5/13-14 あのグランフォンドで待ってる

Penguin土曜、本降りの雨だが輪行する方が面倒だ。松本から三才山トンネルを抜け、小諸までサイクリングする。雨はほぼ止み、とりあえず懐古園。今回は城跡より動物園が目的かも。ライオンちゃんの咬傷事故で長らく休園してたが、再開して良かった。フンボルトペンギンふるる〜やイグアナのフレンズなんかも居る。続けて丘を登り、小諸高原美術館のみんなだいすき「ろんぐらいだぁす!」展を観覧。原画多数やポンタ君の実車など。劇中チーム・フォルトゥーナのゼッケンクリップを買っておこう。

Bingoもう少し登って第1回グランフォンドKOMOROの受付&前日祭へ。出店のクレープやケバブで腹を満たし、お楽しみの「ゆるふわビンゴ大会」に挑む。敵は会場内の百数十名。妙に幸先良いなと思ったらそのまま、まさかの第1位ビンゴ! 賞品は買えば高そうなフォルトゥーナジャージ等が目玉だが「あの夏で待ってる」地酒を選択。ろんぐらいだぁす!でパカさんを演じる声優の東城咲耶子=サンの手渡し&記念撮影&握手付き。「運は使い果たすものではない、乗るものだ」といつも力説している私だが、この時ばかりは一生分の運を使い果たしたと思った。そもそも声優さんをこの目で見るのさえ初めてだったのだ。

どこかでゲリラキャンプの予定だったが、会場隣りのキャンプスペースに張って良いとのこと。ラッキー。ただし水道は止まっているけど。空荷のチャリで街に下り、ファミレス食事とスーパー買い出しを済ませテントに戻る。

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日曜、グランフォンドKOMORO本番。浅間山麓一周113.4km、獲得標高2,399mを謳う。レースではないが、10時間の制限がある。まぁ日常クルマに頼り切ってる人ならともかく、チャリ通をしてる俺らなら「ゆるふわ」でしょ。そこで申込時の意気込み欄に「フル装備で頑張ります。」と書いておいた。そう、キャンプ装備など荷物の全てを積んだまま走るのだ。自炊用具までは持ってきてないのでフル装備とは言えないかもという罪悪感もあったが、昨日ゲットした地酒も積んだので実質フル装備と言えよう。よりによって一番重い景品を選んでしまった訳だ。

Gunmaスターターを務める水木一郎=アニキの掛け声に送られ、250名の旅が始まる。通称1000m林道を東へ進むと、早くも軽井沢千ヶ滝温泉エイドがある。ここから最初の山場、万山望・峰の茶屋越え。霧雨のなか、群馬県に侵入する。北軽エイドはチーズが旨い。

1405m

一旦長野街道に下りて、県道112号「大前須坂線」に入る。ここを歩いて下った記憶はあまりにも重いが、それも束の間でバラキ湖登りに入る。コース中一番の高低差で、そろそろ脚に来ている。まだスッキリ晴れてくれないが、湖やコース最高点の眺望は素晴らしい。嬬恋エイドまでくると、同日開催のグランフォンド軽井沢の連中とだいぶ一緒くたになる。というかGF軽井沢に便乗して「MODE ANIMATION」化したのがKOMOROなのだ。どちらの参加者なのかはゼッケン色の他、アニメジャージを着てるかどうかで見分けが付く。自分はクロモリフレームの自転車なので、ガルパン黒森峰ジャージだ。もう一つ同日に、ここを発着点としたグランフォンド嬬恋もあるが、行き交うことはなさそう。

つまごいパノラマラインも広大なキャベツ畑の眺望。「愛妻の丘」で何か叫ぶと良いらしいが、嫁は百人いても妻はいないんだ。すっかり晴天になるなか鳥居峠で群馬を脱出し、豪快に下りると真田エイド。GF軽井沢に参加中の和製悪魔おじさん=サンと旅の話が出来て良かった。付近は真田氏ゆかりの史跡が多く、またぶらぶらしに来たい。

Tobuあとはちょっとした坂が二つくらいだろう、と高を括っていたが意外にアップダウンが多く、リュードヴァンからは何故か湯の丸方面へ激坂。しかし下りに入ると、八ヶ岳や美ヶ原を背景に見事な一直線道路が現れる。なるほど、これを魅せたかったんだ。

