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9/19-20 佐久 The Art of Hillclimb Stage

Eveasama寝坊してだらだら支度してから松本を出発。特急しなのと新幹線あさまを乗り継いで佐久平で下車する。輪行を解き、野沢地区へ急ぐ。ぴんころ地蔵をお参りし、「ヒルクライム佐久2015」の前日受付に到着したのが制限ギリギリの17時直前だった。サイトの記載によれば前夜祭があるはずだが、何も始まらない。聞いてみたら中止、その代わりに明日ゴール地点で振る舞いがあるとか。

まあいいや、おかげで佐久グルメ巡りが出来る。近くの麺処八峰(はっぽう)で安養寺ラーメン。安養寺みそを使った、ピリ辛アッサリなスープにミニトマト等野菜の天ぷら。次に喫茶明正堂(めいしょうどう)でフルーツタルトを頂く。佐久市は日本三大ケーキのまちを自称しているようなので。

Startゲリラキャンプで迎えた朝。学生時の合宿で泊まった場所なので少し安心感はあったが、睡眠という人間にとって最も無防備な時間を無事終えた有り難みは、原始的な感情と言えよう。また、乗鞍以降ずっと体調が不安定で、昨日まで悪寒と頭痛に苛まれていたのだが、テントで寝たら蒸発したようにスッキリ治った。これなら普通に走れそう。集合会場で乗鞍仲間のkikai41さんに会い、パレードランをご一緒する。彼はカラクルという小径車、私はランドナー。

8時15分に男子Cクラスがスタート。直後にキツい坂が立ちはだかるが、あとは緩やかで道幅も広い。斜度の変化に対応するため、しっかり前を見たい。涼しい割に汗が多く出るのは、まだ100%の体調ではないせいか。コースは全長23.0km、標高差1325m。残り距離表示とペースを計算しながら、これなら1:20'切りを目指せるのではと、パワーの維持に全力をあげる。しかし空腹を感じてから終盤の急坂が攻略できない。薄皮つぶあんぱん1袋の朝食では足りなかったようだ。何とかスパートの真似をして力は出し切り、1時間21分53秒で蓼科仙境都市にフィニッシュ(全体105位/完走549名中)。トップとのタイム差18分で見れば、まずまず。振る舞いのおにぎりと豚汁、プルーンが有り難い。これならハンバーノックによる下山事故は激減するだろう。

Oogawaraここから大河原峠は1.7km先。ヘロヘロと小走りしていると「自分は双子池まで行くんだ」と言って抜いていく方が一人。タフだなぁ。峠は蓼科山の登山基地で、天気良好。佐久平や浅間山の眺望を期待したが、その方面は雲が多かった。せっかくなので売店でレースの様子を話しつつ、名物?のおしるこを頂いていく。うまい。他に参加者は誰もここまで来ないし焦り気味にゴール地点へ戻るが、予定時刻になっても集団下山は始まらない。棄権者収容バスの到着遅れが原因らしい。初開催のイベントだからもっとグダグダするものだと思ってたが、この点を除けば概ねしっかりした運営だった。下山も救急車沙汰なく終了。

Hibrikko隠れキャラ化している松本市長に比べれば、佐久市長は民衆の前に出てくる。彼らによる表彰式が終われば、お楽しみ抽選会…は当たらなかったけど、スタート地点でもぶりぶりしてた佐久市非公認のご当地キャラ「ハイぶりっ子ちゃん」が謎ダンスを披露してくれた。これだけでも参加料を払った価値あるわ。本日は二両編成なり。

終了後、急ぎ中込駅で輪行。土産を買う時間が無かったのが心残りで、小海線キハ110形に揺られ野辺山高原を越えて小淵沢へ。普通列車で松本に帰る。これで今年の自転車ヒルクライムレースは多分終了。おっくうだけど、ジョギングを始めようか。次戦は11/1の富山マラソン。

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