6/14 わがし馬鹿よねぇ

今週も平日のトレーニングは一回だけだったか…、と落胆気味の週末。追い打ちを掛けるように姉の和菓子屋から小包が届く。姪たちに土産を上げた礼なのか、大量の和菓子が入っているのだ。年々甘い物には目が無くなっている私。わらび餅、大福餅、サーターアンダギー、三食団子、あられetc...。ああ、お菓子だけでお腹をいっぱいにする幸せ。うう、っもう吐きそうだし鼻血が出そうだ。

このまま堕落の限りを尽くした週末を過ごすわけにもいかぬ。効率的にカロリーを消費するにはやはりジョギングだろう。というわけで城山公園から遊歩道を走り、アルプス公園を経てさらに遊歩道を上り下りしていく。ウッドチップ路もあって走り易いお気に入りのクロカン的ルートだ。それを決して急がないペースで、好き放題に寄り道をしながら芥子坊主山、田溝池へと降りて行く。この街に住んでいる幸せを噛み締めながら、とても気分は爽快。ただ、アップダウンが多いとやっぱり膝が痛くなってきてしまうな。距離12.5kmを1時間40分ほどかけて一周。
まぁ、この程度じゃ今日採り過ぎたカロリーはチャラにならないけど。

Noberesult 野辺山ウルトラの記録証が届いた。10km毎のタイムや順位も載っていて、前半の飛ばし過ぎ、中盤の休み過ぎ、後半の登りで巻き返すも限界を越え、終盤は苦しかった─。あの悪夢が一ヶ月を経て夢に昇華しつつあるが、もう過去の栄光になってしまったとも言える。
ちなみに100kmの完走率は男子68%、女子56%なんだとか。記録集には非情にも(?)途中リタイア選手の分まで10km毎タイムが載っていて、やはりその多くが馬越峠手前までの通過記録となっている。噂の富士登山競走ほどじゃないにしろ、死屍累々な大会だと思う。

さらにツールド美ヶ原の参加証も届く。トレーニングが全然間に合ってないので、赤紙が来た気分だ。ついに自己記録ラッシュが途絶える日が来る。それでも大勢でわああっと登るのは楽しみなんだ。

6/6 朝四暮二

今日は仕事先の工場が振替休日。代わりにどこかの土曜日が出勤になってしまうので、それがレース受付日にあたるとDNSになってしまう。今月は絶対に休めない立場なので、工場の稼働状況によってはツールド美ヶ原に出られるか微妙になってきた。そん時ゃ応援だけ行こう。

というわけで朝三暮四から朝四暮二に変換されたような気分だが、それでも休みはありがたい。長めに睡眠を取った後、ウルトラマラソン以来のジョギングに出る。4月5月の快進撃が嘘のような無力感があるけど、今は走りたいときに楽しく走れれば良い。見ろよあおいそら白い雲、緑の山に続く路。田溝池〜浅間温泉の基本ルート12.5kmを1時間10分。
しかし、たったこれだけで膝が悲鳴を上げてしまった。ウルトラ以来サプリメントも止めていたのに急に高低差のあるルートを走ったせいか。チャリを漕ぐ分には影響は少ないけど、真っすぐ歩けない。

5/18 ウルトラのキチがいる ウルトラの馬鹿がいる

始めに断っておくとウルトラマラソンは仙人の嗜みではない。修羅と呼ぶには勿体ないガキどもの気違い沙汰である。相部屋の方々の夜中の落ち着きのなさで特にそう感じた。

Am400kaijo というわけであまり眠れぬまま朝食ご飯3杯平らげて未明の会場に集合。第14回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソンは、千人の気違いの他に71kmの部や42kmの部も朝5時に同時スタートとなる。前の方を確保したのでスタートラインを跨ぐまでわずか6秒。まずは足慣らしに野辺山高原をぐるりと回るコースとなる。左手にまんまる赤い朝日が、右手にパラボラアンテナが映える。
が、平坦らしい平坦路はここまで。八ヶ岳中腹への登りに差し掛かると横一面の雄大な連峰に感嘆するのも束の間、路面は砂利道となる。期待していたよりガレていて、シューズのスポルティーフとも言うべきアディゼロLT3では不安定の極みである。それでも登り坂では負けたくないし下り坂でもあまり抜かれたくない、と我がまま気分でつい飛ばしてしまうのだった。
走りにくかった林道が終わると今度は苦手な下り坂。予想外のアップダウンに、42km地点まででかなり脚を消耗してしまった。3時間35分で到着したが、まだ走らなきゃいけないの? ここの着替えエリアで薄着モードにチェンジし、ウルトラへの旅立ちとなる。

