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5/4 ムーンナイト伝説

Manriki山梨市の公園で迎えた朝。このままチャリで大弛峠に挑戦すべきか、ぎりぎりまで情報収集して考える。私は冬季通行止を守るような善人じゃない筈だが、ゲートでがっちり閉鎖されているレベルだと、無理に突破すれば様々な不都合が生じることも想像できる。何より昨日で登り疲れた。うん、やめよう。

という訳でここから富士五湖か神奈川か東京か、どこに向かうのも自由だー。けれどやっぱり明日は佐久に行きたいし、南の甲府を回っていこう。時間調整のためいったん逆方面に走り、塩山市の恵林寺をお参りする。小学生の頃2度は来ている筈だが、記憶に無い。

Kofu甲府市の山の手通りから愛宕スカイラインのつづら折りを登ると山梨県立科学館。県で唯一のプラネタリウム常設館と思われるが、それだけに先進的なシステムだ。午前はキッズ向けで、小さいお友達にはプリキュアで言うところのミラクルライトみたいなのが貸与される。猛烈に場違いだけど午後の回を待ってられないし、なるべく気配を消して入るしかない。しかし前半の生解説だけでも意外としっかりやってくれて勉強になり、大満足。後半はオリジナル番組「ムーンナイトモンスター」。ドラちゃんの恋物語を通じて月の満ち欠けを学ぶもので、声優陣も三石琴乃をはじめスター揃いなのはさすがプラネタリウム。

午前は暑かったのに、午後は北風が冷たい。それに逆らうように韮崎、須玉と国道141号「清里ライン」を登って行く。反対車線には凄惨な渋滞が発生している。人々はなぜこぞって、おのれの20倍も重量・体積がある鉄の塊を動かそうとするのだろう。

Kuso清里と言えばかつてはファンシーグッズの店が立ち並びまるで原宿のような賑わいだったが、今は廃墟マニア垂涎の寂れた街になった。世界で唯一の、あのソフトクリームを販売する店も潰れてしまったが、カフェレストラン「睦」が引き継ぎ復活したようだ。という訳で、わざわざ排ガスまみれの国道を登ってきたのだ。その名も「ク・ソフト」。和式便器形の容器に盛られたチョコソフトが、想像以上にどっちゃりしている。なめらかで美味しいのに、我慢して食べてるという新感覚がたまらない。食べ終わった姿はさらに汚い。下品だけれど高尚なユーモアセンス、嫌いじゃない。

すっかり冷え冷えになって長野県の野辺山に戻ってきた。今日も累積標高差1,500m近く登ったことになる。駅前の銀河公園は夜になり観光列車「HGH RAIL 星空」の観察会がやってくると、街灯が消されて満天の星空・・・半分くらい雲で隠れ気味か。うしかい座とおとめ座の形は分かるぞ、今日プラネタリウムで勉強したからな。

銀河公園は野営禁止。カタギにゃ迷惑かけないし、騒がない限り通報されることもないと思うが、そう明記されている以上は別の場所でゲリラキャンプとなる。

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