6/24-25 霧中に鞭打つ美ヶ原

とうとう一回も試走しないまま、ツールド美ヶ原の週末を迎えた。自転車ヒルクライムのトレーニングと言えば、先々週に王滝村の御嶽山二合目半〜七合目を登っただけ。せめて体重が減っていればワンチャンだが、逆にこの一週間の暴食っぷりがヤバい状態。という訳で記録は目指さず、無事完走無事下山できればいいやと。土曜日の午後に大会受付を済ませ、ジョギングで薄川ルート17kmを走っておく。

S雨音が憂鬱な日曜の朝。しかし出かける頃には霧雨程度に落ち着き、開催も大丈夫そうだ。野球場あたりを軽く小走りした所で、周囲の人々のスマホがキュイキュイ音を立てる。地震? 不穏ながら、大会は進行していく。カフェピラータ仲間や乗鞍仲間と雑談しているうち、自分らの男子Dクラスもスタート。去年までCだったのになぁ。

例年以上に踏めない激坂。もっと軽いギア無かったっけ?とシフトレバーをぐいぐいしてしまう。ああ、シャーロック・シェリンフォード(の痛ジャージ)がどんどん遠ざかっていく。三森すずこ、もとい美鈴湖を過ぎると同時スタートのライバルが前後に存在しない「一人旅」となる。これはこれで楽でいいや。にしても各チェックポイントの通過タイムが遅い。あれれ…。

Fog思い出の丘からのハイスピードバトル区間も一人旅。路面は乾いているが視界が悪く、急カーブは念のためブレーキを軽く効かせてから進入する。ラスト坂は呼吸マックスで必死にゴールへ突っ込む。結果はどうあれ、ちゃんと力を出し切った後にゼェゼェ言うのがとても爽快だ。人生で数回しかないような「生きている実感」がここには毎年ある。(なんか、他のレースとは違うんだ)

仲間の一人が内科的なトラブルで棄権したとのこと。容態を気にしつつ、自分は下山誘導協力員というお手伝いへ。先導係だとえっれー神経がすり減るものだが、仕事を割り振る係員がいないし、なし崩し的に下山グループ中団に入る。おそらく我々は、運営が警察に「これだけの警備人員・コストを掛けましたよ」という書類を出すときの数合わせに過ぎないのだろう。それでもグループの途切れ目で単独走になってる人についたりと、自分なりに役割を考えてこなす。これで報酬のリンゴが旨くなる。

Soupちゃっかりピラータのトマトスープ振る舞いも頂いて、無事下山終了。完走証の発行を受けてみると、記録は1時間26分25秒。この歳になると練習しようがしまいがそんなに変わらないだろ、と高を括っていたけがまさかの1:25'オーバーは悔しい。また今年の運気は確変中、なんて思ってるけど抽選会は何も当たらなかった。出店で唐揚げ&ポテト、クレープ、さつまスティック…と食い過ぎたので、帰宅してから田溝池〜浅間温泉12.5kmジョギングに出る。浅間温泉はすっかり祭りのあと。

えっ、王滝村で地震あったの?

6/10-11 こおろぎ'17

土曜の午後、怪しい天気なれどジョギングで旧善光寺街道の刈谷原峠に登る。さらに北へ下りる予定だったが、少し気が変わって西の1070mピークへ。一応踏み跡はあるし、そのままバイパスの馬飼峠直上まで行けた。ここから北へ下りていく。それにしても馬飼峠北側の道は荒れるに任せてる感じで、個人的には便利な抜け道なんだが廃道寸前な状況。一応鉄塔巡視路として残るだろうけど。

832次に鷹巣根城山へ。前回は迷いに迷ったが、今回とりあえず南尾根からの表参道?で早々に山頂到達。ここから西尾根を下りていく。明瞭な踏み跡はなく、やはり逆からだと見付けられないだろう。さらに西の832mピークも恐る恐る目指す。あれ、何年か前に山火事でもあったのかな。広く伐採されてて見晴らしは良い。