55km地点までは調子良く、サブナインつまり9時間切りもいけるんじゃないかという勢いだったが、これ以上の距離は未体験。それに合わせるようにペースがガクンと落ち、あっさりサブテン狙いに下方修正。つまり相当苦しい。エイド(給水所)の度に腹がたっぷんたっぷんになるくらい飲み食いしてるのも問題だが、この楽しみがないと精神的に持たないからいいのだ。
それにしても本当に平坦路がほとんどない。南牧村・小海町・北相木村と旅をして南相木村に入ると、遥か向こうの壁のような山容に峠の切り通しが見える。まさかあれを登るんじゃないんだろうな。誰しもが信じられない気分になるだろうが、延々登って71kmの部のゴールを過ぎるといよいよあの馬越峠に取り掛かるのだ。71kmの部の存在意義がいまいち分からなかったが、なるほどと頷くしかない。

しかし登り坂だけなら得意な私の脚質はまだ生きていて、歩きを入れたくない一心でゆっくりでも走っていれば後続を突き放せるし順位も少しずつ上がる。ただしペース的にはサブテンが厳しくなってきた。だからといって頑張ろうとすると終わってる心臓が悲鳴を上げる。だから記録の事は置いといて黙々と、走っている状態を維持するしかない。俺は馬なのだ、馬鹿なのだ。だから馬越峠を越えるのだ。
長い登りもやがては終わる。もうエイドごとにまったりしている時間的余裕は無いのですぐリスタートを切るが、ここから苦手な下り坂も長い。膝上の筋肉の痛みをこらえてちんたら下っていると、まるでストライドが違う面々が追い抜いて行く。僕にもあんな脚があればサブテンなんて余裕だろうなぁと羨望する。
川上村多目的センターが最後の大エイド。あまり長居は…と思ったが先に到着している選手の「ここのうどん美味いよ! もうサブテン確定だしゆっくりしていこうよ」の声に負けてすすることにする。ああ、パワーがみなぎる。けれどさんざんエイドのWGHプロ粉末を貰ったり自前のアミノバイタルプロ粉末も飲んだりとサプリの薬漬け状態なのだけど、もう効かなくなっていた。

ここから向かうは、さすがJR最高所の野辺山高原。線路沿いを走っていても登りがキツいが、ハイブリッドトレインが通りかかったのが少し嬉しい。登り坂でライバルから逃げても平坦になると抜かれる、の繰り返しで残り10km、そして5km。前半の林道で痛めた右足首が炎上しているし、とにかく両足裏が疲れで痛いし、脚の推進力も終わっている。どうか安全に、脚が壊れないようにスローペースを維持するのが今の私に出来る精一杯。ずりずり落ちる順位は気にせず、ぎりぎりでも10時間を切れるよう残り時間から計算してペースを作ろう。でないとここまでの作戦失敗が全て後悔に変わってしまうから。

こんなキツい思い二度とするものか。そう思わずにはいられない100kmだったが、両手に十本の指を立ててついにゴールテープを切った。記録は9時間52分52秒で25位。割とギリギリだったけど、日本屈指の難コースと言われる野辺山での初ウルトラ挑戦は、何とかサブテン達成で飾れた。ウルトラ完走の重々しいメダルを掛けてもらえたのも嬉しい。しかもゴール後すぐに、42kmの部に出ていたタダノブさんが私を見つけてくれてハイタッチ! 喜びの瞬間を伝えられる人がいて、今回はラッキーである。で、やっぱりここでもエイド食を食い漁る。
体育館で預け荷物を受け取って、その重さにふらふらになって「もうダメだ」とつぶやいて大の字に倒れる。高い天井の鉄骨や明かりが降り注ぐ。ウルトラマラソンが捕虜の行軍と違う点はこれだと思った。

100km_goal 立ち上がってタダノブさん御一行にも顔見せをし、ゴールシーン等の写真撮影もしてから近くのいこいの家でひとっ風呂。野辺山からの帰りの気動車は座れて助かった。しかし全く未体験だった苦しみの産物、筋肉痛はもうバリバリ始まっていていつ治る事やら。フルでサブスリー、ウルトラでサブテンの実績を手に入れて思い残す事は無いし、もうしばらくジョギングは止めて休養したい。

