4/21 MMD(まったりマラソンディスタンス)

Gate三年連続となるかすみがうらマラソン挑戦。そろそろ結果を出したいところだが、左足首痛での練習ブランクが響き、急仕上げの走力でどこまで行けるのか(1月200km、2月220km、3月300km)。天気予報によれば後半が追い風になるという願ってもない好条件。今年は早めに土浦入りできたし、スタート整列でAブロックの前の方を確保できた。相当な緊張感をもって、号砲を受ける。スタートラインまで11秒、これならビハインド吸収も容易だが、序盤は登り坂が多いので慎重に。

Kasumi左足首が完治しているはずもなく、ちょっと踏ん張りが効かないのが不安なところ。そんななか初音ミク様のコスプレランナーを発見。MMDが現実の世界にやってきたような完璧なフォーム!「あれに付いて行けたら楽しいだろうな」としばらく追ってみるが、力の差を感じて見送る。この10〜15km区間で20'43"と飛ばし過ぎたので、一旦自重して回復を図る。

中間地点1:30'01"。ここから下り坂、そして復路の追い風区間に入って加速したい。・・・が、今年は呼吸器系より先に脚が終わってしまった。先週末の土曜に21kmペース走を行い、さらに日曜42kmロングジョグを行った疲れが取り切れてなかったか? 去年と同様にペースが落ち始める。違うのは、順位が落ちていかずにむしろ上がっている気がすること。

Navi純粋に脚力不足な自分に対し、他のランナーはどうも暑さで撃沈しているらしいのだ。茨城県のマラソン大会らしく「納豆のように粘れ」という意の標語看板を所々で見掛けるし、地域住民の温かい応援を楽しみつつなるべく粘る。あまりまったりしているとカーボン入り厚底シューズ(ニューバランスFuelCell RC ELITE v2)が無駄になるじゃない。念の為ポケットに忍ばせておいた塩ジェルが、足攣り防止の役に立つ。初音ミク様も抜き返した。

終盤に一部向い風になる区間は本当にキツい。沿道に友人Hの応援を受けて、呼吸を2倍にするスパートを試みるも全く加速できない。せめて3:08'台だった去年より成長したい!ともがきもがいて、3時間7分50秒でフィニッシュするのだった。今季絶望の状態からどうにか出走できて良かった。完走できて良かった。けど、サブスリー圏復帰はあまりに遠い。

Fin男子順位は去年の416位/8713人中から今年278位/8130人中にジャンプアップしている。Twitter界隈でギリギリサブスリーの人達は中間地点1:20'〜27'程度で通過しているし、ほとんどのランナーはペースダウン不可避だったのね。春マラソンで記録を狙うのは年々難しくなるだろうが、これは人類がやらかしていることだから死ぬまで付き合うしか無い。

友人Hと会食して、常磐線で帰宅する。明日は有休、どっかのバイキングでドカ食いしよう。

/

むらよしギムナシオン(旅行記・参戦記サイト)に去年GWの自転車キャンプツーリング記「那珂川シートゥサミット」をアップ。今年のGW予定はまだ立たないが、関東かその近県になるだろう。マラソンをしたりヒルクライムをしたりもするけれど、私の本職(趣味)はキャンプツーリングとギターなんだ。

4/6-7 春まだ浅い城ロゲへ

Gym土曜、八時ちょうどのあずさ5号で旅立つ。桃花が見頃の甲府盆地を経て長野県の松本へ。小径自転車カラクルSでおねがい☆ティーチャーの聖地「あがたの森」講堂まで走れば、もう松本城ロゲイニングの受付が始まっている。男子ソロの部には、私が一度も勝てたことがないG後さんをはじめ、綺羅星の如き強豪がひしめく。入賞圏に割って入るには三時間油断せずしっかり考え、しっかり走り抜くことだ。

シューズは自転車用のクリートから、薄底ランニングのハンゾーRに履き替えておく。競技説明の後、配布地図の一斉オープンタイム。松本城に因んだコントロールが多い。遠いほど高得点というオーソドックスな配点で、上位勢は外周を回る戦略になりそう。どこから出てどこから内周に帰ってくるかが問題だ。記念撮影を経て正午に競技開始。

Kinka約150名の参加者が四方に散る。自分は安手をカットしてまず西に向かうのだが、のっけから長い信号待ちで2分のロスが痛い。しかし深志神社から(終盤に回したくない)鎌田・井川城というランナーは他に見当たらず、早くもオリジナルルートだ。抜きつ抜かれつというプレッシャーから解放されるのは有難いが、気は抜くな。

すれ違う競技者とは笑顔で「頑張って下さい!」などと声を掛け合う。挨拶は大事、古事記にもそう書かれている。神社の境内は原則走行禁止なのでニンジャ歩きで…。南端を東に進み、千鹿頭神社・広澤寺・林城(一の門)という激坂コンボを序盤に済ませておく。

なにせ、晴れて気温がガンガンずんずんグイグイ上昇しているのだ。美ヶ原温泉から北に向かってのコントロール配置が悩ましく、じわじわ登りも相まって予定より遅れる展開が続く。浅間温泉あたりの配点は高いがピストンとなり旨味は薄い。どうせ取らないと勝ち負けにならないし、というより面白そうだからチャレンジする。グワーッ、オフトレイルでタイツが破けたー!