旧豊科町と旧四賀村を分ける尾根を北へ進むと、豊科町域が房状に張り出した境界がある。この謎を解くべく探索してみるが、地滑り対策工事のしてある斜面が広がっているだけだった。後で調べたら虫へんに車で「こおろぎ」という、4軒のみの集落があったらしい。尾根から四賀側の展望が効く。

光城山北の遊歩道を駆け下りた所で雨が本格化。田沢駅までにしようかと思ったが次の電車は当分先で、結局自走で帰った。31.5km。

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2240日曜、寝過ごして始発列車とか無理だし、クルマに頼って木曽福島経由王滝村へ。ヒルクライムイン王滝村コースの途中、二合目半あたりの駐車場からチャリで登り始める。始めちょろちょろ中ぱっぱ、センター2〜3速で石碑群のスピリチュアルロードを行く。心洗われる気分だ。八海山を過ぎおんたけ2240スキー場地帯は微妙にキツい気がする。もう間近と思ったゴンドラ山頂駅がなかなか近づかない。標高差1,160mを1時間26分30秒かけて七合目の田の原天然公園に到着。今回はゴンドラ山頂駅まで寄り道してみる。今も火山灰を降らせる御嶽山が間近なのはもちろん、隣りの乗鞍岳、さらに穂高岳など北アルプス。木曽谷を隔てて中央アルプス。遥か彼方に蓼科山や浅間山もうっすら見える。緑のゲレンデも美しい。

急ぎ気味に下山するが、道沿いから見えない新滝だけは遊歩道を少し歩いて拝みに行く。御嶽教の白装束さんがいるし滝の裏に回るのは止めておく。あとは「木犀舎」のピザと「ひめや」のほうば巻というコンボをキメる。これがしたかっただけかもしれない。とにかく美味しい。

あとはクルマで無事帰宅し、むらよしギムナシオンに去年のツールド美ヶ原参戦記をアップ。微妙にPB更新したやつ。今年はランニングと自転車どっち付かずというトレーニング状況で、あまり記録は期待できないかも。

6/3-4 水色シャツの時

土曜は翌日にハーフマラソンが控えているが、動かない訳にもいかないのでチャリで林道湯ノ原線をゆっくり登る。未だ取り壊しが始まらない慰霊塔までにして、ピラータでうだうだして下山。

Parkという訳で日曜。今の走力だと単に自己ベスト更新だけならゆるふわ系ヌルゲーなので「会場までジョギングで行く」という縛りを付けた。7.3km、まぁウォーミングアップだと思えば。豊科南部総合公園に五千人余が集まっているが、過半数が参加賞の水色シャツを着ているので何か宗教じみている。二台の仮設トイレにつき一列という動線が作られているなど、ストレスを感じさせない運営力は感じる。埼玉県三郷市と奈良県三郷町(さんごうちょう)から祝電が打たれているあたり、かつての三郷アップルマラソンの後継イベントなんだなと嬉しくなる。

とは言えここは初参加、緊張してスタート。Aブロックゼッケンに恥じないキロヨン(4分以内/km)ペースを意識して、失速ランナーを次々かわしていく。涼しいが微風という絶好の条件下、坂も少ない高速コースだ。北アルプスの稜線は曇りがちで、スッキリ見えるのは爺ヶ岳くらい。あと南には南アルプス。沿道の応援は人口規模なりだが暖かい。終盤に若干失速したがラスト1km、無理しすぎない程度のスパートで取り戻し、1:23'41"でフィニッシュした。10年前の大町アルプスマラソンで出ていたPBをようやく塗り替え、ハーフでは初のキロヨン達成である。いつかはちゃんとフルで・・・。

