12/28-29 伊豆のジョグり子
年末休みに入った日曜、列車で伊豆に向かう。東京駅は大変な混雑だが、こだま号の自由席は平和で良い。熱海で伊豆急行線方面の普通列車に乗り換えると、海岸沿いに走るレールからは伊豆大島・利島・新島・神津島を望み、うっすらと三宅島も。早めの昼食を摂りつつ、伊豆急下田駅に到着する。
ここから北西へジョギング開始。脚の調子はやや悪いが、天候は絶好のコンディションで言い訳が効かない。慌てず騒がず標高260mほど、婆娑羅峠のトンネルを抜ける。それにしても3年前に自転車で走った道なのに全然覚えてないものだ。ボウリング場まである大都会松崎町のスーパーで補給休憩。
さらに北上して西伊豆町に入り、堂ヶ島観光案内所に寄り道。ここでアニメ「終末ツーリング」のデジタルスタンプをゲットするのが第一の目標だ。これで12箇所中11箇所目をゲット。ゆるキャン△の聖地でもあり、スタンディパネルや痛車などが展示されている。おクルマで来る大半の観光客は遊覧船などで海岸を巡るのだろうけど、こちとら時間が押している。引き返して仁科川沿いに急ぎ、山深くなって日陰はもう寒い。
海岸から標高差140mアップ。本日40km走行で古めかしい校舎が見えてきた。バンザイ! 鉱山があった頃は栄えたという大沢里(おおそうり)小学校をリノベーションした宿泊施設「やまびこ荘」にチェックインする。終末ツーリング聖地中の聖地で、外から中から感動しっぱなし。給食やシーツのルール等ユースホステルめいた簡素な宿で、一泊二食付7,000円を切る。循環してない温泉も実に素晴らしい。
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月曜朝の給食後、シェルターを旅立つ。昨日の疲れを引きずったまま今日の旅程に脚が耐えられるのか不安しかないところ、のっけから長く切ない登り坂が続く。とうとう歩き混じりになるが、稜線の草原が見えてきて元気を取り戻す。仁科峠! 標高940mの展望岩からは伊豆の山々を背に駿河湾・北アルプス・富士山という完璧なる絶景。こんな所に自分の足で走って来たんだ。ゼリードリンク補給。
絶景も束の間。風早峠から東へ、下り坂とは言えまた切ない林間のロング・アンド・ワインディング・ロードが続く。ストライドを意識して若干ペースを取り戻し、鉱山街?から人里感。湯ヶ島温泉ではなく吉奈温泉でショートカットするルートを下り、国道414号、136号へ合流。月ヶ瀬のコンビニ補給を経てラブライブサンシャインの聖地である狩野ドームを見るが、アニメの痕跡は無い。
鉄道駅のある修善寺まで来たが、もうひと頑張り。Aqoursのラッピングが残ってて嬉しい伊豆長岡駅に到達し本日走行46km、「ジョギングで走った道」を自宅から繋げた。まだ脚の出来ていない12月としては走り過ぎたくらい。菓子や土産を買って伊豆箱根鉄道に乗り、三島から新幹線で帰る。こだま自由席は平和で良い。
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むらよしギムナシオン(参戦記サイト)に8月の乗鞍ヒルクライムをアップロード。来年も出たいなー。
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