Hishino

さらに東へだらだら登り、菱野温泉への坂がキツい。エイド食はどこも若干控えめで(うまい棒だけ食べ放題)、ハンガーノック気味なのかそれとも単に持久力不足か、腕がしびれている。インナーローで耐えに耐え、温泉前のコークスクリューを立ち漕ぎでしのぎ、辛うじて足付き無しで最終エイドに辿り着いた。高を括っていたこの区間が一番苦しかったのだ。他の人々もすっかり死屍累々としている。ポニーのポンタ君かわいい。

あとはほんの少し下れば、ちょうど8時間でゴール。そばと「シャカリキにペダルまわした後はアイスクリーム!」が待っている。間もなくゲストライダーの影山ヒロノブ=サンも到着した模様。大勢の運営スタッフ、そしてエイド毎に話し相手になってくれたニコ動仲間のボヌール=サンにも感謝したい。さすがに帰りまで自走とはいかず、輪行して列車で帰松。さらにアイス〜

4/29-30 この木なんの木アルビノの木

Hakuba土曜、自転車で北へ向かう。追い風たすかる〜。木崎湖畔の縁川商店ことYショップニシでまたおやきを買い食いし、さらに北へ佐野坂峠を越える。白馬連峰の残雪がまだ凄い。ちょっと遠回りだが大出吊橋を経由して、国道406号を東へ。雨降宮(あめふりのみや)嶺方諏訪神社をお参りした所で本当に雨が降ってきたが、まだぽつぽつ。

ランドナーの聖地とも云われる嶺方峠の絶景を抜け、鬼無里村(現長野市)に入る。いろは堂という垢抜けた感じのおやき屋さんがあって、店内で食べてみるとこれが絶品。ワイルドな生坂おやきと対照的な上品さで、これはこれでファンになってしまった。

Irohaさらに天候が怪しくなり、長野市街地に入って土砂降りに。私を叩くこの雨にも、何か意味があるのでしょう。どうにか権堂アーケードにある国内最古級の映画館、相生座に行き着く。あの毛無峠・小串鉱山でロケを行ったという「アルビノの木」がようやく長野県内でも封切りとなり、その初日なのだ。メインロケ地だった須坂市からの客が多いと思われ、72席という狭いスクリーンながら午前の回は満席、そしてこの午後回も半分くらい埋まった。松本でも5/3のみ上映されるが、その日は別用があるので長野へチャリで来た。

低予算映画らしく、演技にしろ展開にしろ突っ込みどころが多い。そのテの作品が好きな人にはたまらないだろう。だが大自然の雄大さをこれでもかと詰め込んだ映像の美しさは、期待を遥かに上回った。個人的には小串鉱山が必要以上に「命を飲み込む死の谷」に見えてしまうというバイアスがあって困る。それでも観に来て良かった。終了後には初日舞台挨拶で監督と主演が登場。是非写真を撮ってSNSにがんがん上げろと言う。質問コーナーでは昔小串鉱山に住んでいたという方からも声が飛んでいた。

長野駅の明治亭でソースかつ丼を食べ、マラソン時に買った特急回数券が余っているのでしなの号で松本へ帰る。

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日曜は天気良好なれど、自室にカンヅメ。夕方にようやく、近くの芥子坊主山へジョギングに出る。もう走り方を忘れているな。

という訳で去年ゴールデンウィークの自転車キャンプツーリング記「じっくり佐渡」をアップロード。今年のGWは別のことに使う予定。

4/22-23 桜仙一方

まず、弊サイト内2012年の記事「毛無峠と小串鉱山遭難記」へのアクセス急増について。

春から秋にかけて、以前より月に一人くらい単発的にツイッターで触れる方はいた(自分は小市民だから、いちいちそんなことをチェックしている)。そして今年GWを控えたこの季節、@k_katsuraさんもツイートする。ところが写真を組み合わせた妙と氏の影響力だろうか、リツイート数が100を超えててびっくりした。その後1000を超え、Togetterまとめサイトに捕捉されてからますます拍車がかかった。規模は違えど「反響の規模が想定よりも2ケタ3ケタも大きかった」というたつき監督の弁を思い出す。とうとう数は10000に。リツイートした方にそれぞれ100のフォロワーがいるとして、瞬く間に百万人単位にリーチしたのではないか。テキストと軽量JPEGだけのシンプルなページなのに、一時アクセス障害が発生していたようだ。