21km順位95位(女子含めると96位?)と二桁に入れたのも意外で嬉しい。フィニッシュ直後に渡されるオシボリがキンキンに冷えてやがる。額の汗を引かせたり、脚のアイシングにも使えて便利。嵩張るタオルなんかよりずっと良い。おにぎりやスープ、菓子等のふるまいも有難い。ローカル感満点だった三郷アップルとは趣がずいぶん異なるが、都市マラソン並みの運営を田舎でやったらそりゃ快適だよねという信州安曇野ハーフマラソンだった。

出店の辛口ケバブを食って帰路もジョギング、だが自宅とは逆の北へ向かう。参加者シャトルバスに何度か抜かれつつ、御法田経由でファーマーズガーデンあかしなまで10.5km。今日は38.9km走った計算だ。参加者特典の値引券で玄米等を買い込み、えべや製の焼きおやきをかじりつつ明科駅まで歩く。JRで帰松。風呂の値引券もあるので、夜はクルマで豊科温泉湯多里山の神へ。って結局クルマ出すんかい。

5/27-28 フルより長いハフジョグ

土曜はギターを担いで美鈴湖畔ピラータまでジョギング往復定期。新プロジェクトが始動して、モチベーション再上昇。上手く時間を作って練習していこう。

Hafu日曜、始発列車で松本から長野へ。さらに長野電鉄で須坂駅に降り立つ。いよいよ今年も毛無峠への道が開通して、ツイッターの毛無峠クラスタ(?)が賑やかになった。私も行かなくちゃ。高山村まで路線バスに乗るつもりだったが、調子が良いのでここからジョギングを開始することにした。バスに抜かれつつ、ゆるゆる登って行く。県道を右に逸れ、福井原という開拓地の坂はキツい。しかし湯沢林道が始まると、未舗装だが坂は緩く、一定ペースで淡々と走れる。

カロメゼリーを摂りつつ閻魔橋を渡ると、それまでの雲霧が一気に晴れ渡った。峠方面の視界も良くなる。よーし、あとちょっとだ。しかし道はあくまで緩く、つづら折りを繰り返すのでちっとも近づかない。この林道は車両通行止状態が続いているが、オフロードのオートバイはがんがん入ってくる。熊鈴いらんかったかな?

Kenashi4時間15分で毛無峠に到達、カロメブロックを摂る。行列が出来る程ではないが、次々と記念撮影に訪れるライダーやチャリダー。今やすっかり群馬イチの人気観光スポットと化した。

向こうの谷で死んだ自分の半分に手を合わせつつ、もうちょっと登って破風(はふ)岳1999mの頂に立つ。ものすごい風景だが、墓参りより見飽きた感。同じ道を戻っても面白く無いので、峠とは逆方向、五味池破風高原の牧草地を駆け下りる。ここは初見だと迷うだろうが、乳山三角点の短絡路はマスター済み。

Toyooka県道五味池高原線に出れば一安心。あとは舗装路を下りて行くだけだが、これも長い長い。いつになったら人里に降りられるのか。涼しくて水分不足には陥ってないが、道沿いの水場は有難い。眼下に青い豊丘ダム湖を見て、だんだん坂は急になり、80のカーブを数えてやっと豊丘集落に出る。集落内も急坂は続き、駅前市街地に戻ってきて「かねき」で時計を止める。7時間40分で距離50km、累積標高差1,720m。自転車でもキツいであろうボリュームをビビらずやり遂げたが、ロゲ本番を考えるとまだまだ足りない。

かねきの名物オムライスは確かに巨大だが、今の自分ならペロリ。トレーニング後は胃が収縮してるもので、平常時なら大盛りも行けそうだ? あとは長電とJRで松本直帰。むらよしギムナシオンに昨年6月のヒルクライムイン王滝村参戦記をアップした。ああ、やっぱり王滝村も行きたい。

