9/1 Don't you 位ヶ原
期待していたほど天気は好転しなかった。未明までの雷雨で路面状況が悪化しており、今年の全日本マウンテンサイクリングin乗鞍は位ヶ原山荘をゴールとする短縮開催となる。スタート時間も30分遅くなったが、その間にスタッフの方々がコースの安全確保に努めてくれたのだと思う。
宿願の1:20'切り復帰が、4年連続で失敗となり残念。しかしシリーズ戦順位アップのチャンスかもと、気持ちを奮い立たせてみる。チャンピオンクラスのスタートを見送り、1時間後に我らがD1組も号砲を受ける。
…調整不良の言い訳をすれば枚挙に暇がない。その結果として、集合会場で3度もトイレに行くなど悪走フラグが立ちまくっていた。ギリギリまで呼吸を追い込んでいるのに、すごく重い自転車を漕いでるかのようにスピードが乗らない。
三本滝の第1チェックポイントを過ぎ、もしやと思って苦し紛れにボトルの塩水を飲む。すると、ようやく脚に力が入るようになった。なるほど、自覚症状のない脱水状態だったのだろう。リズムを掴めばこっちのもの。マリアナの七面鳥のように撃たれまくった順位も、ここからは上昇に転じる。
このまま、最高所の畳平まで行ければなぁ。位ヶ原ゴールは58分05秒。仮に最後まで行けたとしても1:20'切りは叶わなかっただろう。また来年。…来年はあるのか。
下山で冷えきった身体に、宿の白い温泉が有り難い。昨晩、今朝、そして昼と、ほんとうにたくさん食べることができて幸せだった。これはレースのタイムより大事だから反省点とはしない。名残惜しくチーム寿の面々と別れ、自走で松本市内への帰途につく。
スタート前の給水の重要性を知ったのが今回の収穫。あとは経験則で走力を考える場合、年齢による衰えを考慮に入れるべき身体になってきたかと。
コメント