Castle岡田ウォーターフィールドあたりも距離を抑えるか高低差を抑えるか考えさせられる配置が良い。さあ後は街へ下るだけ、ぶっ飛ばして遅れを取り戻そう。わざわざ旧住所の近くを通ってみるなど遊び心を入れつつ。多くの場所で信号回避法を知っているのは地の利だ。

とは言え、クルマも観光客も多い中心市街地は予測可能・回避不可能な信号が多いので、松本城付近からは特に保守的に進む。定刻まで2分半も余したからタラレバを言えばあと1ヶ所取れたかもだが、まぁ妥当にフィニッシュ出来た。走行距離30km、標高差積算560m。人生まれにみる心身充実の三時間。今の自分なりに精一杯やれたから、とても気分が良い。

Route集計クロスチェックは、ロゲ参戦三年ぶりと言うガクさんと行う。彼も想像以上の激闘だが遅刻…脚つりさえなければトップに迫っていたはず。表彰式でハイレベルな男子ソロは最後。自分はサブスリーランナーM室さんを僅差で上回り、二位で呼ばれる。光栄だけれど、断トツ優勝のG後さんを脅かせなかった不甲斐なさも残る結果となった。

浅間温泉会館で入浴後、お晩菜bar~ten~という店でイベント主催関係者の打ち上げにモグる(但し私はノンアルコール)。今日の感想戦の他に「プランナーあるある話」にも花が咲く。駐輪場が閉まる前に退出し、自転車で安曇野へ。やっぱ信州はいいなぁーと夜の暗さに感動しつつ、豊科のビジネスホテル泊。

/

日曜、ホテル紫山荘の朝食が美味い。却ってドカ食いが憚られるほど。くたくたの身体をもうちょっと休めたいという後ろ髪引かれる思いで、今日は「信州サイクルロゲイニング2024_安曇野Stage(5/11開催)」のプランナーとして先々週に引き続き調査に出る。桜の開花はまだっぽいが、すっかり春めいてのんびりサイクリングが楽しい…じゃなくて油断せず目を皿にして、ちゃんとやれ。

Jonen短期間で現地調査を済ませるため、過去の調査経験や各種資料を元に予めコントロール候補を決めておき、写真とGPS情報を取得して回る手法。だがそれを繋ぐ間にも面白いモノがいろいろ目に入るし、走りたい道に突っ込んだりするので数は膨らむばかり。ただし山奥のコントロール候補は林道が通行止のため諦める。

須砂渡食堂でラーメンともつ煮を頂いたりしつつ、残りのエリアも概ね回り終える。探査時間はあと1時間あるけど、もう脚の方が回らないんだ…。候補はゆうに120を超えたので、ここから48ヶ所ほどを選り抜きすることになる。プランニングはまだ始まったばっかりだ。

豊科駅から列車に乗って、東京へ下る。体力回復を図りつつ、あと二週間ピリッと頑張ろう。

→Facebookアルバム: 松本城ロゲイニング 2024(通過証明デジタル写真や競技の様子)

3/10 あらかわいい応援隊

Arakawa二年連続でエントリーした「かつしかふれあいRUNフェスタ」。会場の堀切水辺公園まで去年はチャリだったが、今年は京成電鉄で行く。絶好の快晴模様で河川敷のテント群が眩しい。青と白さの景色の中で、緩く流れる平和な荒川よ。ハーフマラソンの部は全種目の中で一番最初の午前9時から。ABCDEFGの7ウェーブ3分毎という細かいスタートとなっており、陸連登録者がA、自分はそれに続くBブロックで号砲を受ける。陸連登録者の半分は鈍足だし、3分前に出払ってバラけてくれる。

要するに、周りもほぼ同スピードでの駆け出しとなるのが気持ち良い。ただし今年に入って足首痛で一ヶ月近いブランクがあった、肋骨にヒビが入ってて痛い、どうせ記録は狙えないからと昨日14kmジョギングしてしまった、といったデバフがある。体脂肪率19.5%というだらしなさもあり、去年のようにキロヨン勢に付いて行こうなんて気はさらさらない。往路は北風に乗って南へ向かう順風路なのに、思うようにスピードが上がらない感じ。

Train一番怖いのが呼吸器系で、肺に十分な空気が入らなくなる症状が度々あるから、慎重に慎重にペースを抑えているのだ。サポーターを着用して来なかったから早くも足首が痛み出し、地面を蹴るのが怖い。右手に富士山を遠望するシーンもありつつ、荒川河口橋やその先の東京湾が見えてきた11km地点で折り返し。さあ懸念していた逆風区間だ。

一人で走るには厳しいが……しまった、協調走行する人がいない。少し無理をして前走者に追いつくと、その時点でスピード差が歴然としていて結局抜き去ってしまう。そんな事を繰り返していると、むしろペースが上がってきたような。「頼む、あと数kmだけ俺の肺よ壊れないでくれ」。

