12/3-4 真田幸村ゆかりのいたずら赤ぞなえ
土曜朝、眠っているうちに高速バスが名古屋着。そこから近鉄線の急行を乗り継ぎ、電子書籍版「銀河鉄道の夜」を読んでいるうち大阪古市に至る。通常、大阪南部に用があるなら最安手段と思われる。一年ぶりに親戚宅を訪れ、広島土産を置けば用事は完了。ついでにジョギングで南を目指す。姉と二人の姪も自転車で付いてきて、一緒に富田林すばるホールのプラネタリウムへ。夕方の回は大型映像「銀河鉄道の夜」のリバイバル上映で、長めバージョン(星めぐりの歌付き)なので投影機による星空解説はない。しかしドームスクリーンで再現された宮沢賢治の世界は、さすが伝説のプラネタリウム番組と云われるだけある。本当に理想の鉄道旅行をしているみたい。観客はウチらだけだったが、機会ある人には是非観て欲しい作品だ。
「近鉄電車で行く真田幸村・大坂の陣」というパンフを拾ったので、日曜はそれを参考に歩き回ることにした。まず親戚宅から北を目指し、夏の陣激戦地の誉田八幡宮〜道明寺・道明寺天満宮へ。駅に「大河ドラマに登場必至!」なんてノボリが立ってるけど、ナレーションで終わらなければ良いが…。さらに石川を渡り、柏原の玉手山公園(小松山)へ。ここでは後藤又兵衛がヒーローだ。観光客の姿はほとんど見当たらないが、ドラマでの活躍次第でどっと増えるかも知れない。また北信濃・柏原出身の小林一茶ゆかりの地でもある。河内国分に着く頃にはもう昼。自転車があれば楽だったろう。
近鉄線で赤備えな上本町に移動し、また歩き。スケートリンクの楽しそうな真田山公園〜真田丸顕彰碑・三光神社へ。さすがに今が旬で、来訪者が多い。真田ロード商店街も面白い。あいにくの雨が降り出すなか、玉造から地下鉄で恵美須町へ。新世界紀行をして串かつ(二度づけしない)を食べたらタイムリミット。また地下鉄に乗って梅田へ急ぎ、高速バスに飛び乗る。松本直通は便利なようで、この世で渋滞の一構成員をなすことほど陳腐なことはない。銀河鉄道でサウザンクロスに連れてって。
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