3/29 リアル リアス
ゆうべ寝る前に食べた18枚の煎餅が未消化で苦しいけど、朝食におにぎりとせんべい汁をカッ込んで今日も18きっぷの旅。八戸線の鮫を過ぎると車内はガラガラで、まさかの雪模様が海岸風景をさらに北国らしくする。
久慈からは第三セクターの三陸鉄道北リアス線。キャッチコピーは「不思議の国の北リアス」…こりゃ一本取られたわい。ただし景色が良いのは部分部分で、長いトンネルが多い様はさながら海岸の地下鉄だ。なお18きっぷ利用者は運賃が半額になる。知らなかったからラッキー。
久慈を9時10分に出た二両編成の気動車はJR山田線、三陸鉄道南リアス線を経て盛に12時59分着。長かった・・・。いつしか晴れて、山の色もようやく春めいて来る。駅では「三鉄赤字せんべい」が売られていた。ふん、そんなネーミングにこの俺が釣られるかクマー!
赤字線とせんべいを掛けているのかー。食べてみたらバタークッキーだったけど。ドラゴンレール大船渡線で気仙沼まで進み途中下車。観光桟橋まで散歩してみると、森進一「港町ブルース」の歌碑がある。知らんがな。
快速南三陸号は私が疲れて眠っている間に気仙沼線、石巻線、東北本線を経て仙台まで運んでくれた。ここからは巨体のMaxやまびこ号でワープしよう。今夜は東京に泊まる。
こうして来月の生活費を崩しての無茶旅はほぼ終わり。鉄道旅行としては満足したよ。
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