5/20-21 国は異人のある奈良井

土曜、せっかくの晴天なのに自室カンヅメ。という訳でニコニコ動画にグランフォンドKOMOROのチャリ載動画ダイジェストをアップした。まぁだいたい、先にアップされた方と似たような構成になるわな。ヨドバシカメラ路線図は関東人にしか分からないネタ。見掛けたアニメジャージを列挙するところでは早速ツッコミを頂いているが、じっさい自分には何のキャラか分からないのも多かったし修行不足を感じている次第。BGMは媚び媚び、自分のチャリが映るのは一瞬にとどめた。蛇足も多々あり、さらっと観られるよう3〜5分にまとめるつもりが何だかんだで10分近くになってしまった。今は反省している。

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Maruyama日曜、JR奈良井駅を下車しジョギングスタート。GWにアートスポーツで買ってきたバックパックとソフトフラスク(水筒)をようやく初使用する。独特の飲み方に慣れておきたい。奈良井宿の街並みを抜けると鳥居峠トレイルに入る。かつての中山道を歩いている人々は、今やほとんど外国人。日本人はイベントを用意してやらないと外に出ないからな。

Kisobbp藪原に下り国道19号の巴渕信号から、野上経由で木曽駒高原に登る。木曽古道って言うのかな。チャリでも訪れたことがなく長年の課題だったエリアだが、今回走ったルートに関しては木曽駒ヶ岳がドーンっていうビューポイントは無い。森に囲まれた別荘地で、御嶽山や乗鞍岳は霞んで見えた。キビオ峠を越える。

下りに入って脚が動かなくなり、歩くのも辛くなる。またハンガーノック? いや補給食ならバリバリ食ってるよ。低血圧症か熱中症か。高原とはいえ30℃近い気温が出てるからな。30km超に対し、500mlフラスク2ヶじゃ足りなかったか。自販機を見つけ復活し、木曽福島駅に辿り着く。芳香堂でよい香りの朴葉巻を入手しベンチで頂く。また王滝村のも食べたいなぁと思いつつ、JRで帰松。すっごい喉かわくよ。

5/5-7 初鹿野馬鹿力

(前日の松本→甲府ジョギングからのつづき)

疲れ過ぎてろくに眠れなかったのは想定内。内臓は元気で、ホテルの朝食をいつものように爆食いする。脚も歩くには支障ないが・・・走り始めると痛い。特に右膝、次いで左膝や両足の裏も。昔駅伝の選手だったと言うおっちゃんに声を掛けられ、旅の経緯、そして行き先を告げる。「できたら大月まで」。あれ、東京を目指して最低でも高尾までは行く予定だったのに。すっかり下方修正済みだが、それすらメドが立たないのだ。

Sasago今日は午前中から暑く、いくらスポーツドリンクを飲んでも足りない感じの、勝沼じわじわ坂。痛みなんて気絶する程じゃなければ気にするなと簡単に云うけど、推進力や心肺能力、つまり持久力が尽きてはどうにもならない。徐々に歩く割合が増えていく。岩崎から甲斐大和・初鹿野(はじかの)への坂で、走るのはほぼ諦める。武田勝頼のようにここで終焉を迎えるか? でも時間だけはあるから…大和発進! さらば甲斐駒ケ岳よ。で、旧笹子峠へ登る気力なんてないから国道20号の新笹子トンネルに突入した訳だが。

安全対策として、自転車用の点滅テールランプを持ってきたから完璧ダイジョーブ。と勢い500mほど進んで激しく後悔する。路肩は無いに等しく、本当に逃げ場がない。かと言って今更引き返してもそれが原因で事故ったら最悪だ。自分の横で大型車同士のすれ違いが発生したら、高い確率で汚い死に方をする。こうなるともう走れないはずの脚が、不思議と何の痛みもなく走りだす。火事場の馬鹿力ってやつだろう。時にトンネルの煤だらけな壁にへばりつきながら急ぎ、残り2500mを生きて抜けた。こんな命懸けはもういやだ。