似た経験がある。ニコニコ動画にアップした「自転車で江島大橋を渡ってみた(3倍速)」にも、公開から4年も経って急にアクセスが殺到した。ユーチューブに無断転載されたものを含めれば百万アクセスを超えている。これは江島大橋でロケをしたテレビCMの影響によるもので、いくら現代人はテレビを観なくなったとは言え、まだまだ影響力は桁違いに大きいものだと感心したものだ。動画に関して否定的な意見も多く、さんざん「チャリ邪魔」「死ね」「死ね」などと言われた。しかしこちらは正しいことをしているのだから、マイカー信仰の田舎者がその狭い了見でほざいてるだけだと思っておけば済んだ。

今回の遭難記についてはテレビは関係なく、ネット上だけでここまで広がった。時代は少し変わったのか。感想もまた十人十色で面白がる方もいるが、私が全面的に悪人であり加害者であるから「バカ」「ほんと迷惑」「死ね」「死ね」と言われてぐうの音も出ない。特に俺的ゲーム速報に付いたコメントは手厳しいが、参考にさせて頂くしかない。そしてどう辿ったのかツイッターのフォロワーさんが私にしては急増。「袖振り合うも多生の縁」とも言うしせっかくなのだが、対応の仕方が分からず、結果放置気味である。申し訳ない。

今年もまた須坂から毛無峠への道が開通次第、あの時の教訓を忘れぬよう訪れたいと思う。失ったもの、得たもの、そしてまた失ったもの。いろいろあるんだ。

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さていつものブログに戻る。土曜、松本からチャリで北上。やはり長野マラソンが終わるともうジョギングなんかする気にならず、自転車の人になる。今年はそれじゃマズいんだけど、ちょっと休ませて。

Ousen生坂村の赤羽おやき店で朝食を調達し、西へ池田町の坂を登って行く。隘路なためこの時期マイカーは一方通行規制されているが、自転車は何も言われないし実際離合の問題もない。それにしてもヒルクライムはド貧脚に戻っていて、インナーローで進むのがやっとだ。やがて陸郷桜仙峡に到着。谷の向こうの山肌を桜が埋め尽くす姿は見事の一言。今年は下から上まで一気に咲いた当たり年らしい。

Ryujin登波離橋から池田町中心地へ下りて、大町市へ向かう。北風が強く、先の予定を組み替えながら木崎湖に到着。縁川商店ことYショップニシでおやきを頂き、グランフォンドKOMOROでデコる為の?グッズを調達しておく。少し戻って西へ登り、初めて大町ダムを訪れる。意外に景色も良い。

Ms8最終目的地は大町エネルギー博物館。他に客が一人もおらず、当然プラネタリウムも解説員と一対一となる。まるでアニメplanetarianのワンシーンのよう? オッサン同士だけどな。前半は立体視メガネを渡され、4D2Uシステムで地球を旅立つシミュレーション。月の周回軌道を離れ、オールトの雲を離れ、天の川銀河を離れ、無数の銀河が網の目のように連なる世界、ついには宇宙の外側へ…。これが実に明確なイメージで面白い。後半は昭和57年から稼働しているという古い光学式投影機MS-8による春の星空解説。星の数こそ新型に劣るが、松本市にあるデジタル式なんぞよりはよっぽど凛とした星空だった。オッサンなんて書いてしまったがさすがのベテランで、解説も操作も凄く上手かった。また来るよ。

山麓線で家路へ。松本から穂高に移転した「さかたのおやき」は、やはり夕方には閉まっていた。今日の走行距離は大したこと無いと思われるが、久々のサイクリングということもあり疲れた。

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日曜はギターサークルのため、美鈴湖畔ピラータへジョギング往復。ギターも次の目標をそろそろ明確にしよう。

12/30分 東が西武で西東海 高くそびえるサンシャイン

Chibi昨夜の食べ過ぎで胃の中がムカ着火ファイヤー、ろくに寝付けず朝を迎えた。それでも何とかホテルのバイキングを食べ漁り、今日も「ラブライブ!サンシャイン!!」聖地巡礼のサイクリングを開始。狩野川沿いから海岸線をゆっくり南へ向かう。お天気雨が本降りに変わり、慌てて駆け込んだのが「あわしまマリンパーク」の船着場。開場まで1時間近くあり、のんびり待つことにする。従業員が続々と出勤して来る雰囲気、好き。彼女らは痛渡船「ちびAqours丸」で島に渡ってゆく様子。雨は止んだ。

Frogホテルにあった割引券適用で1,600円を払い、もう一隻の痛渡船「Aqours丸」の9:35始発で、我々一般のラブガイジも出航。「高い!高い!」と叫ぶ厄介も居るが、これだけで淡島の各施設やショーを丸々楽しめるなら悪くないずら。到着してまずカエル館から見学。展示種類が日本一だそうで、確かに見応えがある。松本の縄手通りに劣らぬカエラーの聖地と言えそうだ。

