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9/3 ダラダラ走る形 電車に乗る形 バームクーヘン食べよう

Belmont葛飾区の自宅からチャリで20分余り。足立区のベルモント公園という洋風めいた場所が第9回足立シティロゲインのメイン会場である。親しみを込めてゲソロゲと呼びたい。前週の乗鞍ヒルクライムからの連闘となるが、こんな近所なら参加しない手はないだろう。さっそく愛知方面のイベントでよくお会いするIさんを見つける。ここらが出身地なのだとか。彼は今回都合により3時間の部、自分は5時間がんばってみる。

9:15受付開始時間になり、地図を受け取ってさっそく作戦タイム(だから早く来たほうが良い)。地図は目を凝らせば信号機や歩道橋まで網羅されている大変繊細で美しいものだ。競技エリアは足立区ほぼ全域の他、葛飾区や荒川区も一部入る。さて5〜8月の平均ジョギング距離が60km/月という体たらくでは、いくら35℃の猛暑が味方とは言っても上位進出は望めない。だが電車利用可能ルールを上手く活用すれば一矢報いることが出来るのでは。5時間の部は10時30分までの任意スタートとなり、大半の選手がさっさと出発してしまった。気持ち焦るが、「序盤に綾瀬11:00発の常磐線に乗りたい」のと「最後に北千住15:18発の東武線に乗って帰ってきたい」のを両立できるギリギリのタイミング、10:24出撃とする。

Kameari得点証明は原則としてスマホGPS利用のWebアプリを用いる。最初のチェックポイント足立区役所で、一覧の写真にあるドラえもんのパネルがなかなか見つからない。他の選手が「見つからなくてもGPSさえ反応すれば良いんですよ」と言って次々去って行く。えぇ…釈然としないがこれ以上まごつく訳にも行かない。以降そういうルールと割り切って、特徴物の発見には拘らないこととする。もちろん写真を撮る必要もないが、後でブログとかにアップしたいから時々は撮ろう。

綾瀬11:00発の常磐線各停に間一髪滑り込み、隣りの亀有駅で下車する。こち亀マンホール6箇所をコンプすれば高得点が入る特殊なルール。これもいちいち発見せず、スマホ画面をタップして「Good!」判定が出ればさっさと次へ進む。何かもう別の競技だ(場所がズレているとOops!判定で数秒ロスするから一応注意な)。後半にどうせペースダウンして時間が足りなくなるだろう、そう思って適宜チェックポイントをカットしつつ、地図北端を東から西へ進む。公園や自販機が多く、給水に困らないのが街ロゲの安心なところ。

Liner舎人(とねり)公園から細か〜い道を繋ぎつつ一旦スタート会場付近に戻り、さらに南へ。予想以上にペースが落ち込み、こりゃ北千住エリアは諦めるか・・・あ、日暮里舎人ライナーがあるじゃん。これで荒川と隅田川を渡り、荒川区の高得点80点をゲット。電車利用可能ルールを謳うわりに路線が非常に見辛いのが難な地図だが、次の70点まで都電が並行して走っているようだ。地図には停留所まで記載されておらず、次の電車が来る気配もない。どうする? これくらいは自分の脚で走れ!と頑張ってみるが、ほどなく颯爽と追い抜かれるのだった。ちょっと損したな。

町屋から千住大橋まで京成線を活用できなくも無いが、無闇に電車を使うのも待ち時間が致命傷になりかねないし、時刻表を調べるために立ち止まるロスも惜しい。というかリスケが面倒くさくて、ここも馬鹿正直に走行を続ける。ああっ脚が攣りそうになってきた。さらにペースダウンしつつ、やっとたどり着いた18番CP「喜田屋本店」。5箇所あるショップポイントの一つで、参加者クーポン券を使うと制限時間が5分延びる特典がある(複数店舗で使っても再延長はされない)。どら焼きを買って、これで大丈夫・・・。

Routeだが電車の時刻は待ってくれない。エリア高得点源の65点と42点をカットしないと間に合いそうにない。しかしそれでは北千住に来た意味がない。イチかバチか65点だけ拾い、攣りかける脚を引きずるように北千住駅へ。何とか東武線のホームに上ったところで15:18発のドアが開く。またもぎりぎり間に合ったー!

梅島駅で下車し会場へ急ぐ。ごく稀に同点者がいるとタイムで順位が決まるから、ロゲは最後まで気が抜けない。こうして15時28分37秒に無事フィニッシュ(暑さのせいかスタート時刻の脳内記憶が改ざんされており、2分以上余して悠々フィニッシュと勘違いしていたが、実は遅刻まであと24秒だった)。スマホで暫定リザルトを見ると何故かさっきの18点(喜田屋本店)が消えてて、修正入力しておく。ショップポイントを使用しているし何なら写真も撮ってあるので証明できる所。それでも1236点で男子ソロ及び総合3位。この貧脚で入賞なら嬉しいが、またもブロンズコレクターか。

Lotteryだが2位の選手が大遅刻で、自分が繰り上がる。1位と3位は毎年のようにJOA Navigation Gamesを制するチーム茶鈴古のKさん(1308点)とSさん(1210点;フィニッシュ時刻を間違えて30分早着したとか)。前日に茅野ロゲで圧勝したTさんはさすがに足休めか。そんな強豪に割って入れたのは、幸運としか言いようがない。もちろんもっとしっかり練習していれば勝てたのに、と一抹の悔しさもある。後の計測で、走行距離は37.3km。

副賞がバームクーヘンなのは、今回ロゲのテーマがマンホールだったからかな。得点しつつ目視では未確認なチェックポイントも多いので、今後当面の練習はここの反省ジョグに当てよう。チャリで足立区役所のドラえもんを「ここに居たのかぁ」と再確認しつつ、帰宅し玄関に入れば遠足は終了。そしてシューズを脱ぐ時、ついに脚が攣ってひっくり返るのだった。

※正確に加点されてない参加者が多いらしく、ブログ執筆時点でリザルトはまだ暫定です。

Facebookアルバム: 第9回足立シティロゲイン 2022(競技前中後のスナップ写真や走行ルート地図)

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むらよしギムナシオン(参戦記サイト)に去年10月の松本・安曇野サイクルロゲイニング(初日の安曇野のみ参加)をアップロード。サイクルロゲも面白いぞ、今年10/9の千曲Stage現在プランニング追込中です、よろしくね。

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