新緑に鯉のぼりが泳ぐこどもの日。下り始めこそ少し走ってみるが、すぐ歩いてしまう。笹子、初狩…あと2駅の距離がすごく長い。やはり大月駅までにして40.9kmを8時間8分。大月といえばデイリーヤマザキの豆大福〜。という訳で松本→東京ジョギングは失敗に終わった。だが七月の24時間ロゲイニングに向けて、二日目の体の変化を知るには良い経験だった。もうちょっと長距離耐性を付けないと、惨めなことになりそう。

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Katsupla電車で実家へ。着替え等は予め宅配便で送っておいたんだ。翌土曜、ひねもす大の字になってくたばってる予定だったが、走れなくもなさそう。まだちょっと膝が痛いけど、ゆっくりジョグ30分で「葛飾区郷土と天文の博物館」に到着する。駅から遠い半端な位置にあるので、バスや電車を乗り継ぐよりは速い。たしか子供の頃は無かったから初見参で、目玉は評判の高いプラネタリウム。番組は全て専属プラネタリアンが魂を込めて作ったオリジナルもの。光学式の美しさとデジタル式のダイナミックスさ、そして特注の音響システムが奏でるクラシック。それらが融合し、まるで銀河英雄伝説の提督になって宇宙を手に入れた気分に浸れる。これは年間パスポートが欲しいレベル。他の展示もキャサリン台風など興味を引く。復路は亀有駅前を経由して、計10.2km。

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Artspo日曜、もうさすがに走れない。だが松本への帰りがてら、上野御徒町のアートスポーツOD BOXに寄っていく。トレイルランニンググッズならここが日本一揃ってそうだったから。8年前に買ったドイターのバックパックがぼろぼろなので、ここで色々比べて更新することに。レースに特化するならアルティメイトディレクションに手が伸びるが、ツーリングも考えてノースフェイスに決定。専用の水筒や、首筋日除け付きのキャップも買っておく。賑わう店内、店員は飄々と質問に答えてくれる。(まさか二日後にアートスポーツが破産するなんて夢にも思わなかった。)

秋葉原からJRに乗る。松本までは東京近郊区間なのでSuicaで行けるが、途中下車をするなら北松本までのきっぷが必要になる。4円高くなるが、それで自由が買える。実際高尾で途中下車して買い食いしつつ、無事帰松。こうしてゴールデンウィークは終わる。

5/3-4 走行甲信曲

Konosuwaゴールデンウィークに入り、3日の憲法記念日は上諏訪へ。自転車で行ける距離だが、明日に備えて体力を温存するため電車での往復とする。昨夏に続き、アニメソングのイベント「この素晴らしいSUWAにアニクラを!(このすわ)」を観に来た。カフェピラータ常連によるバンド演奏に始まり、DJをメインに進行していく。若者たちが思い思いにヲタ芸を打っている。私は後ろの方で気配を消しているだけだが、自宅でモニターを眺めているよりはナンボか楽しい。最後まで居られず心残りながら、一旦松本に帰る。

Route204日、みどりの日(だっけ?)ジョギング旅を開始。買い替えたばかりのティゴラニットシューズは靴下二重履きで丁度良く、靴擦れ等は起きていない。それでも旧塩尻峠を越え、下諏訪でもう膝や足の裏が痛み出す。一体どこまで走れるのか見当がつかないまま甲州街道上諏訪、茅野、そして富士見峠を越える。山梨県に入った所の小淵沢までなら経験あるけど、やっぱりここらが“限界”なんだよなぁ、と思いつつ何とか国道20号を行く。ほら、自販機で飲み物を買ったらン十年ぶりに当たりが出てもう一本貰えた。さすがハッピードリンクショップの本場である。

永遠にも感じる七里岩、一向に近づかない富士山。韮崎あたりでもう大幅にペースダウンしており、ホテルに到着が遅れる旨連絡を入れる。心肺が言うことを聞かないし、ここからは歩き混じりになる。こんなに長距離耐性に欠けていたのかとショックを受けつつ、ちょっとアップダウンになる県道6号で甲府入り。牛丼屋で夕食休憩しつつ、東横イン(南口I)に辿り着いた。マラソンウォッチは9:59:59.99でカンストしており、時刻からの計算で13時間23分ほど。距離99.5kmに対して、やはり掛かりすぎている。だが、大事なのは今日ではない。

