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12/10 ぼっち・ざ・ろっげ!

Hall初めて乗る東武東上線。最果ての小川町からさらに奥地へ単線が伸び、自宅から2時間半でさいたま県寄居町に到着する。3社の鉄道が集まる要衝だが、駅前は居酒屋が点在する程度。松本〜東京を結ぶ国道254号に沿ってサイクリングをした時、映画「鬼畜」の聖地として男衾駅は訪れたことがあるけど、土地カンはほぼ無い。

駅からすぐの町民ホールがフォトロゲイニング寄居のメイン会場。「ぼっち参加は表彰対象外だし正直知名度の低い町だから、トップスコアのチャンスかも?」という下心を打ち砕くような、関東の強豪が集結する大会となった。ただし“帝王”さんはチームの部に異動したようだ。午前10時に、5時間の部と3時間の部合わせて120名ほどが一斉にスタート。自分はもちろん5時間で楽しむが、現状フルマラソン3:29'という身の丈に合った戦略・戦術を心掛ける。

Ryokami電車(気動車も?)利用OKルールで時刻も調べておいたが、予想より西寄りのフィールドで山岳が多く、結局自分の脚だけで進むことになる。まず北の鐘撞堂山トレイルから入り、トリッキーなCP配置に右往左往しつつ攻略。風もなく爽やかなハイキング日和、大勢のハイカーたちに混ざって私も風景写真を撮りまくっている。

予定通り2時間弱で荒川を南側に渡り、西南の釜伏山エリアへガンガンずんずんグイグイ上昇。ここはロゲと言うよりオリエンテーリングめいた一本道の配置で、強豪たちに抜かれまくる。が、読図の決断力では私も負けていない。強豪の一角T山さんとのデッドヒートは1時間以上も続いた。長い下り坂で脚へのダメージが蓄積し、平地エリアに入るととうとう突き放されてしまったが。

Tamayodo残り1時間で街中をどう回るか。脳内でいろいろ再構築するが、結局は当初の作戦通りに進む。FDG宿命のライバルだったあのFチームさんにもぶち抜かれるヘタレっぷり。「河原に降りて玉淀大橋を下から撮影せよ」というCPは深追いせず諦める。時計を見ながらぎりぎりまで粘る最終盤のヨセ。信号運には恵まれ、4時間58分59秒でフィニッシュ。推定走行距離41.3km、標高差積算1,230m。

順位云々の栄誉より、今の力を出し切り、時間も目一杯使った。つまりベストオブベストの最善を尽くせたこの満足感こそが、ロゲイニングで得られる最高のものではないか。結局ソロ4位、総合5位に終わったとはいえ、強豪たちに肉薄する激闘は上出来と言えよう。もう歩くのも辛いよ。

Route帰りは、これも初乗車の秩父鉄道。つい最近PASMOに対応したのね。小前田駅手前で車内に表示される「次はオマエダ」を見てみたい、というのがフォトロゲ寄居に興味を持ったきっかけだった。鉄道の旅も存分に味わい、スマホいじりは東武伊勢崎線に乗り換えてから。入賞相当だったら特急券をポンしようと考えていたけど、今回そこまでの贅沢は出来ず普通と急行を乗り継ぐ。坂道練習の環境がないのが悩みだが、次の機会はもっと強豪を追い詰めたい。

→Facebookアルバム: 第8回フォトロゲイニング寄居2022(得点証明となる全通過チェックポイントの写真ほか)

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