2/18-19 富士山麓雨に啼く
土曜、東京から東海道線の普通列車を乗り継ぎ沼津で途中下車。港まで歩いて行ける距離だが、今日は脚を使いたくないのでバスに乗ろう。今回は食堂街の沼津バーガーで金目鯛バーガーを頂く。さらに堕天使の宝珠(オーブ)を注文すると、善子様A5クリアファイルが貰える。バスで駅に戻る。
身延線に乗り換え、富士宮駅に到着。ずっと気になっていた世界遺産センターを訪れる。税金が相当投入されているのか、豪華な施設のわりに入館料は300円と激安。プロジェクタ映像に敢えて観覧者の影を映す演出がニクい。屋上からは雄大な富士山が・・・雲に隠れ気味。明日は雨、クロマティ。
富士山本宮浅間大社を参拝するのは3度目か。明日の無事を祈願し、やまだ食堂で美味しい富士宮やきそばを頂く。さらに町中をぶらぶらして、西富士宮駅前にあるクラウンヒルズホテルにチェックイン。意外に疲れているのと寝不足が相まって、すぐにバタンキュー。
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日曜、ホテルのバイキング朝食にはやきそばと静岡おでんが付く。チェックアウトして傘をさし、少し歩けば浅間大社前、フィールドディスカバリーゲームin富士宮の会場だ。募集定員400名がほぼ埋まったと言うが、なるほど地元の高校生が大勢居る。楽しそうだなぁ。会場は地面が泥と化していて快適ではないが、泥をそんなに嫌うのも良くないな。FDGシリーズにしてはずいぶん東の地での開催で、会う知人は主催Tさんの他、未来図のM社長や女子強豪の少佐くらい。
8時半になれば専用アプリで地図は見られるが、ちゃんとした作戦タイムは9時に紙地図を一斉オープンしてから。フィールド範囲は概ね予想通りで、北東の富士山に向かうほどに傾斜がキツくなるから、直登を繰り返さずになるべくトラバース移動になるルートを考える。9時半、3時間の部と5時間の部両方が一斉にスタート。自分はもちろん5時間フルに楽しむ。雨天時のソロ参加は惨敗続きというジンクスがある。今日こそ打ち破って勝ちたい。
だが走力的にはかつての元気を取り戻そうとしている途上。後半キツくなるかもという心理もあり、あまりスピードが出ない。「そんなペースじゃ負けるぞ!」と時々鼓舞して息を荒げてみるものの、地図が気になりだすとまたゆっくりジョギングペースに落ちる、を繰り返す。さらにランニング用バックパックが相当劣化していて、胸部のソフトフラスク(水筒)がばるんばるんに揺れるなど非常に走りづらい状況。装備品を更新しなくては。
時間半分の正午になると時折日光が差すようになり、遠くに海が見えるようになってくる。こんな長閑な風景のなかをロゲイニング出来たら最高だろうなー、って今やってるじゃん。ヤッター!
これといってエグい山道はなく、FDGにしては平穏なフィールドだった。いくつか思い違いによるミスはあったがあまりタイムロスにはならず、むしろ吉と出たケースが多かった。数多の幸運に恵まれつつ4時間59分17秒、ぎりぎりのタイムでフィニッシュするのだった。勝てたか?…いや、フィニッシュ時に1時間前時点での途中経過をアプリで見られたのだが、自分は下位に沈んでいる。ヨセで挽回したとしても、圧倒的首位の人には敵いそうにない。
やがて順位確定。一般男子2位にまで追い上げたものの首位のMさんに大敗。さらにシニアカテゴリのSさん(居合わせたAさん曰く「ここらじゃ有名な人」)にも及ばず、総合3位に終わった。こういう方の存在が、さらなる向上心を刺激してくれるのだから有り難い。前半からしっかり走れば、今の体力でももう一つ上を目指せたのではないか。だって5時間走ったにしてはあまり疲れてないんだ。
まぁFDGシリーズの参加時はまだ一回も表彰台を外してないのはちょっとした誇りだ。お宮横丁でジェラートを食い、土産に御くじ餅を買って富士宮をリーブ。帰りも普通列車な。
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→Facebookアルバム: フィールドディスカバリーゲーム in 富士宮 2023(得点証明となる全通過スポットの写真ほか)
→むらよしギムナシオン: 参戦記「フィールドディスカバリーゲーム in 岡崎乙川 2022」(この時の廃道探索はエグかった)
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