2/7 アイム シナグラー
この季節なら熊は出まい。以前行きそびれた稲倉(しなぐら)城址を目指してジョギングする。峠口から舗装林道ではなく、沢沿いの古道を登ってみる。倒木や沢渡りなど意外に野趣があって、走るどころか歩きづらい。一旦車道に出てまた古道っぽい方を登る。あれ、どこで間違ったのか道がなくなった。上を目指して山林をバキバキと彷徨ううちにようやく車道に復帰。あとで地図を確認したら、中途半端にひとつ西の刈谷原峠に向かいかけてたらしい。ともかくだいぶ稲倉峠近くに来てしまったので、予定外だが峠まで往復しておく。たぶんこっちへの古道は残されていないんだろうな。
車道で戻り、半分ほど降りた所に稲倉城址の案内図がある。さあここからまた急登の山道だ。息を切らせながら尾根の城跡に辿り着く。三つの郭が長く連なり、それを区切る大きな空堀も残されている。城跡マニアなら唸るであろう遺構だ。景色は東側の崖上から三才山集落方面を垣間見る程度だが、「よくもまあこんな山の上に城を構えたものだ」と昔の人の無茶っぷりには感心する。底がツルツルのランニングシューズでは下山も恐る恐るで。帰宅までおよそ19kmを3時間、標高差は合計600mとなった。
車検間近なので、クルマをイエローハットまで持って行きオイル交換を任せる。量り売りだし多分こっちの方が安上がりだろう。あと劣化しまくっていたワイパーブレードも交換。誰も聞いてない所で「ビビってんじゃねぇぞコラ!」と凄む楽しみは暫くお預けだ。帰宅後も若干整備し、さらに滅多にやらない部屋の掃除までして腰がくたびれた。珍しいことばかりしてるから、そろそろ雪が降るかも。
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