4/28-29分 両津チャリ吉
木曜の仕事から帰宅し、すぐ支度、ばたばたと出発した。JR松本駅から輪行で新潟県に向かい、しなの鉄道北しなの線、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインで真夜中の直江津駅に到着する。チャリを組み、少し走ればフェリーターミナル。佐渡汽船は自転車の航送料金が異様に高いので(※後日注:人の運賃も含むので勘違いでした)、また分解して輪行袋に詰める。これなら手回品切符で済む。早朝便の乗船まで待合室で過ごそうというハラだったが、夜間閉鎖。仕方ない、軒下で野宿しますか…。
翌、昭和の日。高速カーフェリー「あかね」出航。期待に胸が高まったのも束の間、低気圧の影響で海は時化、揺れが大きい。これは吐きそう…。逃げ場なんて無いし、祈るような気持ちでこらえ続ける。どうにか小木に入港、佐渡島に初上陸を果たす。ゴールデンウィークに入ったがまだ観光客の姿は少なく、たらい舟は暇そうだ。私は、しばらく舟はカンベンかな。チャリを組んでサイクリング開始。
まずは島の南西部、小木半島の周回から。矢島・経島、宿根木(しゅくねぎ)集落など細かく観光をこなす。沢崎灯台をまわり、北側の鄙びた海岸は波が高く洗われそう。火山の名残という岩が多いのが意外。それにしても寝不足と船酔いで体調が良いわけなく、ちっとも脚に力が入らない。内陸に入り、にわかに雨宿りしたところでカロリーメイト昼食。
佐渡国一ノ宮たる渡津神社(わたつじんじゃ)をお参りし、心機一転。羽茂(はもち)から島の南岸に出て、海の向こうにうっすら越後の山々を見ながら北東へ急ぐ。集落ごとに村社が異なるのが面白い。白山、熊野、松前、小田原、諏訪、八幡、住吉、etc...。まだふらふらながら追い風に助けられて姫崎をまわり夕刻、両津の街に行き着いた。新潟行きの船が出ているが、まだ帰らない。食品スーパーが見つからずやたらうろうろした後、定食屋でトンカツを食い、ゲリラキャンプする。
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