1/11-12 あぶきゅうハイランド

KosekiJR東日本管内の新幹線駅からランダムに行先が決まる商品「どこかにビューーン!」。いっぺんくらいは盛岡以遠を当てたいものだが、今回は福島駅となった。福島市って観光する所あるのか?

という訳で日曜朝の東口に降り立つと、古関裕而の像が出迎えるのて脳内すっかり六甲おろし。予定では阿武隈急行に乗り継いで、終点の槻木から飯坂温泉へのジョギングだった。強い向い風の予報にびびって急遽、距離は延びるが福島から槻木への逆ルートに変更。ゆっくり走り始める。

Shiro信夫山の東に回り込み、所々古めいた商店街が形成されている旧奥州街道らしきを北へ進む。桑折町(こおりまち)の旧伊達郡役所を経て、福島盆地北端の緩い坂を登り詰めると国見峠。並行して長大編成の貨物列車が往来する。ここから宮城県に入り、国道4号の300km標識がある。

早く着いたら昼食に温麺でもと考えていたが、そんなに調子は良くない。パンの買い食いで済ませ、白石城の外観くらいは見ていこう。脳内みちのくひとり旅の進路は東となり、ガタ落ちの脚力は強い追い風に助けられる。もくろみ通り。一時の雨は止み、無事58.5kmを走りきった。

Abukuma槻木駅から、いよいよお楽しみの阿武隈急行線。各駅停車しか無いもののポケモンのキャラクターがラッピングされた2両編成の電車は、急行の名に恥じぬきびきびした動きで南へ進む。角田(つのだ)、丸森という対照的な地名を過ぎると乗客は数名に減り、秘境地帯へ突入。これも阿武隈川、気分がハイになる。

梁川駅で古い車両へ乗り継ぎ、すっかり暗く寒い福島駅に戻って来た。同じプラットホームの福島交通飯坂線に乗り継ぎ、飯坂温泉駅で終着。浜松のご縁焼き餃子に似た円盤餃子が名物で、有名店の照井に行くと若干の行列がある。下手に動き回るよりここで良いや。こんがり薄皮に舌触りのよい餡がたっぷりの餃子22個、いただきました。

飯坂温泉と言えば鯖湖湯だが、自分のWeb旅日記によれば学生時代に入ったことがあるらしい。すっかり記憶が蒸発している。今回は無理せず、華滝というホテルに泊まって入浴。落ち着く和室でやっと大の字になれる。

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Atago祝日の月曜、窓の外はなんじゃこりゃあああ!な摺上川雪景色。美味しい朝食をいただきもうひとっ風呂浴びてからチェックアウトすると、従業員総出で雪掻きご苦労様です。サングラスを忘れたことを後悔するピーカンのもと、温泉街を散歩する。旧堀切邸が無料公開されており、コーヒーくらいは飲んでいこう。

愛宕山へ、分厚く雪を被った石段を登るとなかなかの絶景。下りで見事に滑落したし、本日予定の信夫山登山は諦めることにする。観光案内所の猛烈な温泉むすめアピールに気圧され、思わず飯坂真尋様キーホルダーを買ってしまった。あと玉手商店のラジウム玉子4個200円・・・・運ぶのも大変と思い、駅のベンチで全部食う。

Train朝食にも温泉卵があったんだよなー。流石に胃がもたれ、これは走らざるを得ない。福島交通線に沿って、歩道の雪スボズボとパワージョギング開始。昨日の今日なので膝が辛い。1kmあたり9分の超スローで福島市街地に入り、11kmで終了。

そこに古関裕而記念館があり入館。件のドラマは観ていないけど露営の歌、鐘の鳴る丘、高原列車は行く等枚挙に暇がない名曲の数々は知っている。六甲おろしや闘魂こめてばかり持て囃されるのは困るという事情も感じる。

Uranusあとはまた散歩モード。福島競馬場を経て福島県庁へ行くと、城跡の痕跡は一部の土塁のみ。珈琲グルメはピークを外したつもりがわいわい混雑。福島ブルブル(豚炒め)とケーキセットをいただく。対照的にこむこむ館はそんなに混んでない。夕方の「おやすみプラネタリウム」は本当に寝るのが目的の番組だが、ちゃんとスーパーウラヌスさんを活用しているし、ゆっくりでも展開が面白くて“完徹”してしまった。

あとは飯坂ゆべしと郡山ままどおるを土産に買って、帰りに指定された新幹線に乗るだけ。知らない街がまた一つ知ってる街になったかな。そういえばフクシマという語感のせいかインバウンドが殆ど見当たらなかった点、昔の日本旅行に近い旅情があった。いずれアニメの聖地にでもなって、私を信夫山に誘っておくれ。

2025/11〜2026/1 公共交通機関とジョギングによる終末ツーリングスタンプラリーまとめ

2025年11月8日(土)

Canal劇場版ラブライブ虹ヶ咲4DX版を上映している松戸テラスモールへジョギング。観終えた後、さらに流山・野田方面へ足を伸ばす。運河大橋。これが終末ツーリング聖地巡礼の最初だった。

終末ツーリング…2025年秋アニメの一つ。人類がほぼ全滅した後の世界をただひたすら旅するだけ。8年前の少女終末旅行に似ているが、現実の日本各地を緻密なロケハンで再現しており、アニメではほぼ関東地方が舞台だ。なぜ人類は滅びたのか、主人公の正体は何なのか? それらが完全には明かされないミステリアスさも魅力。

11月14日(金)

