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10/1 松本マラソンなんて超MM(マジまったり)

Picco心の糸はとっくに切れていて八月九月で計200kmに満たない練習量。とうとう体脂肪は20%を肥え、脚で走る前に心に衝撃が走る。そんななか迎えた第一回松本マラソンの日。バタバタと支度が遅れ、スタートまで1時間もない状況でようやく自宅を出る。でもちょっと小走りすれば会場の総合体育館に着くから大丈夫。こんな近くでフルマラソンが開催されるなんて、夢のようだ。主催からして日本一の運営力を誇る長野マラソンのコピーイベントだが、手荷物を預けるトラックは走力ブロックでなくナンバーカード末尾の数字で分ける方式に改善されている。トイレは小の方も絶望的な長蛇の列で、自分には関係ないが増やして欲しいところ。

いちおう長野サブスリーの実績があるので先頭のAブロックを確保できたが、申し訳ない気分。スターターの菅谷昭市長は初めて見るけど、外に出て大丈夫な人だったか? 快晴のもと、序盤から狭い道をランナーたちが飛び出していく。後続ブロックの栓にならないようダッシュするのが前方ブロックの義務であり、下り坂なのでそれがやりやすいのはグッド。右手に松本城を見て、最低標高の千歳橋沿道はさすがの人だかりである。問題の狭すぎる田川土手道も、混雑しないうちに通過。

Mmge南の郊外へ、アップダウンに関わらず綺麗に4'20"/kmペースを刻み続ける。最南端の塩尻市野村橋で折り返すと、常念山脈・後立山連峰がくっきり並ぶ松本平らしい風景。エプソン大橋で国道19号を跨ぎ、中間地点1:32'09"。河岸段丘の激坂をクリアすると、消防ラッパ隊のかっこいい演奏につい両手を振り上げ続けてしまう。沿道の人々も笑って真似してくれた。呼吸が苦しくなったけど、最高に楽しい今日のハイライト。

練習してないのに前半飛ばし過ぎると、大失速した大阪マラソン2014の二の舞いになる。わかっちゃいるけどやめられない、アホレ。最高標高の信州スカイパーク園路あたりから、やはりペースダウンが始まった。県道松本空港線はいつもの通勤路。二子橋で折り返すと職場に向かう側になるから、いやだいやだ…なんて思っちゃいないよ。富山や金沢のようなグルメマラソンではないので、特色あるエイド食はせいぜいリンゴくらいだが、エネルギーゼリー持ってないしバナナやまんじゅうをしっかり頂きながら進む。

それにしても異常な大失速っぷりで、予想タイムはつるべ落とし。3:15'ペースランナーと愉快な仲間(1人)に抜かれ、39km地点でとうとうよろめいてしまう。「止まるんじゃねぇぞ…」と自分に言い聞かせて、辛うじて走っている状態を維持しつつ競技場へ。あと195mという所でスパートを掛けてみたけど、3:20'を7秒オーバーする結果となった。もうゾンビのようになりながら、タオルやドリンク、おにぎり、メダル、そして少し離れた手荷物を受け取る。スパートが仇となり立ちくらみが激しく、暫くその場にへたり込んでしまった。何とかアリーナに移動し、仰向けにぶっ倒れながら回復を待つ。ここまで消耗が酷いのは初めてだ。

Flowerどうにか動けるようになり、やっと写真を撮り回れる。出店でお決まりのケバブを食べればもう大丈夫。かなり歩いた所からスタート地点行きのシャトルバスに乗る。観光バスタイプで助かった。市街地の渋滞を避けて有料の松本トンネルを抜けるルートにはびっくり。何か三才山方面にすっ飛んでいく緊急車両を眺めながら松本一美味しいぴっこのジェラートを食べ、無事帰宅。

ボランティアスタッフのKさんやEさんには会えた。他にも知人が数名やっていた筈だが、見つけられなかった。ともかく長野メソッドを成功させた全スタッフに感謝したい。「第一回から一万人規模なんて無理だろ(笑)」なんてあちこちに吹きまくってたのをここで反省する。長野マラソンのコピーイベントってことは制限時間も厳しく、標高の高さや暑さ、後半の風もあり完走率は8割を切ったという。それでもランナーにとっては良くも悪くも特色の少ないマラソンとして、また意外にマイカー信仰者の反発はなく市民にとっても山雅FC等と共に楽しく盛り上がるイベントとして、受け入れられていきそうな気がする。

そして、自分は・・・さらに堕ちるのか、踏みとどまるのか。とりあえず明日、どこか食べ放題に行こう(駄目だこりゃ

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