4/11-12 手良へ・・・
灯油を切らし、暖房なしで迎えた四月。意外な寒さで体がついてかず、風邪をひくギリギリ手前だ。それでも課題のスタミナ不足を解消すべく、土曜は長距離ジョギング・・・のつもりが寝坊。とりあえず美鈴湖畔のカフェピラータに登り、サイクル野郎を19〜20巻まで読み進める。全37巻だから、ようやく折り返したところ。そのあと林道湯ノ原線を走るが、下り坂なのに時々歩いてしまうくらい調子が悪い。それでもファーマーズガーデンやまべまで寄り道して野菜を買い込んで帰る。走行23.6km。
日曜は起きられた。県議会議員選挙の投票を済ませてから、松本駅へ。行き先は高遠か上田か・・・券売機の前で固まるくらい悩んで、「カードで目的地までの切符が買える」というのが決定打となり高遠行き決定。こうそくじゃない、たかとおだ。
伊那市のちょっと手前、飯田線北殿駅で電車を下り、東へ向かってジョギング開始。県道207号の手良(てら)という地名がかっこいい。「六道の堤」という桜の名所を回ってから国道361号に入る。そう、この時期の高遠は桜と排気ガスが充満するクレイジータウン。クルマの渋滞っぷり、歩いたほうが速いと違うか。鉾持神社付近からの遠景を楽しんでから、時計を止めて城址公園に入園500円。お好み焼きを食ってから満開のタカトオコヒガンザクラを撮り回る。いくつか遊歩道が閉鎖されてるせいか、もう見慣れたせいか、狭く感じた。
ここからジョギングは国道152号「杖突街道」を北上、もう後戻りはできないぞ。小集落を繋ぐ緩い登りが延々続く、トレーニングにはうってつけの道。やがて標高1247mの杖突峠を越える。かつて高遠に住む親子が初めて東京に向かう時、子が諏訪地方の広大さに驚いていると親が「東京はこのべえ(倍)はあるだ」と諭したと云われる、その風景である。
ヘロヘロになりながら諏訪大社上社前宮と本宮をお参りしていく。下社のような痛絵馬はほとんど見掛けないけど「にこのぞが1番!」とかイミワカンナイ。茅野駅までで走行47.4km。ここの駅そば「特上」は旨いぞ。電車が来たので不覚にもつゆを残してしまった。
体調が悪いのに無理押しした感のある週末だったが、この疲れが回復すれば長野マラソンでのピーキングには間に合うだろう。スピードは期待できないが、後半に粘れる走りをしたい。
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