Cutter有休を使った所用が早く終わったので、昼の川崎発バスで東京湾アクアラインの海ほたるへ。アニメのポップスタンドを見て劇中に登場した「いわしバーグ」を食べるのが目的だったが、ここで初めてデジタルスタンプラリーの存在を知る。とりあえず一つ目ゲット。

11月15日(土)

電車で行った秋葉原でスタンプ二つ目ゲット。

11月16日(日)

電車でつくばエキスポセンターへ。プラネタリウムでゆるキャン△のサントラが使われてて嬉しい。宇宙食もどきを買い食い出来たが、スタンプは未設置。万博記念公園を経由し、ひたち野うしく駅までジョギング。

11月22日(土)

Ksrz電車で横須賀へ。ヴェルニー公園からジョギングを開始し、横須賀中央駅でスタンプ三つ目ゲット。さらに海岸沿いに進みスローループの聖地、観音崎を経由し久里浜港まで走る。フェリーで浜金谷に渡る。帰りの電車を木更津で途中下車し、スタンプ四つ目ゲット。

11月30日(日)

電車とバスで行方の道の駅玉造へ。鴨肉バーガーを食い、虹の塔でスタンプ五つ目ゲット。霞ヶ浦沿いに土浦までジョギングし、またバスでつくばに移動。エキスポセンターでスタンプ六つ目ゲット。もう完全にコンプリートが目的と化した。

12月13日(土)

Motegi初めて真岡鐵道を利用し、終点の茂木駅からジョギング開始。昔一日だけ駐車場誘導のバイトをしたことがあるモビリティリゾートもてぎ(ツインリンクもてぎ)に南口から徒歩入場し、ホンダコレクションホールでスタンプ七つ目ゲット。北口から出場し更に北へ北へ、山を飛び谷を越える。ざつ旅の聖地たる龍門の滝、どうくつ酒蔵を見て烏山から電車で帰る。

12月20日(土)

おそらく台場に設置するつもりだったのであろうスタンプ。現地の調整が付かず、参加者全員に自動押下となった。八つ目ゲット。

Iroha東武特急スペーシアXに乗り東武日光からジョギング開始。第二いろは坂の凍結はごく一部で、中禅寺湖に登り着く。華厳の滝でスタンプ九つ目ゲット。第一いろは坂を下って、JR日光から電車で帰る。

12月21日(日)

終末ツーリング最終回を見届けた。気は焦るが、とりあえず今日は鴻巣からのジョギング。川幅日本一を謳う荒川を渡り、吉見百穴でスタンプ十個目。かるめ焼きはここで手に入る。東松山から電車で帰る。

12月28日(日)〜29日(月)

冬休みに入った。スタンプ特典は12箇所のうち10で得られるのだが、もちろんコンプを目指す。西伊豆をジョギング旅して十一個目をゲットし聖地中の聖地、やまびこ荘に宿泊。詳細は前回のブログにて。

2026年1月1日(木)

Inariラブライブサンシャイン黒澤ダイヤ様の誕生日設定と駅伝前日の空気を感じに、近年は箱根峠越えジョギングを恒例としている。今年は西→東。電車を沼津で降り上土朝日稲荷神社で初詣したら三島を抜けて登坂開始だ。…だんだん脚が弱くなってないか? だいぶ歩き混じりなんだが。

富士山が雲に隠れたため、山中城には寄り道せず。石畳に足を取られつつ箱根峠を越えて芦ノ湖へ。駅伝五区のゴールと六区のスタートにあたり、テレビ局の夥しい車輌とスタッフが念入りに機材チェックをしている。ここだけを見ても相当の予算が割かれている事が良く分かる。なるほどCMが多い訳だ。

Taikan今回は六区または東海道旧道に向かわず、椿ラインをさらに登って標高1011mの大観山(たいかんざん)展望台へ。昔の火山活動って凄いなーと圧倒される景観である。アネスト岩田ターンパイク箱根のスカイラウンジ2階カフェにスタンプQR コードが設置されているのだが、元日のカフェは14時までの営業。そうとは知らずに来て、ギリギリ閉鎖5分前到着だった。危なかったー。十二個目のスタンプゲット、画竜点睛!

椿ラインをそのまま湯河原に下りて電車で帰る。今回くらいグリーン車ポンしちゃう。

1月3日(土)

Kashiwaスタンプ特典期限が12日に迫っている。もう送信したので高みの見物という話でなく、ポップスタンドやポスターを狭い施設に置かせて貰ってるケースもあり、大ヒット作品でもないと長居できない現実があるのだろうか。あるいは景品の予算に限りもあるだろう。

設置場所以外にも聖地はたくさんある。比較的近所と言える柏の杜オートバイ神社へジョギング。手賀大橋を渡って、我孫子から電車で帰る。

1月4日(日)

幻のスタンプ設置場所、台場へ片道ジョギング。電車で帰る折に秋葉原に寄るが、終末ツーリングのグッズを全く見かけない。各ショップの売場は有力IPが熾烈な領土争いを繰り広げるレッドオーシャンと化し、ラブライブとてうかうかしてられないレベルなのだ。

これで冬休み終了。今後も大谷石、秩父など行くべき聖地が残る。なんでこんなことに明け暮れているのか、おかげで良いトレーニングになっている。かすみがうらマラソンで仕上げとするつもりだ。終わるまで終わらないよ。

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むらよしギムナシオン(参戦記サイト)に9月の川のまちチャリロゲをアップ。どこも集客には苦労する。

12/28-29 伊豆のジョグり子

Basara年末休みに入った日曜、列車で伊豆に向かう。東京駅は大変な混雑だが、こだま号の自由席は平和で良い。熱海で伊豆急行線方面の普通列車に乗り換えると、海岸沿いに走るレールからは伊豆大島・利島・新島・神津島を望み、うっすらと三宅島も。早めの昼食を摂りつつ、伊豆急下田駅に到着する。

