7/15 夏は名のみぞ風の寒さや
今日も降ったり止んだりなのでうだうだ引き蘢る。夕刻になると陽の光がそんな部屋に差し込んで来た。いけね、このままじゃいけない。ジョギングくらいは出ておこう。今日はこころなしか交通量が少なく、難なく町中を抜け薄川ランニングコースに乗った。ひぐらしのなき声をかき消すかのように、川幅の狭い所ではごうごうと迫力のある流れになっている。川面からの風が冷たくて、もう秋のシーズン入りをしてしまった錯覚に陥る。今年は夏の終わりの寂しさに耐えられるだろうか。
いつの間に空はまたどんよりしてきて、水力発電所で引き返す頃には雨になってしまった。台風一過じゃなかったのか。まぁいい。それより前を走っているジョガーがおもむろに煙草を吸い出して、そのままなお走っている。呼吸が活発になっているときに喫するのはさぞかし旨いのかも知れんが、まるで酸性とアルカリ性の洗剤を混ぜるような、とんでもない事をしているようにも思えた。私の価値観を打ち砕かんばかりの異様な光景を、慌てて抜き去る。
16.5kmを走行。膝の調子がまだ不十分だな。にしてもこの三連休、ちっとも有効活用出来てないや。
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