11/12 晩秋赤穂
朝8時、ジョギングで松本を出撃。雨上がりの空と路面が眩しい。出川町までは善光寺西街道、塩尻仲町までは五千石街道。さらに中山道を渡って旧三州街道を登り、善知鳥峠手前から国道153号に合流する。長野県はもう晩秋と言うべき時期だが、暖かい日が続いているせいかまだ紅葉が見事で、写真を撮りながら南へ南へ進んでいく。
コンビニで昼飯を買い食いしてからはだいぶペースダウン。もう足が痛いや。左手にひときわ高い南アルプス千丈ヶ岳を見ながら伊那市に入る。ジョギングで来るのは多分3度目で、毎回ここで力尽きるのでローメン食って電車で帰るパターンだった。
今回こそはもうひと頑張り、さらに南へ向かおう。沢渡からの旧道は交通量が少なめで快適。足の痛みは無視し、心臓に負担を掛けぬ程度にゆっくりでも走る。
右手に中央アルプス宝剣岳が見えてきて、夕刻の駒ヶ根市(赤穂)に到着。62kmの旅だった。さっそく駅前の水車という料理屋に入店する。10年くらい前にサイクリングで来た時もこの店だったが、半端な時間に揚げてくれるのはここくらいしかないのだ。
駒ヶ根名物ソースカツ丼。これが食いたいが為にはるばる走って来た。キャベツの層は相変わらず申し訳程度でも、肉も衣もソースもご飯も充分に旨くて満足。もう暗くなった車窓の飯田線で、来た道を引き返すように松本へ帰る。運賃1110円が今日しでかしたことの重みだ。
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