ここから北西へジョギング開始。脚の調子はやや悪いが、天候は絶好のコンディションで言い訳が効かない。慌てず騒がず標高260mほど、婆娑羅峠のトンネルを抜ける。それにしても3年前に自転車で走った道なのに全然覚えてないものだ。ボウリング場まである大都会松崎町のスーパーで補給休憩。

Dogasmさらに北上して西伊豆町に入り、堂ヶ島観光案内所に寄り道。ここでアニメ「終末ツーリング」のデジタルスタンプをゲットするのが第一の目標だ。これで12箇所中11箇所目をゲット。ゆるキャン△の聖地でもあり、スタンディパネルや痛車などが展示されている。おクルマで来る大半の観光客は遊覧船などで海岸を巡るのだろうけど、こちとら時間が押している。引き返して仁科川沿いに急ぎ、山深くなって日陰はもう寒い。

Yamabiko海岸から標高差140mアップ。本日40km走行で古めかしい校舎が見えてきた。バンザイ! 鉱山があった頃は栄えたという大沢里(おおそうり)小学校をリノベーションした宿泊施設「やまびこ荘」にチェックインする。終末ツーリング聖地中の聖地で、外から中から感動しっぱなし。給食やシーツのルール等ユースホステルめいた簡素な宿で、一泊二食付7,000円を切る。循環してない温泉も実に素晴らしい。

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Nishina月曜朝の給食後、シェルターを旅立つ。昨日の疲れを引きずったまま今日の旅程に脚が耐えられるのか不安しかないところ、のっけから長く切ない登り坂が続く。とうとう歩き混じりになるが、稜線の草原が見えてきて元気を取り戻す。仁科峠! 標高940mの展望岩からは伊豆の山々を背に駿河湾・南アルプス・富士山という完璧なる絶景。こんな所に自分の足で走って来たんだ。ゼリードリンク補給。

絶景も束の間。風早峠から東へ、下り坂とは言えまた切ない林間のロング・アンド・ワインディング・ロードが続く。ストライドを意識して若干ペースを取り戻し、鉱山街?から人里感。湯ヶ島温泉ではなく吉奈温泉でショートカットするルートを下り、国道414号、136号へ合流。月ヶ瀬のコンビニ補給を経てラブライブサンシャインの聖地である狩野ドームを見るが、アニメの痕跡は無い。

Nagaoka鉄道駅のある修善寺まで来たが、もうひと頑張り。Aqoursのラッピングが残ってて嬉しい伊豆長岡駅に到達し本日走行46km、「ジョギングで走った道」を自宅から繋げた。まだ脚の出来ていない12月としては走り過ぎたくらい。菓子や土産を買って伊豆箱根鉄道に乗り、三島から新幹線で帰る。こだま自由席は平和で良い。

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むらよしギムナシオン(参戦記サイト)に8月の乗鞍ヒルクライムをアップロード。来年も出たいなー。

12/6-7 ギターを持った歩き撮り

Sunset土曜の昼、特急あずさで松本駅着。もう「まつもと〜」は聞けないのか。昼食後すっかり冬の風が吹く安曇野を、クラシックギターを担いだまま歩き、写真を撮り回る。来年もサイクルロゲイニングのプランナーを担当するかも知れないので、予備調査のつもり。歩きだと自転車やジョギングとはまた違った視点で色々なものが目に入る。

5時間は歩いたか、へとへとになってもう真っ暗。松電ストアで夕食を買い込み、定宿の紫山荘に泊まる。

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Goten日曜、宿の朝食は7時からなのでその前にジョギング一回り。まだ暗い空の月と木星が北アルプスに掛かり、間もなく美ヶ原方面から太陽が昇る。10.5km走行後のバイキングが旨い。

JR大糸線を北松本駅で下車し、また歩き歩き。浅間温泉からは御殿山遊歩道を登り、見晴台からは相変わらず良い景色。散策している人もそこそこ居て熊の不安は少ない。2時間くらいでカフェピラータ着、まもなくサロン・ド・ピラータが始まる。食事や珈琲とともに楽しむ気楽な音楽会、のはず。

Salon前回は乗鞍ヒルクライムと被り欠席したので、十分な時間はあったのに。毎度練習を始めるのは一ヶ月前から。タルレガ曲集の中で2ページで収まる小品「ムーア人の踊り」を急遽用意したが、これがなかなか難しい…。もうひとつスペイン風舞曲「マラゲーニャ」は初心者向け教本にあったのを弾いたことがあったので簡単なのだが、引きずられてしまった。

他の方々の演奏を楽しんだあと、もう一回同じ曲でチャレンジする機会を頂けた。とうに燃え尽きた気分だったのに、むしろリラックス効果でスラスラ弾けてしまうという。この失敗→成功プロセスは良く覚えておこう。熊に警戒しつつ下山、浅間温泉入口からはバスで松本駅へ。もっと普段から楽器に向き合いつつ、強烈なインパクト第一印象で皆幸せになっちゃうような演奏を目指したい。

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むらよしギムナシオン(参戦記サイト)に6月のツールド美ヶ原をアップ。もう来年の宿は予約した。

10/13 梅になをえし大森を 急げや日蓮の道すぐに

Start祝日の月曜。常磐線列車の最果て品川駅で京浜東北線に乗り換えもう2駅、大森駅で下車する。南へちょっと歩けば大田文化の森、東京下町フォトロゲ5の会場である。同主催者による草加ロゲの優勝者インタビューで是非来るように言われたから来たが、春と秋では走力に雲泥の差があり期待には添えない。5時間の部の男子ソロで強豪の名が二つあり、彼らに準じる成績なら御の字である。3時間ウォーク&ライドなど様々な部門で二百名を越える参加者、わんさか賑わってる。

