3/4-5 試走疾走失速ご馳走
土曜は休出の筈だったが職場がインフルで壊滅し、休めることになった。自分も何だか不調だが、単なる花粉症だろう。クルマを塩尻市の小坂田公園に駐め、トレランシューズでジョギング開始。去年3月の塩尻ワインロゲイニングで取りこぼしたコントロールを今更回収すべく、その時の競技マップを片手に「塩尻宿」「アルプスワイン」「文殊の池」「大門上水道組合記念碑」とデジカメに収めて行く。
いよいよ「上の山城跡」へのトレイルに入る。面食らうほどの急坂だが、このプチ冒険感がたーのしー。空堀や帯曲輪が残る山頂から、ちょっとした眺望がある。ここから西への道が半ば藪こぎの急坂で、マラソンシューズでは立ち往生していただろう。上野山側からじゃなるほど発見できないし、競技の時さっさと諦めた判断は正しかったようだ。
稜線を西に降り廃道を経て「石仏」、最西端の美寿々酒造は時間の都合で今回も諦め、市街地の「サントリー塩尻ワイナリー」へ。塩尻駅南側、中央本線デルタ線の内部に入れないかなーなんて様子を伺ってみたけど、JRと昭和電工の土地で部外者は無理っぽい。最東端の「サンサンワイナリー」まで登って小坂田公園に戻り、走行距離20km。クルマでまずアスティかたおかの温泉に入りに行き、7ヶ月ぶりの給油、金沢カレーのボンバー、スイートポーターのスペシャルクレープとこなして帰宅。
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日曜もロゲ練習として2万5千分の1地図を片手に、マラソンシューズでジョギング。自宅からすぐの総合体育館前まで行き、そこから第1回松本マラソンのコースをトレースする。誰かががっちり決めたルートなので冒険感は薄いが、しっかりコースの良し悪しを見ておきたい。まずスタート直後の美須々交差点は、1車線の左折レーンを使うのか、若干右に迂回し2車線確保だが直角左折か、両方使うのか…気になるところ。その後も国道143号とはいえ一部センターラインが引けない狭めの緩い下りが続く。
松本城から大名町、本町は応援も多そうでテンションが上がりそう。薄川を渡って、問題は6km地点の出川橋(いでがわばし)から南。一万人規模の大会だしボリュームゾーンだとまだ大混雑な頃だが、1車線の土手道でガードレールもない。転げ落ちる人のため、救助隊を多めに配置しておくべきだろう。病院はスグそこだ。田川沿いを離れ、いよいよ登り坂が本格化。旧五千石街道に入り道も狭くなるが、もう大丈夫な頃か。
田川高校前はエイドや応援の拠点になりそう。野村橋西で折り返すと、前方左手にアルプスの眺めが楽しめる。コースは西へ進み、塩尻の市道だがエプソンの為に架けられたためエプソン大橋という異名もある立派な陸橋で、国道19号とJR篠ノ井線を越える。松本市内にこういう便利な橋がない為、ここで活用されるのには感心。19号を交通規制するのは無理だからな。
奈良井川を渡り、中間地点付近は尺稼ぎの遠回りがあるが、送電線のある景色が好きな人には良いところ。河岸段丘をエイヤッと登ると信州スカイパークの外周路、そして一部は公園内も走る。運が良ければ飛行機の離着陸も見られる見晴らしの良い「信州スカイロード10」だが、松本マラソンで走れるのはその一部で、すぐ外周路に戻る。一旦フィニッシュ前を通過するが、まだ28km地点。松本山雅FCのホームであるアルウィンサッカー場を見て、北東の二子まで往復するコース。
ここはいつもの通勤路ということもあるが、ぶっちゃけ面白く無い。復路は緩い登り坂が確実にペースを鈍らせる。終盤の踏ん張りどころで力を余しておきたい。ここらで松本空港から飛び立つヘリコプターを見ただろうか。日常茶飯事なので気にも留めなかった。走路にデルタ状に囲まれる地帯があり、家は数軒だが大会時は出入り出来なそう。また尺稼ぎの遠回りがあるが、やまびこドームや馬術競技場が見られる。再びアルウィン前を通って、やっとフィニッシュの陸上競技場に到達。全体的には他のマラソン大会に引けをとらないコースだと思う。
もうちょっと、空港東のサークルKまで足を伸ばし45km走行。平均5'10"/kmとまだレースペースには程遠いが、今日のオーバーロードはきっと力になるだろう。遅い昼食を買い込んで、松本空港からバスで家路につく。さっきのヘリコプターが墜落したなんてニュースを知らずに。バスの乗客は二子橋まで自分一人。そのあとぼちぼち客を拾い、意外に遅延なく松本駅前に到着。信州蜂蜜本舗のソフトクリームを買い食いしつつ歩いて帰宅する。遅くなったがアイシング、アイシング。今月はいっぱい走るよ。
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