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5/25-26 すざかにビューーン!

北陸新幹線で長野駅下車。JR東日本の「どこかにビューーン!」という行先ランダム企画を利用する形だが、週末利用の直前申込だとほぼ一番近い候補が当たる。長野はまさに狙い通りなのだ。長野電鉄特急「スノーモンキー」に乗り継げばすぐに須坂駅、標高360m。小径自転車カラクルSの輪行を解き、コンビニ補給をしつつ東へ県道「大前須坂線」の坂を登っていく。

Kenashiこの自転車で須坂側からの毛無峠ヒルクライムは初めて。高山村の山田温泉分岐からしばらくの直登がエグいけど、ゆっくり行けばなんとかなる。程よい青空のもと、絶景の毛無峠1823mに到着する。毎年の冬期通行止解除直後に、ここまで来て小串鉱山跡に向かって手を合わせている。強い北風を避ける場所で昼食とする。

県道「牧干俣線」の工事箇所は土日休工で助かる。万座峠に放置されたラブライブ人形は…、高価であったろうμ'sスーパープレミアムフィギュアが5体増えている。今すぐ抱きしめたくなるようなAqoursねそべり5体と合わせ、心が痛む。時々振り返ると四阿山(あずまやさん)がなかなかの存在感だ。

Yoshi万座温泉を経由して志賀草津高原ルートを北上、もうずっと絶景の洪水だ。日本国道最高地点2172mを経て、渋峠ホテルでホットチョコを頂くのもすっかり恒例となった。去年はここで引き返したが今年は志賀高原へ下りる。・・・寒いっ! だから坂は登りだけで良いんだよ。というかウインドブレーカも無しに下りていくロード乗り達、すっげぇなぁ。

湯田中渋温泉郷まで下りる頃にはブレーキレバーを握る手指も凍結寸前に。これはすぐに湯田中駅前温泉に飛び込まざるを得ない。みしみしみしみっ! この身体中の血管が解凍されていく感覚、久々だ。中野市街地で金沢カレーを食って、ルートイン泊。

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Mizuバイキング朝食をドカ食いしてチェックアウト。くだもの街道を南下して須坂市百々川(どどがわ)の駐車場へ。松本ぽたりんぐクラブのメンバーがもう集まっている。私が松本を去る直前くらいにメーリングリストに入れてもらったので、松ぽたイベント参加は初めてとなる。「米子(よなこ)大瀑布ツアー」。積年の課題だった場所へ、この機会にやっと行ける。

5人でだべりながら、コンビニ買い出しを入れつつ林道米子不動線を登っていく。本当にポタリングなのか? 気を抜くと置いて行かれそうなペースなんだが。この調子なら時間が足りなくなる心配は無いだろう。四阿カルデラの内部へ向かい、2時間ちょっとで標高1285mの駐車場に到着する。ここからは歩きだ。

Yonako繁忙期でもないので、地図推奨とは逆の右回りルートを取る。登りきった所の平地から、いよいよ米子大瀑布の威容が姿を表す。広大な断崖の左に権現滝、右に不動滝がともに落差80m以上! 水の一滴になったつもりでその落下を追うにもスケールがでかい。また付近は小串鉱山と並び称される米子硫黄鉱山の跡地で、謎の遺跡がいくつか残っているのも興味深い。わずかに硫化水素臭も感じる。

広場で昼食を摂り、米子不動尊奥之院は霊験あらたかめいている。それにしても同行メンバー達は動植物・地質学・産業など妙に詳しい。ぼーっと生きている自分との差が歴然で、知識欲というのは死ぬまで気が抜けないものだと痛感する。

Double駐車場から、一部登り返しがあるものの快適な下り坂サイクリング。途中でショートカットするグラベルにも挑戦する。小径車でも恐る恐るクリアー。皆は米子不動尊里堂に寄るが、私はそろそろ列車の時刻(どこかにビューーンはアバウトにしか指定できず、ちょっと早い時間になってしまった)。別れて先を急ぐ。

このタイミングだと須坂駅で電車を待つより直接長野駅まで走った方が、余裕が出来る。野辺町ラウンドアバウトを経て長野駅輪行、軽食や土産買いを済ませて北陸新幹線で東京に下る。ツールド美ヶ原に向けて脚力と機材の課題をいくつか見付けたし、久々のグループライドも充実した週末だった。→FBポスト:その他の写真

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→むらよしギムナシオン(参戦記): 乗鞍ヒルクライム2023をアップ。

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