(つづく)

4/29-30 この木なんの木アルビノの木

Hakuba土曜、自転車で北へ向かう。追い風たすかる〜。木崎湖畔の縁川商店ことYショップニシでまたおやきを買い食いし、さらに北へ佐野坂峠を越える。白馬連峰の残雪がまだ凄い。ちょっと遠回りだが大出吊橋を経由して、国道406号を東へ。雨降宮(あめふりのみや)嶺方諏訪神社をお参りした所で本当に雨が降ってきたが、まだぽつぽつ。

ランドナーの聖地とも云われる嶺方峠の絶景を抜け、鬼無里村(現長野市)に入る。いろは堂という垢抜けた感じのおやき屋さんがあって、店内で食べてみるとこれが絶品。ワイルドな生坂おやきと対照的な上品さで、これはこれでファンになってしまった。

Irohaさらに天候が怪しくなり、長野市街地に入って土砂降りに。私を叩くこの雨にも、何か意味があるのでしょう。どうにか権堂アーケードにある国内最古級の映画館、相生座に行き着く。あの毛無峠・小串鉱山でロケを行ったという「アルビノの木」がようやく長野県内でも封切りとなり、その初日なのだ。メインロケ地だった須坂市からの客が多いと思われ、72席という狭いスクリーンながら午前の回は満席、そしてこの午後回も半分くらい埋まった。松本でも5/3のみ上映されるが、その日は別用があるので長野へチャリで来た。

低予算映画らしく、演技にしろ展開にしろ突っ込みどころが多い。そのテの作品が好きな人にはたまらないだろう。だが大自然の雄大さをこれでもかと詰め込んだ映像の美しさは、期待を遥かに上回った。個人的には小串鉱山が必要以上に「命を飲み込む死の谷」に見えてしまうというバイアスがあって困る。それでも観に来て良かった。終了後には初日舞台挨拶で監督と主演が登場。是非写真を撮ってSNSにがんがん上げろと言う。質問コーナーでは昔小串鉱山に住んでいたという方からも声が飛んでいた。

長野駅の明治亭でソースかつ丼を食べ、マラソン時に買った特急回数券が余っているのでしなの号で松本へ帰る。

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日曜は天気良好なれど、自室にカンヅメ。夕方にようやく、近くの芥子坊主山へジョギングに出る。もう走り方を忘れているな。

という訳で去年ゴールデンウィークの自転車キャンプツーリング記「じっくり佐渡」をアップロード。今年のGWは別のことに使う予定。

4/22-23 桜仙一方

まず、弊サイト内2012年の記事「毛無峠と小串鉱山遭難記」へのアクセス急増について。

春から秋にかけて、以前より月に一人くらい単発的にツイッターで触れる方はいた(自分は小市民だから、いちいちそんなことをチェックしている)。そして今年GWを控えたこの季節、@k_katsuraさんもツイートする。ところが写真を組み合わせた妙と氏の影響力だろうか、リツイート数が100を超えててびっくりした。その後1000を超え、Togetterまとめサイトに捕捉されてからますます拍車がかかった。規模は違えど「反響の規模が想定よりも2ケタ3ケタも大きかった」というたつき監督の弁を思い出す。とうとう数は10000に。リツイートした方にそれぞれ100のフォロワーがいるとして、瞬く間に百万人単位にリーチしたのではないか。テキストと軽量JPEGだけのシンプルなページなのに、一時アクセス障害が発生していたようだ。

