« 4/17 信州しなのの蕎麦がいい | メイン | 4/20 人気満了? »

4/18 ジ沿道オブ長野マラソン

志賀高原に昇る朝日が部屋の壁を照らす。寝坊せずにホッとしつつ、朝食サービスを取りに行く。他の皆はおにぎり2個+バナナ半分程度なのに、自分だけおにぎり3個+クロワッサン2個+おかず大量っておかしいのかなぁ。体脂肪率も20%オーバーという、ランナーにしてはだらしない体だし。

Subtrack 電車と歩きで会場に到着し、サブトラックでウォーミングアップ。足首が痛くてちゃんと走れないけど、こういう痛みはマラソン中に消えるから大丈夫だ。予定体重より2kgオーバーだから、予想タイムは6分落ちの3:05'。しかし故障前の強気な数字で申請していたので、スタート整列は一般参加者の最前ブロック。今の実力に見合わないが、どのみち序盤は陸連登録者のバックマーカーを処理していく展開だし、後ろにゃ迷惑かけねぇよ。

心配していたほど冷え込まず、予備ウェアは必要なかった。絶好の青空の下スタートが切られ、ラインまで40秒くらいだろうか。無理な追い抜きはせず、あらかたバラけるまでに同ブロックの連中からは置いて行かれた。ハイタッチやポージングをこらえたり、なるべく人の後ろに付いたりと、とにかく無駄な体力は使わず狡い走りに徹する。4'15"/kmペースでどこまで行けるか。正直、二度目のサブスリーが欲しい。
かわしたはずの3時間ペースランナーと愉快な仲間たちが、後ろに迫ってきたのは中間地点。「ドッドッドッドッ」という音圧に恐れをなして逃げようとするが、飲み込まれたほうが楽なんじゃないかと思い、ペースを緩める。

「合流したか?」「しなかった…」

集団の蒸し暑さにおののいているうちに、脚に力が入らなくなった。無理をすればツリそうになる。練習不足だと決まって訪れる、27kmの壁である。まぁここまで来れただけでも、とエイドのまんじゅうをつまんで諦めの意思表示。塩分不足ならと塩熱飴もゲットしておく。
大幅にペースダウンして、うとうと走る。単に寝不足か? 前半で白黒つけたはずのライバルにまで抜かれたとき、急に目が覚めた。まだ諦めるな。ゲストの高橋尚子とハイタッチをして、もう一度夢を追う。さすがにペースは戻らなかったが、順位は上げに転じた。もうシビアにタイムは追ってないし、向かい風区間の単独走はむしろ風が気持ち良く感じる。3時間その時が訪れると「チクショー」と声に出てしまうが。
40kmから大慌てになり、辛うじて次の大台ギリギリの3:04'55"でフィニッシュ。記録は悪くとも、完走の喜びは自然と湧き上がる。途中の失速こそ悔やまれるが、トータルでは妙に楽しいマラソンだった。これが「沿道声援のナガノ」だ。

Laststreet ドリンクやおにぎり等を受け取り、あとは歌と踊りの長野マラソンタウンを楽しむ。ギリシャ風ハンバーガーのスブラキとやらを食ったり、ジェラートを食ったり。篠ノ井駅から電車で帰ろう。

コメント

コメントを投稿

つぶやき

最近の投稿動画

相互ブックマーク

勝手ブックマーク

更新ブログ

他の所有アカウント

Powered by Six Apart
Member since 05/2005