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7/17 物見石山まで物見遊山

先日焼け落ちた人肉の館を横目に、美ヶ原方面へチャリで登る。寝坊して昼前の出撃となり、こんな猛暑で登ろうなんてまさに坂バカの極み。でも走り始めてみれば案外気持ち良いものだ。日帰り旅のつもりで人と争う気など毛頭ないが、他の大勢のサイクリストと抜きつ抜かれつしていると、つい脚に力が入ってしまう場面も。

女鳥羽川源流で水を汲み、自宅から1220mアップで武石峠。ここまででも十分ヘビーなヒルクライムだが、今日は思い切って峠から向こうの巣栗観光センターまで下りる。県道464号を美ヶ原高原美術館まで登るのだ。14年前のキャンプツーリングで下りたことはあるが、道の記憶なんて無いし登るのは初めて。標高差870m。あとどれくらい登るのか見当がつかない。カーブ毎に「第38カーブ」とか標識があって数字が減っていっているから、あれがゼロになるまで走れば良いようだ。…遠いな。

Utmuseum 白樺平の平坦路を過ぎてあと一頑張り。おもちゃ箱をひっくり返したような屋外美術館がグンと迫り、鞍部に到着した。ここから少し東へ歩いて物見石山1984.9mに登頂。これで美ヶ原のピーク群のうち通常立ち入りできるものは全部制覇したことになる。眺望は浅間山、蓼科山、八ヶ岳、霧ヶ峰、三峰山などのほか、振り向けば美ヶ原の台地がワイドに広がる大パノラマを堪能できる。

美ヶ原高原美術館と言えばかつてフジテレビが猛プッシュしていたので、関東人にとっては上田市や松本市より有名な存在だった。一応売店の建物に寄ってみると、誰もいなかった物見石山と打って変わって大変な人混みであり、駐車場も満杯だ。財布を忘れて愉快なので館内には入らず、積雲が乱れる前に下山することにする。

ビーナスライン側に下りて、扉峠を経て松本へ。盆地が空鍋を炊いているが如くカラカラ熱くなっている。もっと高原でゆっくりしていくべきだったか。しかし帰って動画のエンコード作業に戻らねば。

というわけで、先月のツールド美ヶ原映像を等倍速編からようやくアップロード。新マウントはフレームへの固定が強すぎるのか却って路面の凹凸を拾い易くなり、手振れ補正を強めに掛けてもちょっと観づらい映像になってしまった。終盤で録画が途中終了してしまった分は、後日撮り直した分をくっつけて何とか形にはしたが、来年はもっとしっかり撮りたい。
→zoome: ツールド美ヶ原2011自転車載映像(等倍速)前半編 38:32
→zoome: ツールド美ヶ原2011自転車載映像(等倍速)後半編 48:04

コメント

編集お疲れさまです~
後半編のほうでちょこっとお声かけしているシーンを確認しました。
しかし、振り返るどころか、手を振るでもなく余裕が無かった自分にorz

ご覧いただきありがとうございます。
もっと長くハスタさんをカメラに収めたかったのですが、後半のキツイ所で
数秒食らいつくことさえできずに一気に突き放されてしまいました。
さすがヒルクライム力を高いレベルで伸ばしていますね。

また乗鞍で戦いましょう。

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