Rannaハーフマラソンでは初めて着用する厚底カーボンシューズ(ニューバランスFuelCell RC ELITE v2)で、ぽんぽぽぽんぽぽんぽんぽんと跳ねるリズムで走れるから、ポンポポポンがずっと頭の中を流れている。向かい風でも有効な反発力が頼もしいけれど、相変わらず単独走。終盤は風が強いシーンが多くなり、若干は押し戻される。順位はガンガンずんずんグイグイ上昇しているし「ハーフマラソンってこんなに楽しかったっけ!?」という気分だ。公式応援隊のらんらんらんな=サンに手を振り返す余裕もある。

4zgi肺がぶっ壊れるほどの無理押しはしなかったが、ほぼ力を出し切り1時間29分13秒でフィニッシュ。一時は今季全部DNSか?…なんて悲観していたドン底から、ここまで復活できた。スタート前から競技中、ゴール後に至るまでストレスを感じさせない大会運営も申し分ない。ただし出店はカロリー不足かな。使える電力が少ないらしく、調理に時間が掛かっている。なんとかホットドック一つにありついて、あとは写真を撮り回る。

荒川沿いに四つ木まで歩き、昼食を。当てにしていた大会提携店は今日に限って貸し切りだったり定休日だったりで使えねー。丸彦というとんかつ屋を見つけてヒレカツ定食を頂く。ヒレとは思えぬ大きなカツ、柔らかくて美味しい。今日電車で来た理由は、リニューアルされたと云う四ツ木駅構内を見たかったから。キャプテン翼のラッピングが至る所に施されていて、外国人なら「おぅ、クレイジー!」と大喜びしそう。

Certi後日発表の順位は、去年と同等の男子74位(/完走1273名中)、総合77位(/完走1508名中)。記録は2分近く落ちたのに順位率が僅かに上がっているのは、やはり前半抑えた効果だろう。左足首痛という爆弾を抱えたままとなるが、来月の松本城ロゲイニングやかすみがうらマラソンまで何とか乗り切って、それから十分に休足したい。

2/23-24 ランナー心と蓮ノ空

Mmp祝日の金曜、北陸新幹線かがやき号で金沢へ。北陸鉄道の駅が地上にあると思い込んで探し回り「どこここ?なんで?」状態に陥った。今回の旅で一番迷ってしまった所だが、地下に潜ってようやく発見、予定していた浅野川線の電車に間に合わせる。日比谷線めいた車両だ。

終点の内灘駅で下車してジョギング旅を開始。まずは海沿いに徳光海水浴場を目指しつつ、第二回金沢マラソン(2016)で走った道と接続すべく石川県庁・西部緑地公園に寄り道する。近くにあるのがメロメロポッチというライブ可能な喫茶店。明日の夜に松本ピラータ店主の成川さん達が出演するとの事だが、惜しくも一日違いだった。美味しいチキンカレーを頂いていく。

Love日本海の向こうは地上の楽園か、はたまた地獄か。海岸沿いの砂に埋もれたサイクリングロードに足を取られながら、徳光海水浴場に到着。#LOVEというクソデカ文字モニュメントが、ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの聖地になっている。泣きそうな空のもと、まるで人影は無い。ここからは、手取川扇状地の扇端から扇頂を目指す旅。曇り予報でも時おり雨は降る降る。弁当忘れても傘忘れるなとは良く言ったものだ。

Tsurugi花咲くいろはの聖地?四十万(しじま)駅と鶴来駅を経由し、加賀一ノ宮たる白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)に到着。蓮ノ空キャストの健康を神様にお願いだ。鶴来駅に戻り42kmジョギング終了。ここまで地図を一切見ないで、暗記だけで乗り切ったぞ。夕食を摂りたいが近くに何も無し、とりあえず北陸鉄道石川線に乗る。東急7000系のお下がり車両はもはやレトロ感満載。野町駅まで乗り通して北陸鉄道の現有路線は完乗ヤッター!

にし茶屋街で桜桃(ゆすら)という食堂がまだ開いてた。ハントンライスを頂き、武家屋敷跡界隈を歩きつつ金沢駅前へ。東横インに泊まる。

/

Utatsu土曜も移動手段はジョギングだが、観光メインの超スローペースで良い。まず東へ、小坂神社から卯辰山(うたつやま)に登る。27年前にここのユースホステルに泊まったけど、いつ無くなっちゃったかね。見晴らし台が蓮ノ空のキービジュアル聖地となっており、金沢市街や日本海も眺望。なんかの拍子にLink!Like!ラブライブというアプリを始めて半年ほど、ずっとここに焦がれていたんだ。昨日よりは天気が良くて助かる。ひがし茶屋街、主計町(かずえまち)茶屋街を経て近江町(おうみちょう)市場で一旦時計を止める。活気に満ちた市場で、早めの昼食を。ひら井いちば館店で近江町海鮮丼にのどぐろ一切れ追加、という精一杯の贅沢をする。

