1/16 パラダイス銀河線
北見市と池田町を結んだ国鉄池北線。分割民営化後は第三セクターの北海道ちほく高原鉄道「ふるさと銀河線」として運行していたものの、断トツの赤字っぷりにとうとう沿線自治体が耐え切れなくなり、あと3ヵ月で廃止されることになった。
という訳で、今回の旅の最大目的はこれに乗ることである。券売機が旧千円札にしか対応してないところからして終わってるなぁと思うが、北見駅からの快速銀河号は一両編成とはいえ常時20人以上の乗客があった。もちろん計算上はそれじゃ賄えないんだろうけど、ホントに廃止しちゃうの?
陽光の反射が眩しい雪景色の中を、途中何もないまま、2時間半かけて池田駅に到着。さよなら銀河線。天国で会おうぜ。
根室本線に乗り継ぎ、青春18きっぷの旅最終日は西への帰路に入る。帯広駅では名物の豚丼を弁当にしてもらい、車内で食す。タレが利いて旨い。
新得駅からの石勝線は鈍行が存在しないため特例で特急に乗る。道東ともお別れだ。新夕張駅からは盲腸のような夕張支線を往復する。夕張市の人口は最盛期の1/10。GO!GO!…という雰囲気ではない。
結局新たな仕事などは見つからぬまま、室蘭駅に帰ってきた。本州に帰るフェリーに乗船(往復割引を効かせてある)。それなりに冬の北海道に染まることが出来て良かった。
あとは、海が荒れそうなので船酔いだけが心配だ。
夕張というと内田康夫先生の「追分殺人事件」だかを思い出す。(違う作品だったかも)
行ったこともないくせに懐かしくなった。(笑)
しかし、20人も乗ってたらなんとかして続けそうなものだけどねぇ。
もしかしてほとんどが鉄ちゃん?
タイトルはもちろん「パラダイス銀河」から?
実はちょっと光GENJIが好きだったりします。
後はやっぱ「スターライト」と「ガラスの十代」?
あ、レンタルしてこよ。
投稿: ポールK | 2006-02-19 13:50
> 夕張というと内田康夫先生の「追分殺人事件」だかを思い出す。
内田康夫の小説は多分読んだことがないんだけど、わりと日本全国を題材にしてるから、聖地巡礼には事欠かないだろうね。サイクリング中に天川村に寄ったことがあって「殺人事件がおこるかも」なんてわくわくしたものです。
> しかし、20人も乗ってたらなんとかして続けそうなものだけどねぇ。
> もしかしてほとんどが鉄ちゃん?
鉄ちゃんばかり乗ってる地方鉄道は確かに多いけど(経験上(笑))、ふるさと銀河線はおおむね地元民と純粋な旅行者だった。だからこそ抜群の赤字率にも関わらず今まで存続できた、とも考えられる。行政が本気になれば経営は改善するんだろうけど、まぁ鉄道なんて残しても政治家にとっては旨味がないのよきっと。
> 実はちょっと光GENJIが好きだったりします。
「太陽がいっぱい」と聞いてまず光GENJIを連想する私です。
投稿: むらよし | 2006-02-20 01:46