2/8 げ、うとうと善知鳥峠
日の出の時刻にジョギングスタート。ちょっと手袋を外すと、たちどころに指の感覚がなくなる冷え込みで、暖を求めて南へ南へ走る。でもあまり脚が動かないし、塩尻までで止めようか。そう思ったが、パンを買い食いして元気を取り戻し、善知鳥峠(うとうとうげ)889mへ登る。かつて涸れていた分水嶺公園のギミックは再整備され、積雪の中でもこんこんと水を分けていた。
信濃国二之宮として隣り合う小野神社・矢彦神社にお参りして辰野町に入り、片道予定とはいえ初めて自走ジョグで中信地区の脱出に成功。ここからは南信だ。右に中央アルプス、左に南アルプスの伊那盆地。国道153号「三州街道」はトラックが多いが、途中から旧道に入って呼吸は楽になる。
楽にならないのが脚。長距離に耐えうる頑丈さがなく、今にも故障しそうだ。あわよくば飯田まで行こうかなんて考えは甘かった。無理せず、昼過ぎに伊那市駅前でゴールとする。走行距離51km。
伊那まで来たからにはローメンを食べたい。月曜の半端な時刻に開いてる店は少ないが、ひとつ手前の伊那北駅前まで戻って、みどりという中国料理店でありつく。麺の浸かっていた汁を飲むのが美味しい。
帰路はJR飯田線で。辰野からの中央本線は国鉄123系「ミニエコー」に乗りたくて小野回りにする。古くから辰野塩尻間でこき使われて愛されている単行電車である。なんか線路上のカモシカをどける作業云々で出発が一時間遅れたけど、まぁいいか。げ、うとうとしてる間に善知鳥峠を抜けてしまった。夕方には帰宅。
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