Biblio金沢城は本丸が地震の影響で立入禁止になっている。兼六園は昔行ったし、券売所の行列を見てスルー決定。天神坂を経て石川県立図書館「ビブリオバウム」でまた時計を止める。一昨年に移転開館したというピカピカの館内がすごい、やばい。図書館に来たのに却って語彙力を失うほど。巨大な円形配置が流行りなのかも知れないが、それにしても美しい。記念撮影自由という気前の良さも相まって、金沢観光で一番のインパクトを得た。せっかくだし地誌の本をいくつか摘み読む。喫茶店は混んでるわ。

Shira城南通りを経て健民スポレクプラザ(アイススケート場)も蓮ノ空聖地で、外観だけ見ていく。線路沿いにスタート地点へ戻り、金沢駅西口に回り込んで27kmジョギング終了。流石に疲れた、あとはゆっくりしよう。お土産を買って、蓮ノ空ゲーマーズでグッズを買って、チーズトケビのヤンニョムチキンでたんぱく補給。東京への復路は特急しらさぎ号から。車窓には敦賀まで延伸間近の北陸新幹線高架と、二月の満月スノームーン。

米原で東海道新幹線に乗り継ぎ。今だと東京↔︎金沢間は北陸新幹線で往復する北陸応援フリーきっぷを使った方が安いが、いいもん、ぐるって回りたかったんだもん。これから少しずつフラワーな季節、みんなは北陸応援割も活用してお得に義捐してくれい。

/

むらよしギムナシオン(参戦記)ページに去年のかすみがうらマラソンを追加。まだ今年のエントリー間に合うぞ?

2024/1/1 ぼっち・ざ・箱根6区

Kano元日午前10時、静岡県の沼津駅に降り立つ。黒澤ダイヤ様の誕生日を祝うバルーンアートが構内に飾られているなど、JR東海とラブライブサンシャインが正式にコラボを始めてからは一味違う光景だ。のっぽパン(幻日のヨハネ版)を補給してからジョギング開始するが、すぐにカルクル沼津店さんに立ち寄る。革製品はどれも良いお値段…ダイヤ様のカメラストラップを購入してみる。小径自転車カラクルS用に何か役立てたい。

Yamanakaさらにダイヤコーヒーさんでダイヤブレンドを購入。上土朝日稲荷神社(よしりこ神社)で初詣を済ませ、ようやく沼津市を後に東へ向かう。柿田川湧水群に寄って、そのまま国道1号バイパスを三島中心市街地を避けつつ進む。箱根路の碑からいよいよ本格的な登り坂が始まり、なるべく旧道の石畳を走る。ごつごつしていて気が抜けないが、去年みたいにこれを下るよりはマシだ。それにしても今日は気温が高く、上はロングTシャツ1枚では暑いくらい。

Ashinokoスカイウォークはスルーしたものの山中城跡を散策してしまうし、予定より大幅に遅れている。カロリーメイトをかじりつつ箱根峠を越えれば神奈川県に入り、道の駅から芦ノ湖を見下ろす大パノラマ。箱根神社に向かうクルマの凄惨渋滞を横目に、箱根駅伝の折り返しゲートに到着。スタッフ車などが明日の準備に勤しんでいる。あまりゆっくりできず、さあ箱根6区ランニング開始だ。ここから国道1号最高地点の標高874mまで、またキツい登り坂が続く。大渋滞に巻き込まれている路線バスの乗客が可哀想に!「この先阿鼻叫喚地獄、マイカーは引き返せ」みたいな標識を立てておけば良いのに。

Ohira小涌谷、大平台、函嶺洞門あたりまで斜度10%標識もあるキツい下り坂が続く。競う者のいないぼっち走だけど、予定の列車があるから脚のダメージを気にしている場合じゃない。芦ノ湖から小田原中継所の蒲鉾鈴廣まで、20.8km区間を2時間弱掛かった。自分なりにぶっ飛ばしたのに、駅伝選手は半分の時間で駆け抜けるのだから見上げたものだ。

Metro一旦は諦めていたものの、さらに力いっぱい走って小田原駅に到着。沼津から50kmの箱根路を走破した。券売機操作と洗顔を急いで、小田急線のホームにはもう1631発のメトロはこね号が入線している。行きも帰りも新幹線じゃつまらないから、ギリギリ間に合って良かった。

疲れ果てているうえ能登大地震のニュースを知って顔面蒼白・・・とてもロマンス気分とは言えないロマンスカーだが、地下鉄千代田線区間は独特の優越感がある。帰ってから飲むダイヤブレンドが楽しみだ。

→むらよしギムナシオン: かつしかふれあいRUNフェスタハーフマラソン2023参戦記(詳細版)

12/16-17 知多を楽しみまちた

Centrair土曜、ぷらっとこだま利用で名古屋へ。さらに特急券をポンして名鉄ミュースカイに乗り、夕刻の中部国際空港駅に到着。うわあいセントレア空港だ! ニンジャナンデ!? 館内や展望デッキををひたすら徘徊し、若鯱家の金シャチカレーうどんを頂く。明日のイベントで必要になる「FieldDiscoveryGame」というスマホアプリの使い勝手を試すべく、空港周辺にいくつか登録されているスポットを探し歩いていたら東横イン到着がだいぶ遅くなった。

普段は「エスカレーターなんか乗ったら脚が腐る」と考えがちだが、今日は積極活用している状態。先週末までバカに体調が良かったので、ここ数日の落ち込みが心配な。早く寝よう。