受付を済ませたらチェックポイント一覧は見て良くて、おおよその範囲も判る。品川区の戸越銀座あたりが北西、大田区の羽田第3ターミナルあたりが南東となかなか広大である。スタート30分前に地図オープン。運河だらけの東半分は歩行者が通行できる道が限られ、ピストンコースを強いるCPが多い。効率が悪いからと言ってそれらを全部カットしてしまうと、肝心の得点源がなくなるからいずれかは取らないといけない。実に面白いプランニングだ。

5,6,7月の月間走行距離が30km前後、8,9月が100km前後という現状を踏まえ、5時間で走れるのは45km程度であることを念頭に大まかなルートを考えた。南半分がほぼ一本道のCP配置である一方、北半分はバリエーションが豊富そうなので、まずは南からだ。スタート10分前には5階から庭に移動しなければいけないので、ちょっと作戦タイムは短い。あれ、「(コンビニ・スーパー以外で)煎餅を買うと50p」ってどうしよう。愛知県からI神さんY本さんが来ており挨拶できたが、3時間の部なので帰りには会えない。10時半スタート、曇りで走り易い。

3tmnl実は先月、アニメ(宇宙人ムームー,ざつ旅)の聖地巡礼と称して北品川~大森~六郷土手〜羽田空港の予習ランをしている。通る道は違えど、方向感覚はばっちり掴めている。さて前方に、物凄い勢いで走る若いライバルが居る。調子に乗らせると手が付けられなくなるやつだ。走力は圧倒的に違えど、各CPにはなぜか私が先着している。これを何度も何度も繰り返して、相手の心を折ってしまう。やがて背後にも見えなくなった。(※普通にロゲイニングしているだけです)

羽田空港には用もないのに何度も訪れているが、3タミは初めて。へぇこうなってたのか。大きなキャリーケースを引く外国人が多くて、建物内はほぼ走れない。ランオンリー部門なので乗り物禁止だが、ここではエスカレーターやエレベーターの使用はやむを得ないだろう。意外と他の参加者の姿も多く、やはりウォーク&ライド部門向けのCPだった。ぼくも鉄道乗りたい。

Hamabe風光明媚な浜辺公園をへて下町を離れ、平和島、昭和島、そして大井埠頭へ。広い車道や鉄道基地はあるけど生活の気配は一切無い地帯に、どうにか歩道が繋がっている。コンテナターミナル付近の信号が何分待てども変わらず、壊れているのか??? 居合わせた参加者と「もう良いよね」って諦めて渡ろうとする頃やっと変わるが、ちょっと不運だった。

買ったばかりのGPSランニングウォッチで、走行ペースがリアルタイムで分かるようになったのは便利だ。けどそれで足が速くなる訳でなし。作戦時の指測が甘かったせいもあり、予定よりだいぶ遅れている。JR線の踏切待ちもやたら長い。適宜CPをカットしつつ、大井町の再開発を横目に戸越銀座へ。残り1時間を切り、頭も脚も回らなくなって止まってしまうシーンが増えてきた。

幸運にも和菓子屋を見つけ、諦めかけていた煎餅50pをゲット。代わりにもう1つCPをカットして最後の池上本門寺へ。ここは予習しておらず、丘に立つ境内がどうなっているのか手探りとなった。やっと抜ける頃には頭パルプンテで軽くロスト…リロケートした所でもう時間が足りない。取れるはずの近場CPをカットして、攣りそうな脚を騙し騙しスタート地点へ急ぐが・・・・・・。

Route会場前の信号に引っかかってしまった。そんな事は当然織り込んでおくべきだったろう。結局5時間制限を15秒オーバーしてフィニッシュするのだった。走行距離は44.3kmで目標未達だし、何よりヨセで脚が止まっていたのがマズかった。けど、今の時期としては上出来だったんじゃないかと、妙に清々しい。

男子ソロ及び総合優勝はYさん。タラレバを言えば私の遅刻がなければ順位は入れ替わっていたが、それにしても意外に僅差だった。彼には彼の事情が沢山あって、よりミスが少なかった方が勝ったという話。もう一人の優勝候補Kさんは欠席らしかった。地区ごとにガラリと雰囲気が変わるフィールドで、ロゲイニングの楽しさを拡げようという気概に満ちた良きイベントであった。さて葛飾区に帰ろう。怒涛の三週連闘が終わり、しばらくは力を貯めたい。

→Facebookアルバム: 東京下町フォトロゲ5 大田・品川2025(全通過証明写真ほか)

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むらよしギムナシオン(参戦記・旅行記サイト)にはGWの奥会津自転車キャンプツーリングをアップ

6/14-15 都留都留走らずペース亀亀

3touge土曜日の午前10時半、富士急行線の三つ峠駅に降り立つ。雲行きは怪しいが、来てしまったからには仕方がないし、僕はヤマノススメ聖地巡礼がしたいんだ。西に向けて登山開始。ざっくり筑波山の1.3倍となる標高差1,170mは、北アルプス合戦尾根に準じるボリュームがある。始めは小走りするくらい元気だった。進むほどに霧雨模様となり、上だけ合羽を着ておく。

神鈴の滝を経て達磨石から本格的な登山道、キツイ。こんな天気にも関わらず往来する人々がいる。こんな天気にも関わらずロッククライミングしてる人々もいる。すっかりヘロヘロになって2時間40分、三ツ峠山頂に到達した。標高1,785m、何も見えね〜。

