mr.dcnblog.jp > 2010/10しまなみ海道旅ジョギング

撮影日:2010年10月9日〜14日
JR西日本の芸備線回りで尾道まで行き、ジョギングでしまなみ海道を渡って四国の今治まで旅をした時にパナFT1で撮り回った写真です。
むらよしギムナシオン旅行記「尾道〜しまなみ海道〜今治」編に紹介しきれなかった24枚をこちらに掲載します。

古市だんじり祭り

古市だんじり祭り

大阪府羽曳野市  2010年10月 9日 (土)

臨時の店番で大阪古市まで来ていました。丁度だんじり祭りをやっていて、有名な岸和田のものと比べると大人しいようですが、若者の発散の場という役割は果たしているようです。


高梁川沿いに走る伯備線の車窓

高梁川沿いに走る伯備線の車窓

岡山県総社市  2010年10月12日 (火)

古市から近鉄南大阪線と道明寺線で柏原まで移動し、青春18きっぷに似た「鉄道の日記念きっぷ」でJRの旅を開始します。大和路線〜おおさか東線〜学研都市線〜JR東西線〜神戸線〜山陽線〜赤穂線〜山陽線と乗り継ぎ、赤穂線からの直通列車が伯備線に乗り入れました。新見までずっと高梁川沿いに走る路線で、写真はまだ下流域の豪渓〜日羽間です。


芸備線内名駅

芸備線内名駅

広島県庄原市  2010年10月12日 (火)

芸備線の特に東城〜備後落合間は一日に3往復しかない超閑散路線です。線路に草が生えていますし、滅多に利用客がいなさそうな駅のホームは何だかノスタルジック。


新幹線がぶち抜く三原城跡

新幹線がぶち抜く三原城跡

広島県三原市  2010年10月13日 (水)

可部線ピストンしたあと山陽線で三原まで来ました。カプセルホテルに一泊し、朝の三原駅です。かつては小早川隆景の居城でしたが、今は山陽線の在来線と新幹線が本丸をぶち抜いています。天守台へは駅の自由通路から登る形になります。


尾道駅前を出発

尾道駅前を出発

広島県尾道市  2010年10月13日 (水)

しまなみ海道の出発点、尾道にやってきました。ここからジョギングを開始するのですが、まずは観光がてら千光寺山(144m)に登ります。途中の城のような建物は観光用に建てられたらしいですが、もう崩れかけの廃墟になっていました。


千光寺山展望台から尾道水道

千光寺山展望台から尾道水道

広島県尾道市  2010年10月13日 (水)

造船所がひしめく向島との間に、尾道水道が川のように横たわります。朝のラッシュアワーで、頻繁に渡船が行き来している様子です。この縮小された写真では分かりづらいのですが、わずかに因島大橋の鉄塔も見えています。


天寧寺三重塔と尾道大橋

天寧寺三重塔と尾道大橋

広島県尾道市  2010年10月13日 (水)

少し下りた千光寺坂から、東の方を見ます。これも尾道らしい景観でしょう。どうしても自分の足だけでしまなみ海道を走破したいなら、あっちに新尾道大橋と並んでいる尾道大橋を渡ることになります。かつて徒歩や自転車で渡ったこともありますが、狭くて心苦しい橋でした。


千光寺坂の階段

千光寺坂の階段

広島県尾道市  2010年10月13日 (水)

尾道には味のある階段歩道がたくさんあります。これはその中でもメジャー級で、やや広いもの。脚に不安のある人ならロープウェイという手段もあるようです。


引き潮の土堂突堤

引き潮の土堂突堤

広島県尾道市  2010年10月13日 (水)

尾道を舞台としたNHKの朝ドラ「てっぱん」が始まったばかりなのですが、その初回、主人公がこの突堤から放り込まれたトランペットを追って海へ飛び込むシーンが強烈でした。大林宣彦映画のロケポイントとしても有名です。


福本渡船、向島に到着

福本渡船、向島に到着

広島県尾道市  2010年10月13日 (水)

60円の渡船に乗って向島の小歌島(おかじま)に到着しました。この先にあるのは工業高校なので、圧倒的に男の子が多いです。


福本渡船と駅前渡船

福本渡船と駅前渡船

広島県尾道市  2010年10月13日 (水)

前を通りすぎるのは駅前渡船。ラッシュアワーを過ぎて乗客は少ないようです。二つの渡船は航路がクロスしていますが、衝突しそうにないのが不思議です。ルールの他に、長年培った操船のコツとかありそうです。


