« 5/13 旅人の群はいくつか 雨中の道を急ぎぬ | メイン | 5/26-27 少し焦げある灰焼きさ »

5/19-20 夢にもこゆる草軽・横軽の道

昨年10月の草津温泉フォトロゲイニングに3時間の部でチーム優勝し、宿泊券をゲットしていた。そのため、当時の4人が再び草津に集まることになる。

Kara須坂から自転車で…というルートが火山規制により使えないため、軽井沢からジョギングで向かうことにした。1月にも中軽井沢駅から行っているが今回は軽井沢駅からという、より草軽電鉄の廃線ルートに近いものとなる。9時過ぎに出発し、旧三笠ホテルを過ぎると白糸ハイランドウェイ。これは徒歩・自転車禁止なので、信濃路自然歩道の登りに入る。公共交通機関を応援したい気持ちはやまやまだが、これはバスなんか使ったら勿体無いだろうってくらい気持ちのよいトレイルだ。寒気が入って涼しいおかげもある。竜返しの滝を経て白糸の滝に至ると、ここだけ人がわんさか居て場違いな感じ。

Kiku峰の茶屋でトレイルは終わり、脚も終わる。あとは長野県から群馬県に入り国道146号、地獄のロードをひたすら北上する旅。昼食休憩は北軽井沢セーブオンで。「銀のニーナ」の聖地らしい。前回に比べ雪がなくて走り易いはずなのに、下り坂でもキロ6分ペースが苦しい。最近のトレーニング不足と、病み上がりという不調もある。吾妻川を渡り国道292号で最後の登り。こんなに長かったっけ? すっかり歩くようなスピードとなり、約束の15時半を少し過ぎてようやく草津温泉にゴールした。距離46km、積算標高差1,150m。

泊まる旅館は菊水荘。ゆるキャラの「きくちゃん」かわいい。とりあえず湯畑に繰り出すと、「エロイカジャパン」というヴィンテージ自転車のイベントでパーツ等の物販が出ている。私のランドナーに付けるにもヴィンテージ過ぎる。宿の温泉に入り美味しい夕食を頂き、酒は少々。また温泉に入ってバタンキュー。

/

Long明けて日曜。5時半前に湯畑の様子を見に行くと、エロイカジャパンのロングクラス(168km3,400mUP)が出走する時間だ。それを見送り、外湯の白嶺の湯へ。熱いけど体を慣らせば浸かれるレベル。7時にはミドルクラス(105km2,100mUP)が出走。普段床の間に飾られているであろう自転車が、この日だけは大活躍するとあって「エロいよ!エロいよ!」とテンション高い。面白いのが、ヘルメットはもちろん被って良いのだけど、基本はカスクということ。外国人参加者はキャップのみも多く、晴天無帽の方も。スチールバイクが公道で攻めの走りをする訳でなし、メットを被る被らないってのは、先鋭化したカーボンロード乗りが挨拶を返す返さないって違いが一番大きいと思う。この後スタートするチャレンジクラス(39km900mUP)を含め、参加者は300人余りとのこと。

Nozori宿の朝食を頂き、仲間のクルマでドライブへ。北へだいぶ登った所が野反湖。関東で唯一、中央分水嶺より日本海側なんだっけ。青い空、新緑の山々、青い湖面の別天地。軽く遊歩道を散策して、良いアクティブレストになったか。まるでフルマラソン翌日のように、脚がめちゃくちゃ筋肉痛なんだ。道の駅八ッ場でダムカレーを食い、不動大橋からダム湖に沈む谷の光景を眺める。この物悲しさ、夕張っぽくて素晴らしい。渋川駅まで送ってもらって別れる。

Ogi帰路は電車で高崎経由、信越本線の横川駅へ。懐かしい車両の展示が意外に豊富な鉄道文化むらを見て、おぎのや本店の釜めしを食うとバスの時間。鉄道が廃止された「横軽」間を結ぶものだが、めがね橋等のある旧国道18号ではなく碓氷バイパス経由ってのが味気ない。乗客は私を含め4人で、なるほど鉄道の復活は無理ぽ。軽井沢駅からはまた普通に電車で、松本に帰る。激しい運動が伴う週末はこれで一段落かな。まず体調を治さないと。

コメント

コメントを投稿

つぶやき

最近の投稿動画

相互ブックマーク

勝手ブックマーク

更新ブログ

他の所有アカウント

Powered by Six Apart
Member since 05/2005