5/18-19 この素晴らしいプラネタリウムに広報を!

先月後半からイベントやツーリングが続いたので、自宅でゆっくりする週末は久々に感じる。とは言えちょっとは出掛けよう。土曜はチャリで山辺の松本市教育文化センターへ。ここのプラネタリウムは長らく半端なデジタル式(メディアグローブ)だったが、先月末に光学式のオルフェウス投影機を核とするハイブリッド式に生まれ変わった。

Orpheus11時はたっぷり星座解説オンリー回。プラネタリアンさんが新システムを使いこなせるのか?などと心配していたが、適宜録音された音声解説も使いつつ、とても分かり易く進行する。時間が短いと「知ってる話」ばかりになりがちだが、40分もあれば初耳な星座エピソードもそれなりに織り交ぜてくれる。そしてオルフェウスさんの表現力は星の数、色、またたきなど素晴らしいの一言。現状オーバースペックとも言えるが、光学式はなかなか陳腐化しない(明石のイエナさんは半世紀以上を経てなお美しい)から永きにわたって頼もしい。長野県内では佐久市子ども未来館にもオルフェウスさんが居るけど、あちらはさっさと子供向け配信番組に切り替わってしまうのが難。松本は大人向け番組回もあるし、毎月とは言わんまでも季節毎に見に来る価値はある。

問題は場所が辺鄙すぎて、90席のうちせいぜい十数席しか埋まらないこと。観覧料収入で運用費を賄うビジネスモデルじゃ無いとは言え、この素晴らしさを市民のほとんど誰も知らない状況は(税金が)もったいなさ過ぎる。広報、がんばってね・・・。

隣りの旧山辺学校校舎も観覧していく。昨日国宝になることが決まった旧開智学校については「高価で住民を苦しめた」と軽くディスり、「こちらはコストダウンを図り現実的であった」と胸を張る解説文が面白い。

Yamabe近くのスーパーで昼食後、山辺の奥へ向かう。斜度15%のコンクリが延々続く「桜清水坂」は、あまり時間を掛けたくない時に最も効率的なトレーニングが出来る。区間35'53"、うう遅い。帰りに宮原の道祖神に寄ってみると、抱擁像がユニークだ。彫られたのは天明の大飢饉の頃、繁栄への切実な思いが刻まれている。自分はちゃらちゃら走りまわったり食いまくったり、何だか申し訳ない気分。

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日曜は月例のギターサークルで、美鈴湖畔ピラータへジョギング往復。アンサンブルの練習が進捗してきたし、そろそろソロも考えなくては。

むらよしギムナシオンに、去年の中央アルプス・ヒルクライム駒ヶ根高原ステージ参戦記をアップ。今年は開催日が前倒しとなり、もう次の週末だ。前日の宮田高原ステージとダブルエントリーしたので、ちょっと大変だけど超楽しみ。

5/11-12 浅間山とカレーめん

Toast土曜の昼、輪行で小諸駅に降り立つ。自転車を組み立て、ティーサロン寿徳で小倉クリームトースト&紅茶を頂く。小諸に来たらこれは食いっぱぐれたくないもの。

爽やかな天気のもと、浅間側の坂を登っていけば信州青少年の家、前日祭会場である。ちょっとした補給食やクーポン券、勇者の証、あとキャラクターオプションとしてヤマノススメを追加してあったのでそのTシャツなども受け取る。今回ロゲイニングめいたイベントはないのでケバブを食ったりしてまったり、三宅大志さんらのトークショーは音響難で半分聞くくらい。

本番のビンゴ大会はお馴染み東城咲耶子さんの進行で。手持ちのカードがわりと早く揃ってくれてまだ高額賞品もよりどりみどりだったが、planetarianのバッジがあるなら私が頂かなくてはなるまい。

街へ下りて古久清食堂で夕食。スーパーで朝食を買い出しして、そこら辺の草地でゲリラキャンプ…毎年このパターン。そういえば何で三年連続で同じイベントに申し込んだんだろう。運営さんがネクロマンサーに扮したキービジュアルに惹かれた訳じゃないぞ?…でも小諸に来れば何か良いことがあるってイメージがあるんだ。夜空を見上げればうしかい座、おとめ座、しし座といった春の星座たち。

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Start日曜の朝、ちょっと冷えるが今日も良い天気になりそう。信州青少年の家に続々集まるオタクな青少年たち(ほぼおっちゃん)。実数は不明だが、値上げにも関わらず去年よりだいぶ増えたらしい。影山ヒロノブさんのゼッケンが340だからそれくらいかな? オタクの大群が公道を堂々駆けるイベントはレアだからな。キャラクタージャージもびっくりするほど多彩で、特にゆるキャンおじさんが増えたなー。けもフレは絶滅。走り易さを度外視したコスプレさんもちらほらいらっしゃる。あんたら優勝。

