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4/20 フロック・イズ・デッド

Track東横インでそこそこに朝食を摂り、長野駅から北長野駅まで気動車移動、長野運動公園までの抜け道を小走りするパティーン。今年はCブロックナンバーを付けている特権で、ウォーミングアップにメインの陸上競技場が使える。招待選手がいっぱい走っているし、サブスリーランナーの聖地って感じ。いやマラソン趣味の不健康さを考えると毒の沼地か。

昨日の受付会場で購入したサプリや補給食を口や背中ポケットに入れつつ、スタート整列へ。雨の予報は何だったのか、薄晴れで寒くもないコンディション。Cブロックに恥じないタイムは最低限の義務だし不安も大きいが、練習通りに走れば良いから悲壮感はない。8時30分いざ号砲。the Canadian Clubのライブ演奏が盛り上げる。

3時間切りの条件である4'15"/kmペースをかなり意識する。41秒あったスタートロスは10km地点までに吸収したが、ちょっと飛ばし過ぎたようで脚が硬い。マークしている選手を見送り、マイペースを組み直す。追い風区間は単騎で走れるが、コース全体としては不利な南東の風が吹いていて、ポジション取りやペース配分が難しい。

エムウェーブで高橋尚子さんとハイタッチ! そして3時間ペースランナーと愉快な仲間たちを抜く。さらに五輪大橋でも、もう一組ある3時間ペースランナーと愉快な仲間たち。橋の上は風が強いので、渡り終えるまで利用させてもらってからポイ。中間地点で1:28'16"。

25km過ぎでタダノブさんに声を掛けて頂く。「今年は行けるよ」の意味を込めてガッツポーズ。オールスポーツのカメラマンにはコロンビアポーズやダブルピースをする余裕がまだある。32km過ぎでまた高橋尚子さんとハイタッチ! ありがとう。

序盤に見送ったライバルを追い越した。千曲川の岩野橋を渡ると、雄大な景色と延々続く応援に「すごい」の声が出る。今回スピードはともかくスタミナには自信があったが、終盤は追い風区間でもペースアップできず、フルマラソンの難しさを実感。でも夢のようだ。

Stadium3時間切りを安全圏に収めたランナー達と自由に競走している感じのロングスパート。ちょっと早まったかと思ったが、腕の冷たさと呼吸を目一杯追い込んで、喜びのフィニッシュ。2時間56分53秒。自己ベストより3分落ちはほぼ事前予想通りのタイムで、泣くような感情の起伏は無い。けれど6年ぶり2度目のサブスリー。長い長いスランプから立ち直れて、本当に嬉しい。一度だけだとフロックとも言えちゃうが、これでもっと自信が持てる。

タオルやメダル、アミノバイタルサプリ&ドリンク、長野米おにぎりを貰い、預けていた荷物を受け取って着替えたら長野マラソンタウンの出店ブースへ。去年と違うドネルケバブの店で辛口を買ったら旨かった。さようなら、桜満開のオリンピックスタジアム。シャトルバスと電車で松本に戻り帰宅。経験上、やはりゴールタイムが速いほどその後の行動が楽になる。とは言えあとは家でゆっくり。明日も休もう。足りなかった事とかこれからの事を考えつつ。

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