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5/13-14 あのグランフォンドで待ってる

Penguin土曜、本降りの雨だが輪行する方が面倒だ。松本から三才山トンネルを抜け、小諸までサイクリングする。雨はほぼ止み、とりあえず懐古園。今回は城跡より動物園が目的かも。ライオンちゃんの咬傷事故で長らく休園してたが、再開して良かった。フンボルトペンギンふるる〜やイグアナのフレンズなんかも居る。続けて丘を登り、小諸高原美術館のみんなだいすき「ろんぐらいだぁす!」展を観覧。原画多数やポンタ君の実車など。劇中チーム・フォルトゥーナのゼッケンクリップを買っておこう。

Bingoもう少し登って第1回グランフォンドKOMOROの受付&前日祭へ。出店のクレープやケバブで腹を満たし、お楽しみの「ゆるふわビンゴ大会」に挑む。敵は会場内の百数十名。妙に幸先良いなと思ったらそのまま、まさかの第1位ビンゴ! 賞品は買えば高そうなフォルトゥーナジャージ等が目玉だが「あの夏で待ってる」地酒を選択。ろんぐらいだぁす!でパカさんを演じる声優の東城咲耶子=サンの手渡し&記念撮影&握手付き。「運は使い果たすものではない、乗るものだ」といつも力説している私だが、この時ばかりは一生分の運を使い果たしたと思った。そもそも声優さんをこの目で見るのさえ初めてだったのだ。

どこかでゲリラキャンプの予定だったが、会場隣りのキャンプスペースに張って良いとのこと。ラッキー。ただし水道は止まっているけど。空荷のチャリで街に下り、ファミレス食事とスーパー買い出しを済ませテントに戻る。

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日曜、グランフォンドKOMORO本番。浅間山麓一周113.4km、獲得標高2,399mを謳う。レースではないが、10時間の制限がある。まぁ日常クルマに頼り切ってる人ならともかく、チャリ通をしてる俺らなら「ゆるふわ」でしょ。そこで申込時の意気込み欄に「フル装備で頑張ります。」と書いておいた。そう、キャンプ装備など荷物の全てを積んだまま走るのだ。自炊用具までは持ってきてないのでフル装備とは言えないかもという罪悪感もあったが、昨日ゲットした地酒も積んだので実質フル装備と言えよう。よりによって一番重い景品を選んでしまった訳だ。

Gunmaスターターを務める水木一郎=アニキの掛け声に送られ、250名の旅が始まる。通称1000m林道を東へ進むと、早くも軽井沢千ヶ滝温泉エイドがある。ここから最初の山場、万山望・峰の茶屋越え。霧雨のなか、群馬県に侵入する。北軽エイドはチーズが旨い。

1405m

一旦長野街道に下りて、県道112号「大前須坂線」に入る。ここを歩いて下った記憶はあまりにも重いが、それも束の間でバラキ湖登りに入る。コース中一番の高低差で、そろそろ脚に来ている。まだスッキリ晴れてくれないが、湖やコース最高点の眺望は素晴らしい。嬬恋エイドまでくると、同日開催のグランフォンド軽井沢の連中とだいぶ一緒くたになる。というかGF軽井沢に便乗して「MODE ANIMATION」化したのがKOMOROなのだ。どちらの参加者なのかはゼッケン色の他、アニメジャージを着てるかどうかで見分けが付く。自分はクロモリフレームの自転車なので、ガルパン黒森峰ジャージだ。もう一つ同日に、ここを発着点としたグランフォンド嬬恋もあるが、行き交うことはなさそう。

つまごいパノラマラインも広大なキャベツ畑の眺望。「愛妻の丘」で何か叫ぶと良いらしいが、嫁は百人いても妻はいないんだ。すっかり晴天になるなか鳥居峠で群馬を脱出し、豪快に下りると真田エイド。GF軽井沢に参加中の和製悪魔おじさん=サンと旅の話が出来て良かった。付近は真田氏ゆかりの史跡が多く、またぶらぶらしに来たい。

Tobuあとはちょっとした坂が二つくらいだろう、と高を括っていたが意外にアップダウンが多く、リュードヴァンからは何故か湯の丸方面へ激坂。しかし下りに入ると、八ヶ岳や美ヶ原を背景に見事な一直線道路が現れる。なるほど、これを魅せたかったんだ。

Hishino

さらに東へだらだら登り、菱野温泉への坂がキツい。エイド食はどこも若干控えめで(うまい棒だけ食べ放題)、ハンガーノック気味なのかそれとも単に持久力不足か、腕がしびれている。インナーローで耐えに耐え、温泉前のコークスクリューを立ち漕ぎでしのぎ、辛うじて足付き無しで最終エイドに辿り着いた。高を括っていたこの区間が一番苦しかったのだ。他の人々もすっかり死屍累々としている。ポニーのポンタ君かわいい。

あとはほんの少し下れば、ちょうど8時間でゴール。そばと「シャカリキにペダルまわした後はアイスクリーム!」が待っている。間もなくゲストライダーの影山ヒロノブ=サンも到着した模様。大勢の運営スタッフ、そしてエイド毎に話し相手になってくれたニコ動仲間のボヌール=サンにも感謝したい。さすがに帰りまで自走とはいかず、輪行して列車で帰松。さらにアイス〜

コメント

お久しぶりです。今回のタイトルは谷山浩子ネタですか?

単に小諸が舞台のアニメ「あの夏で待ってる」をひねりもなく改変しただけです。
谷山浩子と言えば「しっぽの気持ち」が毎日のように脳内を流れますが、
詳しくないので今回のタイトル的にはピンと来ませんね。

夜のブランコという曲の中に「会いに来て、夜のブランコで待ってる」という歌詞があるのでそれかなと思いました。妻子ある男性を夜中の公園で待ち続ける女性の気持ちを歌ったちょっと怖い曲です。

(つべで)聴いてみました。なかなか、今の時代はそういう生き方が出来ないな〜なんて気がします。

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