6/14-15 都留都留走らずペース亀亀
土曜日の午前10時半、富士急行線の三つ峠駅に降り立つ。雲行きは怪しいが、来てしまったからには仕方がないし、僕はヤマノススメ聖地巡礼がしたいんだ。西に向けて登山開始。ざっくり筑波山の1.3倍となる標高差1,170mは、北アルプス合戦尾根に準じるボリュームがある。始めは小走りするくらい元気だった。進むほどに霧雨模様となり、上だけ合羽を着ておく。
神鈴の滝を経て達磨石から本格的な登山道、キツイ。こんな天気にも関わらず往来する人々がいる。こんな天気にも関わらずロッククライミングしてる人々もいる。すっかりヘロヘロになって2時間40分、三ツ峠山頂に到達した。標高1,785m、何も見えね〜。
いちおう三ツ峠コンプのため御巣鷹山と木無山に寄って、南へ霜山の尾根を下りていく。これは膝にも優しい快走路! すっかり堪能して天上山、そして富士山パノラマロープウェイ富士見台駅まで。せっかくだから乗って行こう。こんな天気にも関わらず外国人で賑やなゴンドラ内から、ようやく河口湖が見えてくる。
傘を差しつつちょっと北へぐるりと歩き、河口湖大橋を経て民宿旅館永和に到着。リーズナブルで飯が旨い。サイクリング部の同期4人「チーム重戦車」が久々に揃った。
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日曜、雨は上がりみるみる気温が上昇していく。富士急行線の都留文科大学駅で下車し、大学の二号館へ。教育系の好か、ここのサイクリング部は筑波大サイクリング部と以前交流があった事を思い出す。今日は「都留ロゲイニング2025」。3時間の部と5時間の部合わせて90名近く、DNSチームは無いと言う。10時15分スタート。
ナビ&ペーサーはH詰、作戦はO戸、そして今回はカメラマンをH瀬に任せたので、私は只の会計でしかない。鉄道利用可ルールであるものの上手い活用法が見つからず、脚力だけで比較的平坦な所を一周するスタンダードな戦略となったようだ。私は提出用とは無関係な写真を撮りながら走るが、昨日の疲れが祟って脚が上がらず、何でもない所で躓いた。α6700が傷だらけになるし、また肋骨にヒビが入るし。まぁ走る分には支障ないから良いか。
水場のチェックポイントが実際有り難い。こりゃ熱中症が出るチームもあるんでないかい。後半は登り勾配となり、休憩や歩きが多くなる。ちょっと山をススメてみるが、やはり無理はしない方針。終盤に大学の裏を回る際、オフトレイルに入っていくのを面白がって放っておいたらロストしてピンチになった。崖をよじ登って道路に復帰。これぞロゲイニングって感じがする。
無事3時間以内に帰着、走行15.5km。部門7チームの中で一位となった。ガチなチームは五時間クラスだしな。これでチーム重戦車は5戦全て入賞をキープしているが、そこはあまり拘らないようにしたい。楽しく回れて無事是名馬が良い。二位・三位チームの方が屈強そうなんだけど、解析するに鉄道利用と山岳アタックで時間を食いすぎた印象だ。
遅い昼食は、うどん・ちゃんこ店「両国」。どこかつくばの富士泉を彷彿とさせる店内で、唐揚げうどんが意外と旨い。長生きしたけりゃ、つるつる飲まずに良く噛め噛め。駅前で土産を買って終了、ようやく窓に富士山が見え隠れする電車内で、眠りながら帰途につく。
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→Facebookアルバム: 都留ロゲイニング2025(前日の三ツ峠登山と合わせた様子写真)
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