Shimoいちおう三ツ峠コンプのため御巣鷹山と木無山に寄って、南へ霜山の尾根を下りていく。これは膝にも優しい快走路! すっかり堪能して天上山、そして富士山パノラマロープウェイ富士見台駅まで。せっかくだから乗って行こう。こんな天気にも関わらず外国人で賑やなゴンドラ内から、ようやく河口湖が見えてくる。

傘を差しつつちょっと北へぐるりと歩き、河口湖大橋を経て民宿旅館永和に到着。リーズナブルで飯が旨い。サイクリング部の同期4人「チーム重戦車」が久々に揃った。

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Motosaka日曜、雨は上がりみるみる気温が上昇していく。富士急行線の都留文科大学駅で下車し、大学の二号館へ。教育系の好か、ここのサイクリング部は筑波大サイクリング部と以前交流があった事を思い出す。今日は「都留ロゲイニング2025」。3時間の部と5時間の部合わせて90名近く、DNSチームは無いと言う。10時15分スタート。

ナビ&ペーサーはH詰、作戦はO戸、そして今回はカメラマンをH瀬に任せたので、私は只の会計でしかない。鉄道利用可ルールであるものの上手い活用法が見つからず、脚力だけで比較的平坦な所を一周するスタンダードな戦略となったようだ。私は提出用とは無関係な写真を撮りながら走るが、昨日の疲れが祟って脚が上がらず、何でもない所で躓いた。α6700が傷だらけになるし、また肋骨にヒビが入るし。まぁ走る分には支障ないから良いか。

Route水場のチェックポイントが実際有り難い。こりゃ熱中症が出るチームもあるんでないかい。後半は登り勾配となり、休憩や歩きが多くなる。ちょっと山をススメてみるが、やはり無理はしない方針。終盤に大学の裏を回る際、オフトレイルに入っていくのを面白がって放っておいたらロストしてピンチになった。崖をよじ登って道路に復帰。これぞロゲイニングって感じがする。

無事3時間以内に帰着、走行15.5km。部門7チームの中で一位となった。ガチなチームは五時間クラスだしな。これでチーム重戦車は5戦全て入賞をキープしているが、そこはあまり拘らないようにしたい。楽しく回れて無事是名馬が良い。二位・三位チームの方が屈強そうなんだけど、解析するに鉄道利用と山岳アタックで時間を食いすぎた印象だ。

遅い昼食は、うどん・ちゃんこ店「両国」。どこかつくばの富士泉を彷彿とさせる店内で、唐揚げうどんが意外と旨い。長生きしたけりゃ、つるつる飲まずに良く噛め噛め。駅前で土産を買って終了、ようやく窓に富士山が見え隠れする電車内で、眠りながら帰途につく。

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→Facebookアルバム: 都留ロゲイニング2025(前日の三ツ峠登山と合わせた様子写真)

4/20-21 ひたち野の原野を走り 真青なる丘そびえたり

Lakeかすみがうらマラソンに四年連続参戦となる日曜の朝、常磐線で土浦下車。今年も早めに会場入り出来たので、写真を撮り回ったり、れんこんめんを買ったり。荷物を預けてウォーミングアップを開始すると、筋肉が張っている。先週末に自転車で駆けずり回った疲労が残っている状況で、水曜に「刺激入れだ」とスピード走をしたのが失敗だったか。でもスタートしてしまえばそんなものは雲散霧消するものだと思っていた。シューズは使い古しつつあるFuelCell RC ELITE v2。

フルマラソンの前に10マイルの部があり、そのスタートを横で見送る。去年の私同様、これがフルの行列であると勘違いしているランナーが数十名は紛れ込んでいる。ひとり声を掛けて列から外すけど、キリが無いので後は放っておく。ナンバーカードの色は違えど、アルファベット順をフルと同じ「S,A,B...」にしているのが紛らわしい。「L,M,N」とか「X,Y,Z」にするだけで問題解決するので、運営に提案してみよう。

Startかくして9時45分、フルの部もスタート。お嬢様とかそうじゃないとか、殿方とか女性とか、サラリーマンとか自営業とか、金持ちとか貧乏とか、どんな事情も一切関係ありません。好き以外にやる理由があるなら教えて下さい。さあ一緒に走りましょう。

暑いので序盤からこまめに給水を摂りつつ、5km地点で21'15"ときっちり。思えば去年の当レース以降、怪我を直すためジョギング距離0kmが4ヶ月余続いた。練習再開後、まず走る習慣を取り戻すのに四苦八苦したものの、今年に入ってからは好調をキープ。ここ数年ではイチバンの量と質を確保しただろう。前半をサブスリーペースで突っ込んで、後はどう転んでも3:07'~08'だった去年一昨年より好結果が望めるし、あわよくば…という計算だ。

気候は曇っているのは良いが高温多湿。後半は向かい風になるので、前半のうちに少しアドバンテージを作りたい。松平健コスプレの人を15km地点まで追うが、だんだん脚に自由が効かなくなる。中間地点通過1:29'41"…もうここで力が入らなくなっていた。

Finish後半は完全にジョギングと化した。前半抑えていた?3時間ペースランナーと愉快な仲間たちに颯爽と抜かれ、付いて行けない。蓮根畑に霞ヶ浦、牛久大仏、筑波山。広大な景色に、土浦のビル群が徐々に近づいてくる。背中ポケットに入れておいたエナジージェルはあまり摂らず、焼き芋・バナナ・お汁粉といったエイド給食を楽しんでいる。向かい風は涼しくてむしろ助かるわ。それにしても、何でこんなことに…。