見た限りランドナー乗りは私ともう一人だけで、その人と昔話をしているうちに開会式、そしてグランフォンドKOMOROが7時の一斉スタートを迎える。パンツァーフォー! 序盤の1000m林道なら長蛇の列も無問題(?)。乗鞍仲間のKさんGさんらとだいたい同行して軽井沢エイドへ。ここからは北へ、峰の茶屋越えなので完全にばらける。

Tsuma楽に1イベントを完走することより、私が維持増進したいのは旅を楽にするための体力。今年も「クロモリ重戦車ゆるキャン△仕様」と銘打ってフルキャンプ装備を貫きつつ、登り坂は出来るだけ攻める。戦車は重い方が強い。去年との違いは、サイドバッグにガルパン黒森峰ワッペンを、フロントバッグにゆるキャン△ワッペンを夜なべして縫い付けてあること。マップケースやサコッシュはラブライブとプラネタリアンで飾る…いったい私は何おじさんなのか。

群馬県に入り、雄大な浅間山を望む北軽井沢エイドを経て、干俣のしみずにはキュアエイドが登場。わぁいぷいきゅあシールもらっちゃった。少し先には、かつて小串鉱山へ通じていた毛無道の入口を見つけ、いろんなことを思い出す。

Megumin嬬恋エイド前後のキャベツ畑が広がる風景も素晴らしい。雨には雨の良さがある、と思うけどやっぱり晴れているに越したことはない。いよいよ体力の残りが心配になってくる地蔵峠への登り。暑くてボトル水も心配になった、絶妙な位置にキュアエイドが再び登場。私設とのことだが完走率を10%くらい押し上げたに違いない。長野マラソンで壊した肺が完治してなくてちょっと苦しいが、どうにか最高標高地点1732mの湯の丸エイドに到達する。

Curry_2エイドのカレーライスだけだと重戦車には燃料不足なので、おもむろにガソリンストーブで湯を沸かし、カレーかぷめんを作って食う。もう一つ持ってきていれば、ゆるキャンなでしこコスプレの人にご馳走できたのになー。

長野県に戻り、霞んではいるが八ヶ岳・蓼科山の眺望も広大。運営サイドが「最も見てもらいたい景色」だろう。悪魔おじさんさんのエールを受けて最終難関のDevil's slopeも攻略。小諸エイドからほんの少し走れば100kmゴール。去年の苦情を受けてか「これでもか!」ってくらい分かりやすく表示してあって、同日開催のグランフォンド軽井沢の人達が間違って入り込むほどだった。

Hishino_2雨でひたすら先を急ぐしかなかった去年に比べると30分以上遅い。それだけ長い時間楽しめたのだから良しとしよう。ピカッとオジ☆チャンどもの背中を見るためのイベントなのだから、ボリュームゾーンの真ん中にいるのが一番おトクだ。しゃかりきにペダルを回した後はちるちるのジェラート。コスプレ組に準じるくらい目立つ格好をしていたので、道中たくさんの人に声を掛けて頂いた。こんな嬉しいことがあるか。名残惜しくお別れし、小諸駅に下りて輪行。駅の階段が凄くキツく感じられるほど、脚を使い切った一日だった。

最近話題のルール&マナー面は、さすがみな嫁を背負ってるだけあって大人しい。ドラフティング前提の声掛けが過剰にも感じられたが、無いよりは良いのだろう。それよりおクルマ様の気持ちを考えて隊列を短くするなど、背中に眼が付いているかのような背後に至るまでの気配りが大切ではないかな。まぁ、たまには皆でうわーっ!て走るのも楽しいね。

5/5 うちぼーい!

