7/10 三本マスター
一昨日40km近く走ったダメージが足腰に残っていて…、なんてごちゃごちゃ言い訳してる場合じゃない。今日の晴天を活かすほうが大事である。という訳でクルマでモクモクと乗鞍高原まで移動し、対富士山の為の高地トレーニング開始である。
車道でもゆっくりジョギングがせいぜいだし、登山道に入ると歩きも多くなるが。位ヶ原は去年の教訓から、雪渓が残っているであろう登山道を避けて車道を行く。次々と自転車野郎に抜かれる。スキーヤーで賑わう大雪渓は、アイゼンなしでも何とか雪上を歩ける。肩の小屋からはいよいよ空気の薄さを感じ、あまり走れないけど目一杯頑張って、2時間40分で標高3026mの剣ヶ峰山頂に到着。
雲が多くなって景色は今ひとつだし、プロテインバープロだけ食ってさっさと下山開始。肩の小屋でカロメ半箱を追加補給し、こまめに給水も取りつつ大雪渓、位ヶ原、摩利支天までは登った道を引き返す。ここから登山道をもう少し降りた所に三本滝への分岐がある。去年は通行止になってたが、今年は通れるのかな…冒険してみよう。途中で対向者に道を聞かれるが、こっちが聞きたい。沢まで降りて、橋のトラロープを見て通行止だと勘違いし迂回路を探すうちに迷うし。
三本滝はさすが日本百選で素晴らしい。小雨も混じる中、深呼吸を繰り返す。帰り際、濡れた丸太に足を乗せてスッテーン! 今度は膝を打った〜。今日は何回すっ転んでいるんだ。
沢沿いを下りていくルートは怪しいので、レストハウスまで登ってカロメもう半箱食ってから、南へ大きく逸れる遊歩道を走る。孫市平は人気がなくて幻想的。東大ヒュッテを経て、脚が痛くて泣きそうなころ夜泣峠。この後も懲りずに遊歩道をあちこち彷徨し、駐車場に戻り着いたのは出発から7時間後となった。距離推定28.5km、獲得標高差1700m。
満身創痍の体を癒すべく、風呂の支度をして隣りの温泉へ。しかし観光バスが団体客を吐き出す光景を見て諦める。自分ならいつでも来れるさ。代わりにソフトクリームを買い食いして、クルマで松本市街まで無事帰宅。
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