Bronzeアクアリウムは広くはないが、鮫に触れたりするのが楽しい。島一周の遊歩道からは、北側に痛クルーズ船シャイニー丸が、南側の沖に星の浦女学院のモデル長井崎中学校が望める。いよいよ神社の階段で標高137mの山頂に登るが、予想以上にキツい。他の巡礼者たちもゼーハー倒れそうになっている。

Jump島全体がアニメの背景として使われているから、痛渡船による全力のピストン輸送でラブガイジ島の様相。何であいつら声がでかいんだろうな。クルマがいないから歩き易いのは良い。アザラシ・アシカショーを観て、ハワイコナコーヒーを飲んで土産を買って、イルカショーを観たらもう本土へ帰ろう。予定の2時間をだいぶオーバーしてしまった。見上げれば老朽化して使われなくなったロープウェイ施設が廃墟のように残っている。もしアニメによるブームが無ければ、島全体があのような雰囲気になっていたかも知れない。

Mikan東に伊豆箱根バス(西武グループ)、西に東海バスの痛バスが行き交う内浦の街も巡礼のメッカで、キリがない。伊豆・三津シーパラダイス(みとしー)も後ろ髪を引かれる思いで素通りし、三の浦総合案内所…は年末休業。曜ちゃんのアクアドーム、見たかったなぁ。代わりに痛タクシーが停まっていた。高台の長浜城跡からは内浦湾を一望。すっかり天気はシャイニーだが、富士山が雲にお隠れになってて残念。星の浦女学院もぐるりと周る。

Hill少し北に戻って内陸へ。この坂を自転車でヒルクライムするシーンを再現するのが夢だったんだ。70mアップしかないけど、ママチャリだと大変そう。鄙びた長岡温泉街を抜け、伊豆長岡駅にフィニッシュ。近くの世界遺産、韮山反射炉を見学するには時間が足りず、サイクリング終了とする。また土産を買って、伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り込む。痛電車を期待したが、来たのはノーマルだった。三島でAqoursコラボの「のっぽ」パンを買い食いし、18きっぷで沼津に戻る。

Kouzuここから、御殿場線に乗ったことがないのでそれを選択。かつて東海道本線として複線だった時代の遺構が残る。ようやく富士山が間近に見えて来た。終点の国府津で改札を出て、夕暮れの国府津海岸を散歩。ここもラブライブ!の重要な聖地だったりする。茅ヶ崎から相模線に乗るのも初めてだが、もう外は真っ暗で何も見えない。松本に到着すると、さすがに信州の冷え込みは厳しい。24時を過ぎて帰宅し、年末の小旅行は完了。さあ寝正月だ。

Noppo今回の旅行手段は鉄道メインでチャリは補助的、ゆえに“ホームページ”の自転車ツーリング記にはまとめないため、 ブログに長めに書いた。画像も普段のリミットの倍…。それにしてもアニメやドラマの聖地巡礼ばかりだと、誰かのやったことをなぞるばかりで旅のオリジナリティに欠け、満足度というか生きている実感が薄い。オリエンテーリング的な楽しみがあるぶん、パック旅行よりはだいぶマシかも知れないが。大洗や沼津はファンを喜ばせる要素が盛りだくさんだで仕方がないが、他ではなるべく旅の一部にとどめたい。

12/29分 今何時? 舘山寺

Sukenobu_2目が覚めるとカーテンの隙間が明るい。え、暗いうちに起きてるはずなのに今何時だ?…やっちまった!大寝坊。せっかくの美味しい朝食バイキングも腹十分で切り上げ9時チェックアウト。コンフォートホテル浜松、採算取れてるのか疑問なくらい心地良い宿だった。今日は自転車での行動。徳川秀忠誕生の井戸を見て、屑屋とロボットが辿った道を助信駅へ。planetarianの聖地巡礼はここまで。行かなきゃな…これでやっと私も星屋になれる。

Iinoya北へぶっ飛ばし家康最悪の敗戦地、三方原古戦場は石碑があるだけ。寝坊したぶん予定縮小で井伊谷(いいのや)城跡は諦めようと思ったが、すると旅のアニメ色が濃すぎるからやっぱり行こう。2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」でブームになる予定らしく、遊歩道はコンクリートでがっちり整備してある。山頂からは付近の田園風景から遠くのアクトタワーまで一望。赤備えで大坂城を攻めるに至る物語、是非一度見てみたいものだ。井伊谷宮で自転車用の御守りを買い、南へ。