Rise明るくなる前に目が覚め、動き出す。人間本来の生活サイクルを取り戻せるのがキャンプ生活の魅力と言えよう。パッキングを終えて浜に出ると、太陽が水平線から顔を出したところ。さあ今日は走るぞ。行け、行く先は館山だ。

千倉を経て最南端の野島崎へ。岩場の探険が大好きで、つい時間を掛けすぎてしまった。館山市に入った所にあるのが安房一ノ宮の安房神社。白い鳥居に砂利の参道が映える。社殿は鉄筋コンクリートだけど、早朝の雰囲気や良し。

Awasunoもう一つ、洲崎神社(すのさきじんじや)も参拝。こちらの方が一ノ宮であるという主張が激しい気がする。長い石段と、富士山遥拝所が特徴。これで旅の名目である房総一宮巡りは完了した。洲崎灯台から内房の海沿いを北上する。

館山の砂浜は昔水泳合宿で来ていたので懐かしい。お陰で、カナヅチだけど「一重のし」だけは出来るようになった。ジャスコで早めの昼食、落花生焼酎「ぼっち」もここで買っておく。

がんがん漕いで、道の駅保田小学校に侵入。恐ろしくごった返しているが、入浴利用は私一人でラッキー。こうしてぎりぎり、金谷港1225発の東京湾フェリーに間に合わせた。鋸山が遠ざかって行く。さよなら千葉県、予想以上に濃い魅力があって周り足りない。また来るよ。

Kanaya久里浜港で神奈川県に降り立つ。ここからJRに乗ってしまえば帰りが楽なんだけど、途中の鎌倉から大混雑が予想される。あとちょっとだけ走るんじゃ。あ~ブルーライトヨコスカ~♪ 横須賀で記念艦三笠を外からだけ見て、シェンムー聖地のどぶ板通りを押し歩き、逗子で相模湾側へ。浜はすっごい人手、ここはヘウンデか。

由比ヶ浜からは猛烈な渋滞。もうね、ばっかじゃないの。自転車はロード乗りの流れに乗りますが…。前方にはうっすら富士山。南鎌倉高校女子自転車部のテーマを脳内に流しながら、江ノ島前を過ぎるとようやく走り易くなる。しかしもう体力的にへろへろだ。

EnoJR茅ヶ崎駅でサイクリング終了、今日の走行は128kmくらい。輪行して相模線~中央本線~篠ノ井線で松本に帰る。GWはあと一日あるけど、テント干しや休養に充てる。それでも元々2泊の予定だったのを一つ増やして、がっつり旅を楽しめた。坂がないので翌週に控えるグランフォンドKOMOROに向けたトレーニングとしては物足りなかったか?

5/4 そとぼーい!

Sotobo大多喜駅の駐輪場にチャリを置き、いすみ鉄道の始発に乗る。単行列車に客一人の旅情。終点の手前でやっともう一人乗ってくる。

大原駅で乗り換え。JR外房線は生まれて初めてだろうか。車両は房総色の209系つまり京浜東北線のお下がりだが、先頭車両はセミクロスシートに改造されていて、きらきら眩しい海を眺めながら南へ進む。安房鴨川駅からは内房線となり、館山から北へ向かう。こちらの海もなかなかだ。工業地帯が見えてきて、君津でスカ色のE217系に乗り継ぎ。

Nakano五井駅で房総ちらし弁当と房総横断乗車券を買ったら、さぁ小湊鐵道。昔の京成電鉄のようなカラーリングのキハ200形が3両編成で運行される。都会の近くながらドローカルっぷりが味わえるし、さすがGWという盛況で鉄子や立ち客も多い。トロッコ列車の始発駅である上総牛久で若干降りるが、養老渓谷を経て終点の上総中野駅まであまり状況は変わらなかった。

銚子で買ったぬれ煎餅をふにふに食べ、もはや懐かしい感じすらする菜の花カラーのいすみ350型に乗り継ぐ。こうして房総の南半分を鉄道でぐるり一周、昼過ぎに大多喜に帰って来た。いつかマンドリン・ギター列車とやらにも乗ってみたいね。昨日寄ったショッピングセンターではBOSO娘という【ろこどる】がライブをやるらしいが、一応これはサイクリング旅、うしろ髪ひかれ隊思いで先を急ごう。

2f昨日成田空港あたりで見掛けた風景ポスターが気になっていた。調べると大多喜町にあるようなので、養老渓谷にちょっと寄り道する。やってきました共栄・向山トンネル。2階建てトンネルとも言われ、出口が上下二段になっているという奇景である。さらに近くの遊歩道を進むと弘文洞跡という、これまた奇景が拝める。いわゆる映えるのはこの二つだが、夕木川沿いに国道に戻る道が狭いの、地層剥き出しな素掘りトンネルが3つありの、猿の群れが出現しいのと秘境感バツグン。思わぬ旅のハイライトとなった。

Tatsuta久留里線終点の上総亀山は、なんでこんな所に駅があるのかしらという風情。ここから南へ、いつの間にか峠を越える。鴨川市も何かアニメの聖地だった気がするが激しくスルー。明日の旅程がタイトなのでなるべく先へ進みたい。南房総市に入り、道の駅和田浦で夕食とする。せっかくだからクジラ料理を食べよう。肉と魚の中間のような味? 商業捕鯨再開ってこの街に恩恵はあるのかな。