/

Medias日曜、名鉄で朝倉駅まで戻り、知多市役所併設の体育館前がフィールドディスカバリーゲーム in 知多のメイン会場。地元の葛飾ロゲを蹴ってこっちに来ちゃったのは、先にそう決めていたから。あとFDG前身の知多半島ロゲで優勝経験があったり、祖父の故郷でもありゲンが良い。

ただし今回は戦況が厳しい。S山さんなど愛知式ランナーには逆立ちして走っても敵わないし、他に強豪がいるとの情報もある。滅茶苦茶頑張れば、マスターズ(シニア)のY越さんには勝ち負けかも知れない。ロシアのチタ市めいた震える寒さのなか、9時30分に三時間の部と五時間の部が一斉にスタート。どうせ走ってりゃ暑くなるからとウインドブレーカ等は所持せず出走したが、途中でへばると低体温症になって五時間持たない恐れがある。

Shinmai当初は強い西風に乗って東に向かうプランがあったものの、そちらは終盤のヨセに回してまずは南へ一目散。スタート近くの2スポットをスルーという奇策を用いたが、程なく強豪勢に追い抜かれる。その中には三時間クラスの人もいるけど、自分は相当下位に落ちるのでは…。さらにチャリがクルマと衝突事故を起こしかけるシーンを目の前で見て「危ない!」と叫び、メンタルが大混乱に陥って現在地すら判らなくなった。ドコココ?ナンデ!? あの女学生、長生きしないだろうな…。

細かいミスが連発するし、3時間クラスの混合チームとしばらく同行するレベルでスピードと精度が落ちている。常滑市に入る最南端から北上に転じ、ようやく前後に競う人影が無くなった。風光明媚な竹林トレイルや展望台、佐布里湖を経て前半の悲壮感が和らぎ、ロゲイニングらしい楽しさが蘇って来る。そのために遠路はるばる参加しているのだから。

Bamboo一番難しい三角点スポット(78点)は、「ここで10分以上探しているんです!」と言う参加者が見つけてくれた。ラッキーと言って良いのかな…。知多は意外と坂道が多いし、強風も良いエッセンス。岡田の街並みはゆっくり散策したいところ、外縁を駆け抜けてしまうのは勿体無い。マップ中央付近を攻略し終えたら、もうヨセの時間だ。

さてFieldDiscoveryGameアプリはさらに改良が加えられ、写真撮影後にあの忌まわしきフロッピーアイコンをタップしなくても、瞬時に判定本部に送信されるようになった。ただし写真がちゃんと撮れたか不安なので(自分のスマホはピントがよく狂う)、0.5秒くらい表示後にフェードアウトまたは送信めいたアニメーションをしてくれた方が判り易いのでは。撮った写真をアプリ上で確認できる機能など、今後実装して欲しい。地図画面は拡大すると細かい抜け道も判るので、紙地図と上手に併用できれば有利だ。

SouriヨセはS山さんとほぼ同行となる。頑張れば付いていけるくらいに彼はペースダウンしていた、というか自分は体力温存し過ぎ。時間制限まで1分20秒を残して終わり(尾張)万歳フィニッシュ、走行47kmほど(後日計測)。やや遅刻してフィニッシュした女子強豪のY本さんは薮に迷い込んだことを悔いているが、それで番狂わせが生じるのもロゲのうち。

体育館に更衣室があるし、閉会式は暖房の効いた会議室なのは有難い。結果、異次元(サブエガ級?)の二強であるS山さんK西さんに遠く及ばない一般男子三位、マスターズのY越さんにも敵わず総合四位に終わった。今のところ出場FDGは全戦入賞、をかろうじて保った形だ。

Route総合優勝者を中心とした感想戦や、上位勢では唯一基本戦略の異なるY越さんとの談義も和気藹々と行い、そろそろ帰りの電車。次のFDG参戦は来年二月の富士宮を予定している。ピーキング、走力、精神力などの反省を生かし、もう少し上を目指したい。名古屋で土産を買ってきしめんを食い、ぷらっとこだまで東京に下る。

→Facebookアルバム: フィールドディスカバリーゲーム in 知多 2023(通過全スポットなどの写真アルバム)

→むらよしギムナシオン(参戦記サイト): フィールドディスカバリーゲーム in 富士宮 2023 詳細版

12/2-3 乗るチャリーの森

Sinonome土曜の昼過ぎ、特急あずさで松本駅着。近くのウエルトンホテルに自転車、ギター、その他荷物を預けてジョギングに出る。目的地など定めない、かつて松本で暮らしていた時のように気ままに走る。寿台のデリシアで軽食を摂りつつ、中山の裏側をぐるっと回って弘法山古墳からの眺望を楽しみ、戻ってくる。やっぱ坂のある街っていいな。

夜は凡蔵という居酒屋で塩の道ウルトラオリエンテーリングの打ち上げに参加。イベントに参加してないのに・・・まぁ未来図社の忘年会も兼ねているから。相変わらず酒が入るとすぐ具合が悪くなるけど、料理は旨いしそこそこ話せた。星を数えながらホテルに戻る。

