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11/29 フジクリ フジクラ

11/29 フジクリ フジクラ
チャリのハンドルが錆びて抜けないままなので、輪行は諦めて登山用ザックに荷物を放り込み、山梨県方面への普通列車に乗る。

現地ポタリングが出来なくなってしまった以上、この旅のメインイベントは富士急の乗車体験だ。富士急行のバスは自転車乗りの大敵だとどこかで読んだが、鉄道はどうか。

別に各駅停車でもいいんだけど、大月発の次の列車がフジサン特急なので料金300円を払う。この厳格な鉄道会社とは思えぬ、ネジの外れまくった車内外のイラストの数々、憧れてたんだよなぁ。どうやら先頭車両の展望席がまだ空いてるので、さらに100円追加で展望チケットゲット。最前列は後から来た親子に譲ったが、それでも運転士気分の旅は格別。…なんだけど富士“急行”の“特急”のくせにひどくゆっくりで眠くなった。意外なほどの急勾配をフニクリフニクラと登って行く。河口湖って松本より標高あったんだ。

やがて目前には傘雲を被った霊峰が迫る。日本に何も誇るものがなくなっても、最期に富士山だけは残る。そう思い返さずにはいられない。

マラソン会場に着く頃には湖畔の夜景が始まっていた。私の金銭感覚では到底泊まれないホテルや旅館が立ち並ぶ。参加受付を済ませて、しばし歩けばニューブリッヂキャンプ場に到着。十年前のサイクリング部秋合宿でも泊まったことがあるから懐かしいし安心だ。持ち込みテントでも一泊1300円はちと高いが、対応には好感が持てた。

ぼくの秘密基地が建ったところで、あとはどう歩き回ろうと自由だ。まずは街の小さな食堂でほうとう鍋を食う。カボチャなど野菜たっぷりで旨かった。次に温泉。なんか寺を意識したような施設に入ったが、ここは悪い意味でネジが外れまくっている。あとはコンビニで朝食を調達して基地に帰ろう。

せっかく風光明媚なところに来たのにデジカメを忘れたのが痛い。ケータイのカメラがCCDタイプなのである程度代替は効くが、電池の持ちが心配。のんびりブログ書いてる場合じゃないかも。

さて、体脂肪率がついに20%を切れないままの体で、明日はどこまで。

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