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8/10分 毛無から増毛へ

昨夜炊いたご飯の半分を温め、お湯を沸かしてパックの味噌汁、あとはトマトや惣菜が朝の基本メニュー。タイトな予定を組んだため誰よりも遅くキャンプ場に来て誰よりも早く出発するが、食後にまたお湯を沸かしてスティックコーヒーを飲むくらいの余裕は持ちつつ。

Kenashi倶知安から北東に向かう国道393号は、北海道らしい直線路から始まる。羊蹄山と別れ、樺立トンネルを抜けると赤井川。山中牧場とその直営店があり、もちろんソフトクリームを頂く。牛乳系の旨さだ。「長い間 待たせてごめん♪」と歌いながらキロロリゾート入口を過ぎると登り坂は本格化し、しかしそれもすぐ終わり標高650mの毛無峠に至る。

長野・群馬県境にある毛無峠と合わせて、これで二大毛無峠を制覇だ。冬期はスリップ事故のメッカだが、夏場は特に遭難の心配は無い。少し北に下りた毛無山展望所からは小樽の街を一望。さらに遥か北に増毛の街が見えると、それはもう大変に縁起が良いとされる。…てもこれ無理だろ。

小樽運河をチラ見して駅で輪行。67km走って今日のサイクリングはほぼ終了となった。昼食に鮭とイクラの親子丼を食って、列車に乗る。旅は次のフェーズ、留萌本線に移る。深川からの単行気動車は乗客40名ほどと盛況。秩父別や石狩沼田で客を降ろしていく。

Mashikeなぜ留萌本線に乗りに来たかと言うと、遅くとも来年度中には留萌〜増毛(ましけ)間が廃止になるから。乗客20名ほど居て、これなら潰すことないんじゃないか?と思ったが、終点の増毛で大半の客は乗った列車で引き返していく。ああそういうことね。私と同じ葬式鉄だ。

かつて海水浴客で満員の臨時列車も運行されていたと云う。今は増毛の海水浴場は閉鎖され、無料のキャンプ場だけ残っている。ありがたく泊まっていく。

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