/

Keshibo日曜、まだ暗いうちにまたジョギングに出る。かつての基本ルート、田溝池から芥子坊主山へのトレイル登りだ。登り坂も下り坂も長いから、筋肉の喜びようが東京なんかと全然違う。そりゃ昔は強かった筈だよ。森の中、深呼吸し放題なのも良い。街に降りれば排ガスまみれなのは変わらんけど。

美味しいバイキング朝食を摂ってチェックアウト。それにしてもシャワーの出が極端に悪いホテルだった。お腹にデイパック、背中にギターというちょっと苦しい姿勢で自転車(カラクルS)に乗り、人肉坂をヒルクライム。標高1000mのサイクルカフェピラータで、毎度の室内楽サロンに参加する。

Salon席が足りなくなるんじゃないかってほど、今回は盛況だ。自分はクラシックギターで25年ぶりに「ノルウェーの森」を演奏。あとはイエスタデイとショパンの雨だれ。練習不足が如実に現れて申し訳ない。まぁ食事と聴いてるだけでもすごく楽しいから。

音楽に包まれた空間が名残惜しいが、16時過ぎには店を出る。寒いので何か絶叫しながら下山。駅そばで温まって特急あずさで東京に下る。いわゆる千葉あずさで、新宿ではなく錦糸町で降りれば山手線を回避して帰れる。荷物が多い時は便利かな。

/

むらよしギムナシオン(参戦記サイト)に去年12月のフォトロゲイニング寄居をアップロード。ぼちぼち関東地方も戦場とする。

11/26 最終的に全部取れば良い野田!

Sky日曜、つくばエクスプレスと東武野田線を乗り継いで、千葉県野田市の川間駅で下車。小径自転車カラクルSを組んで小雨のなか北へ急ぐ。江戸川サイクリングロードを走っていると、ロードバイクが颯爽と抜いて行く。やはりスピードでは全く敵わないか…。

野田アウトドアスポーツフェスタ2023の会場、河川敷の関宿滑空場では総合開会式が始まっている。スカイスポーツ、カヌー、そして自転車の祭典であるが…体感温度が真冬並みという寒さだ。集まった自転車60台ほどが何をするかって言うと「せきやどチャリロゲ」つまりサイクルロゲイニングだ。妙なアプリとか要らず、CPの写真を撮って来れば良い。あと、自転車イベントにしては珍しくヘルメット着用義務が無い。まぁ安全衛生面で言えば泥除けの方が大事だしな。ただ、交通ルール・マナーについての啓蒙はやらなきゃ駄目だと思う。

Kimagase受付を済ますともう地図は開いて良いが、見てちょっとびっくりした。フィールドはほぼ旧関宿町内に限られ、競技三時間で満点者が続出しそうな範囲しかなく、CPの点数は意味をなさない。どう回ろうが、最終的に全部取ればよいのだ! つまり、効率の良いルートとミスの少なさ、スピードの勝負であると割り切る。

昨日、台場Zeppまで23kmジョギングしてClariSのライブに参戦してきた疲れが残っている。自転車は泥除けやキャリアを付けっぱなしだし、輪行袋などの荷物も所持して回る。それでもやはり競技である以上、時間中は全力を尽くしたい。人生で数少ない、キラめきの瞬間だから。午前10時30分スタート、とりあえず南半分から取りこぼしの無いようにぐるり回る。地図と走行感覚のキャリブレーションが済んでないうちは、ちょっとオーバーランも。味噌汁ポイントは、飲まずに次へ急いでしまった。食いっぱぐれが一番の後悔だと言うのに。

Map北半分も往路と復路で効率よく回るのがセオリーだが、自分はあえて往路だけで全て拾う。わずかに茨城県に入る北端付近を取って、自家製マップ台に付けた地図は片付ける。タイムトライアルだからトイレは我慢。あとは北風に乗って江戸川サイクリングロードを全力で突っ走るのみ。これが安全を確保しながらロードバイク達のスピードに対抗する為の、唯一の秘策であった。二時間を1分40秒過ぎて、会場にフィニッシュ。走行39kmほど。

既に帰還してる人々が居てビビるが、寒過ぎて諦めただけらしい。私も震える手で何とか集計と写真確認を済ませ、キッチンカーで豪遊を開始。お土産も買っておこう。どうやらパーフェクト達成者はもう一人(MTB?)だけで、3分半の差で私が先着であった。その方が居なかったらマジ自分KYであった。表彰は各カテゴリの一位のみ。無料のイベントなのに賞状があるし副賞も妙に豪華だ。貰っといてから言うのもなんだが、三位くらいまでにシェアした方が全体の満足度が高かったのでは…。

Kasukabe長野県のサイクルロゲイニングで度々プランナーを務めてきたわりに競技者としての経験が少なかったから、「サイクルロゲとは何ぞや」を知るために参加した今日。総合優勝は思わぬ副産物だし、もちろん経験は今後大いに活きるであろう。あと、上位を争いたいという需要が想像以上に少なく、現状はレクリエーション重点な。カラクルを扱う自転車店(輪工房さん)の方と少し話しをして、会場をリーブ。

