNS等は一週間振りに見るが、やっぱり俺が生きていようが死んでいようが世の中は変わらんな。ゆったりとした自分の時間の流れは終わり、洗濯やらゲームやら、いつもの慌ただしい日常に飲まれていく。

こうして夏は燃え尽きた。

8/15 ゾンビランド西郷

ゲリラキャンプを撤収し、雨が降り出すなか佐賀駅に駆け込んで輪行袋にチャリを収める。さて台風10号が豊後水道を北上中で、宮崎方面のJRは計画運休が決まっている。明日はフェリーの予約を取ってあるので夕方までに宮崎港に着かなければならない。このアプローチをどやんすどやんす? ミスタードーナツでカフェオレを飲みながら作戦を練る。こんなことも旅の楽しみのうち。肥薩線に乗って人吉か、欲を言えば吉松まで行きたいが、いつ運行を再開するか判らない。

Chuoとりあえず土産の小城羊羹を買って、青春18きっぷで鳥栖を経由し鹿児島本線で八代へ向かう。逐一気象情報や運行情報をチェックするが、肥薩線方面は土砂降りの予報が続き望みが薄い。うーん・・・八代のひとつ手前、新八代で慌てて下車し、思い切って九州新幹線に乗り換えた。がらがらだ。ちょっとお金が掛かるけど、一度乗ってみたかったし。それに錦江湾沿岸は予報が好転しつつある。鹿児島からの宮崎アプローチという決断を下した。

Kago鹿児島中央駅で下車し、昼食は駅ビルのリンガーハット。鹿児島に来てそれはないだろうと思いつつ、昨日までの道沿いにいっぱいあったのでもう気になって気になって。旨くも不味くもないわ。日豊本線が復旧すれば隼人まで乗って、チャリでえびのまで走って駅寝だなと思ったがまだ運休中。仕方なく輪行を解き、ここから走り出す。去年も走ったこの街、まさかまた来るとはね。

雨はまだ降ったり止んだりで、桜島山は見えない。国道10号は自転車で走るには苦しいトラック街道で、雨宿りを兼ねて重富駅で休憩。あ、列車が運行再開してやがる。霧島市に入り隼人駅でも休憩し、大隅国一ノ宮・鹿児島神宮をお参りする。天井の植物画が素敵。帰宅までの交通安全をよろしくお願いします。本日走行46km。

Sego日当山温泉(ひなたやまおんせん)は大きなホテルもない小規模な温泉街、のように見えて家族湯がやたらと多い。そういう文化なのだろう。「西郷どんの湯」(せごどんのゆ)という温泉銭湯に入浴し、日当山駅で駅寝とする。待合室こそ無いがホームの屋根と壁がしっかりしていて、バッチリ風雨をしのげる。しかも肥薩線の吉松以南は終日運休が決まっているので、終電を待たずに寝られるのだ、ラッキー。さすがに火気はよろしくないので食事は近くのスーパーで買い食い。

Hotaru駅寝とは言えやっぱり狭い所じゃないと落ち着かないのでテントを張る。もちろん明日は始発前にずらかって、都城経由の宮崎かな。ここ数日運休しているフェリーは大丈夫なんだろうな?

8/14 プラネタリウムの中心でブヒィと叫べなかったけもの

Ssl未明、ペルセウス座からひとつふたつと流星が落ちる。左手の暗闇に浮かぶ軍艦島からは3秒ごとに閃光が届く。明るくなってきたが路面電車がまだ動き出す前、長崎駅に到着。急ぎ輪行し、7時くらいの列車に間に合わせる。予定では熊本の肥後大津で輪行を解き、阿蘇外輪山を越えて宮崎へ向かうつもりだった。だが大型で足の遅い台風10号がいよいよ豊後水道を伺う針路で、九州の東半分は大雨の予報が出ている。どやんすどやんす? 西半分はまだそこまで荒れないようなので、もう一日こっちを走ろう。

佐賀県の巡礼は昨日の朝までに終えたはずだが、一つだけ心残りがあった。武雄市のプラネタリウムに行きたい。という訳で大村線を早岐駅まで乗り、そこから走り出す。国道35号は交通量が多すぎるので県道1号で東へ向かう。途中の波佐見という町も焼き物の里なのね。こうしてまた佐賀県に突入する。

Uchuまるで日曜の朝のようなワクワク気分で、やってきました佐賀県立宇宙科学館。チケット販売にかなり並んでいるが、プラネタリウム12時30分の回まであと1時間以上あるし大丈夫だろ。と油断したのも束の間、自分の数組前で売り切れてしまった。呆然として外へ出る。12時30分の回「月、その先の宇宙へ」はココでしか観られないオリジナル番組だったのに。今をときめく声優、小原好美さんのナレーションだったのに。天に遍くぅミルキーウェイ!とか言ってくれる訳じゃないと思うけど。

