3/2-3 菱田春走
土曜、松本空港に隣接するアルウィンへジョギング。春の松本ランニングフェスティバルに今年もボランティアとして参加するため、その事前説明会に出席する。ほとんどのスポーツイベントでは恩恵を受ける側なので、たまには逆の立場で物を考える機会を得るのはプライスレス。昨年同様、豚汁コーナーあたりで作業することになりそう。信州スカイパークから地形図読みの練習をしつつ帰宅、計29km走行。
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日曜、長野市と飯田市を結ぶ「みすずハイウェイバス」に初めて乗り南へ。途中の駒ヶ根インターで下車する。過去にジョギングで走った道が松本からここまで繋がっているので、さらに南へ伸ばすのだ。七久保のスーパーで補給してるうちぽつぽつ降りだして、合羽を着用。雨天の方が花粉症には優しいコンディションだろう。天竜川西側を広域農道から南信州フルーツラインへ繋ぎ、適度なアップダウンを繰り返しながら全体的には下り基調。概ね歩道もあるので走り易かった。
飯田駅前を過ぎ33km走行、満津田食堂で時計を止める。店内には満津田という力士の写真が飾ってあり、郷土力士星取表に目を通す長野県民なら「あの人だ」と分かる。昼食に焼肉定食を頂き、少し歩いて目的地の飯田市美術博物館へ、一年ぶりの再訪。日本画の近代化に尽力した菱田春草の記念室があり、横山大観らの作品と共に一部を観覧できる。ドットマトリックスじゃないリアルの絵って凄いなぁ、当たり前かも知れないけど。女性向けゲーム・アニメ「明治東亰恋伽」の人気キャラクターだが、ここまで来る追っかけは見当たらず客はまばら。
一旦退出して近くの飯田城温泉でアイシングと入浴をしてから戻り、今度はプラネタリウムで東日本大震災特別番組の第一章「星空とともに」を観る。始め15分は現地の映像を生解説で紹介、それから番組再生に入る。電気の供給が断たれたあの日の夜、地獄のような地上とは対照的に星空が異常に美しかったという。その究極の真実に触れたとき、被災者たちは何を思ったか。絶対に忘れてはならない。
帰りも高速バスを利用。盛りだくさんの良き旅だったが、連日の長距離走でまた脚に不安を抱える。
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