降水確率0%とは何だったのか、雨が降ってきた。雨雲レーダーを確認すると、当面は激しい雷雨が断続的に襲ってくるようだ。もう、ここでいいや・・・。雨をしのげる場所を見つけてテントを張り、次の朝を待つ。

5/3 今すぐイスミー

99テントを叩く雨音に目が覚める。晴れる筈では? ほどなく止むが、濃霧スタートの一日となった。眼鏡がすぐ曇るから困る。内陸の芝山町に入り、成田空港A滑走路を望む「ひこうきの丘」で一休み。霧の影響か7時を過ぎてようやく離着陸の音が聞こえるようになったが、風向きが悪くこっちからはさほど見えない。

芝山はにわ道を飛ばし猿尾トンネルを抜けると、下総台地から九十九里平野に出る。道の駅蓮沼でも一休みして、砂浜へ。あぁ〜九十九里浜〜♪ 長らく長野県に住んでいると、こんな景色が有り難いのだ。県道30号を南へ、前を走るロードを追っているうちに白子温泉街、宗教都市長生を抜け一宮町に入る。

Hadashi玉前神社(たまさきじんじゃ)も香取神宮のように黒い拝殿でカッコいい。奥に「はだしの道」という砂利敷きがあり、靴と靴下を脱いで三周すると御利益があるとのことでチャレンジ。これがとんでもなく痛くて、本当に三周するのがやっとだった。上総一ノ宮と言えばこれ、強烈な印象を残した。

佐原市から100kmあるが、坂らしい坂がないため昼過ぎには目的地の大多喜町に到着してしまった。ここを舞台にした「アクションヒロイン チアフルーツ」というアニメがあり、濁点のないタイトルのためか存在感は今ひとつだが、豊作と言われる2017年でもトップクラスに面白い作品だったと思う。私は佐賀より先にここに来る必要があったのだ。

Sankuchi今すぐいすみ鉄道に乗りたいが、それは明日のお楽しみ。鉄道社員の一人がアニメに理解があり、聖地巡礼マップを制作・配布してくれている。これを頼りにまずは三口橋で城と列車の写真を撮り、続けて大多喜城に攻め込む。初代城主が本多忠勝とのことで、そこに藤岡弘、が居そうな雰囲気。天守閣は鉄筋コンクリート製だけど。

房総中央鉄道館も見ていく。採算は取れないだろうが、趣味でこういう展示ができたら最高だろうな、と思わせる模型群が楽しい。町を一回りしても、まだまだ夕方前。駅前の食事処「番所」の行列が捌けているし、早めの夕食にしちゃおう。猪十六丼が旨い。最終的にはビビンパのような食べ方をする。

4x416しかしこの店、近々バイパス沿いに移転するという。諸事情あるのは理解できるが、駅前から活気が無くなるのは悲しいな。今は何でもかんでもおクルマ様、おクルマ様だ。

そのバイパス沿いにあるショッピングセンターで時間を潰し、暗くなってから公園でゲリラキャンプ。

5/2 銚子をそろえてペダリング・ペダリング・ペダリング

Ckd実家近くの常磐線金町駅から輪行スタート。輪行袋とフロントバッグを新しくしたのだけど、同じ型番でも昔のより余裕を持って作られている感じがする。キツキツじゃない。

千葉県に入り、我孫子駅からの成田線はたぶん初乗車。スマホなんて弄ってる場合じゃない非日常空間が始まる。10両編成は単線を突っ走り、だんだん水郷めいた車窓に変わっていく。成田駅で6両編成に乗り継ぐと、ますます鄙びていく。銚子駅でいよいよ銚子電気鉄道の2両編成に乗り継ぐと、車内はレトロだしアナウンスは面白いし、やれるだけの努力は感じる。ぬれ煎餅を購入していこう。

Inubou終点の外川駅で下車し、自転車を組み立てサイクリングスタート。犬岩で屏風ヶ浦を遠望してから、最東端の犬吠埼へ。青空に映える白い灯台だが、中は混んでそうなので入らず。一人旅は淡白なのだ。少し進むと、ゆうなぎという食堂を発見。ここで近海まぐろ丼を頂く。たっぷり満足、空いてて良かった。港の観光地あたりはどこも大行列で大変そう。

