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10/22-23 安曇野朝日サイクルロゲイニング略してAACR(嘘

Bosai土曜、七時ちょうどのあずさ1号で松本に上る。カラクルを組み立て安曇野市防災広場へ急行、「松本・安曇野サイクルロゲイニング」初日(安曇野)の受付に間に合った。アルプスが映える秋晴れのもと百名近い参加者が集まり、午前11時の一斉スタートを迎える。

NaviTabiというアプリも得点証明に使えるとのことで初めてダウンロードし、スタートを押したらログイン画面となる。え、今からアカウント作成とかやってられないのでそのままスタート(フィニッシュ時に瞬時にデータ消えた…NaviTabiとは何だったのか)。まあいいや、今日はまるで走る気がない。このイベントについてはプロモーション写真を一部提供した以外はノータッチたが、スタッフに近い者(しかも地図作成部門)が上位を争うのはどうか?

Jonenと言うか観光協会に強力バックアップされた純然たる観光ロゲで、コントロールも大半は飲食店か見学施設。クーポンを使って食べまくる趣旨のイベントである。申し訳程度に各コントロールに異なる点数が付いているけど、戦略には影響しない。たらたら走りつつ、試作状態のまま取り付けたマップホルダーを調整していたら早速ぶっ壊れた。百均のクリップボードじゃダメかったか。これもまあいいや、安曇野を走るのに地図など要らぬわ。

自由に観光が出来るこの機会に、ずっと気になっていた「天蚕センター」を見学、展示を概ね読む。緑がかった繭が綺麗だ。さらに「しゃくなげの湯」でゆっくり温泉入浴していく。コモロゲイニング(現コモロケ)で途中4箇所の温泉に入りながら優勝した成功体験ならあるぜ? だいぶ空腹になったところで「ぶたのしっぽ」のエビフライカレーを頂く。ほんのりバターめいて旨い。

Rokuzan「月日堂製パン」でブリオッシュを買いクーポンを使い切ったところで、もう2/3の時間が経過している。そろそろ本気出す? 真面目に残りのルートや予想時間を考えつつ、安曇野フィールドの北半分を埋める形で制限5時間ぎりぎりにフィニッシュするのだった。自転車でもロゲイニングってちゃんと面白いじゃないか。

ただ、順位の出るイベントでベストを尽くさなかった。狩猟本能を理性で抑えてしまった事実に、想定以上に困惑して目からブリオッシュという心境。観光としては全力を出したから良いか。とぼとぼと松本に戻り、カフェピラータに寄りたい所だが今日は休みらしい。懐かしの小松牛乳パンを清水屋さんで見つけて、頬張る。入手困難なのでいつもこの秘密の店で買ってたんだ。

すっかり暗くなり、五千石街道を走りながら時々空を見上げると、東京とは桁違いの星々。本当に東京の夜はつまらん。塩尻市のルートインに泊まる。

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Fujimori日曜、葡萄畑の道を一回りジョギングしてからホテルのバイキング朝食を摂る。いつもこれくらいの余裕があると良い。

さて朝日村へ。「信州朝日村サイクルロゲイニング」の調査は一旦終えた筈だったが、追加のオーダーがあるので。直前になって来てみると、道路事情等に変化があって焦るわ。この機会に村の飲食店も利用してみよう。「カフェ・シュトラッセ」で優しい味のコーヒーとチーズケーキ、「ふじもり」の十割蕎麦も美味しくリーズナブル。

Mito「間登男之湯」という鉱泉も14時の開店を待ち入浴。好みな温度のドライサウナもあり、この極楽感は久々だ。「K'sカフェ」ではグァバフロートを頂き熱海気分。何だかすっかり朝日村に愛着が湧いちゃったな。塩尻に戻って旅行割クーポンで土産を買い、夕方のあずさで東京に下る。さあサイクルロゲの地図反映を急がなくては。