ラスト200mは脚がほぼ攣っていてぴくぴくさせながらのフィニッシュ、3時間17分46秒という、思いがけない失速レースとなった。理由は調整不良とはっきりしているので、こんな年もあるさと切り替えるしかない。いくら頭脳と容姿がガキンチョでも、身体の回復力は齢相応に落ちていることに向き合え。

いろいろ参加賞を貰って退出。応援に来てくれていた友人と合流し、食事をして帰宅。今回3'05"切れたらGPSランニングウォッチを買うぞ!と意気込んでいたけど大幅未達なので、当面は購入を断念する。でも今日のようなミスを防ぐにも必要そうだからどうしたものかね。次のレースはツールド美ヶ原で、小径自転車での1時間30分切りを目指す流れ。

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Nemo月曜の有休は焼き肉食べ放題がルーチンだけど、今年はやめておく。また常磐線に乗って勝田駅下車、シャトルバスで国営ひたち海浜公園の西口へ。見頃を迎えつつあるネモフィラの丘を観に来た。なるほど一生に一度は、というとんでもない規模である。平日にもかかわらず凄い人人人だが、何かと待たされて不快という程ではない。チューリップ畑の造形も見事。但しフードコーナーのメシマズは基本。

Desert

公園の全貌はなかなか把握できないほど広大で、遊園地や大草原、誰もいない砂丘地帯に迷い込んでいるうちにタイムアップ。南口から阿字ヶ浦駅まで歩いて、ひたちなか海浜鉄道に初乗車。勝田からの帰りはJREポイントでグリーン券をポンする。筋肉痛が辛いのにずいぶん歩き回ってしまったが、連休はモウオシマイダー。

遊んでいる場合じゃなかった。信州サイクルロゲイニング2025_安曇野Stageの地図作成をちょっと急がねばなるまい…。

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むらよしギムナシオン(参戦記サイト)に10月の定峰峠ヒルクライムをアップ。今年もやるのかな?

3/29 ロゲは百代橋の過客にして

Start暑かった前日までから一転して、今朝は冷たい雨が降る。水元公園近くの自宅からチャリをだらだら漕いで40分、草加市立中央公民館に到着。6年ぶり開催というおせんべ草加フォトロゲ6は今回「with 八潮・三郷」と銘打っている。すなわち武蔵国足立郡・埼玉郡、下総国葛飾郡にまたがる広大なフィールドに、得点の異なる53箇所ものチェックポイントが設定されていて、その写真を撮り回るのが目的だ。

作戦タイムは25分ほど。地図の西端がStart/Finishで、東端が江戸川の土手である。中盤にこの土手道を南北に駆け抜けて距離稼ぎすることを軸に戦略を立て、1時間毎の地点を予想して微修正・・・これで行こう。3時間の部・5時間の部合わせて約70名が、10時半一斉にスタート。草加せんべい専門店で買い物をするとポイントが付くので、最初に目についた店で、ずぶ濡れになる前に済ませておく。

ヨセの戦術幅を確保するため、北側のごちゃごちゃした所は終盤に残して、まずは南回りが良い。全部取ろうなどとは考えず、安手の割に到達しづらい所は序盤から思い切ってカットする。一年ぶりのフットロゲだし甚だカン任せだけど、バランス良くやれている気がする。それより手がかじかんでしまって、スマホの取り出しやカメラ操作が難儀でまごつく。気温が下がっていく予報で心配だが、条件は参加者みな一緒か。低体温に気を付けてペースを維持しよう。

Flower八潮市の名を全国区にした陥没事故現場付近で1時間経過。三郷スカイパークは南側からしか入れない事を知っているなど、地の利を活かしつつ三郷中央駅付近で2時間経過。いよいよ菜の花で埋め尽くされている江戸川土手ハイウェイに乗るのだけど、ここは向い風もあり期待していたほどスピードが乗らなかった。北東端から少し戻った早稲田公園で3時間経過。新三郷の高得点群でがっつり稼ぎつつ、遅れを取り戻さないと。

団地内の風景を多く撮らせるロゲは珍しく、どこかノスタルジックな印象が残った。八潮団地で残り1時間、そういえば雨が小康状態となり指の動きも回復しているが、いよいよ疲労困憊で早く楽になりたいところ。だが北西端の高得点を攻めない訳にはいかない。本当に間に合うのかとはらはらしつつ脚にムチを打って百代橋を渡り、4時間58分39秒…わりとぎりぎりに帰還フィニッシュするのだった(後の計測で走行50.6km)。

Routek途中でもう一箇所でも欲張ったらアウトの、自分では滅多に出来ない絶妙な戦略・戦術だった。こんな時に限って他の強豪が不在なのは残念。同日開催の川崎に集結しているのか? T山さんは居るけどウォーク&ライド部門のチームだし。タラレバを言えば、今日の私なら彼らとも十分に渡り合えたのではないかと思う。

何にせよフットのロゲイニングではFDGみよし以来4年ぶりに総合最高点(1858/2000)を叩き出し、その副賞としてCPの一つだった渡辺教具製作所の地球儀をゲット! これずっと眺めていられるやつだ。しとしと降り続ける雨の中、合羽を着てチャリで帰宅するのだった。次はいよいよかすみがうらマラソンだ。

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→Facebookアルバム: おせんべ草加フォトロゲ6 with 八潮・三郷2025(全通過CP写真など)