Ootone利根川河口を背に、西へ走る。途中から大利根自転車道があって、広々とした景色が気持ち良い。自分のサイクリングの原点って江戸川だったから、それに近い感覚が蘇る。右手には鹿島工業地帯、正面には筑波山がうっすら近づいてくる。

下総国の一ノ宮、香取神宮へ。クルマの人は駐車場待ちの列。境内もまるで初詣?ってくらい賑わっている。もしかして令和の初詣ってノリなのか。黒漆塗りの拝殿は、今まで見た神社の中で一番カッコいいかも。そう言えば昔ピッチャー鹿取っていたよな、関係ないけど。

Katori佐原市街地に入ると古い町並みと、舟運を模したミニ客船が人気を集めている。そういえばここ観光地だった。伊能忠敬記念館はもう閉まる時間かあ、下調べしておけば急いで来たかもな。柳湯という昭和レトロ過ぎる銭湯に入り、スーパーで夕食と朝食を調達して近くの公園でゲリラキャンプ。自炊用具のない軽装備サイクリングで、今回の旅は千葉県(下総・上総・安房)の一ノ宮巡礼を名目とする。

4/27-29 ロゲイナーへの道は高くて遠し

Haseサイクリング部同期のOJ、HM、HAと私の四人が茅野駅に集合し、HA車で行動開始。諏訪大社上社本宮にお参りしてから、杖突峠の絶景な茶屋でコーヒーを飲む。晴天なれど雪がぱらつく。伊那市高遠町にある、同じくサイクリング部同期のHS邸に到着し、さらに長谷村の民宿へ移動。こちらで夕食を御馳走になる。何もかもが旨いし女将さんの話も濃い。蟹座の四つ星がはっきり見えるほど空が綺麗。HS邸に戻ってから少し、高遠周辺の地形図を皆で読み、およその作戦を考えておく。

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Start朝は冷えるが、心配したほどでは無い。高遠湖畔のほりでいパークが「高遠クローバーフォトロゲ」の主会場で、96チーム249名という賑わい。だいたいガチなランナーは5時間クラスだが、我々「チーム重戦車」はレクリエーション目的なので3時間クラス。ただ3年前の霧ヶ峰3位、2年前の草津温泉1位と入賞を続けているので、また上位に入りたいという欲も出てきている。

参加者全員が指定Tシャツを着て走るというルールで、午前10時に一斉スタート。3時間チームの多くが近場のフラッグに向かうが、運営による設置ミスでどう探しても見つからない。コントロール位置説明にある写真と同じ構図ならOKだと思われるので、さっさと済ませて離脱。私は基本、撮影係として素早く構図を決めレリーズする役割。戦略はOJを中心とした仲間に任せるが、今回意識的に強気を鼓舞する。

Trail何となく南回りという戦略で多少は山道を攻めつつ、美和ダムではレアダムカードゲットだぜ。重戦車というチーム名通りスピードが遅く他チームにばんばん抜かれるほどだが、昔のサイクリング部は地形図読みが強制だったので、四人とも地図読みは強い。まず道は間違えようがなく、極めてスマートなルート取りができる。

北上して高遠の街中エリアを周る中盤。高台の展望ポイントからの眺望は素晴らしく、桜の季節に絶対再訪したい。だがこの登り下りは脚へのダメージも大きかった。ぴょんぴょん石は心がぴょんぴょんするが三峰川が増水していて、シューズが水浸しになってしまった。天頂を見上げると幻日環という珍しい気象現象。また環水平アークも見られた。

Viewそろそろフィニッシュに向かいながらまとめる終盤戦。水路橋にある高得点コントロールは、説明をよく読むと橋の下から撮影しなければならない。だいぶ遠回りかつ高低差もあり、みな弱気となった。ロゲイニングはあまりナアナアではつまらない、ケンカしてこそだと思うので私は相変わらず強気な主張をするが、結局は諦める。

先週フルマラソンを経験したばかりの私でさえ、高低差とストップアンドゴーの繰り返しで脚がぱんぱんになってきている。普段ジョギングもままならない忙しさの皆はもっとキツいのだ。相当ペースダウンするも、制限時間を2分余してフィニッシュ。結果的にパーフェクトクロージングとなった。走行距離20.4km、積算標高差550m。得点計算を提出して、豚汁を頂きつつ表彰式を待つ。

Routeやはり本気チームは5時間クラスに行っちゃってるので、3時間男子でまたも優勝。インタビューはHMが答えてくれた。賞品を山分けだー! しかも3時間クラス全カテゴリで最高得点とのことで、登壇して戦略説明をする運びとなった。俺がか? あとでブログに書くとかならともかく、急に人前で説明できるかいな。あわわわわ、たどたどしく何とか終わらせた感じ。他チームの説明を聞いていると上手だが、やはりタラレバがつきまとう。それがロゲイニング。