似た経験がある。ニコニコ動画にアップした「自転車で江島大橋を渡ってみた(3倍速)」にも、公開から4年も経って急にアクセスが殺到した。ユーチューブに無断転載されたものを含めれば百万アクセスを超えている。これは江島大橋でロケをしたテレビCMの影響によるもので、いくら現代人はテレビを観なくなったとは言え、まだまだ影響力は桁違いに大きいものだと感心したものだ。動画に関して否定的な意見も多く、さんざん「チャリ邪魔」「死ね」「死ね」などと言われた。しかしこちらは正しいことをしているのだから、マイカー信仰の田舎者がその狭い了見でほざいてるだけだと思っておけば済んだ。

今回の遭難記についてはテレビは関係なく、ネット上だけでここまで広がった。時代は少し変わったのか。感想もまた十人十色で面白がる方もいるが、私が全面的に悪人であり加害者であるから「バカ」「ほんと迷惑」「死ね」「死ね」と言われてぐうの音も出ない。特に俺的ゲーム速報に付いたコメントは手厳しいが、参考にさせて頂くしかない。そしてどう辿ったのかツイッターのフォロワーさんが私にしては急増。「袖振り合うも多生の縁」とも言うしせっかくなのだが、対応の仕方が分からず、結果放置気味である。申し訳ない。

今年もまた須坂から毛無峠への道が開通次第、あの時の教訓を忘れぬよう訪れたいと思う。失ったもの、得たもの、そしてまた失ったもの。いろいろあるんだ。

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さていつものブログに戻る。土曜、松本からチャリで北上。やはり長野マラソンが終わるともうジョギングなんかする気にならず、自転車の人になる。今年はそれじゃマズいんだけど、ちょっと休ませて。

Ousen生坂村の赤羽おやき店で朝食を調達し、西へ池田町の坂を登って行く。隘路なためこの時期マイカーは一方通行規制されているが、自転車は何も言われないし実際離合の問題もない。それにしてもヒルクライムはド貧脚に戻っていて、インナーローで進むのがやっとだ。やがて陸郷桜仙峡に到着。谷の向こうの山肌を桜が埋め尽くす姿は見事の一言。今年は下から上まで一気に咲いた当たり年らしい。

Ryujin登波離橋から池田町中心地へ下りて、大町市へ向かう。北風が強く、先の予定を組み替えながら木崎湖に到着。縁川商店ことYショップニシでおやきを頂き、グランフォンドKOMOROでデコる為の?グッズを調達しておく。少し戻って西へ登り、初めて大町ダムを訪れる。意外に景色も良い。

Ms8最終目的地は大町エネルギー博物館。他に客が一人もおらず、当然プラネタリウムも解説員と一対一となる。まるでアニメplanetarianのワンシーンのよう? オッサン同士だけどな。前半は立体視メガネを渡され、4D2Uシステムで地球を旅立つシミュレーション。月の周回軌道を離れ、オールトの雲を離れ、天の川銀河を離れ、無数の銀河が網の目のように連なる世界、ついには宇宙の外側へ…。これが実に明確なイメージで面白い。後半は昭和57年から稼働しているという古い光学式投影機MS-8による春の星空解説。星の数こそ新型に劣るが、松本市にあるデジタル式なんぞよりはよっぽど凛とした星空だった。オッサンなんて書いてしまったがさすがのベテランで、解説も操作も凄く上手かった。また来るよ。

山麓線で家路へ。松本から穂高に移転した「さかたのおやき」は、やはり夕方には閉まっていた。今日の走行距離は大したこと無いと思われるが、久々のサイクリングということもあり疲れた。

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日曜はギターサークルのため、美鈴湖畔ピラータへジョギング往復。ギターも次の目標をそろそろ明確にしよう。

