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5/24 ぼくたちの心肺

今週は毎日帰宅が遅くなり、ふぅと一息ネットを見てしまうと風呂どころか布団にも入れず気を失うというパターンが続いた。朝のシャワーだけでは疲れが取れる訳がないが、ウルトラマラソン後で最も体の抵抗力が弱っている状態にもかかわらず、体調はギリギリ崩さずに乗り切れた。いっぱい食べているおかげ? 大会で1kg痩せたのにすぐリバウンドだ。
かつてないレベルの筋肉痛は少しずつ楽になってきたのに、心臓が苦しいまま。ウルトラとしては異例の標高を誇る“八ヶ岳野辺山高原”コースが、相当な心肺負担を強いたのだろう。JogNoteやブログ等で参戦記が出揃ってきたが、誰も彼も壮絶な表現であのコースの苦しさを書いていることに、共感してつい笑ってしまう。

というわけで復活ランは週末の休みを待たざるを得なかった。今までのジョギングメインからサイクリングメインに切り替えて、ツールド美ヶ原に挑もう。しかしあと4週間しかないからトレーニングは間に合わないだろうなぁ。と思って浅間温泉にある大会ポスターを良く見たら、あと5週間あるではないか。諦めるにはまだ早い?
Misuzutsutsuji 焦って行きたい所だがいかんせん心臓が弱ったままで、無理をすればそのままポックリ逝ってしまいそうだ。なるべくゆっくり登っても浅間の激坂は負担がかかる。心臓破りの坂だなんてシャレにならない。慎重にクリアし500mアップ、美鈴湖を少し過ぎた全国殉国学徒英霊慰霊塔まで走った。

今までに何度となくこの人気の無い場所を訪れているが、石碑までは読んだ事がない。しかし今日はニセアカシアの花粉が石碑に刻まれた文字に埋まり、黄色く輝いて文意を主張していたので思わず目を向けた。
「忌まわしく呪うべき 死あるも また止むを得ない」
かつて大勢の日本人が理不尽な死に方をした。最近ではアジアの方で大勢が殺されたり天災で亡くなったりしている。私だって今日明日かもしれないし、逆に嫌になるほど長生きするかも知れない。いつどんな死を迎えても良いように自分に出来る事は、常に燃え尽きた状態を維持する事。内面的にはそれが出来ているつもりでも、世間一般的な価値観で言えばやり残している事は大量にある。

午後には雨が降り石碑の文字は流されて、また誰も読まないものとなるだろう。

コメント

先日はお疲れ様でした
僕は会場の寒さもあったのか風邪ひいちゃいました。
それにしてもむらよしさんの記録更新ラッシュには驚くばかりです。
見習わなければ・・・

悔いなく生きているつもりでもある程度やり遂げると次の欲が出てきたりしますよね。
むしろ満たされちゃうとだらけてしまうのでそれが正解かもだけど。
人生って難しい。

先日は完走お疲れさま&ゴールの出迎えありがとうございました。
いろいろと私の行動に影響を与えて下さっているタダノブさんに感謝です。
風邪は完治しましたか?

ウルトラの一週間後くらいは、と今はめっちゃ堕落してますが
そろそろまともにトレーニングを再開してあまり食べ過ぎないようにもして、
さらなるレベルアップを図りに行ける・・・かどうか、予断を許さないあたりが
私のダメ人間たる所以です。
それが煮詰まって「このまま死んでたまるか」というエネルギーに変わるといいのですが。
とにかくまだ休んでます。

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