5/15 番号にPINときたら警視庁

ウルトラマラソンの期日があっという間に迫る一方、ポーチが警察署から郵送されてくる日は千秋の思いで待ち続けた。紛失してから11日目、ようやく今日届き、残業続きで夜遅いけどジョギングがてら郵便局の夜間窓口に取りに行く。はやる気持ちを抑え、やや遠回りでコモ庄内まわりの9kmを走行。今週の平日に走れたのはこれだけになってしまった。
Pouch 帰って早速ケータイを起動・・・のはずがマッポが下手に再起動を試みたらしく、分かる筈もないPIN暗証番号の入力を何度も間違えてPUKロックが掛かるというややこしい事態になっていた。アホすぎる。警視庁までもがそんなセキュリティ関連知識の欠乏を見せてどうする。どのみち明日の昼には回線停止の解除手続きをソフトバンクモバイルにお願いしなきゃいけないから、その時オペレーターに何とかしてもらおう。
というわけで喜び半分ではあるが、郵送料が“天引き”されていることを除けば財布の中身とか全部無事。鍵束、デジカメやそのデータも無事である。当たり前の生活が帰ってきた。もし世の中の半数を占めると思われる悪人が拾っていたら、現金だけ抜いてその他は崖下にポイとかしてたかも知れない。私はまだツイている。野辺山への旅立ちに間に合って良かったし。

5/11 落ちカレー

紛失した際に止めたクレジットカードの替えが配達記録で届き、一昨日にジョギングがてら郵便局の夜間窓口まで取りに行った。これでまず買い物の自由がある程度確保できた。平日昼間に銀行に行かれずキャッシュカードの再開手続きが遅れれば、現金が下ろせないのでクレカでキャッシングなんていう方法もある。突発的な原因によるやむを得ない借金は人としての一線を越えてはいないと思うがどうだろう。さすがに返済前に新たな借金をする人には近づいてはならぬものだが。なぜなら借金は信販会社に自分の信用を販売する事によって成り立ち、それを返済という形で買い戻すまではその人の信用は売り切れているからだ。しかし実際、そんな信用ゼロの人がまた金を借りて…なんて状態を、私が生きる下流社会では良く見かけるのである。
おっと話が脱線した。電話料金引き落としなどのクレカ番号変更手続きも行う。こうやって少しずつ金銭面について社会との関係を修復してゆく。普通だったことが、こんなにも安心感をもたらすなんて。その有り難みが身にしみて分かるだけでも、今回の顛末は授業料として激安だった。

警察への送付依頼書などが手間になってまだポーチが手元には届いてないが、一時は連絡不可能と思われた拾得者さんとメールがやりとりできたので、先にお礼の品を送ることにした。これでやっと気持ちが晴れる。「大事な時のために」と保管しておいた百貨店商品券が役に立ったのはここだけの話である。

今日の雨は午後には収まったものの気温が低く、お疲れモードでどうしようかと躊躇って部屋をウロウロするありさま。勢いを付けて玄関を飛び出し、やっとジョギングモードに入る。長野マラソンのブース出展で買ったスピードトレーニングシューズのアディゼロLT3をようやくおろすが、やはり最初は硬く感じる。なのに新品ゆえクッション性は高いから少し跳ねるような感覚。そんなにスピード練習をするつもりは無かったのに、田溝池〜浅間温泉12.5kmルートを4'30"/kmのハイペースで楽々走れてしまった。靴擦れ等の兆候もなく、やっぱりこのアディゼロLTシリーズが一番自分の足に合っているなぁと感心する。
八ヶ岳野辺山ウルトラマラソンは前半トレイルランシューズが推奨されるほどの林道コースで、LTはオーバースペックというか場違いなのだが、今は出費を抑えなくてはならないし一番自分に合った靴で走ればいいじゃんと思う。ワンランク下のCSは履き潰しちゃったし、フル決戦用に履いてたRCはもちろん無謀。

当日の戦略を練るためにWebで参戦記を漁ってみるが、さすがにサブテン(10時間切り)レベルのものはあまり見掛けない。ましてド入門者の私には無理か。でもまぁ、サブスリーが至上目標だった長野マラソンに比べれば、ろくな練習をしてないと言うかリラックスした状態で一週間前を迎えている。まずは完走だよね。どんな苦しい思いをするか、まったく想像がつかないや。

夜はカーボローディングパーティーのトレーニングのため(?)、玄米白米半々で計3合をカレーライスにしてチャレンジ。2.5合で胃がおかしくなりバタンキュー。カレーが辛かったせいだきっと。ここ数年は“ジャワカレー スパイシーブレンド”一筋なんだけど、たまには甘いのも買ってみようか…。