ちなみに3時間クラスで同点チームは存在せず、つまり全チームで戦略が異なるという奇跡のようなプランニングとなっていた。さくらの湯でアルカリの強い温泉に入り軽食を摂ってから会場に戻ると、5時間クラスの表彰式が始まる。こちらは同点チームが多くなってしまい、その場合タイム差で順位が決定されるのだけど、プランナーさんは悔やんでいた。お楽しみ抽選会(じゃんけん大会)でもちょっとした賞品を貰い、大会は終了。また街へ繰り出して食堂で夕食とする。夕闇の高遠城址公園へ散歩に向かうと西の空に太陽柱が立つ。HS邸に戻り、もう一泊させて頂く。

夜はもう祝勝会状態で、HS一家を巻き込んで上機嫌に盛り上がっていたようだ。私は極端に下戸ですぐ潰れてしまうが。

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Karei静かな朝を迎え、宿酔い覚ましにこっそりと、高遠湖をジョギングで一周しておく。何も予定を決めていなかったが、家主の勧めで鹿嶺高原ドライブへ。自転車だったら心折れそうな坂を山頂まで登ると人気のキャンプ場があり、少し歩いて展望台。東駒ヶ岳(甲斐駒)と仙丈ヶ岳が間近にドーン! ここも晴れた日に絶対再訪したい。

「いつも中村がブログに書いているピラータとはどういう所なのか」と言われ、その流れで松本へ移動。必ず一人で行く店だったから、初めて友人を連れて行って驚かれたかも知れない。ここで昼食を頂き、松本駅で解散。無味な日常が帰ってくるが、連綿と繋いできたものがあるんじゃないかな。

→Facebookアルバム: 高遠クローバーフォトロゲ2019(友達のみの限定公開ですすみません)

→高遠クローバーフォトロゲ公式Facebook(リザルト等)

4/20-21 僕らの走ってきた長野は…

Horn土曜の昼過ぎ、長野駅に到着するとアトリウムでウエルカムイベントをしている。長野ホルン倶楽部の演奏が始まり、金管のどこか懐かしく優しいハーモニーに足が止まる。途中で抜けるのも悪い気がするし、急いでる訳じゃないので最後まで聴く。

シャトルバスでビッグハットに移動し、長野マラソンの受付を済ます。No.753。参加10回以上を示すシルバーゼッケンにも馴染んてきた。出店ブースで次期戦闘機アディゼロ匠練3(今使用しているのと同じだけど)とアミノバイタルセットを買い、とぼとぼと若里公園を散歩しつつ駅に戻る。少し暑い。おやつに明治亭のソースかつ丼を食べ終わる頃、今度はスパークリングジョイという女声ゴスペルが演奏を始める。これも美しくノリノリで最後まで聴いた。

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Track日曜、東横インで朝食を済ませ、チャリティーエントリー特典のタトゥーシールをふくらはぎに貼ってチェックアウト。涼しく無風な曇り空は、想定以上の好条件である。ランナー用切符で北長野駅まで気動車に乗り、毎度の近道を歩けばアクアウイング前、大賑わいのスタート会場。A〜Cブロック選手用のウォーミングアップエリアである陸上競技場トラックを都合4周、少し脚が張っている気もするけど、身体は軽い。パワーバー粘土をポカリで胃に流し込み、荷物を預けてBブロックやや前方へ整列。

長野マラソンでは、去年の第20回記念大会を含む3年連続サブスリー達成者に表彰盾を贈呈している。それは単に速いランナーでなく、強いランナーの証なのだ。だがチャンス初年の第18回は暴風雨に阻まれ撃沈。第19、20回は何とか夢を繋ぎ、今年の第21回は絶対に外せない。たとえ暴風雨でも3時間を切れるようにと、秋頃から練習を積み重ねてきた(例年は年明けから始動している)。加えて今日の好条件とピーキングばっちりの体調。これなら2008年の自己ベスト2:53'台を更新できるかもと、ターゲットペースを4'05"/kmに設定。

8時半号砲。さあ手を振ってランナーの風、沿道の声援、全てを感じよう。もう戻ることはない片道切符の旅に出よう。坂は無理せず、常にハイピッチと呼気を意識して、序盤から良いペースで飛ばしていく。善光寺さんには手を合わせる。道中2つ摂るエネルギージェルはマグオンのカフェイン入り。そのため5日間ほどカフェイン断ちをしておいた。ビッグハット、エムウェーブ、五輪大橋を経て中間点1:26'44"、ほぼ設定通り。

