11/22 筑波の友
実家からママチャリで八潮駅に向かい、つくばエクスプレスで終電まで。案内パンフによればマラソン会場まで徒歩20分とあるが、実際は丸々30分かかった。くたびれたぞ。
友人に落ち合おうと慌てているうちに、あろうことか計測チップを紛失した。すぐに呼び出しを食らったけれども。ありがとうございました。そうこうグダグダしてるうちにスタートの時間である。
実績からすれば序盤から飛ばしたいが、壊滅的だったトレーニング状況からやや自重。それでも10kmからはイケイケになる。靴紐が緩くてズレ痛が激しいが、たいした問題じゃない。
かじかんだ手でエイドのあんパンを掴んだらやたら大漁で、棄てる訳にはいかず完食。これが関係あるのかないのか、27km過ぎに突然体が動かなくなった。単に飛ばし過ぎだけが原因じゃない、内科的な何かだ。体調管理が悪かったのだからこういう事もあるわな。あとはもう、つくばの風景を惜しみながらゆっくりマラソンしよう。
身体はキンキンに冷えてくるし、脚は時々崩れ朽ちかける。収容車の毛布が恋しいし、もう走れない。“完走”を諦めて歩こうと決める頃、友人に追い付かれ背中を叩かれた。…やはり、歩く訳にはいかぬ。たとえ目標ペースの倍かかろうと、残りの5kmを何とかしよう。
富士五湖ウルトラや富士登山競争で会ったオッサンにも抜かれた。つーかどこでも走ってるなぁ。沿道のひとから魔法の木の実を貰い、正確にはグミキャンディーだが、少し元気を取り戻しつつラスト1km。せめて一矢をとスパートを掛けたら、あれ、走れるじゃん。ここだけ4'06"/kmで締めゴールし、その後も元気だった。内科云々じゃなくて精神的な何かだったのか。
記録は3:40'28"で自己ワーストに近い。何もかもが駄目な「人生の低迷期」であることを意識せざるを得ない。むらよしは倒れたままなのか?
もう一人の友人もゴールし、三人でお茶に行く。みんなフルを走り終えたばかりとは思えないほど元気で頼もしかった。
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