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8/26-27 おねがい まいめの池

Bus土曜、新宿発8時15分の各駅停車タイプあずさに乗る。ぼーっと車窓を眺めていると、脳内では様々な思考実験が行われている。何も覚えてないけど。昼飯は松本駅前のイイダヤでいいだや。

アルピコ交通上高地線に乗り、新島々で路線バスに乗り換え。12時50分の便に輪行用の臨時増発は無いが、ほぼトランクで足りるようだ。さわんど(沢渡)で上高地方面への乗り継ぎ客を降ろし、いよいよ乗鞍高原観光センターへ。小径自転車カラクルSを組み、乗鞍ヒルクライムの受付を済ませる。去年と同様、頂上行きの下山用荷物は前日に、マイクロバスに放り込んでおく形となる。

Maimeブース出店はあれも欲しいこれも欲しいと目移りするが、輪行組は控えめに。次週ロゲ参加用のワンチュール(エナジージェル)だけ買い溜めし、剣ヶ峰が見え隠れする乗鞍高原をぶらぶらする。一の瀬園地の少し遊歩道に入った所に「まいめの池」があり、言葉にするのが難しいくらい美しいと感じた。観光客でごった返すこともある牛留池などと違い、県道からも喧騒からも離れて深呼吸し放題。まだまだ知らない乗鞍があるんだな。

遠雷と熊を警戒しつつマイナーなサイクリングロードを下り、常宿となっている寿家さんへ。メンバーに加えて頂き、幹事のMさんをはじめ暖かく迎えて下さる皆さんに感謝している。元大学サイクリング部員というのは意識高い系の真逆を行くもので、そこに救いがある。

夕食後、少しだけ酒を飲む。今年になって初めて口にするアルコールだった。外は雷雨だが明日には止むだろう。

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Kotobuki日曜、霧の隙間に今日も剣ヶ峰が見え隠れする上々の条件。サドル下にDIY!すりでっち様のアクリルチャームをぶら下げ、標高差175mアップして乗鞍ヒルクライム会場入り。一般男子E(46〜50歳)は7:50〜8:10のフリースタートだが、せっかくだからその中の一斉スタートに加わる。すぐ息が上がるのは練習していない証。だがフラットペダルだった去年と違って今年はビンディングを付けているのだよ。ハンドル周りのパーツ変更で車重は若干上がっているが、大幅な記録上昇を狙えるものだと思っていた。

Start第1チェックポイント23'49"・・・去年より6秒しか早くない! ここから猛チャージを掛けないといけないが、スタミナの温存も必要だ。つづら折り地帯はカーブのインベタでゴボウ抜きし、直線でじわじわ追いつかれるの繰り返し。だいたい向こうが根負けしてくれる。冷泉小屋など所々沿道の応援が熱くて良い。

第2チェックポイント1:01'14"・・・去年より13秒しか早くない! 油断すれば自己ワーストを叩き出してしまう。けれど脚は売り切れに近いし空気も薄い。一番軽いギアで何とか位ヶ原の絶景をゆっくり進むしか無い。いよいよ最終盤の大雪渓前。前方を走るロードバイクどもをロックオンレーザーでまとめてぶち抜いてやる! 気分はクライマックス、こんなに楽しい遊びが他にあるか。

また肺がぶっ壊れるんじゃないかって不安にもなるラストスパート。渋滞気味で少し力を緩めるシーンもあったが、フィニッシュラインは力強く漕ぎ切る。標高差1,260mの旅、力は出し尽くした。第2CPでうっかりウオッチをSTOPしてしまったから、タイムはよく分からない。ワーストにはなってないと思うが、ペダルを替えてこの体たらく、なんて力が落ちてしまったのかしら。

Tatami富士見岳は霧に隠れがちなので絶景登山を諦め、仲間の集合場所でうだうだする。学生時代の同輩Mがたぶん来ているはずだが、見つからなかった。NHKチャリダー収録のギャラリーをして、集団下山へ。今年はゴールエリアでアミノバイタルゴールドの配布があったお陰様か、珍しく大きな下山事故は無かった様子。空きっ腹で走らないのが一番の安全策だ。

下山後のりんご食べ放題などが復活してるのも嬉しい。記録証を発行すると「1時間26分53秒229」と出た。去年より35秒早いね…もうええわ。宿に下って温泉&昼食。近くのバス停からバス輪行できるか微妙なとこなので、集合写真撮影までは待てずお別れ。急いで観光センターまでヒルクライムし、14時13分発に間に合わせる。輪行臨時便(トランク積み)が増発されて有り難い限りだが、やはりここで乗っておいた方が良いみたいだ。

Cake松本駅で時間が出来、もうすぐ潰れるというパルコあたりなどをぶらぶらする。なんかパルコって憧れだったからさ、ギター弦はたいていここで買ってたのよ。だが一人で5HORN喫茶は難しい。丸善ビルの彩香でケーキセットを頂き、駅で土産を買って千葉行あずさで東京に下る(錦糸町で下車すると山手線や千代田線を使わず金町に帰れる)。

という訳で去年のワースト記録に向き合うことすら出来てなかったような、不甲斐ない走りであった。ここ二年間生活環境の変化でヒルクライムは乗鞍のみという状況だったが、来年からはまず美ヶ原に復帰するし、出来るだけヒルクライム趣味を再興しようと思う。むらよしの坂バカはまだ始まったばっかりだ。

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