→Facebook投稿: 松本・安曇野サイクルロゲイニング補足写真

10/1-2 あなたと越えたい西天城越え

Byuuo土曜の昼頃に自宅を出発。綾瀬駅から千代田線・小田急線・御殿場線と乗り継ぎ静岡県の沼津駅に降り立った。もう夕方、そんなに回るつもりもない。小径車カラクルSを組み、ららぽーとを見に行く。欲しい物はなにもない。

沼津港へ移動し、何か美味しいものを頂こう。朝昼と違って選択肢は限られるが、佐政の海鮮丼(金目鯛)を食べて満足。びゅうおという水門展望台も夜は初めて訪問する。駅前の東横インIで一泊。

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Uchiura日曜、バイキング朝食を頂きのんびり出発。南へ、ラブライブサンシャインの聖地内浦に「帰ってきた」。とは言えあまり店が開いてる時間ではなく、コンビニでカニパンを買うくらいしか出来なかった。三の浦総合案内所を見て、少し海沿いを西へ。大瀬崎までは行かず途中で南へ、県道127号の坂アタックを開始する。真城峠(ましろとうげ)まで、フラットペダルにはキツい急坂だった。

Daruma

霧香峠(むこうとうげ)への登り返しを経て、西伊豆スカイラインに至る。二年前も走った道だが、その時は途中で激しい擦過傷を負い、達磨山への登山を諦めてしまった。ゆるキャンの聖地巡礼も兼ね、今回はリベンジに来た。南側登山口に駐輪して、爽やかな遊歩道を少し歩けば標高982mの山頂に到達。すっきり見える富士山を背景に、右手にはさっきまで居た内浦湾。駿河湾や伊豆の山々といったパノラマにしばしぐるぐるする。

このところ体調が今一つなので、船原峠から東の修善寺に下りてしまうつもりだった。けれど予定の12時より数分前に峠に着いたので、思い切ってさらに西天城高原道路を南下することにする。もう終わっている脚でまた結構な坂を登って行かなくてはならない。期待と不安が交じる、久々の冒険気分だ。交通量は減り、自転車なんて他に見掛けない。

Nishina風早峠からもうひと頑張りで仁科峠に到達。少し歩いた標高940mの展望所から、僕らの走ってきた道は…と振り返れば、それは達磨山をも上回る絶景! ここまで自分の脚で来たという達成感も加味される。こっちに来て本当に良かった。ここから県道59号の狭く長く切ない道を西伊豆町へ下り、ボウリング場もある大都会松崎町から県道15号の婆娑羅峠(ばさらとうげ)をトンネルで抜ければ・・・。

昼食がカニパンだけだったし、ハンガーノック寸前。いよいよもう走れない!といったところで下田市街に到着。それなら選択肢は一つ、「とんかつ一(はじめ)」だ。実に22年ぶり、またミックスを頼む。細かいことは気にするな。カレー、スパゲティ、味噌汁、キャベツをじゃんじゃん食おう。おやじさんもう80歳だと言う。夕方前の半端な時間に、美味しいとんかつを有難う。伊豆の名店よ、永遠に。

Hajime特急踊り子号なんて有名なんだから毎時出てるだろう、と高をくくって伊豆急下田駅を覗いたら、最終の特急が発車間近。しかも全車グリーンという緑一色役満列車だ。じょ、冗談じゃねえぞと躊躇するが・・・たまにはそんな贅沢も良かろう。急ぎ自転車を畳みグリーン券をポンして、サフィール踊り子号に乗り込む。

これが素晴らしく乗り心地が良い。1+2列の一人がけは山側だが、両肘掛け独占はもちろん外側にだらんと垂らすもよし。リクライニングだけでなくレッグレストも展開できて「自宅よりリラックス」できる空間だ。これ将来は夜行列車として運行して欲しいわ。コーヒーやソルベを注文しつつ、優雅な旅を満喫する。スマホを弄くるなんて勿体ない、そこは極力手短に。

Saphirこうして脚と腹の疲れを癒やし、東京駅で下車するのを惜しみつつ帰宅。良き小旅行となった。

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むらよしギムナシオン(参戦記)ページに去年11月のOMACHIロゲイニングを追加。今年は自分がプランナーを務める「信州朝日村サイクルロゲイニング」と日程が被って心苦しい。

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