3/9 ほんによさよさRUNフェスタ

Tentバカが付くほど体調が良い朝、堀切菖蒲園駅で下車して荒川河川敷の水辺公園に向かう。天気も絶好だが、北風3m/sくらいがちょっと気掛かり。アミノ粉末を摂取してバフ入った。3年連続参加となる葛飾区最大のランニングイベント「かつしかふれあいRUNフェスタ(ハーフマラソン)」。申込時に予想タイムを去年リザルトの1:29'13"と入力して、割り当てられたブロックはA〜Gのうち最前。どうやら陸連登録者優遇を廃止し1:30'以内の人をAブロックとしたようだが、1:30'のペースランナーはBブロックに付く。要するにAブロックに居る以上、4'15"/kmペースでちんたら走るのはギルティだ。明らかに周囲の選手より贅肉まみれの身体なので気後れする。

9時スタート。応援太鼓も高らかに、どんどんどーんって行くよ!・・・1kmラップ3'48"で即死。次の1kmを4'10"まで落として、改めてペースを組み直す。4'05"〜4'10"/kmをターゲットとし、淡々と南へ南へ。荒川湾岸橋が見えてくるとまもなく折り返し。互いを風除けに走れる協調者が多いと助かるのがランナーの知恵袋。

Rannaやはり北向きになると風が壁のようだ。一気に減速したパックの中から一人飛び出したので無理に付いていこうとするが、不覚にも脱落してしまう。12〜13kmラップ4'17"までガタ落ちして、もうだめだ。高速道路の高架下が続くし寒いよ。・・・ここで追い付いてきた二人組には何とか食らいついて、徐々にスタミナゲージが回復。16km地点からようやく前に出る積極性も復活し、そのままロングスパートのように出力を上げ続ける。

残り1.5kmからは3kmカテゴリーの参加者が大勢混ざって、コースが一気に華やかになる。ハーフの順位争いは有耶無耶になるのだけれど。呼吸MAXで3'56"/kmまで上げつつフィニッシュ。このイベントではベストとなる1時間26分39秒のリザルトに、軽くガッツポーズする。平均4'06"/km。練習では平均4'26"/kmがせいぜいだったのに、レースになると信じられないパフォーマンスが出るものである。終盤デッドヒートした方にアイサツされるのもあるある。

Finish簡単な割烹の出店が賑わっており、ハーブソーセージとポップコーンを頂く。そういえばコースの距離表示が凄く見易くなっていたし、抽選会で大勢が盛り上ってたし、ウェーブスタートで計算が煩雑だったはずなのに順位公表も早かった。ランナーファーストの改善が大幅に進化している今大会だった。

付近の写真を撮り終えたらリーブ。苦しかったのは呼吸器系ばかりで脚は元気なので、帰路はジョギングでおけまるじゃん。青砥駅で昼食休憩を入れつつ帰宅する。ちなみに順位は男子完走1396名中53位。昨年の怪我で4ヶ月余ブランクがあって、まず走る習慣を取り戻すのに苦心したものの、良くここまで復活出来たと思う。しかしこのハーフリザルトでは依然として、かすみがうらマラソンでのサブスリー達成は遠く険しい。無理しない程度に、あと一ヶ月余がんばろう。

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むらよしギムナシオン(参戦記サイト)に去年8月の乗鞍ヒルクライムをアップ。今年もツールド美ヶ原と合わせて参戦するが、定宿の寿家が今夏限りとのことだ。宿の取りにくさを考えると最後の挑戦になるのか?

2/22-26 阿佐線の夢見し 酔いもせず

元々は11月に予定していた四国行き。弔事で全部キャンセルとなったが、再度同じ旅程で組み直した。新しいカメラレンズ、新しいペダル、新しいシューズが旅アイテムに加わり、土曜の午後に満を持して家を出る…が、ジョギングシューズFreshFoamX1080のアウトソールが広過ぎて、狭いフラットペダルを踏めない事が発覚。慌ててスリムなHanzoRに履き替え、改めて出発。

Gateお台場近くの東京港フェリーターミナルに到着。小径自転車カラクルSを折り畳み、乗船の時を待つ。かつては様々な旅客航路があって賑わったのだろうか、現在はオーシャン東九フェリーの東京〜徳島〜北九州航路を残すのみで、売店すら無い。今日は三連休の初日とあってそこそこ客は集まってくる。暗くなって「フェリーどうご」に乗り込み、嬉々として写真を撮り回る。

19時出港。ターミナルが離れて行き、東京ゲートブリッジを潜る。飛行機がひっきりなしに発着する羽田空港や東京湾アクアラインを通過…。やはり、船の旅情は一番良い。デッキはかなり寒いのだけど。残念ながら船内レストランは無いので、食品スーパーで買った惣菜を夕食とする。風呂に入ってぽっかぽか。今時のフェリーは大部屋でも寝台特急めいたカプセルタイプで助かる。

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エンジンの「どぅん、どぅん、どぅん、どぅん」というノック振動が、寝るための施設としては間違っていると思うが、慣れるしか無い。日曜の朝を迎え、冷食自販機のハンバーグカレーを朝食とする。潮岬通過など撮影ポイントはあるけど、基本はぼーっと過ごすしか無い。それが良い、こんな旅がしたかった。

Wabisabi定刻通り徳島沖洲にて下船し、自転車を展開。四国本土への上陸は実に15年ぶりとなる。すぐ近くの新鮮なっとく市にレストランがあり、昼食として刺身三種とアジフライ定食を頂く。さらに新町川沿いに少し遡ればもうJR徳島駅、今日の走行はこれだけだ。また輪行して、南へ向かう牟岐線に初乗車。「あり方」が問われるローカル線だが必殺徐行とかは無く、美波町の日和佐駅で下車。

