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2015/1/2-3 旅ゆけば 駿河遠江三河尾張の国に鉄の香り

日本海側は大荒れとの報に接し、予定していた鉄道旅行の方向を180度変えて、太平洋側で組み直す。基本は青春18きっぷ利用だが、身延線の普通列車はダルいのでそこだけ特急を使う。間近に聳える富士山って、やっぱ凄いな。富士から東海道線で西へ。清水〜静岡間は静岡鉄道を使い、ついでに小走りで駿府城を回る。天守閣は再建されておらず、堀に囲まれた広い公園に櫓ふたつ。

Futamata島田の工場火災に驚きつつ浜松でまたJRを降りて、遠州鉄道で北に向かう。連続高架や独自のIC乗車券など、割と近代化を頑張っている。終点の西鹿島(にしかじま)で下車。天竜浜名湖鉄道の乗換駅だが、ここは少し先の天竜二股駅までジョギング。遠回りして陸軍中野学校二俣分校跡地の記念碑を見ていく。5km走行。

天浜線の天竜二股以東は乗ったことがあるが、西側はないので今日がドキドキの初乗車。単行気動車の左手には浜名湖が、右手には三ヶ日(みっかび)のみかん畑が広がる。新所原からJRで豊橋まで移動すれば初日は終わり。だけど、せっかくだから路面電車も分岐線まで乗り潰しておこう。鉄分の濃い旅になってる。

 

二日目。ビジネスホテルのバイキング朝食をがっつり食べて、エネルギー充填完了。渥美半島へ向かう豊橋鉄道で、終点の三河田原まで移動する。ここからバスで直に伊良湖岬(いらごみさき)まで乗るつもりだったか、路線図を見たら伊良湖支線という南岸をゆくバスもある。面白そうなのでこっち!「田舎のバスはオンボロぐるま〜♪」ってほど古くないけど、客も信号も少ない風情が良い。

Irago海岸沿い最西の堀切海岸バス停で下車。ここから先はジョギングして行かねばならない。美しい砂浜沿いを走る渥美サイクリングロード脇にはサボテンが生えている。日出の石門(ひいのせきもん)で岩場探検…あんまり迷い込んでると時間やばいぞ。恋路ヶ浜を見下ろす所まで来たらもう一息。伊勢湾の向こうに雪化粧をした鈴鹿山脈を望み、突端の燈台まで回ってから伊良湖クリスタルポルト旅客ターミナル到着、約8km走行。

ここから知多半島への船便は、前々日が強風で運休だったので、今日も来て見るまで心配だった。どうやら通常通り運航していて一安心。多少は安定しているカーフェリーが最近廃止されて、高速船だけになっちゃったんだよね。最中アイスを買って食べ始めたところで出航、これが揺れる揺れる。つーか宙に浮いたかと思うと叩き落とされる、の繰り返し。体調が悪かったらイチコロだろうな。天気晴朗なれども波高し。旅情たっぷり篠島、日間賀島を経由して河和(こうわ)港で下船。

河和から知多武豊まで名鉄線で、武豊から大府連合首長国までJRのキハ25形気動車で移動(まもなく電化されるらしい)。もうこれだけ色々な乗り物を体験したらお腹いっぱいだよ。そういえば初詣がまだたった。ハイドライド3気分で熱田神宮のお守りが欲しい。大混雑で病気も怖いが、ごくたまには人間の匂いが充満している場所も良いではないか。どうにかお参りを済ませて前厄の御守りを購入。千種で駅きしめんを食って、あとは中央西線で松本に帰る。

今年は寝正月気味で旅はこれくらい。思い付きによる予定外の行動も多く、ジョギングを旅の手段に組み入れて、体力いっぱい楽しめた二日間だった。

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