自走で帰る予定もあったが、早く暖まりたくてさっさと電車に乗る。輪行袋を純正から自家製に代えて、収納が大幅にクイックになった。東武線春日部経由で葛飾区に帰る。

→Facebookアルバム: せきやどチャリロゲ2023(得点証明となる全通過CP写真ほか)

11/11-12 ガリュウザンノボレ1112

Ansei土曜、上越新幹線と信越本線を乗り継ぎ群馬県の横川駅で下車。積年の課題だった横軽間の旧中山道トレイルをジョギングで登り始める。先月碓氷バイパスをサイクリング中に親子熊に出くわしたばかりだし、坂本宿を過ぎてからはちゃんと熊鈴を装備。刎石山(はねいしやま)まではほぼ歩きとなる急登だが、以降は気持ちの良いトレランルートとなる。ハイカーは予想より少ない。安政遠足(とおあし)という日本最古のマラソン大会がここで行われていたと云う。紅葉は所々綺麗かな、という程度。こいも碓氷も かずあるなかに。

Kyuusui平野暮らしで登坂に慣れていない脚が悲鳴を上げる頃、標高差800m余を制して長野県境の旧碓氷峠に到達。峠の茶屋はクルマで混雑しているのでスルーし、近くの見晴台は寄る。関東平野をも望む良い景観だ。今週末は寒気が入って、晴れていても半袖Tシャツではさすがに寒い。着込んで下り坂へ。ランナーが旧軽井沢を闊歩するのは場違いながら、ミカドのモカソフトクリームは食べていく。距離16km余を二時間半で、軽井沢駅に無事到着。

Shibuしなの鉄道と長野電鉄を乗り継ぎ、最果ての湯田中駅で下車。元々は草津温泉からジョギングで芳ヶ平を経て渋峠を越えてくる算段だったが、弱気になって旧碓氷峠に変更していた。渋峠の方は雪化粧模様で、あっちを通っていたら遭難していたかも…。少し小走りして、ユクモ村こと渋温泉の大丸屋にチェックインする。間もなくサイクリング部同期のOJ君とHM君がクルマで到着。九湯めぐりの半分ほどと、夕食、酒(遠藤酒造所の彗(シャア))など。さすが信州の星空は黒々として素晴らしい。人間にはこれが必要だ。

/

天気まずまずの日曜、朝風呂と朝食後にチェックアウト。クルマで途中りんごを買い付けつつ、須坂温泉古城荘の体育館へ。第3回信州須坂ロゲイニングの三時間の部にチーム重戦車として参加する。「ほぼ歩く」と言っているし実際走るチームではない。上位を狙う為にはガチ勢が五時間の部に流れてくれること、仲間を集めやすい日曜開催であること、関東近県の温泉地であること、私が今年は松本マラソン(同日開催)出場にこだわらないことを理由にこのイベントを選んだ。

5mt未来図Kさんらが参加する五時間ランナー43名を見送った後、競技説明や作戦タイムを経て午前11時に三時間の部88名もスタート。このチームでいつもペーサーを勤めるHA君が今回は欠員となり、近年は全く走っていないというHM君が代わりに先導。OJ君が戦術担当で、私がカメラマン、が大まかな形となる。チェックポイント(コントロール)到着後「次どっち行く?」なんてやってたら効率が悪いので、それを到着前に済ませておくよう心がける。これだけで走力のある他チームと十分競い合えるものだ。みな地図読みには強く、いちいち地図を突き合わせて指をさして、なんてしなくても言葉だけでルートが伝わるのが地味に凄い。

地図は五時間・三時間共通で、しかも5hガチで走ってもコンプリートは無理であろう本格的なもの。三時間だと余り遠くには行かれないし、CP番号(=得点)は31~135で極端な差はないので安手でも着実に拾っていくのが定石となる。ロゲはソロ参加がほとんどの私としては、こうして希に、グループで地図読み談義をしながら進むのが無上に楽しい。こんな時間が24h続けば良いのになって思うよ?

Dodo74番から廃線敷があれば88番まで足を延ばしたかったが未整備なので、ここら辺を西端として東への帰路に入る。地形は西の千曲川に向かって傾斜しているので、ここからは登り基調。百々川(どどがわ)が飛び石で渡れたのはラッキー、ここで座って補給食休憩を取る。臥竜山はちょっとした登山気分。山頂から直にフィニッシュ直行するとさすがに時間が余る計算となり、少し南側を欲張ってから街中をヨセて行く。囲碁でもロゲでも大切なのは三手先を読むことと正確なヨセ計算だ。

走行距離は20kmほど。概ね速歩き程度のペースが奏功してスタミナ切れは無く、7分余を残して無事フィニッシュした。サービスのおやきや菓子を頂きつつ集計を待つ。スポーツトレーナー議員さんによるストレッチ体操が面白い。やがて表彰式。女性ソロやファミリーチームが妙に強い。我々も一般グループで三位入賞(17チーム中)に滑り込み、申しぶんない結果となった。「チーム重戦車」、今のところ4戦全て入賞しているのである。

