4/19 追い風トラブルーズ
ジョギング距離が一月330km、二月360kmときて三月はイベント続きだが質重点の220km。四月に入りそろそろ仕上げの30kmペース走をした時、中間地点で左足首を激しくぐねってしまう。暫く立ち止まって堪えていたら痛みが引いた気がしたので残りの15kmを走り切ったが、以降数日まともに歩くことさえ出来なくなった。これは今季絶望か…サイクリングに切り替えたり、ある程度回復してきて打診的なジョギングはしたものの、半月の間フルレストに近い状態で出走4回目のかすみがうらマラソン当日を迎えた。
おかげさまで体調良好。常磐線土浦駅までの列車は座れたし、天気予報によれば後半追い風となる絶好の条件だ。出店でれんこんめんを買い、補給食を摂って荷物を預けて、軽いウォーミングアップとトイレ計3回のルーティン。朝から初夏めいた暑さが気になるが「自分は今年こそ行ける!」と暗示を掛けてスタート行列に並ぶ。M高史さんの流暢なMCの後、9時45分に第一ウェーブの号砲だ。フルマラソン初使用のニューバランスElite5が火を吹くぜ! スタートラインまで28秒。
三時間ペースランナーが遥か前方に居るので、まずはあれに追い付きたい。最初5kmは落ち着いて走ったものの、それからチャージを掛けて行く。あれ・・・心拍180bpmまで上がって危険ゾーンなんだが、全然追い付かないぞ。大切な給水も最初の2カ所は敢えてスルーしてしまう。サイクリングシャツの背中ポケットに忍ばせたエナジージェルを、10km地点給水前から摂り始める。脇腹が痛いのはオーバーペースの証拠。あと腰が痛い。
15km地点のダウンアップからもうペースが維持出来なくなった。あの半月前の単独ペース走の方がずっと楽に走れていたのだから、やはりパフォーマンスが落ちている。向かい風区間はあと僅かだし、まだ諦めたくない。20kmでエナジージェル投入、中間点1:30'39"を経て、22kmの東端からさあ追い風トラベラーズ!…という状態ではなかった。もう脚に力が入らず暗示も解け、後はどう大崩れしないかという闘いになる。26kmで塩ジェル投入するが、ペースと順位は落ちる一方。自分、こんなに暑さに弱かったっけ。
ふと左をみれば蓮根畑と霞ヶ浦の向こうに牛久大仏が聳え、たまに居る沿道の応援なんかも楽しむ心の余裕はある。32kmで高価なPF30カフェインジェルを投入し、一旦は5'30"/kmまで落ちたペースを5'10"/km前後に戻す事に成功する。単に風に背中を押されているだけとも。同様に大失速レースだった去年並みの3:17'台を睨む終盤戦、呼吸器系も限界に近い。
いよいよ両脚とも「攣るぞ すぐ攣るぞ 絶対攣るぞ ほら攣るぞ」と警告を発し、39kmに左折して風向きが変わる時ピギィっと来た。道路脇に退避して止まり掛けるが、何とか堪えてコース復帰。何しろ変な動きは一切出来ず、ウォッチを見る動作さえ命懸けめいている。一秒でも惜しい最終盤にペースを上げられないもどかしさを抱えたままフィニッシュ。グロス3時間17分48秒は去年より2秒遅い結果となった(ネット3:17'20"は去年より20秒早いが…)。
フィニッシュしてからも暫く呼吸が苦しく、何が何でも脚を攣らせない為にゾンビのように歩き続けざるを得ない。参加賞などを頂き、ふらふらと預け荷物を回収し、筋を念入りに伸ばしてから倒れ込むようにやっと座る。どうにか耐え切った! これで明日はあしかがフラワーパークを散策できるぜ。シューズは今回ジャストフィットで、足指や足裏ノーダメージな。間もなく脚も普通に歩けるくらいまでは回復して、洗顔してからコース沿道を少し遡る。今年は友人H瀬も出走しており、応援と写真撮影。やはり暑さに相当苦しんだと言うが、ゴール後は元気だった。
ドリンクバーのある店を所望し、サイゼリアで打ち上げ。クルマでつくば駅に送って貰いTXで帰る。さて2年連続で大失速レースをやらかした反省をせねばなるまい。怪我を言い訳にしているがそれだけじゃないだろう。フルマラソン参加が年に一回だけだと、そのレースに掛ける思いが強すぎてつい前半突っ込んでしまう問題もある。それとももう自分にマラソンは主戦場ではなくなったのか。例年通りこれからの季節はサイクリングに移行するけど、翌シーズンは早めに計画を練りたい。
/
むらよしギムナシオン(参戦記サイト)に先月の葛飾ハーフをアップ。この時フィニッシュ後に脚を攣ったのが本当に辛かったんだ。
コメント