Titan25kmのエイドでアミノバイタル赤ゼリーを頂き、さあこれからという時にガクンとペースが落ちる。あれれおかしいな、まだそんなに暑くないよ? 例年33km地点あたりに居る高橋尚子さんが今年は27kmあたりの更埴橋に居てハイタッチ! これで一旦は持ち直すが…。真田の赤備えボランティアが映える30km付近から問題が表面化した。息がすごく苦しい。そういえば呼吸を追い込むようなトレーニングはほとんどしてなかった。また気胸(病)が再発したらジ・エンドだ。楽になる水準までペースを落とさざるを得なくなった。

こうなったらプランB、つまり安全に3時間を切れれば良い。残りの距離を4'30"/kmペースなら大丈夫な計算だが、問題はそれをオーバーしているという現実。ザ・カナディアン・クラブの演奏や相変わらず途切れない沿道の声援を受け、必死でこれ以上のペースダウンを食い止めている。3時間ペースランナーとゆかいな仲間たちが2集団あって、その両方に抜かれるなど撃墜されまくっている状態はまるでマリアナの七面鳥。とにかく秒単位でやばい。例年失速する39〜40kmラップだけは気張って持ち直したが、じりじり減速する傾向には抗えない。全てが、台無しになっちゃうの!?

42km最後の最後まで判らない、気が抜けない。これが私のドラマなんだなと、ちょっと顔がニヤける。遠くから徐々に近づいていたオリンピックスタジアムがやっと左横に来て、少し過ぎて園路に左折。そしてスタジアムの人工芝に入る。スパートなんて掛けられない。ゴール前のオフィシャル時計を睨むと、まだ2:59'台を表示している・・・大丈夫だ! 両手バンザイをしてフィニッシュラインを駆け抜ける。振り返る間もなく、3時間の刻が過ぎる。終盤に並走していた人に握手を求められ、互いの健闘を讃え合う。ネクストバッターズサークルで素振りの素振りをして、軽くストレッチをしつつ手すりにつかまってしゃがみ込む。

喉から手が出るほど欲しかった三年連続サブスリー賞を頂ける運びになったこと、PB更新がまるで無理だったこと、ボロボロになりながら最後まで戦い抜いたこと。様々な思いが入り混じって泣きそうになるが、涙は溢れてこなかった。さあ笑顔に戻ろう。若いボランティア達からサービスを受け取ってスタジアムを退出、預け荷物も受け取って体育館へ。スマホで結果を確認し、ツイート。グロスタイム2時間59分42秒(ネットは−9秒)。声援、ボランティア、周りのランナー全てに感謝するしかない。

Brassお楽しみの長野マラソンタウン。キャンドルボーイなる食い物と、クレープ。カフェイン断ちでチョコも我慢してたから、チョコクレープにする! そしてホットコーヒー! もうお腹いっぱい。呼吸器トラブルでの失速だったので、脚はもう全然元気。スタジアム観客席やら外周路やら、カメラ片手にやたら歩き回る。今年は桜の花がまだ残っているのね。

大変名残惜しいが、別れの時が来る。乗り込んだシャトルバスが発車し、夢見心地のような会場が離れていく。自棄コーラを呷り、篠ノ井駅からは特急しなの号。車窓は善光寺平を見おろす。ありがとう、そしてさようなら長野マラソン。これまで13回(中止回含む)参加したが、気持ちとしては一旦区切りとしたい。しれっとまた申し込むかも知れないが、選択肢の一つになるということだ。

そうだ、目標達成したんだしアレを買わないと。松本に到着するなり、自転車店「タオ」に寄ってランドナー用の輪行袋とフロントバッグ(取り寄せ)を新調。次のツーリングはワクワクもんだぁ。無事帰宅してバタンキュー。市議会議員選挙の期日前投票は済ませてある。

新しいシューズを買ったからには、ランニング趣味はあとちょっとだけ続くんじゃ。

4/12-14 ほくほくちくほく

長野マラソン前後が有給消化期なのは幸い。金曜にクルマで信州スカイパークへ行き、最後のペース走を行う。一部工事で通行できない区間は、外側で同じ距離になるよう調べてある。先週末もここを30km走って数字は悪くなかったが、身体が重く感じられた。今日はだいぶ軽くなって、平均4'12"/kmを刻む。もう疲れを残せないので21kmにとどめておくが、本番に向け気持ちも軽くなった。ストライド走法よりピッチ走法の方が「楽で速い」ことも再確認。