Map愛知県のロゲ仲間IさんYさんらも入賞しており、互いに健闘を称える。体育館を退出すると丁度五時間のKさんらがフィニッシュするところ。雨が降り出すなか、参加者入浴券で冷え切った身体を温める。かじかんでいた指がようやくまともに動くようになった。欠員だったHA君と合流し、とら食堂で遅い昼食を摂る。近々Clarisのライブでまた集合しそうな流れ。東京への帰路はクルマに同乗させて貰う。

須坂は毎年、毛無峠参りの際に基地として訪れているが、街中の探索はしたことがないので新鮮だった。須坂ロゲも改善の積み重ねが感じられるホスピタリティがあり、オススメできるイベントと言える。とりあえず、未回収のコントロールを巡る反省ランに行きたいな。

/

→Facebookアルバム: 第3回信州須坂ロゲイニング2023(得点証明となる全通過CPの写真ほか)

10/8-9 チクマクマヤコンチクマクマヤコン 雨やめーっ!

999日曜、東京の尾久駅からJR普通列車で輪行し、群馬県横川駅で下車。SNSのアイコンにしている189系あさま号に会うため、鉄道文化むらに入場して一巡りする。駅前に戻っておぎのやの釜めしを食い、自転車で碓氷峠越えに向かう・・・が、標識によれば国道18号旧道は通行止が続いているという。仕方なく碓氷バイパスを登るが、排ガスまみれで良いことは無い。その時である。左手(谷側)に親子の熊が動いているのを発見。すぐ近くにもう1頭の子熊もいる。まさかクルマが行き交うバイパスに突進して来ることはないだろうが、なるべく気配を悟られないように下手な写真を1枚撮るのが精一杯だった。これがグンマーのチャメシ・インシデント、というか今年は日本中で熊害が多いらしいね。

Yatai鞍部を越えて長野県に入り、ツアーバス事故の慰霊碑を過ぎるとここから大渋滞。浮かれた街軽井沢、つくづくクルマで来る所じゃねえ。中軽井沢から少し北側へ1000m林道を進み、オタクおなじみの菱野温泉薬師館で冷えた身体を温める。ありゃ、雨が降ってきた。小諸駅に降りて再び輪行し、しなの鉄道戸倉駅で下車。スーパーで夕食を調達し、戸倉上山田温泉のルートインホテルにチェックインする。散歩に出てみると上山田中央公園で屋台祭りをしている。ここで夕食にすれば良かったな。

/

Mapctrl月曜、バイキング朝食をがっつり頂いてからチェックアウトし「チクマサイクリングクエスト3」の会場となる女沢(めざわ)公園へ。自転車イベントはとにかく晴れて欲しいものだが、憎ったらしい雨である。それでも続々と、51名集めたという参加者の大半が集合してくれた。去年までは任意日スタートのイベントだったようだが、今年は信州サイクルロゲイニングシリーズの最終戦として地形図ベース・一斉スタート方式で行う。やはり大勢が一堂に会するほどお祭り感、盛り上がり感がはるかに良い。

私はコースプランナーとして競技説明などを行う。土地鑑の無い千曲市だし限られた予算・日程だったが、地元スタッフの協力を得つつ「一度で存分に楽しめる千曲、そしてまた来たくなる千曲」を実現する地図が完成した。その過程ですっかり千曲市LOVEになっている。ここでも願わくば記憶を消して自分が競技者として参加したい。それは叶わないが、どうか皆にとって最高の一日になりますように。午前10時半、5時間競技のスタートを見送る。

Tanadaと言ってもやることは無いので、スタッフビブスを着たまま参加者を追って写真撮影に出掛ける。会えた人は妙にハイテンションで「これ面白いね!」などと声をくれる。上手く返せないけど、大切に頂きたい。昼食に森将軍塚古墳カレーなるものを食べて外に出ると、ようやく雨が止んだ。姨捨の棚田に移動してみる。これが皆に見て欲しかった絶景。ここを目指した参加者はほぼ通過したあとで、撮れ高はあまり無かったが。

メカトラによるレスキュー案件はあったものの、事故なく無事に全員帰還ヤッター! 閉会式も皆最後まで残っていて、自分たちで盛り上げるんだという意志が感じられた。日本中のスポーツイベントが参加者集めに苦心している今日日、どうにかサイクルロゲイニングの楽しさが拡がって欲しい。地図は怖いくらい評判が良くて、プランナー冥利に尽きる。なんか燃え尽きてしまっていて、閉会式で気の利いたセリフが言えなかったなど反省点も多い。機会があれば活かしたい。

Podium雨に濡れた身体をまた温泉で温めたいところだが、帰りの電車の時刻。名残惜しく別れて戸倉駅へ。お、念願のラッピング列車「Turkey!」号が来た。カワイイヤッター! このボウリングアニメが放映された暁には、また聖地巡礼で何度も千曲市を訪れることになりそうだ。上田から新幹線で東京に下る。そして風邪を引く。

→Facebookアルバム: チクマサイクリングクエスト3(地図・全コントロール解説や当日の様子など)

つぶやき

最近の投稿動画

相互ブックマーク

勝手ブックマーク

更新ブログ

他の所有アカウント

Powered by Six Apart
Member since 05/2005