Kanzanjiちょっとしたヒルクライムで大草山を登ると、浜名湖オルゴールミュージアムに着く。屋上から浜名湖の眺めが良い。博物館はゆっくりできる時にまた今度…。ショップは下諏訪のより雑多な印象だが、ムーブメントは同じサンキョー製。それより浜松市街で見付けられなかったスズキ製5穴ハーモニカキーホルダーを買う。

Kiki「鐘が鳴ります寒山寺〜♪」と蘇州夜曲を歌いながら舘山寺をお参りし、少し南へ進むと「ぐーちょきぱん」がある。魔女の宅急便の聖地巡礼? 買ったパンは2階のテーブルで食べていくことができる。旨い。時期サービスか、みかんも嬉しい。浜名湖周遊自転車道は一部強風により波に洗われていて、スリルを味わいつつ弁天島まで走って輪行。東海道線で東へ向かう。浜松まで昨日の旅程と被るが、こういう柔軟な使い方が出来るのが18きっぷの良いところ。今日はさらに東へ。

Numazu暗くなるころ同じく静岡県、の沼津で下車。寝坊の影響で深海水族館や展望水門の開館時間には間に合わなんだ。シーラ、カンス!見たかったなぁ。それにしても一切コラボが無かった浜松に比べて何だこの、街を挙げての聖地巡礼大歓迎っぷりは! 北口のリコー通りは電飾不良でリコ通りになってるが、わざとだろう? 南口のゲーマーズ沼津店ヌーマーズ リトルデーモン店は「ラブライブ!サンシャイン!!」ミュージアムと化していて、のっぽパンのクリアファイルをつい買ってしまう。

Maruten港地区はファン的に沼津バーガーが有名だが、見た目インパクトの強い「丸天」の海鮮かき揚丼を頂く。アクトタワーにも劣らぬ摩天楼! 今日も食べ過ぎだよう。仲見世の喫茶店で一息してから沼津グランドホテルにチェックイン。ここも5千円に満たず、サービスは値段相応ってとこ。

11/12-13 佐久市プラネに溺れる

Fuuketsuもうトレーニングなんてしないなんて言ったけど、晴天の週末が来れば自転車で出掛けたくなるもの。土曜の朝すこし遅れて、美ヶ原林道を登りに行く。と言っても浅間の激坂は工事中のため、人肉館ルートへ迂回せざるを得ない。さらに路面をスリッピーにする松の葉だけでなく脚力もげっそり落ちているため、びっくりするほど時間がかかる。路肩に雪が残る武石峠(1840m)にどうにか辿り着き、ここから融雪剤が撒かれた狭い県道を上田市武石方面へ下りていく。

Ryuuga山深い黄葉に包まれ、日なたは温かいがずっと下っていれば体が芯から冷える。長門セブンで昼食休憩。長久保宿で真田丸紀行しようというオプションもあったが時間なく、中山道の旧道探索もスルーして国道254号、142号バイパスを東へ急ぐ。武石峠でなく三才山トンネルを使えば楽だったのにな。ああ、晴天に八ヶ岳連峰や浅間連峰が映える。ようやく時間の目処が立ち、久々にサイクリングを楽しんでいる感覚が戻ってくる。佐久平駅は去年特急と新幹線を乗り継いで来た場所だけに、自転車で来れちゃった感が大きい。

Uranus岩村田の佐久市子ども未来館が目的地。ここのプラネタリウムは長野県下最大のドーム径16m、投影機も最新式ではないが良さげである。14時の回に間に合って良かった。まず通常の生解説。さすが光学式の凛とした星空で、ギリシャ神話の絡みもプラネタリアンおじさんとしては嬉しい。でももうちょっとゆっくり、星の並びがなぜ人や動物の形に見えるのかとか、分かりやすくプレゼンしてくれればいいなと思った。

続いて配給番組はフランス制作の「ポラリス」。シロクマとペンギンが打ち捨てられた軍の潜水艦を改造して宇宙旅行に出る。子供向けだがドーム投影ならではのVR感が凄く、大人でも充分な見応えを得られる。体調が悪いと酔ってしまうだろう。別回の名探偵コナンや12月からの鷹の爪も面白そうだし、今回見られなかった館内展示と合わせて再訪したい。

Anoroad宇宙旅行のあとは地べたを這うサイクリングに戻る。小海線三岡駅やなつまちの道を経て小諸駅に到着。駅前のtocotocoで美味しいドーナツを買い食いし、しなの鉄道線と篠ノ井線で松本に帰る。