向島南岸から因島大橋

向島南岸から因島大橋

広島県尾道市  2010年10月13日 (水)

向島の幸谷峠を越えて南岸にやってきました。まばらな漁村をつないで走っていると突如巨大な橋が現れる──これがしまなみ海道の基本パターンです。


向島大橋と岩子島

向島大橋と岩子島

広島県尾道市  2010年10月13日 (水)

因島大橋を渡り終えたあたりから北の眺めです。赤いアーチの向島大橋の左は岩子島(いわしじま)です。


生口橋真下から

生口橋真下から

広島県尾道市  2010年10月13日 (水)

因島から生口島に渡り、生口橋の真下に来ました。まさに鉄骨の構造美です。


吊り橋を渡る少女

吊り橋を渡る少女

広島県尾道市  2010年10月13日 (水)

生口島の南岸は観光のメインルートからは外れますが、いくつか観光ポイントもあり柑橘類の直売所もあります。これは顔だけ出して記念撮影をする看板。「わたしがもうちょっと若かったなら…」と書いてあります。無茶だろ…。


ミカン畑と多々羅大橋

ミカン畑と多々羅大橋

広島県尾道市  2010年10月13日 (水)

橋の高さまで登るための自転車用スロープは瀬戸田港側にありますが、こちら(南岸)側からでも事前に地図を調べておけばアプローチを見つけることができます。島の南斜面は柑橘類の名産地で、その中の坂道を縫っていきます。多々羅大橋は去年までは世界一の斜張橋として君臨した橋で、とにかくバカでかいです。


多々羅鳴き龍の拍子木

多々羅鳴き龍の拍子木

広島県尾道市  2010年10月13日 (水)

多々羅大橋はその構造上、塔の真下で手を打つと音が反響して返ってくる鳴き龍現象を体験することが出来ます。生口橋も同様でしたが、こちらは拍子木が用意してあります。これを楽しめるのは自転車・歩行者の特権です。


森素材

森素材

愛媛県今治市  2010年10月13日 (水)

多々羅大橋で愛媛県大三島に入ったあたりで欄干から見下ろすと、何か森が綺麗だったので素材になるかなと思って撮りました。


道草見近島

道草見近島

愛媛県今治市  2010年10月13日 (水)

伯方島から大島へ渡る途中に見近島(みちかじま)があり、寄り道出来るようになっています。東屋がありましたが、だいぶ陽が傾いてきて焦ってしまい、ゆっくり出来ませんでした。


夜の下田水港から来島海峡大橋群

夜の下田水港から来島海峡大橋群

愛媛県今治市  2010年10月13日 (水)

明るいうちに全部の橋を渡りたかったのに、すっかり暗くなってしまいました。下田水港(しただみこう)から来島海峡大橋群を見上げます。ここから今治港行きの船に乗れば楽なのですが、あれを自分の足で越えてジョギング旅を完遂するために、最後の鞭を打ちます。


来島海峡大橋、夜の橋上

来島海峡大橋、夜の橋上

愛媛県今治市  2010年10月13日 (水)

第一、第二、第三という3つの来島海峡大橋を渡り終えたあたりで撮影。デジカメFT1は露出時間を自由に設定出来ませんが、星空モードである程度長秒時撮影はできます。この写真は30秒露光。さらにPhotoshop Elementsでシャドウを持ち上げるなど加工しています。


造船所夜景

造船所夜景

愛媛県今治市  2010年10月13日 (水)

来島海峡大橋から下りるスロープの途中から撮影。夜に輝く工場は男のロマンです。


今治駅に到着

今治駅に到着

愛媛県今治市  2010年10月13日 (水)

尾道駅前から75.4kmに及ぶジョギング旅を終え、今治駅前にゴールしました。荷物が無駄に重くて苦労したのは旅行記に書いた通りです。翌朝の始発列車を待つため、ここからさらに3km歩いた所にあるインターネットカフェで仮眠を取りました。


未明の今治商店街

未明の今治商店街

愛媛県今治市  2010年10月14日 (木)

今治港から駅前方面へ伸びる商店街です。まだ未明ですが、港に近い所の喫茶店はもう開店営業していました。ここを歩いて駅へ行き、あとは鉄道の日記念きっぷを使って松本の自宅へ帰りました。この旅で体に悪い負担を掛け過ぎたようで、このフォトアルバムを作っている時点(二ヶ月後)でまだ完全には回復していません。そのぶん強く記憶に残る旅となりました。