5/7 SOS 名無し

朝少し早めに出社して、カード式電話を何年振りかに使いながら八王子署の落とし物会計係に連絡をとる。ポーチの中身は現金から何から全て無事っぽい。クルマに轢かれた形跡もなさそうだ。にも関わらず、拾得者は名乗らずにお礼も要らないんだとか。「ええええーーーー!」最悪の事態との差を考えると現金全部差し上げても良いくらいで、常識的にもお礼に五千円位の予算を組んでいたところだ。いや現金な話はともかくとして、感謝の念すら伝える事が出来ないなんてあんまりだ。いったい私はどうすれば良いのか。

逆に“最悪の事態”だった場合、自分はどうしていただろう。しかしそれでも復讐の鬼にはなりたくない。負の感情の悪循環は自分にさらなる不利益をもたらすことくらい知っている。ただし、悪用の限りを尽くされた上に空き巣にまで入られたら僕は壊れてしまうかもしれないなぁ。

しかし何という偶然だろう。当日私と走っていたG蕃さんが、彼と同じメーカーの自転車“FELT”乗りで同じ日に美ヶ原に登っていた方のブログを発見してコメントを付けたところ、その方がG蕃さんのブログも見て「拾ったのは私の友人です」とのコメントを返していた。
つまり拾得者は自転車の方で、あの無駄に重いポーチを裏美ヶ原経由、下諏訪まで安全に運んでくれていたのである。その旅程、獲得標高差は2,700mにも及ぶという。下諏訪の交番は他の人のケータイを拾ったときに届けに行った事があるが、駅からは離れた場所にあるから夜ともなれば見つけられずに東京まで持って行ったのも無理はない。同行の方々にも迷惑をかけてしまった。
何かお礼を出来ないか、連絡を試みているところである。

今夜は美ヶ原温泉往復の9kmをジョギング。久々に普通の平穏なジョグをした気がする。始めゆっくり、だんだん調子に乗ってきたところで終了。

5/5 ヤマガリータ

山中で紛失したポーチを発見する夢で目が覚めた。しかしいつも凶悪なメロディーで6時半を告げるケータイは、今朝は傍らにいない。そう、財布や鍵、デジカメまで入ったポーチごと、昨日美ヶ原からチャリで下山中に落としてしまったのだ。いったいどこらへんでフロントキャリアから振り落とされたのか見当がつかず、G蕃さんのクルマで登り直して貰い、チャリで再び下山してみたが発見できなかった。時間を大きくロスさせてしまった上に残念な思いをさせてしまった。
私自身、人間関係を除く最貴重品のほとんどを同時に失うという人生最悪級の危機を、正面からは受け止められず、どこか他人事のように考えるしかない。機械的に警察に届け出て、各種カード類を止め、ケータイも止める。

さて今日まで仕事休みなので、ジョギングで自力捜索に出る。探し物なら得意だしきっと見つかるさ、去年も同じことがあってその日のうちに見つかったじゃないか…その時の反省が充分に活きていなかったことが今回の悲劇に繋がったのだが。
かなりゆっくりと登りながら、怪しい崖下や竹やぶは重点的に歩いたり引き返したりして山狩りをする。しかしあまりに捜索すべき範囲が広すぎて、道の右か左かも分からないし、完璧にやるには独力では不可能だ。時折小雨が降るのでケータイやデジカメの水没が心配になる。

薄皮あんぱんを食いながら、最後にケータイを使った“思い出の丘”までの標高差1,300mを登り切ったが、冷たい雨が降るばかり。ここからの下山に最後の望みを託して、また長い距離を目を皿にして捜索してゆく。こういう時、何も信仰を持っていないのは辛いことかも知れない。自分で「気を確かに!」と言い聞かせてふらふらするしかない。

結局43.7kmを8時間弱かけて上り下りし、何の収穫も無いまま帰宅。「山菜狩りの人が拾ってくれたかも」という期待空しく、留守電に警察からの朗報はなし。これ以上の綿密な捜索は割に合わないはずだ。
財布の現金を失った上、キャッシュ・クレジット全てのカードも失ったので向こうしばらく現金を下ろせない。若干のヘソクリがあるので何とか食べてはいけるが、立ち直るには相当な時間が必要となりそうだ。それ以上に割賦が残っているケータイの紛失の方が金銭的にデカイだろう。これもしばらくは新調せずに様子を見たいので、その間不便を強いられそうだし。カードその他の再発行にかかる時間的・金銭的ロスも相当なものだ。財布自体も買い替えなきゃ。

ただ“所有物の価値”について原点から考え直す、良い機会にはなるだろう。あと残り少ない現金で生活するために、消費のあり方についても一円単位で節約していた時代の感覚を取り戻そう。

今日はガッカリを極めるブログエントリーになってしまい、読み手の方には申し訳ありません。また携帯電話については昨夜止めるまで何度掛けても圏外だったことからまだ山中にあると思いますが、電池が切れる前に悪気のある人に拾われると個人情報が漏洩する恐れがあることを、予めここに深くお詫びいたします。

5/2 ワイヤー無しにしたのは誰やー?

