1/17 国道イースーチー
週末はもう、ひたすら自室でだらだらしていたいものだ。しかし記録だけでなく順位まで気にするとあれば、単なる克己心だけでなく“人より努力すること”が求められる。これまで人より楽をすることばかり考えて生きてきて、結果として真っ暗に閉じてしまった半生。分岐点なんてどこにもなかったから後悔はしていない。
しかしまだ戦争が始まったわけでもないのに生きるか死ぬかの世の中になりつつある今、発想の転換を迫られている。趣味を仕事に活かす気は全くないが、自分には人より優れたものが何もない以上、“人より努力する”という考え方をラン趣味を通じてでも仕事やあらゆる生活上に取り入れていかないと、生き残ることの意味を知らぬまま、誰かが乗り越える屍の山の一体になってしまうだろう。
とかなんとか考えながら今日はまっすぐ西に向かってジョギング開始。国道147号線は語呂の筋は良くても現実は狭くて走りづらいが、梓橋を渡り県道に折れれば交通量が減って快適になる。JR一日市場駅前を経由して安曇野を横断するように旧三郷村を駆け上がり、夕方の鐘が農村に響き渡るころ北アルプスの縁、室山(800m)に辿り着いた。でいらぼっちゃ像の展望台からは遥か盆地の対岸に松本市街が見え、かなりの距離を走って来たように感じる。これを戻らなきゃいけないのかと。しかしこれしきでビビっていてはウルトラマラソンで負けてしまうよ。
復路は少々経路を変えつつも、着実に家への距離を近づけていく。終盤はあまりペースが落ちないように気持ちを集中させつつ、3時間半で32.1kmを走り終えた。まぁ遅いけど。
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