4/15-16 信州しなののそばよりも、あたしゃ特急しなのと駅そばしなのとしなの鉄道と長野マラソンがいい

Station万全とは言い切れないが、あと10km走っていたら故障しただろうってくらい、やれることはやった。カーボローディング前に若干の糖質制限をしたらド貧血に陥ったりもしたけど、土曜には元気になる。ミサイルやJアラートがどうとか不穏な世間を気にしつつ長野駅まで特別急行「しなの」に乗り、例年は歩いてマラソン受付会場へ向かうところシャトルバスを利用するという贅沢っぷり。「今年の目標はこのレースじゃない…」という思い故、中間テストとしてでも却って重要性が増しているのか。サプリ類の買い出しを済ませて、駅への復路は歩く。長電の駅そば「しなの」で早めの夕食をとり、スーパーで夜食を調達して東横インに泊まる。

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Track日曜の朝、ホテル朝食混み合う前に並んどくの定期。チャリティーエントリーのタトゥシールをふくらはぎに貼りチェックアウトする。しなの鉄道で北長野駅に移動し、アクアウイング前のスタート会場に到着。最近ハイペースランをしてないので走れるか心配だったが、ウォーミングアップした限りでは悪くない。パワーバーなどを腹に詰め込み、Bブロックやや前方に並ぶ。やはり、屈伸で立ち眩みするレベルの貧血が気掛かり。

8時30分、長野マラソンの号砲。ザ・カナディアンクラブがテーマソングを演奏している。「さあ探しに行こう、新しい自分〜」という歌い出しに思わず涙がにじむ。永遠に切れないと思っていた9年前のPB2:53'を目指したい。調子をみて、あわよくばサブ50やらキロ4やらも念頭に、序盤から惜しみなく突っ込む。

15km過ぎ、YMCAに合わせてYMCAしたら背中ポケットのパワージェルが落下するアクシデント。ごめん、拾いに戻れない。エイドのバナナや梅干しで代用する。中間地点1:26'06"。今年から25kmエイドに赤アミノバイタルゼリーがあって有り難い。

しかし、己の実力を見誤ったツケが後半がんがん襲って来る。脚が硬くなって上がらない。しかも、何かとトラブル続きの左足が今回は肉刺の激痛に泣いている。朝、つい紐を緩めてしまったから…。あと風は穏やかで良いが、かなり暑い…。これらのトリプルパンチでみるみるペースダウンし、30kmから予定していた野生解放も空振り。順位変動は無いから周りも苦しいのだろう。「このイベントを楽しんでいるか?」何度も自分に問い掛ける。松代付近のエイドはボランティアがみな真田の赤備えで壮観。大河ドラマ真田丸の感動が蘇る。

あと◯km標識の度、身体も苦しくなる。とうとう肉刺は潰れた。どうにか3時間ペースランナーとゆかいななかまたちに追いつかれることなく、オリンピックスタジアム入り。人工芝のスプリント勝負はハナ差で負けたかな? 2時間58分29秒でフィニッシュ。四度目のサブスリー(全て長野)だが、その中では失敗レースとなった。ネットには撃沈の二文字が氾濫し(同日のかすみがうらはさらに阿鼻叫喚だったらしい)、暑さゆえ過去最低レベルの完走率77%という厳しい条件だったにせよ、順位速報で238位と小目標の200位以内にも入れなかったのは口惜しい。これじゃ信濃毎日新聞リザルト欄の1ページ目に載れないんだよな。

Domoところで来年の第20回記念大会に向けて昨年から「3年連続サブスリー表彰」ってのがあって、その初年に達せず大変気落ちしていたが、暴風雨というあんまりな条件だった為か今年から3回連続でも良くなった(この分だと来年から〜でもオーケーになるんじゃないか?) …自分、再来年までこんな趣味を続けているかしら。

いずれにせよ今年最大の目標、ロゲイニング日本選手権(24時間)にはこんな短距離でのスピードは通用しない。これから長距離・長時間を確実に走れる身体を造っていこう。でもとりあえずは腹ごしらえと休養だ。出店で蒸しおやきとタンドリーチキンといちごチョコ生クリームクレープを買い食いし、 篠ノ井駅で自棄コーラを呷り、特急しなので松本に帰る。明日は仕事休んでどっか桜でも観に行こう。

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