最近は平地志向が続いたが、それだけでは八ヶ岳山麓で戦うことはできない。今年まだチャリですら登っていない浅間の激坂を、久々に心肺を追い込みながらジョギングしてみる。タラノメの季節だが昼ともなると奪い尽くされた痕ばかり。たらふく食べたいけどどこかに穴場はないかなぁ。
400mアップした美鈴湖はまだ桜が奇麗だ。湖を一周し、課題は下り。これに慣れておかないと本番で脚を痛め、後半地獄になるだろう。人肉館ルートをスタスタと降り、帰宅までの走行距離は17km余。

さて昨日ヨドバシで買った物とは、PowerBook用の縦置きスタンドとブルートゥース式のアップルワイヤレスキーボードである。3月にディスプレイを入手した以上欲しいのはMac miniなんだが、何ヶ月待てども時代に追いつくようなモデルがリリースされないので、物欲的にもPowerBookの延命措置を図ることにしたのだ。
Bt_keyboard 今まで使い古していたiMacDV用キーボードに替え、新キーボードを“接続”。かな直接入力への憧れが捨て切れず日本語版を選んだが、それでもシンプルを極めたデザインは申し分無く、側面から見た時の薄さもインパクト大。テンキーも無きゃ無いで何とかなるし、コンパクトさはコードレスの利点と相まって使い回しが良い。キートップがフラットな点は慣れが要りそうだが。
という訳で机の上がずいぶんスッキリした。マウスは元々ブルートゥース式のワイヤレスマイティマウスを使っているし。まぁどうせすぐ散らかるんだけど。

4/30 江戸川乱走

異様に温かい午後の東京、ジョギングはのっけから脚がパンパン。昨日無理矢理歩いた疲れが残っているようだ。しかし今日も朝・昼と大量にめしを食ってしまったから仕方がない、走ろう…。

実家近くの水元公園を伝って葛飾橋に至り、江戸川堤防の埼玉県側をを北上してゆく。──小4の時に友達と4人でチャリを漕ぎ、三郷の街へ向かった。スーパーでラムネ菓子などを買い食いして、流山橋を渡って帰る、一日掛かりの旅──それはその後二十余年にわたる逃避行の原点たる、夢に何百回も出てくるような鮮烈な経験だった。今はその思い出の路をジョギングで辿っている。

向こうに大きな橋が見えているのに、走れども走れどもなかなか近付かない。これぞ江戸川ランニングの醍醐味? やっと着いたと思ったらつくばエクスプレスの鉄橋だった。そういえばいつの間にこんなもんが出来たんだ。序盤ゆっくりだったペースをキロ5分以内のスピードに乗せながら、夢にまで見た流山橋に到達。意外に遠かったけど「ようこそ千葉県へ」という標識が嬉しい。

復路は向い風。千葉県側をくだり葛飾橋を渡って東京に戻る。23kmくらいを2時間で走り終えた。

それから友人Nを金町駅に呼び寄せ夕食。そろそろ外食予算が尽きて来た。

4/28 長野おととい来やがれ

4/28 長野おととい来やがれ
今週の出勤日が突然休日扱いに変更となり、昨日からゴールデンウイーク入りになっちゃった。という訳でちょっとした列車旅に出掛けよう。

まず篠ノ井線で長野へ。一昨日は荒れに荒れた駅前だが、今朝は和やかに花回廊フェスタだかの準備をしている。見物したかったなぁ。

昨夜は急な旅仕度で徹夜だったので、信越本線に揺られながらほぼ眠りっぱなし。昼過ぎに新潟県の長岡に到着し友人Hと落ち合う。彼はマラソン趣味のきっかけとも言える存在であり、長岡ラーメンを食べてから軽くジョギングを供にする。先日は千曲川堤防を必死に走ったものだが、今日は広々とした風景の信濃川堤防を、のんびりと7kmぐらい。

麻生の湯という温泉施設で疲れを癒す。露天から横一文字の夜景がなかなかであった。

つぶやき

最近の投稿動画

相互ブックマーク

勝手ブックマーク

更新ブログ

他の所有アカウント

Powered by Six Apart
Member since 05/2005