翌日曜はほぼ引きこもり。旅行記・参戦記ページ「むらよしギムナシオン」はようやく今年分に入り、3月の「春の松本ランニングフェスティバ2016ルin信州スカイパーク10km」を更新。来年はハーフの部にしようかな。はたまた2kmの部か。

8/27-28 畳平をタダ見だおまいら

前週の土曜、自転車でツールド美ヶ原のコースをアタックしたのだけど、旅の疲れとその後の不摂生で体調不良。半分しか登れずカフェピラータに引き返してぐったり、帰宅して寝込んでしまう有り様だった。

Niimura生活リズムを取り戻して27日、例によって自走で松本市内の乗鞍高原へ向かう。なるべく力を使わないように、と気をつけるがトンネル内やキツい登りはそうもいかない。ひねもす雨の予報ながら、あまり降られなかったのは幸い。全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の受付に行くと、ランドナーが珍しいのかNBS長野放送のインタビューを受けた。喋るのが下手くそで電波には乗らないかもしれないが、目標を聞かれ1:20'切りと答えた。最後にそれを達成したのが7年前だった…。さて今年もチーム寿の常宿に世話になる。夕食にご飯3杯、飲み会では大量のナッツ類を口にしてしまう。上機嫌だったようだ。翌28日の朝食はご飯2杯半にとどめる。

北の前線と南の台風に挟まれ、ころころ変わる天気予報にこれほどやきもきしたことはない。果たして、まさかの晴天模様となった。風もなく、4年ぶりにフルコースでの開催! 場の安堵モードに対して、自分は3度もトイレに行くという惨敗フラグが立っていた。経験上、これは序盤から積極的に給水すればある程度リカバリーできるはず。ナッツが原因で引き返すわけにはいかないのだ。

Emp若い方のクラスを見ていないからかも知れないが、自分以外にガルパンジャージがいなくて寂しい。ラブライブや艦これは安定して存在している。今年からオッサンクラスとも言われる男子Eクラスにランクアップ(?)し、Dより若干早めの7時54分に号砲を受ける。

9年前の自己ベスト1:16'台を念頭に飛び出すが、どうにも心肺が苦しくてずりずり下がっていく。血圧計を入手してから時々計測していて、ツールド美ヶ原の頃より明らかに平常時の心拍数が上がっている、すなわち能力が低下しているのだ。それでも第1チェックポイントを過ぎて、パワーペダリングより気持ちケイデンス重点に切り替えたら、ようやく順位は上昇に転じる。インベタ主義が災いして心臓が苦しくなる場面も。抜きつ抜かれつしている方に、このペースで1:20'大丈夫なのか聞きたい気分。

Kenga第2チェックポイントを過ぎ、ハイマツ帯の位ヶ原に入ると目前に乗鞍岳剣ヶ峰が姿を現す。思わず声が出た。悪魔おじさんさんに「ランドナーがんばれ」と声を掛けて頂き、強気を奮い立たせる。大雪渓から先はかなり久々に走る道。間に合ってくれえと祈るような気持ちで標高2,716mの県境ゴールを通過する。手元の時計グロスで1:19'49"…自己ベストに遠く及ばずバンザイする程ではないが、積年の目標はぎりぎりクリアして、ホッとする。

Tatamiゴールエリアの畳平も気持ち良い天気で近くのピークに登山したくなるが、下山誘導員を仰せつかっているのでゆっくりしていると最後尾に回されてしまう。仲間との戦果報告もそこそこに、下山待機列へ。レースを一般参加者と同等に楽しみつつ、ボランティア気分も味わえる美味しい役どころだ。もちろんやるからには大真面目にやる。しかし下山誘導責任者が不在なのか機能していないのか全てがなし崩し的なので、独自の判断で例年通り下山先導車の後ろに付く。神経質に距離を保ちながら、先導車を煽ろうとするアホどもを怒鳴る…気力はなく、ハンドサインで制する程度。スタート会場まで下りれば開放され、サービスのリンゴを貪る。雨予報で現地入りすらしないDNSが多かったんだからどうせ余るでしょ。

記録証の発行を受け、正味1時間19分28秒594。反省点は多々あれど、目標をオーバーするよりはずっと良い。最後まで諦めずペダルを踏み込んだんだ。来年のチャンピオンクラス出場権を獲得!…ってそんな無茶しないけど。宿に戻って温泉、昼食、集合写真までが楽しみ。あとは自走での帰宅をこなして、夏が終わった。次戦は金沢マラソンとなるが、やはり一旦しばらくの休足としたい。