Koori/

土曜は休足…のつもりが、天気が良いので筑北村行きジョギングを前倒しで行う。善光寺街道旧道を北へ刈谷原峠、さらに北へ立峠にも積雪が残る。ここから先月惨敗したロゲイニングの反省ラン。所要時間の見当がつかず避けてしまった氷武(こおりたけ)神社の往復は雪道でも15分ほどで、タラレバを言えばぶっちぎりの優勝が可能だった。このデータを次に活かしたい。(時計を止めて氷室の探索も楽しめた。)

Sakakitaあと競技中ゆえ月路の灰焼きおやきを買えず心残りだったので、2つ買い食い。午後だと定番のナスしか残っていないのが、ここらへんの灰焼き屋さん全部そうだけど商売下手というか。もちろん相変わらず、ほくほくでも固さが旨味のマニアックな食い物だ。やすらぎ広場や向原団地、御前神社に寄り道して坂北駅までで30km。駅前ささやで「筑北のおやき」(重曹タイプ)を買い食いして、電車で松本に帰る。松本城の桜は五分以下だが、人がわんさか。

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日曜は自転車の整備以外、部屋に引き篭もり。去年5月の自転車キャンプツーリング記「クリスタルラインと甲府&佐久プラネタリウム」と、参加記「グランフォンドKOMORO」を一気にアップする。

さあ長野マラソン直前のスーパーウィーク。栄光のフィニッシュをイメージすれば、どんな寂しさにも耐えられる。

3/27,30-31 ソースシンフォニー

Suwa水曜、半端なタイミングで有休を入れた。これも今の時期はジョギングに活用することになる。中央本線の上諏訪駅で降り、石彫(せきちょう)公園から諏訪湖周回のジョギングロードを走り始める。キロ5分からのビルドアップを志すが、強い西風が絶えず吹き付け、力の配分が難しい。1周目右回り、2周目左回りの計32km。終盤はエネルギー切れもあってへろへろになってしまった。おやきを買い食いして片倉館で温泉に入り、駅前に新しく出来たツルヤでも買い食いをして列車で松本に帰る。

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Utou土曜は自宅からひたすら南へのジョギング。向かい風だが良いトレーニングだと思えば。三州街道旧道でカモシカに会いつつ善知鳥峠を越え、小野のコンビニで小休止。伊北インターチェンジを過ぎた所から一本西側の県道88号を行く。河岸段丘の上なので、余計風が強い。雨も無視できない降り方になり、合羽を着用。小沢川のダウンアップをクリアすれば、50kmで伊那市陸上競技場前に到着。またコンビニで軽く食べておく。

Gtax隣接する伊那文化会館で、間もなくプラネタリウム15時の回が始まる。五藤光学のGT-AXというモリソン型が中央に鎮座し、どうせ映像はデジタル化してて光学投影機は使わないだろうと思ってたらしっかり稼働させていた。プラネタリアンさんの生解説もノリが良く、時間があっという間に過ぎる。後半は「アースシンフォニー」という6年前のオート番組。銀河鉄道の夜で知られるKAGAYAスタジオの作品で、水をテーマにしているためか声優・歌手の水樹奈々さんがナレーションを担当している。映像も耽美的で、贅沢な時を過ごすことができた。ただ美しすぎて心にずんと引っかかるものが無いというか。それにしてもこれで240円は安すぎる。

Shiwoji雨はますます強くなり、春日公園を散歩したりさらに南に向かって歩くうちにすっかりシューズが濡れてしまう。やってきたのは「志をじ」。店内は棚という棚に新旧コーラ瓶やウルトラマンなど趣味のものが敷き詰められている。ここには地震が来ないから大丈夫だ。間もなく、かの有名なソースかつ丼大盛りが着丼。ラン後って胃が収縮してるから心配したが、最後の一切れまで名残惜しく肉の味を噛みしめることができた。お腹いっぱい、幸せ。帰りの列車まで時間があるので近くの下島駅ではなく、伊那市駅までまたけっこう歩く。飯田線で北へ帰る、趣味全開の一日だった。

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日曜は夕方に定番の、でも久々の田溝池ルートをジョギング。これで3月の距離は372kmに達したし、自転車通勤をあまり犠牲にしていない。長野マラソンまであと3週間、この緊張感を保つことができるだろうか。という訳で、長野マラソン2018の反省文というか参戦記をむらよしギムナシオンにアップ。もうひと頑張りだ。

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