日和佐が舞台地だったNHK朝ドラ「ウェルかめ」も15年くらい前か。あと、ここらのメーカーが作っていたMac用ワンセグチューナー「PCTV-hiwasa」を持ってたなーなんてことも思い出す。駅前のケアンズホテルにチェックイン、夕食はまたスーパーの惣菜等。

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Oohama祝日の月曜、まずは早朝ジョギングに出る。計画が綿密すぎて、想定通りの景色を見るばかりになりがちな旅行だけど、大浜海岸から貴重な「だるま朝日」を眺めることが出来たのは僥倖と言えよう。日和佐城から高台の快適なトレイルを周り、ホテルに戻る。シャワーを浴びてチェックアウト。まだ時間はあるのでFieldDiscoveryGameアプリのスポット拾いをしつつ、八十八ヶ所霊場の第二十三番札所、薬王寺をお参り。戒壇巡りなんてのもある、ありがたやありがたや。

Dmv単行列車を阿波海南駅まで乗って牟岐線完乗を達成し、すぐに阿佐海岸鉄道DMV(Dual Mode Vehicle)に乗り換え。バスとしてやってきた車両はモードインターチェンジで鉄輪をレールに乗せ、鉄道に変身する。これだ、これに乗りたかったのが旅のきっかけだった。予約客と飛び入り客でちょうど満席となり、この便だけを見ると成功しているように感じられる。なお車体はマイクロバスを魔改造したもので、輪行は無理。終点の宍喰温泉まで往復利用となる。復路の客は1/3ほど、それも観光客である。往路は最前席、復路は最後席に座ったけど、乗り心地が違うな。

さて、そろそろ私もモードチェンジしようか。カラクルSを展開して、国道55号を南へ高知県に入り、ようやくサイクリングらしくなる。美しい海と山、最高だ。順調で時間も出来たので、むろと廃校水族館に寄り道。校舎の懐かしい雰囲気と、プールのウミガメなどを見る。

Muroto夕刻の室戸岬に到着。高い知名度の割に観光地化されておらず、室戸荘が唯一無二の民宿となる。鮫、鯨、鰹、金目鯛など豊富な海鮮の夕食に、大変親切な女将さんたち。奇跡の宿と言えるのではないだろうか。

夜は岬の岩場にて星空観察。何しろ日本最強の灯台があって10秒毎に光線が横切るのだけど、それでも都市部とは全く違う! 漆黒の空に無数の輝く星々は天然のプラネタリウムそのもの。かに座や冬の天の川も目視し、カノープスが見放題! APS-Cカメラα6700に、新しいレンズE 15mm F1.4 Gも持ってきておいて良かった。地味にトラベル三脚も重かったのだ。

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火曜、日の出の時刻だがカマス焼き等の朝食を優先して済ませ、2時間で帰ってきますと断ってジョギングに出る。西海岸の旧道を北上し、室戸スカイラインに入って南へ戻る。標高260mの山頂からは、東西それぞれ北に伸びる海岸が絶景だ。第二十四番札所、最御崎寺(ほつみさきじ)をお参りし灯台にも寄って、厳しい石段の遍路道を降りて何とか2時間で帰って来る。改めてチェックアウト。また来られるかな?

9640室戸岬西海岸の国道55号を北上し、先を急ぎたいが第二十五番札所、津照寺(しんしょうじ)はお参りしておく。行当岬(ぎょうとうみさき)、吉良川の町並み、羽根岬と岬めぐりのチャリは走る。このまま土佐湾の向こうまで旅をしたくなる風景だが、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に乗るんだ!という目的もある。阿佐線の東西を繋ぐ夢は俺の脚で達成した。奈半利駅で輪行と昼食を済ませ、「しんたろう号」に飛び乗る。

平日とあって客は地元民数人。車両は海側がオープンデッキになっている大胆な構造で、夏場は気持ち良いだろう。安芸駅でもうちょっと普通な気動車へ乗り継ぎとなる。車体や各駅にキャラクターが書かれているし、このあたりでやなせたかし氏の功績は計り知れない。後免駅で下車、またチャリを組む。

ラストランは、とさでん軌道に並行して西へ進む。路側帯がレールに接していて、そのまま走っていると電車に衝突しかねないのでスリルがある。やがてドンキが出来たばかりの大都会に入り、はりまや橋交差点を経てJR高知駅でフィニッシュ。お土産を買って、特急南風号に乗る。平日の半端な時刻にも関わらず大変な混雑である。3両編成⋯せめてもう1両増やせないものか。

Sunrise大歩危小歩危の車窓を経て、そのまま岡山まで乗っていれば良いものを、多度津から快速に乗り継ぎ。高松駅に寄る。銭湯に入って讃岐うどんを食って駅に戻れば、いよいよアイツが入線してくる。あこがれの寝台特急「サンライズ瀬戸号」! 27年前の車両と云うが、車内Wi-Fiが無いことを除けばめっちゃ新しい感じがする。へーこうなってるのかぁとうろうろ写真を撮り回っちゃうし、どうも落ち着かない。

部屋はBシングル上段。窓が広い! 輪行自転車もカラクルSなら個室内の玄関?に入る。やがて出発進行。瀬戸大橋を経て岡山でサンライズ出雲を併結。こんな究極の非日常、眠るのが勿体ない。

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水曜、気がつけば沼津付近。往路のフェリーよりずっと寝心地が良かった。車窓に日の出が昇り、通勤ラッシュが始まる頃の東京駅に到着。有休は今日まで取ってある、グフフ。

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→Facebookアルバム: 2025/2徳島高知旅(写真65枚)

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