ところで去年9月の第1回ヒルクライム佐久の参戦記をアップ。今年は見送るが、陰ながら応援している。

8/15分 終走記念日

小千谷で迎えた最終日の朝。今日は自走で松本へ帰るか? 輪行の手間がなくて良いが、フル装備の自転車では長距離すぎてダルいな。そうだ、せっかく新潟県に来たんだから海へ行こうぜ。という訳で柏崎を目指すべく地図を調べてみると、途中に「千谷沢」という地名がある。これ、日本一有名な村だった「チャーザー村」のことではないか? ダムに沈んだはずでは…。

Chiyaという訳でさっそく、現「長岡市小国町千谷沢」を訪れてみる。和菓子屋さんがあるし、バスは一日一本と言わず数本は来るようだ。しかし林家こん平の出生地である痕跡は一切ない。隣りの塚野山集落には三波春夫の銅像があり、ボタンを押すと東京五輪音頭などが聴ける仕組みだと言うのに。

東側にあるもう一つの千谷沢集落から名無しの峠を越えると、道は今回の旅で初のダートに。越後広田から信越本線に沿って柏崎に到着すれば、会津下郷と日本海を結ぶ21年前の夢が静かに実現した。

Banjin温泉施設が開店する10時までまだ間があるので、蛇足の蛇足であるが日本海沿いに直江津まで走ってしまうことにした。電車賃も浮くし。しかし雲行きが怪しい。昨日まで好天に恵まれた旅だったが、あと8kmという所で土砂降りになってしまった。うう、濡れた自転車の輪行するのはブルーだなぁ。帰ってからいろいろ乾かしたり錆止めしたりする手間を考えると、柏崎で止めておくべきだった。終戦を遅らせると犠牲が大きくなるのよ、と反省する終戦記念日であった。

直江津駅からえちごトキめき鉄道としなの鉄道とJRを乗り継いで松本駅へ。こうして4泊5日、毎年恒例のお盆ツーリングとしては短めの旅程が終了した。限定使用とは言えスマホを携帯してしまったので、デジタルデトックスも半ば。けれど人気の山岳観光地も不人気の秘境も両方たっぷり味わえて、お得感溢れる道だったと思う。

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8/14分 奥只見湖をタダ見

Arai名残惜しく、檜枝岐村キリンテで連泊したキャンプ場を出撃。昨日は空荷の自転車で登った国道352号「橅坂」を、今日はフル装備で登っていく。これだけ空気が美味しいと、時々通るクルマは悪魔である。尾瀬御池(峠)を越えると「酷道」の趣で、熊が怖い。時々通るクルマは天使なのっ。

Boat樹海ラインと呼ばれる超秘境の真っ只中、金泉橋で只見川を渡ると新潟県魚沼市に入る。国道なのに沢が路面を横切る「洗い越し」が無数に現れる。雨の後は大変だろうな。奥只見湖の南端に船着場があり、丁度船が来る所だ。Nice boat。ここで十数名がバスに乗り換え尾瀬を目指すようで、「私も学生時代はランドナーで旅をしていたんだ」と声を掛けてくれる人もいた。ここから地図では湖岸道路のように見えるが、実際は3つの尾根を越える、厳しい道のりである。曲がりくねってなかなか直線距離は縮まらない。かつて一大鉱山街だったという銀山平に2軒の土産屋があり、新潟産コシヒカリモナカを買い食いして一休み。

Shioriまたキツい登り坂に入り、阿賀野川水系から信濃川水系へ変わる分水嶺を越えてもうひと登りで枝折峠(しおりとうげ)に到達。越後三山などの山々は雲に隠れ気味だが、非常にダイナミックな景観を縫う道を下りていく。先週末に枝折峠ヒルクライムが行われたコースで、今日も練習している人の姿がある。元々今回の旅は、ここらへんのヒルクライムやロングライドイベントの報告をウェブ上で散見して、興味を持ったことからプランニングが始まった。どちらかと言えば尾瀬はそのついでだったのだ。

かつてあまりにも秘境すぎて境界が定まらず、銀鉱脈が発見されてから係争が起こった。枝折峠が境界であるという会津藩の訴えは退けられ、只見川左岸は高田藩のものになったと云う。尾瀬も現在の県境から察するに、だいぶ沼田藩に取られてしまったのかしら? よほど力(金銀)がなかったんだろうなあと想像しながら、ようやくの人里、大湯温泉街に下りる。ここでキャンプが出来るなら、来年はヒルクライムに参加したい。

