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8/16分 ツールド種山ヶ原

平成の森は南三陸町歌津の高台にある運動公園だが、野球場とキャンプ場以外の広場はいま仮設住宅街となっている。他の仮設住宅群と同様に庭がなくて建ぺい率が高く、異様に密集している。早くマイホームに帰りたいだろうに、これからどうなるのだろう。

国道45号サイクリングは気仙沼市に入り、ふと小金沢駅に寄ってみる。ここもちょっとした高台で海岸の眺めが美しい…のだが駅は破壊されていた。海に向かって手を合わせる。

Shishiori 市街地の南気仙沼駅前は、また無言で立ち尽くすしか無い惨状。誰の遺品か、ジャケットやノートパソコンが転がっている。でも湾の方へ行くと、さすが日本有数の漁港だけあって凄い活気。破壊されたままの建物も多いが、いちいち復興なんて待ってられねぇ、使えるものから使おうという勢いである。6年前の三陸鉄道旅行で訪れた観光桟橋の跡には、港町ブルースの碑が傾きながら残存していた。
鹿折唐桑駅前は大型漁船が打ち上げられたまま。観光客を集めて向いのコンビニは忙しそうだが、まもなく漁船は解体されるらしい。

リアス式地形にも時間と体力を奪われつつ、岩手県陸前高田市に入る。懐かしきユースホステルの残骸と、松のオブジェ。いわゆる「奇跡の一本松」の保存には私も否定的だったが、賑いを見る限り成功している。こういう分かりやすい被災地ばかりに観光客が集中することの方を心配した方が良さそうだ。
昼食はホタテ定食にしたかったが、「こんの」は激混み。他にはラーメン屋しか見当たらず、いつもの菓子パンに落ち着く。海鮮モノは気仙沼で済ませておくべきだった。

Takata 陸前高田駅前は、もうほんとうに何もない。だだっ広いところに道路しかない。人口減少に悩みつつも頑張る商店街があった筈だ。歩行者用信号は音を鳴らしていただろうか。すべて大津波によって奪いつくされた。改めて、復興とは何なのだという疑問が浮かぶ。それでも、「絶対に諦めない」んだそうな。凄い。頑張れ…。

大船渡に回る副案もあったが断念。津波被災地を離れ、気仙川の清流沿いに内陸へ向かう。ここから旅の趣はガラッと変わるのだ。住田町の中心市街地を過ぎ、国道397号で坂が本格化してくる。

種山ヶ原。冨田勲×宮沢賢治×初音ミクのイーハトーヴ交響曲における歌い出しの地であり、今回の旅のクライマックス。尤も今日は疲れた。山頂などの散策は明日に回し、奥州市側にある星座の森キャンプ場にテントを設営。高田で買った三陸ブリ生姜煮をおかずに米を炊く。

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