Tkbついてない。がっかりするあまり、ここまでの疲れがどっと体じゅうを包む。いやプラネタリウムに人気があるのは良いことだけど・・・。とりあえず暑いから武雄市図書館に行こうか。ツタヤCCCによる運用が悪い意味で有名だが、確かに映える施設で、観光地としては成功しているんじゃないだろうか。武雄温泉の元湯は入ったことがあるので、今回は蓬莱湯に入浴。日焼けした肌にかなり熱い。昼食は武雄バーガー。旨い、絶対に旨い。少し元気を取り戻したかな。

雨が降りだしたので合羽を来て東へスタート。と思ったらパンクした。ついてない。タイヤに焼き物の欠片が刺さっている。さすが焼き物の里。チューブ交換をしてリスタート。この旅で初めて(唯一)自転車旅行者とすれ違う。向こうは合羽も着ないで頑張っている。佐賀市に入り、バルーンさが駅や神野公園などゾンビランドサガの聖地を縫うような経路で中心市街地に到着。本日走行110km、雨は一旦止む。

Zns唐津駅で拾ったビラのひとつに「ゾンビナイトサガ」という美しいフライヤーがあった。何だろう、これ。佐賀県庁の展望ホールでで何かやってるらしい。という訳で暗くなってから県庁へ。入口に何の案内表示もないから本当にここでやるのか警備員に聞いてしまうほどだったが、エレベーターで11階に上がると・・・。何か、何か凄い!(語彙力)。佐賀市の控えめな夜景をバックに、プロジェクションマッピングが映し出される。窓をさすって応援するとキャラが変身するコーナーでは、ちびっ子の人気がリリィに集中している。わかってるな。またいくつかの劇中歌に合わせてPVを映し出すコーナーでは、今日まで駆けずり回った各聖地の風景も出てきて、泣きそうになる。サガって、すごい。本当に来て良かった。もう一回観たいなぁ。

台風接近の折、客は少なかった。近くに風雨をしのげる公園を見つけ、ゲリラキャンプ。

8/13 野母まで走れば大丈夫

Kushimaキャンプ地から無事撤収し、嬉野温泉の街外れにある轟の滝公園を散策。朝日が昇る〜♪

さよなら、佐賀。国道34号のラブホ峠を越えて長崎県に入り、新幹線の建設現場を見つつ大村湾沿いを南下する。せっかくだから大村公園を散策しよう。玖島城跡の石垣や櫓が立派だ。諫早を経て東長崎ジャスコで早めの昼食とする。建物の中は涼しいなあ。

ここから長崎半島の東側、県道34号を野母崎(のもざき)に向かって南下。海の向こうに島原半島や天草諸島を望む風光明媚な道だが、海岸沿いに良くあるアップダウンの激しさにたじたじ。休んでいると茨城県から帰省中と言うロード乗りが抜いていく。追い風なのは救いだが、それにしても暑い(この日、長崎市で今夏最高37.3℃を記録したらしい)。早め早めに自販機でスポドリを補充しながら進む。あまり人工甘味料入りばかりにならないように。

Kaba謎のサイクリングロード終点、そして風力発電所の丘を越えて、脇岬の集落に到着。時間はあるし、長崎県最南端の樺島に渡ろう。旧小学校脇の狭い激坂を登り、もうひと頑張りで樺島灯台。ひたすら海のパノラマ。振り返ると地下ダムという地形が見おろせる。すごく気になるけど、あそこまで下りるには飲料水が足りない。

本日最後のヒルクライムは野母崎権現山200mアップ。「手の平の力であらゆる病気を治します」と言う人が近づいてきて丁重にお断りすると、以降誰もいなくなる。展望台からはあまりにも有名な軍艦島が間近。ケムリクサの聖地だ。エンジンを点ければ今にも微速前進しそうな艦容だが、今は廃墟でしかない。アスベスト云々で今は上陸ツアーも無いようだ。遥か西には五島列島がうっすら並ぶ。いつか、あの島々を冒険するんだ。

Hashima海岸に下りて、アレガ軍艦島という温泉施設に入る。アレガって何だろう、星の名前?…浴室から「あれが軍艦島だ!」と叫ぶこと請け合い、程度の意味だろう。山の上から見るより、水平レベルからの方が何故か感動するな。濃厚な炭酸温泉は、他では得られない触感がある。

夕景のなか、公園でキャンプ。夜になるとちょっと雲が出て星が見にくいが、デネブアルタイルベガ…夏の大三角くらいは判る。本日走行123km、細かいアップダウンを積算すると1600mUPくらい。暑さと装備にしてはいっぱい走った。問題は明日、いよいよ台風が近づいてきた。

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