Longpan標高はだいぶ海面に近づき、平野部の暑さが襲う。道の駅ゆのたにで、ロンぱんソフトクリームを買い食い。ストイックだった昨日までとは一転して、すっかりスイーツ化。小出駅に到着すれば、予定の旅程は終了。ここから列車で帰っても良いが、米や燃料があと一泊分あるから、蛇足だけどあとちょっと走ろう。脳内プランでは南の群馬県へ線が引かれていたが、もうそこまでの気力はない。

三ヶ月前に亡くなった伯父が昔よく買ってきてくれた、小千谷ちぢみ煎餅という菓子がある。それが急に食べたくなった。国道17号を北へ、道の駅を伝いながら小千谷市に入る。あの水色の缶(近年は紙パッケージになったようだ)を求めて、土産屋やジャスコなど血眼になって探し回るがどうしても見つからない。仕方なく駅前の店で一番似ている煎餅を買いつつ聞いてみると、跡継ぎがいなくて休業されたんだそうな。諸行無常。

ここで日没コールド。高台の公園でゲリラキャンプとするが、寒かった昨日までと比べてかなり蒸し暑い。ほぼ無線封止で4泊目、旅人らしい自分に着地してきた。

8/13分 非の打ち所ない燧ヶ岳

National暗いうちに食事を済ませ午前5時、テント一式をキャンプ場に置いたままにして西へ500mアップのヒルクライム。朝焼けに燧ヶ岳がくっきり浮かぶ。今日はあの、東北地方の最高峰を目指すのだ。橅坂というつづら折りを攻略して、尾瀬御池ロッジ前に自転車を駐める。

Kumasawaトゥクリップのペダルにトレッキングシューズでサイクリングしているから、そのまま登山も問題ない。南へ歩いて行く。意外に急登だなーと呼吸を荒らげていると広沢田代、熊沢田代といった湿原の木道歩きになったりして、実に楽しい。お盆の尾瀬なんて超満混雑するんじゃないかと恐れていたが、この御池ルートはまばら。熊が出るほど閑散とはしておらず、丁度良い。

夏場の登山は朝早くのスピードが命。周囲の山はもう雲を被り始めているぞ。軽装備だしコースタイムの半分で三角点山頂の爼嵓(まないたぐら)に登頂する。尾瀬沼が眼下! はるかに日光の山々など、申し分のない雄大な景色にしばし見とれる。この山は噴火ピークがいくつかあり、西隣りの柴安嵓で東北最高の標高2356mを極める。広大な尾瀬湿原を見おろすならこちらが良い感じ。夏が来るたび思い出しそうな眺望だ。まだ8時過ぎだが、もうこの山にも雲が湧き始めてきた。

OzenumaSelfTaishaku


俎嵓に戻って南へ御池岳、ミノブチ岳と下っていく。下山路はナデッ窪ルートが短絡だが「急坂の難路で登り利用が望ましい」と地図に書いてあるので、ここは空気を読んで遠回りな長英新道を選択。だんだんなだらかになるのは良いが、一合目標識から尾瀬沼に出るまでの距離が長くて堪える。すっかり脚力を使い果たしてしまった。昼食は袋入りカンパン。

ここから尾瀬沼を左回りする。尾瀬の木道には右側通行という、日本人には気持ち悪いルールがあるが、ここは郷に入っては郷に従えだ。流出口である沼尻(ぬじり)平は休憩所が去年全焼したらしく、焼け跡っぽさが残る。トイレは使えるようになってたが、尾瀬はチップ制だしもうちょっと我慢しよう。

Gunma沼尻川を渡ると群馬県に入るから、心してゆけ。木道が半壊しており油断ならない。三平下で正午の休憩とトイレ。北へ福島県に戻って長蔵小屋前は湧き水が飲み放題、ありがたい。平野家の墓に寄り道しつつ大江湿原を貫く沼田街道を行く。ここも尾瀬らしい風景のひとつ。名残惜しく沼山峠を越え、バス停に到着。

ここからの県道1号はバス専用路で、徒歩禁止。仮に歩くことができてもバスを選択したと思うが。御池ロッジ前で下車し、自転車でモーカケの滝に寄り道しつつキリンテのキャンプ場に“帰宅”する。時間と体力に余裕が出来たので檜枝岐の街に下り、燧の湯という温泉に入る。旅のメインディッシュを無事完遂した安堵と、明日の行程が一番キツイぞという不安を胸に。

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