1/26 チイサガタ郡の橋
朝起きたら台所やトイレの水道が凍っていて、水が出るまでに時間がかかった。おっそろしいなぁ。ここまで実感のある冷え込みは何年ぶりだろう? 近くの沢村測候所データでは-12.3℃、松本空港では-16℃とのこと。
一昨日の体調悪化はやはり風邪だった。バカだから風邪を引かないはずなのに、喉がやられてしまっている。というわけで今日は療養のため温泉に行くぞ。クルマを運転する元気はないしちょっと旅チックな気分を味わいたかったので、アパート近くの停留所から路線バスに乗り込む。八人ほどを乗せたバスはぐんぐんと高度を上げ、三才山峠をトンネルで抜けるとそこは終点、旧小県郡丸子町の鹿教湯(かけゆ)温泉。片道40分、1120円なり。以前上田へチャリで行くときに良くここを通過したものだが、今日こそは入って行こう。あと若干の観光も。
バカと煙と街の散策はまず高い所に登れ。北側の急斜面を雪に足を取られながら歩いて行くと展望台があり、温泉街を一望できる。街の人影はまばらで土曜なのにそんなに賑わっている様子ではないが、この寒さでは仕方ないか。あとは下に降りて沢沿いに橋巡り。中でも五台橋は日本では珍しい屋根付きの橋だ。下を向いて歩いていたら気が付かないよ。街のスタッフが橋の前後でアイスキャンドルの準備をしており、夜に来ても楽しそうだ。さらに南側の秋葉神社へ登ってみるが、ズボズボと雪道をゆけどもゆけどもそれらしき建物が見えてこない。ようやく小さな祠に辿り着いたが、多分これなのだろう。病体には酷な運動だった。
中心部に戻り文殊の湯で入浴。足が伸ばせる〜〜。露天風呂で沢の音に耳を澄ませながら、「喉風邪が早く治りますように」と喉まで浸かる。やがて帰りの時刻が来た。温泉まんじゅうを買ってまたバスに揺られ、中で食べながら松本へ帰る。
風邪は…少しは楽になっただろうか。
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